48 / 59
46 復活の神秘竜
しおりを挟む
「マル……? ど、どこへ行った?」
巨竜が放ったブレスの光が消えた跡には何も残っていなかった。
まさか今のブレスで跡形もなく消し飛んだのだろうか。
ドラゴンの倫理観など知るはずもないが、いくら怒っていたとはいえ実の子を殺すとは思えないが……。
【上空に生物反応】
バサァッ――。
見上げると、翼を大きく広げ空に舞い上がる青い竜の姿があった。
忘れもしない、山で最初に俺と戦った時のマルの姿だ。
【雷のブレスを吸収したことでフル充電され、元の姿に戻ったようですね】
「キシャアアァァァァッ――!」
マルが咆哮し、雷のブレスを四方八方に撃ちまくると、射線上にいた戦闘ヘリが次々と撃墜されていく。
力を取り戻せたことで相当はしゃいでいるようだ。
「おい! 調子に乗って俺たちに当てるんじゃないぞ! ……うわッ!」
言ったそばからブレスの一発が俺の目の前の地面に落ちる。
流れ弾というより、わざと脅かすために俺の近くに撃ったかのように見えた。
「グッグッグッ」
喉を鳴らしながら俺を見下ろしているマルは目を細め、口角が上がっている。
竜の姿になっていても分かる、ろくでもないことを考えている時のあいつの表情だ。
「ったく、性格の悪さは変わってないみたいだな」
◆
『なんだ、あの怪獣は!? ええい、空対空ミサイルで応戦しろ! 地上部隊も展開し対空砲火を浴びせるのだ!』
狼狽したアダムの怒声が聞こえると、いくつかのヘリから縄バシゴが垂れ下がり、銃で武装したモンスターが降下してきた。
戦闘ヘリの集団は地上にいる討伐軍から標的を変え、ドラゴンの群れに攻撃を始める。
ドゥンッ!
「ギャアァァッ――――!!」
棒状の爆弾に片翼に穴を空けられ、ドラゴンの一匹がきりもみ回転しながら大地に沈んだ。
この世界における空の王者の力をもってしても、戦力は戦闘ヘリと互角といったところか。
つくづく地球の兵器というのは反則じみている。
「よく分からんが今が好機だ! ドラゴンを援護して地上の敵を掃討するぞ! あれがやられたら今度こそ終わりだ!」
オオオォォォッ!!
フィノが檄を飛ばすと、呆然と空中戦を眺めていた兵士たちも士気を取り戻し反撃に転じる。
「僕たちも休んでられない。みんな、行こう!」
リュートたちも参戦し、降下したモンスターの軍団を蹴散らしていく。
戦いは乱戦の様相を呈し、飛び交う銃弾とドラゴンのブレス、討伐軍の剣や魔法が一層激しく入り乱れた。
しばらく膠着状態が続いたが、やがて徐々に討伐軍の部隊が戦線を押し始めた。
このままいけば勝てるかもしれない。
【ヘリが数機、戦闘域から離脱していきます。うち一機はアダム大佐が搭乗しているものと思われます】
スリサズの言葉を聞き、俺は周囲を見回すと、三機のヘリが背を見せて飛び去ろうとしていた。
「あの野郎、逃げる気か!」
このままアダムの逃亡を許せば、さらなる増援を集めて戻ってくるか、それとも今度は戦闘ヘリよりも強力な兵器を持ち込んでくるかもしれない。
なんとかして追いかけなければならないのだが、ヘリのあのスピードに追い付ける物がこの辺りに、いやこの世界のどこにもあるとは思えなかった。
「ってことは同じ物を使うしかないわけだ」
俺は頭上でドラゴンと空中戦を繰り広げている戦闘ヘリを見上げた。
よく見たら、ヘリと戦っているドラゴンはマルだ。
ならばなおさら好都合。
「マル! ちょっとこっち向け!」
いきなり呼びかけられてマルは低空飛行しながら首を俺の方に向ける。
俺は跳躍し、こっちに向いたマルの頭を踏み台にしてさらに高く跳び上がった。
「グェッ」
頭を踏みつけられて苦しそうな声を吐き出し、俺に恨めし気な視線を送るマル。
それに構わず、俺はヘリに垂れ下がったままだった縄バシゴに掴まる。
そのままハシゴを一気に駆け上り機内に乗り込むと、中では二匹のゴブリンがそれぞれ分担して操縦しているのが見えた。
ゴブリンは俺の存在に気付き、振り返りざまに銃を向ける。
「どけぇ!」
俺は撃たれる前に接近しゴブリンを機内から空へ叩き出すと、操縦席にあった機械にスリサズを乱暴に押し付けた。
戦闘ヘリも地球の武器なのだから、ショットガンや高周波ブレードと同じく使えるようにできるはずだ。
【もう少し丁寧に扱ってください。壊れたアナログテレビのように衝撃を与えたからといってハッキングが効率化することはありません】
「いいからさっさとやれ。アダムに逃げられる」
しばらくすると、無数に付いた計器が盛んに動き出し、円く透明な盤面に地図のようなものが映し出される。
円盤状の地図には、いくつかの丸印が移動しながら点滅していた。
【この戦闘ヘリはレーダー通信で互いの座標を伝え合っているようですね。アダム大佐の行先もこれで追跡できます】
「まったく大した技術だな」
地図を確認すると、離れた位置にちょうど三個の点が見えた。
奴らの技術力には散々てこずらされてきたが、今回ばかりはこっちに良い目を見せてくれそうだ。
「よし、あいつらを追うぞ!」
【ところでジョン、あなたはヘリコプターの操縦ができるのですか?】
意気込む俺に対し水を差してくるスリサズ。
「……お前がやるんじゃないのか?」
【この戦闘ヘリには自動操縦機能はありません。私のハッキングは操縦者のID登録を書き換えて使用できるようにしただけですので、操縦自体はマニュアルで行う必要があります】
「なんだとぉーッ!?」
もちろん俺にそんな知識があるわけもなく、スリサズの言葉を待っていたかのようにヘリは不安定に揺れ出し、高度を下げ始めた。
【とり急ぎ操縦席に座ってください。何もしなければ墜落してしまいます】
巨竜が放ったブレスの光が消えた跡には何も残っていなかった。
まさか今のブレスで跡形もなく消し飛んだのだろうか。
ドラゴンの倫理観など知るはずもないが、いくら怒っていたとはいえ実の子を殺すとは思えないが……。
【上空に生物反応】
バサァッ――。
見上げると、翼を大きく広げ空に舞い上がる青い竜の姿があった。
忘れもしない、山で最初に俺と戦った時のマルの姿だ。
【雷のブレスを吸収したことでフル充電され、元の姿に戻ったようですね】
「キシャアアァァァァッ――!」
マルが咆哮し、雷のブレスを四方八方に撃ちまくると、射線上にいた戦闘ヘリが次々と撃墜されていく。
力を取り戻せたことで相当はしゃいでいるようだ。
「おい! 調子に乗って俺たちに当てるんじゃないぞ! ……うわッ!」
言ったそばからブレスの一発が俺の目の前の地面に落ちる。
流れ弾というより、わざと脅かすために俺の近くに撃ったかのように見えた。
「グッグッグッ」
喉を鳴らしながら俺を見下ろしているマルは目を細め、口角が上がっている。
竜の姿になっていても分かる、ろくでもないことを考えている時のあいつの表情だ。
「ったく、性格の悪さは変わってないみたいだな」
◆
『なんだ、あの怪獣は!? ええい、空対空ミサイルで応戦しろ! 地上部隊も展開し対空砲火を浴びせるのだ!』
狼狽したアダムの怒声が聞こえると、いくつかのヘリから縄バシゴが垂れ下がり、銃で武装したモンスターが降下してきた。
戦闘ヘリの集団は地上にいる討伐軍から標的を変え、ドラゴンの群れに攻撃を始める。
ドゥンッ!
「ギャアァァッ――――!!」
棒状の爆弾に片翼に穴を空けられ、ドラゴンの一匹がきりもみ回転しながら大地に沈んだ。
この世界における空の王者の力をもってしても、戦力は戦闘ヘリと互角といったところか。
つくづく地球の兵器というのは反則じみている。
「よく分からんが今が好機だ! ドラゴンを援護して地上の敵を掃討するぞ! あれがやられたら今度こそ終わりだ!」
オオオォォォッ!!
フィノが檄を飛ばすと、呆然と空中戦を眺めていた兵士たちも士気を取り戻し反撃に転じる。
「僕たちも休んでられない。みんな、行こう!」
リュートたちも参戦し、降下したモンスターの軍団を蹴散らしていく。
戦いは乱戦の様相を呈し、飛び交う銃弾とドラゴンのブレス、討伐軍の剣や魔法が一層激しく入り乱れた。
しばらく膠着状態が続いたが、やがて徐々に討伐軍の部隊が戦線を押し始めた。
このままいけば勝てるかもしれない。
【ヘリが数機、戦闘域から離脱していきます。うち一機はアダム大佐が搭乗しているものと思われます】
スリサズの言葉を聞き、俺は周囲を見回すと、三機のヘリが背を見せて飛び去ろうとしていた。
「あの野郎、逃げる気か!」
このままアダムの逃亡を許せば、さらなる増援を集めて戻ってくるか、それとも今度は戦闘ヘリよりも強力な兵器を持ち込んでくるかもしれない。
なんとかして追いかけなければならないのだが、ヘリのあのスピードに追い付ける物がこの辺りに、いやこの世界のどこにもあるとは思えなかった。
「ってことは同じ物を使うしかないわけだ」
俺は頭上でドラゴンと空中戦を繰り広げている戦闘ヘリを見上げた。
よく見たら、ヘリと戦っているドラゴンはマルだ。
ならばなおさら好都合。
「マル! ちょっとこっち向け!」
いきなり呼びかけられてマルは低空飛行しながら首を俺の方に向ける。
俺は跳躍し、こっちに向いたマルの頭を踏み台にしてさらに高く跳び上がった。
「グェッ」
頭を踏みつけられて苦しそうな声を吐き出し、俺に恨めし気な視線を送るマル。
それに構わず、俺はヘリに垂れ下がったままだった縄バシゴに掴まる。
そのままハシゴを一気に駆け上り機内に乗り込むと、中では二匹のゴブリンがそれぞれ分担して操縦しているのが見えた。
ゴブリンは俺の存在に気付き、振り返りざまに銃を向ける。
「どけぇ!」
俺は撃たれる前に接近しゴブリンを機内から空へ叩き出すと、操縦席にあった機械にスリサズを乱暴に押し付けた。
戦闘ヘリも地球の武器なのだから、ショットガンや高周波ブレードと同じく使えるようにできるはずだ。
【もう少し丁寧に扱ってください。壊れたアナログテレビのように衝撃を与えたからといってハッキングが効率化することはありません】
「いいからさっさとやれ。アダムに逃げられる」
しばらくすると、無数に付いた計器が盛んに動き出し、円く透明な盤面に地図のようなものが映し出される。
円盤状の地図には、いくつかの丸印が移動しながら点滅していた。
【この戦闘ヘリはレーダー通信で互いの座標を伝え合っているようですね。アダム大佐の行先もこれで追跡できます】
「まったく大した技術だな」
地図を確認すると、離れた位置にちょうど三個の点が見えた。
奴らの技術力には散々てこずらされてきたが、今回ばかりはこっちに良い目を見せてくれそうだ。
「よし、あいつらを追うぞ!」
【ところでジョン、あなたはヘリコプターの操縦ができるのですか?】
意気込む俺に対し水を差してくるスリサズ。
「……お前がやるんじゃないのか?」
【この戦闘ヘリには自動操縦機能はありません。私のハッキングは操縦者のID登録を書き換えて使用できるようにしただけですので、操縦自体はマニュアルで行う必要があります】
「なんだとぉーッ!?」
もちろん俺にそんな知識があるわけもなく、スリサズの言葉を待っていたかのようにヘリは不安定に揺れ出し、高度を下げ始めた。
【とり急ぎ操縦席に座ってください。何もしなければ墜落してしまいます】
0
お気に入りに追加
61
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
パーティーから追放され婚約者を寝取られ家から勘当、の三拍子揃った元貴族は、いずれ竜をも倒す大英雄へ ~もはやマイナスからの成り上がり英雄譚~
一条おかゆ
ファンタジー
貴族の青年、イオは冒険者パーティーの中衛。
彼はレベルの低さゆえにパーティーを追放され、さらに婚約者を寝取られ、家からも追放されてしまう。
全てを失って悲しみに打ちひしがれるイオだったが、騎士学校時代の同級生、ベガに拾われる。
「──イオを勧誘しにきたんだ」
ベガと二人で新たなパーティーを組んだイオ。
ダンジョンへと向かい、そこで自身の本当の才能──『対人能力』に気が付いた。
そして心機一転。
「前よりも強いパーティーを作って、前よりも良い婚約者を貰って、前よりも格の高い家の者となる」
今までの全てを見返すことを目標に、彼は成り上がることを決意する。
これは、そんな英雄譚。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
『殺す』スキルを授かったけど使えなかったので追放されました。お願いなので静かに暮らさせてください。
晴行
ファンタジー
ぼっち高校生、冷泉刹華(れいぜい=せつか)は突然クラスごと異世界への召喚に巻き込まれる。スキル付与の儀式で物騒な名前のスキルを授かるも、試したところ大した能力ではないと判明。いじめをするようなクラスメイトに「ビビらせんな」と邪険にされ、そして聖女に「スキル使えないならいらないからどっか行け」と拷問されわずかな金やアイテムすら与えられずに放り出され、着の身着のままで異世界をさまよう羽目になる。しかし路頭に迷う彼はまだ気がついていなかった。自らのスキルのあまりのチートさゆえ、世界のすべてを『殺す』権利を手に入れてしまったことを。不思議なことに自然と集まってくる可愛い女の子たちを襲う、残酷な運命を『殺し』、理不尽に偉ぶった奴らや強大な敵、クラスメイト達を蚊を払うようにあしらう。おかしいな、俺は独りで静かに暮らしたいだけなんだがと思いながら――。
忘れられた元勇者~絶対記憶少女と歩む二度目の人生~
こげ丸
ファンタジー
世界を救った元勇者の青年が、激しい運命の荒波にさらされながらも飄々と生き抜いていく物語。
世の中から、そして固い絆で結ばれた仲間からも忘れ去られた元勇者。
強力無比な伝説の剣との契約に縛られながらも運命に抗い、それでもやはり翻弄されていく。
しかし、絶対記憶能力を持つ謎の少女と出会ったことで男の止まった時間はまた動き出す。
過去、世界の希望の為に立ち上がった男は、今度は自らの希望の為にもう一度立ち上がる。
~
皆様こんにちは。初めての方は、はじめまして。こげ丸と申します。<(_ _)>
このお話は、優しくない世界の中でどこまでも人にやさしく生きる主人公の心温まるお話です。
ライトノベルの枠の中で真面目にファンタジーを書いてみましたので、お楽しみ頂ければ幸いです。
※第15話で一区切りがつきます。そこまで読んで頂けるとこげ丸が泣いて喜びます(*ノωノ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる