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3章

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 翌日の放課後、翔は恭子とともに待ち合わせ場所の喫茶店に向かった。脅迫者は、紺色の帽子を被ってくるという。
「ごめんね、成島君。もしかして今日、家庭教師の先生が来る日だったんじゃないの?」
 緊張気味で、ずっと無言だった恭子が口を開いた。
 勢田が辞めたのと同時に、翔は母に、家庭教師を断って欲しいと強硬に主張した。
 大揉めに揉めた末、母はしぶしぶ家庭教師派遣会社に断りの連絡を入れた。しかし、家庭教師派遣会社としても、金払いのいい上客をみすみす逃がすわけにはいかないのだろう、しぶとく説得を続けたようだ。やむなく母は、勢田に続けてもらえるなら、継続も検討すると伝えたらしい。だが勢田は、どれだけ好条件を提示したところで、首を縦に振ることはないだろう。
 ――忘れなきゃいけないんだろうな。
 翔はポケットに手を突っ込むと、中のガラス玉を握った。
 勢田から手渡された目のようなガラス玉だけが、翔の手許に残った。気味が悪くて堪らなかったガラス玉だけが心のよりどころになるとは、皮肉なものだ。
 翔は喫茶店のドアを無造作に開いた。店員がにこやかに挨拶をしてくれた。翔は店員に目礼しながら、素早く店内を見渡した。
 紺の帽子を被った男はいなかった。約束の時間よりも一時間近く早いのだから、まだ来ていないのだろう。
 安堵を覚えたその時、思いがけない人の姿をみとめた。
 ――え? 勢田先生? 
 勢田は、不機嫌そうに肩肘をついていた。向かいには女性が座っていた。一瞬、翔の腕に痛みが走った。
 だが、よく見ると、家庭教師派遣会社で翔の担当者だった藤木美奈穂だった。
「成島君? どうしたの?」
 恭子の声に、翔は我に返った。翔は店先で棒立ちになっていた。店員が、困惑混じりのぎこちない笑みを、翔に向けている。
 翔は平静を装いながら店内に入り、勢田と至近距離で声が聞き取れ、かつ勢田に気づかれにくい席に腰を下ろした。かつて喫煙席と禁煙席が分かれていた頃の名残か、勢田たちとの席の翔たちとの席の間にはスリガラスがあった。また、恭子にとっても、ドアが見えて入ってくる客を確認できるという意味で、都合が良い席だった。
 翔は俯きながら、勢田たちの会話に意識を集中させた。
「先方は他に続けて欲しいって言ってるわけ? 俺、翔にバラしたよ、高校中退だって」
「えー? 何勝手なことしてるのよ。うちの信用に拘わるじゃないの。せっかく頑張って、名門大学出身に仕立てたのに」
「悪徳業者に、信用ってあんの? ついでに例の名門イルカ大学、翔に種明かししたら、ものすごく白い目で見られたぞ」
「もうっ、余計な事しないでよね。あたしがクビになったら、どうしてくれるのよ?」
 藤木が甲高い声を上げた。周囲の視線が、一斉に藤木に集まった。藤木は、恥ずかしそうに咳払いをした。
「翔くんが、強硬に主張してるんですって。もう家庭教師は要らない、って」
「ふーん、あのお坊ちゃんが、ちゃんと意思表示したんだ。成長したねぇ」
「感心してる場合じゃないのよ! あたしは一体どうしたらいいの? 上司は、何が何でも勢田君をもう一度引っ張って来いって言うし、お母様は、ちょっと前まで高学歴の先生がいい、って言ってたくせに、今度は勢田君じゃないとダメだと言い出すんだから」
 翔の名前が出て、恭子は驚いたように翔に目を遣った。翔は慌てて人差し指を立てて見せた。恭子もすぐに、翔が聞き耳を立てている状況を察してくれた。
 恭子が口を噤みながらも、困惑した表情を浮かべた。その理由が翔には分からなかったが、少し考えて気づいた。以前、恭子に殺したい相手を尋ねられた時に、「家庭教師」と答えていたのだ。
「知るかよ、そんなこと。俺に相談する問題じゃないだろ」
 勢田が呆れ顔で呟いた。
「ちょっとぉ、冷たいんじゃない? 勢田君が辞めてすぐ、翔くん、あたしに電話してきたんだよ。勢田君と連絡を取りたいって。いかにも優等生って感じの、いけすかない子だったのに、その時はすごく動揺してたみたいで、必死で頼み込んでくるの。途中から涙声になってて、鼻水啜る音とか聞こえてくるの。面白かったよ」
 火を噴きそうな勢いで、翔の顔が熱くなった。よりによって、勢田本人に伝えられるとは思わなかった。
「へえ? ちゃんと断ったわけだ? 悪徳業者の営業担当にしては、感心な態度だなぁ」
「あの子に媚び売ったって、一円も出て来やしないわよ。電話越しだから、怒らせたところで、例の『イーヴィルアイ』の洗礼を受ける心配もないしね。それに勢田君、前にアパートの住所教えたら、滅茶苦茶怒ったじゃないの」
「別にいいよ。あのアパートはとっくに出て行ったし、美奈ちゃんに教えた携番も、どうせすぐ手放す番号だし」
「勢田君ってば、相変わらずなんだからぁ。……そういえばさ、勢田君は『イーヴィルアイ』、大丈夫だったの?」
 藤木が急に悪戯っぽい目を光らせた。
「別に」
「別に、って、なによお? あたしだって、ずっと心配してたんだよ。勢田君の身に何かあったら、どうしよう、って」
「そういう顔されると、そそられるんだけど」
 勢田は、にやりと笑いながら、藤木の髪に触れた。藤木に気があるようにも見えるが、単に話を逸らしているのかもしれない。勢田の本心は、掴みにくかった。
「散々煽ってはみたけど、不発だったな。かすり傷程度か」
「そんな危険なことしたの? やめてよ。もっと自分のこと大切にしなきゃだよ」
「大切にして、しこたま生命保険も掛けておきました。残念ながら、ピンピンしてるけど」
 勢田の冗談じみた言葉に、翔は耳を疑った。
 ――生命保険? 残念ながら……って。
 固く握りしめた拳が、小刻みに震えた。
 ――事故死したかった、ってこと? 僕に……、「イーヴィルアイ」に殺されたかったってこと?
「成島君、大丈夫?」
 恭子が心配げに、小さく声を掛けてきた。
「大丈夫だから」
 翔は呻くように声を絞り出した。そんな翔の衝撃をよそに、藤木は芝居じみた大きな溜息をついた。
「やぁね。守銭奴にもほどがあるでしょ」
「俺の親父さ、借金あるみたいなんだよね。相当ヤバいところから借りてるみたいなんだ。妹、まだ高校生だってのに」
「え? 勢田君って、お父さんいたの? 母子家庭じゃなかった?」
「母子家庭だろうと何だろうと、生物学上の父親はいるだろ」
「それはそうだけど……。にしても、急にディープな話ねえ。どれくらいの額なの?」
 本気にしているのか、冗談と思っているのかどちらともつかない口調で、藤木は尋ねた。
「俺の死亡給付金でお釣が来る程度」
 冗談じみた口調で、勢田はさらりと言ってのけた。
 翔は目を固く閉じた。耳を塞いでしまいたいと思う一方、本当のことなのか確かめたいという思いもあった。できれば、性質の悪い冗談であって欲しかった。
「それ、シャレになってないから」
「シャレなんかじゃねえよ。……あ、悪いけど、そろそろ終わりにしてくれない? 俺、この後用事あるんだ」
「まだ話の途中だってば。翔くんのこと、本当は気になってるんじゃないの?」
「翔のやりたいようにさせてやれば? あいつが家庭教師要らないって言ってるなら、要らないんじゃね? だいたい、俺に続けろって、意味不明だろ。俺があの秀才君の勉強なんか、見れるわけないだろ。そのことなら、翔本人が良く知ってるはずだ。じゃ、美奈ちゃん、駅まで送るよ」
 勢田は腰を上げかけている。翔は慌てた。ここで勢田に立ち去られては、二度と会えないかもしれない。
 ――えい、どうにでもなれ!
 翔は自棄になって、勢いよく立ち上がった。
 勢田の視線が、立ち上がった翔のほうに、ゆっくりと向けられた。翔は緊張のあまり、生唾を飲み込んだ。
 勢田は翔を見て目を大きく見開いたが、その瞳はやがて細められた。
「盗み聞きか。いい趣味だな」
 勢田は上げかけた腰を下ろし、皮肉っぽい笑みを浮かべた。
「今の話、本当なんですか? 生命保険って……。僕の力を利用する気だったんですか?」
 勢田の前に立つと、翔は祈るような思いを込めて、ゆっくりと問い掛けた。
「そうだよ。悪い?」
 勢田は開き直ったのか、平然と即答した。
「さっきの生命保険の話の続きだけどね。最近掛けたばっかりでね、自殺だと死亡保険金が下りないみたいなんだ。だから、君の力を借りようと思ったわけ。当てが外れたけどね」
 勢田の声は、翔の耳にもはっきりと届いていた。それなのに、その言葉の意味が理解できなかった。本能が、理解することを必死で拒んでいた。
 そんな翔を、勢田は憐れむように一瞥すると、静かに止めを刺した。
「だから俺、もう君には興味がないんだ」
 心臓の鼓動が、一瞬止まったような気がした。目の前が、真っ暗になった。足元がグラリと揺れる。息をすることさえ忘れて、翔はその場に立ち竦んでいた。
 勢田は何事もなかったように、立ち上がった。
 すれ違いざまに翔の肩を軽く叩いただけで、そのまま店を後にした。
 ドアの閉まる音に、翔は我に返った。
「ごめん、すぐ戻るから」
 翔は口早に恭子に告げると、勢田を追って店を飛び出した。

 ――興味がない……。
 勢田の言葉を、翔は何度も反芻した。それでも、追わずにはいられなかった。細い路地に入って行く勢田の背中が見えた。勢田は逃げようとする様子もなく、悠然と歩いていた。
「待ってください、勢田先生。お願いです」
 無視されるかと思えば、勢田はあっさりと足を止め、振り向いた。
「俺を追いかけて来たんだ? どうして?」
「どうして…って……」
 翔は口ごもった。理由を聞かれても、翔自身、分からなかった。あれほどはっきりと「興味がない」と言い切った相手に追い縋るような神経は、翔にも理解できない。だが、身体が勝手に動いてしまった。
「まあ、いいや。それより、君、キョロタンの彼氏だったんだ? 俺が口出しするのもなんだけど、君がご両親公認でお付き合いできるような、良家のご令嬢じゃないけど、大丈夫なのか?」
 ――キョロタン? あ、「きょうこ」のニックネームか。
「松井さんのお知り合いなんですか?」
 勢田が風邪をひいて寝込んだ時、うわ言で「キョロタン」と呟いていたのを思い出した。
 ――あの時は、チョコレート菓子のことかと思ったけど、松井さんのことだったのか。
「知り合い……、まあ、一応、そうかな」
 だが、恭子は勢田の顔を見ても、何の反応も見せなかった。恭子がポーカーフェイスだと考えるよりも、勢田が一方的に知っているだけだと考えたほうが、自然だろう。
「俺が呼び出したんじゃないって。彼女を呼び出した奴がいるって同業者に聞いて、様子を見に来ただけなんだよ。そうしたら、偶然美奈ちゃんに捕まって、ちょっと面倒なことになったけど」
 翔の疑いの眼差しを感じ取ったのか、勢田は慌てて言い募った。
「何のために見に来たんですか?」
「うーん。一応、心配だった、って感じ? 近くに居たら、ものすごく雲行きが怪しくなったら、助けることもできるかもしれないし」
 気がつけば、藤本が、数メートル離れた場所からこちらの様子を窺っていた。
「何だよ。美奈ちゃんまで覗き見?」
 冗談めかした口調だったが、すぐに勢田は真顔になった。
「悪いけど、帰ってくれない? 俺と翔の問題だからさ」
「でも……、その……」
 藤木が躊躇していると、その後ろから、消え入るような細い声が聞こえた。
「お兄ちゃん......」
 恭子が勢田の顔色を窺いながら、ゆっくりと勢田に向かって近づいてきた。
「ねえ、そうでしょう?」
 勢田は松井を食い入るように見つめると、今まで見たことのないような、複雑な表情を浮かべた。
 普段は饒舌な勢田だが、恭子に対しては、言葉を発しようとしなかった。ただじっと松井を見つめていた。どう答えようか逡巡しているのか、それともただ見つめていたいだけなのか。どちらにしても、その沈黙こそが、事実を認めているようなものだった。
「お兄ちゃん!」
 焦れたように、恭子が叫んだ。
「俺と最後に会ったの、小2の時だったよな。よく見えてたな」
 恭子は、申し訳なさそうに目を伏せた。兄の頭を、はっきりと覚えていたわけではないのだろう。
「さっき、パパの話してたでしょう? それと、勢田って名字……」
 勢田は苦しげに目を逸らせた。
「あたし、パパに援交やらされてるの。気持ち悪くて堪らないし、どんなに頑張っても、そのお金はあたしは全然もらえないし……。なのに、パパは、もう少ししたら大金が手に入るから、それまでの辛抱だって言うのよ。家出しようかと思ったけど、行くあてなんかないし……。それで、いいこと思いついたんだ。成島君なら、あいつらを抹殺できると思うの。借金取りを抹殺できたら、借金なんかなくなるでしょ」
 背後に翔がいることを忘れたのか、恭子は一気に捲くし立てた。
 ――松井さんが僕に近づいてきたのは、その手の目的だろうとは思ってたけど……。でも、わざわざ僕の前で言わなくてもいいのに。
 翔は苦笑を浮かべた。
「悪手にも程があるな。あんな男の言うことを信じても、馬鹿を見るだけだ。それに、おまえに会いに来るような下っ端を処分したって何の意味もない。次から次へと新しい奴が現れるだけだし、かえって面倒なことになる」
 あっさりと否定され、癇に障ったのか、恭子が金切り声を放った。
「何なのよ! じゃあ、どうしたらいいって言うのよ?」
 勢田は切なげな眼差しを妹に向けた。
 はっと我に返ったように、恭子が後ろを振り向いた。恭子は穴が開くほど翔の顔を凝視している。
「成島君……、まさかお兄ちゃんを……」
 恭子は、勢田を守るように勢田の前に立ちはだかった。
「家庭教師を殺したいって言ってたけど、お兄ちゃんを殺す気? ちょっと、止めてよ。そんなこと、あたしが絶対にさせない。お兄ちゃんはあたしが守るんだから!」
 叫び終わらないうちに、恭子の口が塞がれていた。
「馬鹿、やめろって」
 背後から恭子の口を塞ぎ、身体を取り押さえているのは勢田だった。
「ごめん、美奈ちゃん。悪いけど、恭子を連れて行ってくれないか?」
 勢田は傍らに佇む藤木に目をやった。藤木は困惑しながらも、恭子の手を握ろうとした。
「やだ!」
 恭子は藤木の手を振り払うと、勢田にしがみついた。だが勢田は容赦なく突き放した。
 恭子は地面に倒れこんだ。
「戻れって言ってるだろ」
 勢田は恭子の腕を掴むと、強引に引き上げた。恭子の悲鳴が漏れた。手を上げかねない勢田の剣幕に、藤木はおろおろしながら、勢田と恭子の双方を交互に見ている。
「どうしてそんなに慌てるんですか?」
 翔の問いかけに、勢田が弾かれたように顔を上げた。途端に、勢田は顔色を失った。
「いや……その……。君が恭子に危害を加えるとは、全く思ってないんだけど……」
 瀬田らしくない、動揺しきった様子が、無性に腹立たしかった。たった一言の問いかけで、翔の気持ちを瞬時に悟ったことにも、なぜか激しい苛立ちを覚えた。
「思ってるんじゃないですか! だからそんなに慌ててるんでしょ!」
「そんなつもりじゃないんだ」
 勢田は翔の言葉を遮るように叫んだ。だが、その慌てた表情が、雄弁に物語っていた。
 勢田にとって、松井恭子は何が何でも守るべき対象なのだ。
 ――じゃあ、勢田先生にとって、僕は?
「なあ、翔。落ち着いてくれ」
 勢田の声は、僅かに震えていた。
「僕は、落ち着いています。落ちついてないのは、勢田先生のほうでしょう」
 勢田は逃げるように翔から視線を逸らし、咳払いをした。額からは、汗が滲み出ていた。
 これほど動揺しきった勢田の姿を見るのは、初めてだった。今まで一度も、腹立たしいほどの余裕のある態度を崩したことはなかったのに。
 ――松井さん、君が羨ましいよ。
 翔が恭子に視線を向けると、恭子も、怯えるような表情を浮かべて、さっと視線を逸らせた。どうやら恭子も、翔の「イーヴィルアイ」が怖いらしい。
 よく似た兄妹を前に、翔は無性に笑いたくなってきた。口の端を引き攣らせ、乾いた笑い声が漏れた。
 勢田はずっと、翔を恐れる気配をみせなかった。それどころか、平然と翔を挑発し、いたぶりさえした。
 だから翔は、瀬田だけは自分を「イーヴィルアイ」の入れ物として見ずに、翔自身を見つめてくれていると信じ込んでしまった。
 ――本当は、僕に殺されることを望んでいただけだったのに……。
 他ならぬ勢田が、誰よりも翔を「バケモノ」と見做していたのだ。
 ――勢田先生に未練なんか残さなかったら、松井さんの誘いに応じることもなかった。こんなこと、知らずに済んだのに……。
「勢田先生、やっぱり僕は、バケモノなんですね?」
 勢田は弾かれたように顔を上げた。勢田は口を開こうとした。だが答えは要らなかった。
「ご期待に添えず、申し訳ありませんでした」
 翔は勢田に向かって一礼すると、踵を返した。行くあてなどなかったが、この場に留まるのは、あまりにも辛かった。
「何言ってんだよ? 翔、どこに行く?」
 勢田の叫び声が、遠くに聞こえた。だが、振り向く必要など、もはやなかった。
 ――だって僕には、勢田先生の望みを叶えてあげられないんだから。
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