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第2章 「私とショコラ。」
Let'sお買い物!
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ショコラとエピーヌは、徒歩10分ぐらいで着く大きな街にやって来た。
街に着くなりエピーヌは、興奮した様子で
「きゃー、何あれ!?...うわっ...あのお店面白そう!!あっ!!この小物可愛い!!!」
と言って目をキラキラさせながら、たくさんのお店を見て回っていた。
そんなエピーヌの様子に、苦笑いを浮かべてショコラは、エピーヌに言った。
「...エピーヌ様...少し、落ち着いて下さい...。ひとつ質問したいのですが...エピーヌ様...もしや、一度も街へ来られたことがない!!など...まさか...ありませんよね...???」
エピーヌのあまりのはしゃぎように、ショコラは、まさかと思いながら、恐る恐る質問した。
そんな質問にエピーヌは
「え...えっと、そ...それは...なっ...内緒!!」
と言って顔を固まらせた後、みるみるうちに顔を赤く染め、ショコラから目をそらしてしまった。
そんなエピーヌにわかりやすっ!と思って内心微笑んでいたショコラだったが、ヴァニーユの厳しさに苦笑して
「...無いのですね...。はぁー、ヴァニーユ様も、もう少し外出の許可を出してくださっても、いいようなものを...なぜ...。」
と言って大きくため息をつくと、一人ぶつぶつと言葉を紡ぎながら、考え込んでいた。
そんなショコラにエピーヌは
「...ショ...ショコラ...。このことは、誰にも言わないでね...。ショコラと私のふたりの秘密だから...。(照)」
と言って泣きそうな顔でショコラを見つめていた。
そんなエピーヌの様子に慌ててショコラは、慰めに入った。
「...え...エピーヌ様...!?...そんな...誰にも言いませんから...。泣きそうな顔しないで下さい...(汗)」
ショコラの慰めを聞き、エピーヌは、途端に何事も無かったかのような顔に戻り
「...なら...いいわ!!...さぁ、気を取り直してLet'sお買い物よ!!!」
そう言うと、ずんずんと街の中に入っていった。
そんなエピーヌの様子に小さく笑うとショコラは
「ふふっ...、そうですね!Let'sお買い物ですね!!(笑)」
と言ってエピーヌの後ろ姿を追いかけた。
街に着くなりエピーヌは、興奮した様子で
「きゃー、何あれ!?...うわっ...あのお店面白そう!!あっ!!この小物可愛い!!!」
と言って目をキラキラさせながら、たくさんのお店を見て回っていた。
そんなエピーヌの様子に、苦笑いを浮かべてショコラは、エピーヌに言った。
「...エピーヌ様...少し、落ち着いて下さい...。ひとつ質問したいのですが...エピーヌ様...もしや、一度も街へ来られたことがない!!など...まさか...ありませんよね...???」
エピーヌのあまりのはしゃぎように、ショコラは、まさかと思いながら、恐る恐る質問した。
そんな質問にエピーヌは
「え...えっと、そ...それは...なっ...内緒!!」
と言って顔を固まらせた後、みるみるうちに顔を赤く染め、ショコラから目をそらしてしまった。
そんなエピーヌにわかりやすっ!と思って内心微笑んでいたショコラだったが、ヴァニーユの厳しさに苦笑して
「...無いのですね...。はぁー、ヴァニーユ様も、もう少し外出の許可を出してくださっても、いいようなものを...なぜ...。」
と言って大きくため息をつくと、一人ぶつぶつと言葉を紡ぎながら、考え込んでいた。
そんなショコラにエピーヌは
「...ショ...ショコラ...。このことは、誰にも言わないでね...。ショコラと私のふたりの秘密だから...。(照)」
と言って泣きそうな顔でショコラを見つめていた。
そんなエピーヌの様子に慌ててショコラは、慰めに入った。
「...え...エピーヌ様...!?...そんな...誰にも言いませんから...。泣きそうな顔しないで下さい...(汗)」
ショコラの慰めを聞き、エピーヌは、途端に何事も無かったかのような顔に戻り
「...なら...いいわ!!...さぁ、気を取り直してLet'sお買い物よ!!!」
そう言うと、ずんずんと街の中に入っていった。
そんなエピーヌの様子に小さく笑うとショコラは
「ふふっ...、そうですね!Let'sお買い物ですね!!(笑)」
と言ってエピーヌの後ろ姿を追いかけた。
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