転生したらホモに溺愛された件について

異世界

〜女性恐怖症〜

手を繋ぐの慣れないな…
ローゼさん達と繋いだ時も思った事だけど、前世は触れられるだけで吐き気、恐怖だったのにここの人は暖かくて安心する。
手を繋がれて安心できるのは久しぶりだな

てか外もうすぐ暗くなりそう…殺されたのは夜だったから怖いし元々女性怖いし…

ドアを開け入るとワイルドっぽいイケメンが叫び出した。
「お前！天使みたいな可愛い子どこで見つけてきた！？たぶらかしたんだろ」
「違いますよ。噂の可愛い子ですよ」
「まじでか！あ、俺はナバスだ。」

『え…ルカです』
勢いが怖すぎて笑顔が引き攣ったと思う
ナバスさんの声に反応し皆俺を見て赤くなって固まってた。
そんな顔固まるぐらいやだ？ショックだな～

「可愛い、、、」
『俺男だから可愛いは複雑…』呟くと
「男なのか⁈いや…女でもここまで可愛い奴見た事ねぇ…
あ、すまねぇ性別まで聞いてなくて」
『大丈夫です』

「可愛いー！可愛すぎて鼻血でそ！」
声がし振り向くと女の人が飛んできた。
元々女恐怖症なのに殺されて悪化した結果見ただけでも怖いみたいだ。

あの女性と重なり恐怖で震えそうになるが俺影の力無いと身体動かせないから、無意識には動かないから良かった。
抱きつく女の人にナバスさんが殴った

「何すんのよ！」
「ニーナお前こっちのセリフだ変態！」
「本人は嫌がってないじゃない！」
「反応が薄いだけだ！多分…」
2人がどうなの？って目で見つめられる

『それよりクエスト見にきたんです。
早くしないと鬼が来る』
ドタドタドタ！遅かったか…

『俺隠れるんで適当にあしらってください！お願いします！』
「え？あぁ」「わかったわ」
皆了承してくれタンスの中に入る。
皆その姿に鼻を抑えていた。
｛天使って何処にも入れるのか…｝