リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

一部 同じ日のループ

5-③慣らし始めました(三浦視点)※

　涼太が苦しそうにえずくので、口枷を外してやる。涼太の喉で射精したから精液のほとんどは胃の中に消えていたが、わずかに残った精液が口内から出てくる。

「……ごほっ、ごほっ」

　むせる涼太の背中を撫でてやる。目隠しは汗か涙かでしっとりと濡れていた。
　このまま目隠しも外してやろうかと思ったが、視界が塞がれている方が感度が上がると聞いたことがあったのでそのままにしておくことにした。初体験は少しでも気持ちよくしてやりたいのだ。

　唇についた精液がエッチで、射精したばかりだというのに海斗のペニスはまた硬くなってくる。


「……やっ、はなしてっ」


　ズボンと下着をいっぺんに下ろすと涼太の下半身が太陽の光に晒される。海斗のものを舐めて興奮したのか涼太のペニスが勃起し始めている。
　興奮して先端をペロリと舐めると、突然のことにビックリしたのか、涼太が悲鳴をあげる。

「――ひいっ」

　びくびくと体を震わせるのが可愛くて、また舐める。足を大きく広げて奥の慎ましい穴の方も舌の先で軽くつついてやる。

「んっ、やだぁ」

　やだやだと力なく言ってくる涼太の声はどこか甘い。その先を期待しているみたいだった。
　ローションを左手にあけると、右の指に纏わせる。人差し指で軽く入り口を突いてみる。

「ひんっ……や、やだっ」

　ローションのおかげか簡単に人差し指がおさまってしまう。涼太の中は熱くて狭くて、ここに入ったら気持ちいいだろうなと思う。正直アナルなんてそこまで気持ちよくないだろうけど涼太と繋がるという事実だけでいいと思っていたのだが、考えを改めなければならないようだ。
　早く涼太の中に入りたい。涼太に包まれて涼太の中に射精して、海斗の精液を今度はこっちで飲み込んでほしい。
　だが、ちゃんと慣らさないと涼太が痛い目に遭ってしまうので我慢してそこを慣らしていく。

　隙間なく海斗の指を締め付けているそこだが、円を描くように動かしてみると、いくらか自由がきくことがわかる。


「あっ、だめっ…………んんっ」


　指を抜いて、またローションを足してから挿入する。中が濡れていく感覚が気持ち悪いのか、相変わらず涼太はだめだとか嫌だとかを繰り返す。それでも涼太のペニスはすっかり勃起して先端からはぽたぽたと我慢汁をこぼしていた。
　それが淫猥でたまらない。