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二部 セーブ地点変更後

1-⑤慣らしてないのに入ってしまいました※

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「入れられただけでイッちゃった?中がうねってるよ」
「あっ♡やっ♡何で……っ♡♡」

 何で。射精してしまったこともそうだけれど、それよりも、どうして慣らさずに入ってしまったのか。
 いくらローションで濡れていたからって、普通あんなものが簡単に入るはずがないのに。慣らさずに入れたら痛いに決まってるのに。

「やっ♡♡やだっ、ぬいて……っ♡♡」
「どうして?気持ちよさそうなのに」
「あっ♡♡」

 更に奥まで挿入されても痛みはない。達したばかりのペニスがまた勃起し始める。

「ひぁっ♡♡やっ♡♡♡」

 ぬぷぬぷと出し入れされて、ドアに頭を擦り付けながら快楽に耐える。

 そうだ、一人でした時はここまで気持ちよくなれなかった。もっともっと暴いて欲しくてたまらなかった所まで三浦のペニスが突き上げてくる。

 ……もしかして、昨日、一人でしたから簡単に入ってしまったのだろうか。

「っ♡♡やっ♡♡」
「涼太の中、気持ちいい……こんなに美味しそうに、いやらしく俺のを食べちゃって」
「ひんっ♡♡♡」
「そんなに入れて欲しかったの?可愛い」
「ちがっ……あっ♡♡」

 違う。違う?
 でも、入れて欲しいと思ったのは事実で。気持ちいいのも事実で。
 気が付けば突き出した腰を揺らしながら、快楽に溺れていた。

「涼太、いやらしくて可愛い」

 項に歯を立てられてゾクゾクと体が震える。

「あっ♡♡」
「涼太が満足できるまで、奥でいっぱい出してあげるね」
「やだぁ……っ♡♡」





 結局中でたっぷり出された後に、なんとか解放してもらった涼太は柴田の元へ戻っていた。解放してもらう条件もなかなか恐ろしく、中の精液は搔き出せなかったし、口に出すのも憚られるような写真も沢山撮られた。この後三浦の家にも行かなければならないが、その前にリセットしてしまえばいいだろう。
 それよりも、写真を撮らせてまでリセットしなかったのは柴田の話を聞くためだ。

「涼太、大丈夫か?どうせ変なもん食べたんだろ」

 中に残った精液のことを思いながら腹を押さえていると柴田が心配そうにそんなことを言ってくる。たしかにある意味変なものを食べさせられたわけだけど。

「まあ平気。それよりお前、俺に何か言いたいことあるだろ」
「えーと……」
「彼女と何かあった?」

 わかりやすく柴田の顔が引きつる。

「……俺は彼女と思ってたんだけど」
「うん」
「彼氏だったみたいで」
「――は?」
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