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騎士
〜異世界へ来てから初の嫉妬?〜
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「………」『…?』
肩を掴んだ手も離す気配はなく、黙ったまま気まずい空間が流れ、距離を取ろうと手を振り払うように退こうとしたが、ビクともしない…
こいつ…手プルプルしてないし余裕ぶっこいてやがる!俺…力弱すぎる?←影の力が弱くなってるだけ
『手…離せ!』
力も弱くなってきた気がし、思い通りに身体が動かなくなってきた自分にイラついた。
で、黒髪は離してくれず、さらにイラッときて怒鳴っちゃった…落ち着こ
ようやく離してくれて、熱い視線を送られてる気がして前を見てみる。
紳士ぽい王子様顔が嘘だろって目でこっちを見てる。
「いや…でもそんなわけ…いやあり得る?いや…」
なんかボソボソ聞こえてくる…変なやつだな
パンパン!
「よし…一旦帰るぞ!ルカもこい」
『あ、うん』
さぁ…生命危機場所へ突っ込も…どうにでもなれ!
さっきの天井がない馬車に乗る…高くて上がれない
馬車の高さと、男達の高さにこんなに殺気が芽生えるとは思わなかったよ…でかいんだよ!
心の中で愚痴愚痴してたら、黒髪サラサラ人が自分をヒョイっと持ち上げ乗せてくれた。
『ありがと…』
ちょっと嫉妬心でむすっとしながらお礼は言う。
恩を仇で返すようなことは礼儀正しい俺はしないからさ
それが伝わったのか、「ぶ」抑えたような笑い声が多数聞こえてきた。
なんだよ…うぜ
肩を掴んだ手も離す気配はなく、黙ったまま気まずい空間が流れ、距離を取ろうと手を振り払うように退こうとしたが、ビクともしない…
こいつ…手プルプルしてないし余裕ぶっこいてやがる!俺…力弱すぎる?←影の力が弱くなってるだけ
『手…離せ!』
力も弱くなってきた気がし、思い通りに身体が動かなくなってきた自分にイラついた。
で、黒髪は離してくれず、さらにイラッときて怒鳴っちゃった…落ち着こ
ようやく離してくれて、熱い視線を送られてる気がして前を見てみる。
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「いや…でもそんなわけ…いやあり得る?いや…」
なんかボソボソ聞こえてくる…変なやつだな
パンパン!
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『ありがと…』
ちょっと嫉妬心でむすっとしながらお礼は言う。
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それが伝わったのか、「ぶ」抑えたような笑い声が多数聞こえてきた。
なんだよ…うぜ
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