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後編

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仕事の打ち合わせの帰り、電車の中で楓君と再会した後

私は、アパートに帰った

岩崎「お帰りなさい、先生」

柊「ただいま」

荷物を所定の場所に置き、机に向かう

エプロンをした岩崎がコーヒーをいれてくれた

柊「んー、ありがと」

それが当たり前の様に、軽く礼を言った

万年筆を持ち、原稿用紙に向かう

岩崎には、彼と再会した事は言わなかった

私は、新しく買ってきたタバコを開ける

岩崎「先生、吸いすぎは健康に悪いですよ」

と言いながら、岩崎は自分用のコーヒーをいれている

コーヒーに大量の砂糖と牛乳

見ている、こっちが、胸焼けを起こしそうだ

柊「いや、そっちの方が、糖尿病になるわ」

岩崎「先生、銘柄、変えられたんですね」

柊「んー?、まあね」

そして、新しいタバコに火をつけた

柊「うえ、何これ、まっず」

彼とは、好みが合わないらしい

二本目にも挑戦したがダメだった

勿体ないが、新しいタバコを箱ごと捻ってゴミ箱に捨てた

そして、いつも吸っているタバコを取り出し、火をつける

柊「んー♪これこれ、やっぱり、この味」

そう言いながら煙を吐き出す

タバコを吸いながら、今、取り掛かっている話の結末を考えていく

さて、そろそろ、この話を終わりにして

次の、新しい話に取り掛かるとしよう
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