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第1章 「俺と兄貴の日常。壊れだす関係。」
「俺の気持ち。(愛音視点)」
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いつもは俺が拓三を犯していたのに、あの日を境に......俺は、拓三から犯されるようになっていた。
俺は...拓三が大好きだ。
当然、俺の好きは......Loveの方だ。
...拓三には、口が裂けても言えない。
だが...あの日は、拓三が俺のコトを犯しながら酷く興奮していた。
拓三が俺で興奮してくれるなんて......俺で、勃起してくれるなんて思ってなくて...。
もしかしたら拓三は俺のことを....なんて、俺は少しだけ淡い期待を抱いてしまった。
「拓三、大好き...大好きだよ。拓三...これからも俺を抱いてね。ううん、俺だけを。」
少しぐらいは俺の気持ちを知って欲しいと思って...いつものように拓三に酷く抱かれた後、俺は緩んだ気持ちのまま、ペットボトルに入った水を口にしている拓三にこう話しかけていた。
だけど...言うべきじゃなかった。
俺の期待とは裏腹に、拓三は鋭い視線で俺を見つめると
「は???ははっ、笑えない冗談言うなよ。それにしても、兄さんのオナホ...最高だな。これからも俺の性欲処理に使わせてくれよ。......勘違いすんな...。お前に欲情してるんじゃない。お前を...美苗に見立てて、気持ちよくなってるんだよ。じゃ...後処理よろしくな。」
と冷たく言い放つと、拓三の液でベタベタになった俺をベッドの上に放ったらかしにすると、そのまま部屋を出ていったのだった。
一人部屋に取り残された俺は目に涙をためながら、拓三が俺にかけた異常な愛情というまだ生暖かい液を指で絡めとると、そのまま口に含み自分を慰めだしたのだった。
やっぱり...拓三に伝えるべきじゃなかった....。
拓三にこの気持ちを受け入れられないことは、最初から分かりきっていたことじゃないか。
もう二度と...俺の気持ちは表に出さないようにしよう。
俺は拓三のことを考えながら、何度も達し続けていると...ふとある考えが頭をよぎった。
拓三にたとえ愛されていなくても......セフレ扱いされても、俺は拓三のそばにいられるだけで...それだけで、十分なのだと。
高望みは、今あるものを壊しかねない...。
あの時の教訓だ......拓三との仲がおかしくなり始めたあの時の......苦しい、思い出したくもない感情。
こう考えた俺はこの日以降、拓三から酷い扱いを受ける日々に、一種の興奮を感じるようになっていた。
そんな俺を気持ち悪いと罵倒しながら、これまで以上に激しく...痛く俺のことを犯す拓三の怖い顔も...俺にとっては、愛おしく見えて仕方なかった。
だから拓三の異常な俺への扱いにも、気がつくことが出来ず......それどころか、いつの間にか俺は拓三の液にまみれることだけでは満たされず、いつしか拓三の体液までもを自身の中に取り込むようになっていた。
今考えると異常だと思う...けど、これだけ異常な感情を拓三に抱いていたんだ。
だからあの日...俺は拓三に、自身の気持ちを伝えてしまったんだ。
...拓三から返ってくる言葉なんて、分かりきっていたはずなのに。
それなのに、自分から傷つきにいこうとしているなんて...なんて馬鹿だったのだろうと...でもあの時は、本当に自分の気持ちを抑えることが出来なかったんだ。
あるだろ??
どうしようもなく好きすぎてたまらなくて...例え断られるって分かっていても、数パーセントの確率にかけたくなる...。
そんな時がさ...。
そのそんな時が......俺は、この日だったんだ。
後悔はしてないよ...だって、俺はどんなに酷いことをされても...殴られたって切りつけられたって、やっぱり拓三が大好きだから。
どうやら、俺の拓三に対する愛はいつの間にか歪なかたちに変化していたらしい。
大好きだよ、拓三...例え、お前に殺されてたとしても俺は...お前を愛し続けるよ。
俺は...拓三が大好きだ。
当然、俺の好きは......Loveの方だ。
...拓三には、口が裂けても言えない。
だが...あの日は、拓三が俺のコトを犯しながら酷く興奮していた。
拓三が俺で興奮してくれるなんて......俺で、勃起してくれるなんて思ってなくて...。
もしかしたら拓三は俺のことを....なんて、俺は少しだけ淡い期待を抱いてしまった。
「拓三、大好き...大好きだよ。拓三...これからも俺を抱いてね。ううん、俺だけを。」
少しぐらいは俺の気持ちを知って欲しいと思って...いつものように拓三に酷く抱かれた後、俺は緩んだ気持ちのまま、ペットボトルに入った水を口にしている拓三にこう話しかけていた。
だけど...言うべきじゃなかった。
俺の期待とは裏腹に、拓三は鋭い視線で俺を見つめると
「は???ははっ、笑えない冗談言うなよ。それにしても、兄さんのオナホ...最高だな。これからも俺の性欲処理に使わせてくれよ。......勘違いすんな...。お前に欲情してるんじゃない。お前を...美苗に見立てて、気持ちよくなってるんだよ。じゃ...後処理よろしくな。」
と冷たく言い放つと、拓三の液でベタベタになった俺をベッドの上に放ったらかしにすると、そのまま部屋を出ていったのだった。
一人部屋に取り残された俺は目に涙をためながら、拓三が俺にかけた異常な愛情というまだ生暖かい液を指で絡めとると、そのまま口に含み自分を慰めだしたのだった。
やっぱり...拓三に伝えるべきじゃなかった....。
拓三にこの気持ちを受け入れられないことは、最初から分かりきっていたことじゃないか。
もう二度と...俺の気持ちは表に出さないようにしよう。
俺は拓三のことを考えながら、何度も達し続けていると...ふとある考えが頭をよぎった。
拓三にたとえ愛されていなくても......セフレ扱いされても、俺は拓三のそばにいられるだけで...それだけで、十分なのだと。
高望みは、今あるものを壊しかねない...。
あの時の教訓だ......拓三との仲がおかしくなり始めたあの時の......苦しい、思い出したくもない感情。
こう考えた俺はこの日以降、拓三から酷い扱いを受ける日々に、一種の興奮を感じるようになっていた。
そんな俺を気持ち悪いと罵倒しながら、これまで以上に激しく...痛く俺のことを犯す拓三の怖い顔も...俺にとっては、愛おしく見えて仕方なかった。
だから拓三の異常な俺への扱いにも、気がつくことが出来ず......それどころか、いつの間にか俺は拓三の液にまみれることだけでは満たされず、いつしか拓三の体液までもを自身の中に取り込むようになっていた。
今考えると異常だと思う...けど、これだけ異常な感情を拓三に抱いていたんだ。
だからあの日...俺は拓三に、自身の気持ちを伝えてしまったんだ。
...拓三から返ってくる言葉なんて、分かりきっていたはずなのに。
それなのに、自分から傷つきにいこうとしているなんて...なんて馬鹿だったのだろうと...でもあの時は、本当に自分の気持ちを抑えることが出来なかったんだ。
あるだろ??
どうしようもなく好きすぎてたまらなくて...例え断られるって分かっていても、数パーセントの確率にかけたくなる...。
そんな時がさ...。
そのそんな時が......俺は、この日だったんだ。
後悔はしてないよ...だって、俺はどんなに酷いことをされても...殴られたって切りつけられたって、やっぱり拓三が大好きだから。
どうやら、俺の拓三に対する愛はいつの間にか歪なかたちに変化していたらしい。
大好きだよ、拓三...例え、お前に殺されてたとしても俺は...お前を愛し続けるよ。
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