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阿久津ルート(主に秋良目線。)
狩人って...。
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俺は、中村さんに聞いた狩人と呼ばれる人達が普段いる活動部屋と思われる前に来た。
...この建物は、大学の敷地内にあるものの...全くと言って良いほど...人目につかないところにあるためか昼間なのに、とても暗い...。
俺は、意を決して部屋のドアを開いた。その瞬間ドアを開いたことに後悔を覚えた...。なぜならそこには、
「...っ!??...嘘だろ...これ...どっからこんな...写真...。」
と言いながら咄嗟にドアを閉めた。
俺が驚いた理由は、部屋一面に貼りまくられた恐らく神楽と呼ばれる人達の...プライベートな...写真だった...。...絶対、監視カメラとかないと撮れないような...就寝中の写真や...多分...幼少期と思われる写真まで...。一体...どこで...?
そんなことを考えていると背後から声がした。
「...ねぇ、あなた...もしかして...神代 秋良...くん...?」
俺は、びっくりして後ろを振り返ると...そこに居たのは...俺が入学してまもない時に、阿久津さんと一緒に初めて食堂に行った時に、話しかけてきた...確か...さえさんと、ゆりさん...だった。
どちらがどちらかなんて分からないが...相当まずい状況なのは、なんとなく分かった...。
俺は、なるべく相手を刺激しないように
「...えっと...はい...そうですけど...。」
と言って一歩後ろに下がった。
すると、目の前の2人も俺が下がった分だけ、近づき
「...ねぇ、あきらくん...??どうして、ここにあなたがいるのかしら...??」
と言って一人の女の人が、俺に近づいてきて、俺よりも背が高いため顎を取られてしまった。
「...えっと...それは、その...。」
俺が、答えに詰まっていると目の前の女の人が俺の唇を親指でなぞって
「...あきらくん...部屋の中...見たりしてないよね...?...もし...見たりしたら...」
と言って俺の耳元に顔を寄せると
「...あきらくんのその可愛い顔も...二度と見れなくなるかもね...(笑)」
と言って顔を離し、おれをじっと見つめると途端に険しい表情になり
「...言っとくけど、龍さんにあんまりベタベタするんじゃないわよ...(怒)...分かったら、とっととここから去る事ね...ここは、あなたみたいな子がいて良いところじゃないのよ...?(怒)」
と言われて俺は、咄嗟にその場から立ち去った...。
狩人には、下手にかかわらない方がいいかもしれない...。
この時の俺は、本気で恐れていた...だって、あいつらの目...食堂で見た時とは、まるで別人...そう...例えるなら、仮面を被った悪魔に見えた...。(汗)
...この建物は、大学の敷地内にあるものの...全くと言って良いほど...人目につかないところにあるためか昼間なのに、とても暗い...。
俺は、意を決して部屋のドアを開いた。その瞬間ドアを開いたことに後悔を覚えた...。なぜならそこには、
「...っ!??...嘘だろ...これ...どっからこんな...写真...。」
と言いながら咄嗟にドアを閉めた。
俺が驚いた理由は、部屋一面に貼りまくられた恐らく神楽と呼ばれる人達の...プライベートな...写真だった...。...絶対、監視カメラとかないと撮れないような...就寝中の写真や...多分...幼少期と思われる写真まで...。一体...どこで...?
そんなことを考えていると背後から声がした。
「...ねぇ、あなた...もしかして...神代 秋良...くん...?」
俺は、びっくりして後ろを振り返ると...そこに居たのは...俺が入学してまもない時に、阿久津さんと一緒に初めて食堂に行った時に、話しかけてきた...確か...さえさんと、ゆりさん...だった。
どちらがどちらかなんて分からないが...相当まずい状況なのは、なんとなく分かった...。
俺は、なるべく相手を刺激しないように
「...えっと...はい...そうですけど...。」
と言って一歩後ろに下がった。
すると、目の前の2人も俺が下がった分だけ、近づき
「...ねぇ、あきらくん...??どうして、ここにあなたがいるのかしら...??」
と言って一人の女の人が、俺に近づいてきて、俺よりも背が高いため顎を取られてしまった。
「...えっと...それは、その...。」
俺が、答えに詰まっていると目の前の女の人が俺の唇を親指でなぞって
「...あきらくん...部屋の中...見たりしてないよね...?...もし...見たりしたら...」
と言って俺の耳元に顔を寄せると
「...あきらくんのその可愛い顔も...二度と見れなくなるかもね...(笑)」
と言って顔を離し、おれをじっと見つめると途端に険しい表情になり
「...言っとくけど、龍さんにあんまりベタベタするんじゃないわよ...(怒)...分かったら、とっととここから去る事ね...ここは、あなたみたいな子がいて良いところじゃないのよ...?(怒)」
と言われて俺は、咄嗟にその場から立ち去った...。
狩人には、下手にかかわらない方がいいかもしれない...。
この時の俺は、本気で恐れていた...だって、あいつらの目...食堂で見た時とは、まるで別人...そう...例えるなら、仮面を被った悪魔に見えた...。(汗)
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