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エリニュエスは自宅の書庫で発見した新しい本、前世に置いて俗に言うhow-to本を自室に持ち帰り、7歳児に対しては大きいサイズの一人掛けソファーに座りながら、本を隅から隅まで読み確認しながら(ゲームでの私の婚約者の名前…で…でぃ?って…あれ?記憶に無い?!何だっけ?アカン!!今世はハイスペックやけど前世の私の記憶力、マジでポンコツやわ…、しゃぁ~ない…、今の自分の家を没落させん程度で、何所に嫁に出すんも恥ずかしい令嬢目指したろ……)と考えを纏め「…(って事で、ここは異世界転生で御馴染み設定)取り敢えず、冒険者を目指すべきか?」と呟いていた。
そこに偶然居合わせた訪問者はエリニュエスの呟きを耳にし、驚きの声を上げ「は?エリニュエス?!なぜ、そんな大それた事を!」と声を荒らげる。
訪問者は黒髪黒眼の絶世の美少年。エリニュエスに似た面立ちで、エリニュエスと母も同じくする、エリニュエスよりも綺麗な顔立ちである兄達の内の1人だ。
エリニュエスは驚きをポーカーフェイスで覆い隠し「え…エフティヒア兄様…、ノックもせずに私の自室に入らないで下さいませ、行儀が悪うございますよ?」と言いながら、ゆっくり本から視線を上げ、兄の居る位置を確認した後、(適当に相手しいて放置したろ)と思い、直ぐに本に視線を戻した。ぶっちゃけ今は脳内検索アプリに知識と情報を集約中、邪魔されるのは好ましく無いのだ。
そんな素っ気ない対応の妹に対して業を煮やしたのだろう。エフティヒアは颯爽とエリニュエスの目の前に移動し、ソファーの前に置かれた踏み台に登ってエリニュエスから本を取上げた。
「続・冒険に出るなら…覚えておくべき野草図鑑……」
エフティヒアが口にしたのは、エリニュエスが読んでいた本のタイトルである。
「エリニュエスが本の虫的な何かだとは気付いていましたが、どうして、こんな本にきょうみを持ったんですか?」
それは7歳のエリニュエスに対して9歳児が思う。当然の質問かも知れない。
エリニュエスは面倒臭そうに溜息を吐きながらソファーの上に立ち上がり「[冒険に出るなら]シリーズの最新巻です」と答えつつ本をエフティヒアから取り返し、良さ気なページを開いて「この本には、[冒険に出るなら]の[食べられる野草・食べられない野草]では得られなかった見分けが付きにくい野草の見比べ方が収録されているだけで無く、新しく発見された毒草や薬草の事まで収録されているのですよ」と言う。
それを聞いたエフティヒアの眉間には皺が寄っていた。
「こうしゃく家のれいじょうが野草にきょうみ持つのはやめよ!食べられる野草とか、どう考えても貴族とえんが無いと思うよ!そもそも、ふつうにお花がのってる植物図鑑じゃ、だめだったの?そもそも貴族なんだから目指すなら、冒険者じゃ無くて騎士でしょ?なにゆえ、冒険者ってせんたくしが出て来たのさ!」
この異世界の普通に考えれば、尤もな意見なのかも知れない。
が、しかし…、エリニュエスは…、将来的に我が家が没落する可能性が高い事を知る者、プレイした事があるゲームの世界に転生した異世界転生者……。
破滅フラグを折り切れなかった未来を想定して、知識を蓄える事にも妥協は出来ないのである。
「エフティヒア兄様、世の中には[備えあって憂い無し]と言う言い伝えがございます…、備えていれば、何か遭った時に助かるのですよ!」
エリニュエスは何時も、この意見で押し切る事に決めている。
気圧されたエフティヒアは「うん、まぁ~いいよ…、野草の方は…でも、冒険者は、本の虫であるエリニュエスには不向きだから考え直そうね!」と告げて諦めてくれた様子だが甘い!!蜂蜜の如く甘過ぎる!!
エリニュエスのエリニュエスに寄る肉体改造計画は順調。1年前にゲーム仕様のステータス画面の閲覧方法を多種多様な文献を読み込んで発見済み。子供としての体の成長を阻害しない程度の運動と、[やってみよう]シリーズ[魔力さえ有れば使える魔導の書]と言う名の魔導系統の本にまで手を出し発見した身体強化魔法にて、冒険者仕様にステイタスアップ中なのだ。
エリニュエスは「でしたら備えましょう!」と(将来、婚約者を持っとんのに浮気する癖しいて、私に意見せんとって欲しわ)と理不尽な言い分を持ってエフティヒアに意趣返し的な微笑みを向け「エフティヒア兄様が受けている剣術の訓練、私も明日から参加する事にします!」と言い放つのであった。
でも、それはエフティヒア的に想定外なエリニュエスの言葉であったのだろう。彼は驚きの余りに一瞬言葉を無くし「…ななな…何に対してそなえるの?そもそも、こうしゃく家れいじょうに剣じゅつって、ひつようないでしょ!」と叫ぶに至るのである。
因みに、この後、エリニュエスは兄であるエフティヒアより先に、ヒュドール侯爵家の現在の当主である父親に直談判。
「備えあって憂い無しなのです!」と「自分の身は最低限、自分で守れる様に成りたいのです!」を合い言葉に…、柄にも無くて自らの精神にダメージを食らう覚悟、グハァッと精神的に吐血する勢いで…、エリニュエスの外見に似合う可愛らしい媚びの売り方をし…、エフティヒアを出し抜いて自らの意見を通したのでありました……。
そこに偶然居合わせた訪問者はエリニュエスの呟きを耳にし、驚きの声を上げ「は?エリニュエス?!なぜ、そんな大それた事を!」と声を荒らげる。
訪問者は黒髪黒眼の絶世の美少年。エリニュエスに似た面立ちで、エリニュエスと母も同じくする、エリニュエスよりも綺麗な顔立ちである兄達の内の1人だ。
エリニュエスは驚きをポーカーフェイスで覆い隠し「え…エフティヒア兄様…、ノックもせずに私の自室に入らないで下さいませ、行儀が悪うございますよ?」と言いながら、ゆっくり本から視線を上げ、兄の居る位置を確認した後、(適当に相手しいて放置したろ)と思い、直ぐに本に視線を戻した。ぶっちゃけ今は脳内検索アプリに知識と情報を集約中、邪魔されるのは好ましく無いのだ。
そんな素っ気ない対応の妹に対して業を煮やしたのだろう。エフティヒアは颯爽とエリニュエスの目の前に移動し、ソファーの前に置かれた踏み台に登ってエリニュエスから本を取上げた。
「続・冒険に出るなら…覚えておくべき野草図鑑……」
エフティヒアが口にしたのは、エリニュエスが読んでいた本のタイトルである。
「エリニュエスが本の虫的な何かだとは気付いていましたが、どうして、こんな本にきょうみを持ったんですか?」
それは7歳のエリニュエスに対して9歳児が思う。当然の質問かも知れない。
エリニュエスは面倒臭そうに溜息を吐きながらソファーの上に立ち上がり「[冒険に出るなら]シリーズの最新巻です」と答えつつ本をエフティヒアから取り返し、良さ気なページを開いて「この本には、[冒険に出るなら]の[食べられる野草・食べられない野草]では得られなかった見分けが付きにくい野草の見比べ方が収録されているだけで無く、新しく発見された毒草や薬草の事まで収録されているのですよ」と言う。
それを聞いたエフティヒアの眉間には皺が寄っていた。
「こうしゃく家のれいじょうが野草にきょうみ持つのはやめよ!食べられる野草とか、どう考えても貴族とえんが無いと思うよ!そもそも、ふつうにお花がのってる植物図鑑じゃ、だめだったの?そもそも貴族なんだから目指すなら、冒険者じゃ無くて騎士でしょ?なにゆえ、冒険者ってせんたくしが出て来たのさ!」
この異世界の普通に考えれば、尤もな意見なのかも知れない。
が、しかし…、エリニュエスは…、将来的に我が家が没落する可能性が高い事を知る者、プレイした事があるゲームの世界に転生した異世界転生者……。
破滅フラグを折り切れなかった未来を想定して、知識を蓄える事にも妥協は出来ないのである。
「エフティヒア兄様、世の中には[備えあって憂い無し]と言う言い伝えがございます…、備えていれば、何か遭った時に助かるのですよ!」
エリニュエスは何時も、この意見で押し切る事に決めている。
気圧されたエフティヒアは「うん、まぁ~いいよ…、野草の方は…でも、冒険者は、本の虫であるエリニュエスには不向きだから考え直そうね!」と告げて諦めてくれた様子だが甘い!!蜂蜜の如く甘過ぎる!!
エリニュエスのエリニュエスに寄る肉体改造計画は順調。1年前にゲーム仕様のステータス画面の閲覧方法を多種多様な文献を読み込んで発見済み。子供としての体の成長を阻害しない程度の運動と、[やってみよう]シリーズ[魔力さえ有れば使える魔導の書]と言う名の魔導系統の本にまで手を出し発見した身体強化魔法にて、冒険者仕様にステイタスアップ中なのだ。
エリニュエスは「でしたら備えましょう!」と(将来、婚約者を持っとんのに浮気する癖しいて、私に意見せんとって欲しわ)と理不尽な言い分を持ってエフティヒアに意趣返し的な微笑みを向け「エフティヒア兄様が受けている剣術の訓練、私も明日から参加する事にします!」と言い放つのであった。
でも、それはエフティヒア的に想定外なエリニュエスの言葉であったのだろう。彼は驚きの余りに一瞬言葉を無くし「…ななな…何に対してそなえるの?そもそも、こうしゃく家れいじょうに剣じゅつって、ひつようないでしょ!」と叫ぶに至るのである。
因みに、この後、エリニュエスは兄であるエフティヒアより先に、ヒュドール侯爵家の現在の当主である父親に直談判。
「備えあって憂い無しなのです!」と「自分の身は最低限、自分で守れる様に成りたいのです!」を合い言葉に…、柄にも無くて自らの精神にダメージを食らう覚悟、グハァッと精神的に吐血する勢いで…、エリニュエスの外見に似合う可愛らしい媚びの売り方をし…、エフティヒアを出し抜いて自らの意見を通したのでありました……。
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