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第7章「紫翠との熾烈な戦い。」
「ちょっと、大変な夜のお仕事。」
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俺は...今、闇の情報を売ってくれる通称、闇barに来ている。
ここでは、実にいろんな情報が飛び交っていて...我ながら、結構ここに来るのは怖かったりする...。
俺が、単に怖がりなだけじゃないからな??
いいか...??
ここに落ちている情報の大半は、ずっと一緒に働いていた仲間が、ある日突然、高額のお金と引替えに、仲間を裏切って情報を売り込み、寝返る事により発生しているんだ。
仲間を平気で売ることが、日常茶飯事...割合にすると、9割にも昇る。
そういった事から、ここに来ると、つくづく人間の怖さと黒さが身にしみて感じれるってわけよ...。
まぁ、何もこんな話がしたくて、ここにわざわざタバコをプカプカふかしながら来たのではない。
紫翠についての情報を、少しでも多く拾っておく必要があるからだ。
いつもは、量より質だが今回は逆だ。
俺は、barに入ると真っ先に遊戯(莫大なレートで行われる賭け事。)の行われている広場の奥にある、カーテンで仕切られた部屋に向かって歩いていった。
当然、カーテンの前には背の高い男が二人、黒いサングラスを掛けて立っているわけだが...。(汗)
俺は、薄く冷や汗をかきながら、そこの二人に怪しまれないよう、この部屋に入るための合言葉を日本語で告げた。
「赤本を買いに来た。」
俺のこの言葉に男達は、一瞬首を傾げたが、こくりと頷くと、カーテンをめくり奥の部屋へと通してくれた。
はぁ......何度も言うが、我ながらここに入るのが、一番緊張すると言っても過言ではない...。
だって、さっきのおじさん達に下手なこと、一言でも言ったら、即刻お魚さんの餌になれちゃう、素敵な夜のナイト・マリンツアーに特等席でご案内されちゃうし...。(恐)
そうそう、さっきの赤本っていうのは情報を隠語にしたもので、あの部屋に入るためのパスワード的なものだ。
警察が使ってる言葉とか...世界に溢れてる隠語なんて使ってみろ!!
これからやること全部だだ漏れで、隠語じゃなくて見え見え語になっちゃうからな。
何はともあれ、無事に部屋に入った訳だが、俺は視線だけをキョロキョロとさせ、情報をくれる可能性の高い人物に軽く目星をつけながら、さりげなく飲み物を配り歩いているボーイからワインを受け取ると、そのまま一口煽りつつ、ある1人の女へと近づいた。
女に近づくと俺は、馴れ馴れしくこう声をかけた。
「やぁ、綺麗なレディ。今夜は、君みたいな子と少し遊びたいなんて思うんだけど...どうかな??」
「...んふ、貴方も素敵な男ね??一体、私と何をして遊びたいの???(笑)」
女は、俺の言葉に色気たっぷりの顔で、俺の身体にさりげなくボディタッチをしてきた。
そうそう、この調子。
俺は、内心冷や汗をかきながら、目の前の女にさらに詰め寄った。
「うーん、君さえよければ...俺と過激的な一夜を...。もちろん...色々とご奉仕はさせてもらうつもりだよ???さぁ、どうかな??」
俺はこういうと、目の前の女の頬に片手で触れると、そのまま顎までずらしていき、クイッと自分の方に顔を向けさせた。
俺......こういうの一番苦手...。
恥ずかしくなっちゃうし......あっ、でも、雅は別。
愛おしくて愛おしくて、雅が恥ずかしがる姿が見たくて、ついついやっちゃうんだよな。
はぁ、雅に会いたい。
っ、会いたいよぉー!!!
自分の羞恥心やみやび愛と、必死に格闘しながら、目の前にいる女の真っ赤に染った唇を親指で軽く拭った。
すると女は、顎にかかっていた俺の手をぐっと掴むと、俺の耳元に唇を寄せ甘い声でこう囁いた。
「...お姉さんを楽しませるだけの容量があなたにあるのかしら??...まぁ、いいわ??場所を変えましょうか。」
「もちろんだよ、退屈はさせないつもりだよ??」
俺は内心、女のこの言葉に
『よっしゃー!!!!』
と言って、盛大にガッツポーズをしていたが、それはさておいて際どいドレスを纏った女について店の外へと出た。
そうして、しばらく歩いて連れてこられたのは、廃屋と化した建物だった。
俺はこの建物に見覚えがあった。
マジか...ここに入るのか...。
俺...ちょっと初体験かも...。
ヤバっ...。
俺が焦っているのも無理はない...だってな!!??
連れてこられたここは...!!
俺が焦っていると、女は煽るようにこう言い放った。
「ほら、早く中に入って???それとも...やっぱり怖気付いたのかしら??」
やべぇぇ......何とかしないと...。
俺はこう思うと、女に近づいて耳元に口を寄せ、女の耳を甘く噛みながらこう囁いた。
「いいや、むしろ......さっきよりも一層興奮してる。君って、見た目以上に大胆なんだね。...そういう女の人...俺、嫌いじゃないよ???」
「んふふ、そう来なくっちゃね??(笑)じゃあ、入りましょうか??」
女の声に俺は、心に大量の汗をかきながら、勇気を振り絞り、魔の地に足を踏み入れたのだった...。
店の中に入ると...早速来ました...はい、来ちゃいました。
そうそう...この独特のあま~い香り...スピード、グラス、スターダスト。(覚せい剤や大麻などの隠語。)
って、こんな沢山の種類を所持してるとか...まじでヤバいじゃん...しかも、ここって...。
「ん~、もっと...んぁ...ん...。」
「はぁ...はぁ...ヤバいっ...エス(覚せい剤の隠語。)した後にヤると、結構くるなっ......。」
うわー、マジかよ...噂通りじゃん。
はい...これは俺の趣味じゃないし...日本にいたらまず摘発されるだろう...この独特の雰囲気......間違いない...ハプバーだ...。
俺は、女の子とお楽しみ会をするのは、大歓迎だし、勿論大好きだけど......。
でもねぇ~、さすがに他人に行為を見せびらかすことは...恥ずかしすぎねぇ????
まぁ、雅が来たいって言うなら、付き合ってやらないこともないが...。
はぁ...雅ぃ~!!!
直ぐに帰って、即刻イジメてぇ~!!!
俺は店に入ってすぐに、目に飛び込んできた刺激にビックリしてしまったが、隣に女がいることを思い出し、必死に平然を装っていた。
そんな俺に女は、こう声をかけた。
「ハプバーは、初めて???」
「いいや、ただ俺の国だとすぐにサツに潰されちゃうからね~。一度来てみたかったんだよね~。ということで...俺達はどこで一回戦するの??」
俺のこの言葉に女は上機嫌で、俺の首に腕を回すと、そのまま近くにあったソファへと倒れ込んだ...。
女の上に乗る形で、俺は短い時間で女から情報を聞き出す作戦を立てた。
「...もう始めるの???なら、遠慮はしないけど...???(笑)...んっ...んん...。(しゃーないから、雅にちょっかいかけてるって考えよっと。うへぇ、香水クセぇーな。鼻がいかれちまう...勘弁してくれよォ。)」
俺は、作戦を軽く頭で考え、パッとシュミレーションして、ほぼ100パーセント...女と行為に及ぶ前に、情報を聞き出せると確信したため、女を熱烈な視線で捉えると、口元を片手で拭うフリをして、口にあるものを含み、そのまま女の口にキスをした。
俺が女に、しばらくキスをしていると、女がおもむろに俺のネクタイに手をかけてきた。
あれ......待てよ...??
もしかして、さっきのキスで入れたクスリが効いていないのか......。
いや、だとしたらまずい...何とかしないと...俺、食われちまう...!!
雅以外とはしないって決めてんのに...見えちゃうよ、最悪のシナリオ...!!
こう考えた俺は、女にキスをしたまま、女が手をかけていた俺の首元で緩んだネクタイを、サッと剥ぎ取ると、そのまま女の目にそれをまきつけて、目隠しをさせたのだった。
「俺のネクタイで拘束して欲しいなんて、イヤらしい奴だな~。でもまぁ、いいよ。やったげる。」
俺は、真顔のまま目隠しをしてやった女にこう言うと、女は満足そうにニヤッとしていた。
こいつ...絶対、薬やってんじゃん。
コイツの口の中に薬残ってないよな...??
ってもう、手遅れか...俺も遂に犯罪者の仲間入りってか...???
内心溜息をつきながら、女の口から一度口を離した瞬間に、胸ポケットからハンカチを取り出し、ハンカチに忍び込ませていた法に触れる量、ギリギリの酔い薬取り出した。
言っておくが、この酔い薬は合法で、日本では媚薬として、一般的に流通しているものだから、通報は勘弁な...。(汗)
俺は、それを女にバレないよう口に含み、そのまま目隠しをした女の口に再度口付けたのだった。
頼むから、早く酔ってくれよ......??
ここでは、実にいろんな情報が飛び交っていて...我ながら、結構ここに来るのは怖かったりする...。
俺が、単に怖がりなだけじゃないからな??
いいか...??
ここに落ちている情報の大半は、ずっと一緒に働いていた仲間が、ある日突然、高額のお金と引替えに、仲間を裏切って情報を売り込み、寝返る事により発生しているんだ。
仲間を平気で売ることが、日常茶飯事...割合にすると、9割にも昇る。
そういった事から、ここに来ると、つくづく人間の怖さと黒さが身にしみて感じれるってわけよ...。
まぁ、何もこんな話がしたくて、ここにわざわざタバコをプカプカふかしながら来たのではない。
紫翠についての情報を、少しでも多く拾っておく必要があるからだ。
いつもは、量より質だが今回は逆だ。
俺は、barに入ると真っ先に遊戯(莫大なレートで行われる賭け事。)の行われている広場の奥にある、カーテンで仕切られた部屋に向かって歩いていった。
当然、カーテンの前には背の高い男が二人、黒いサングラスを掛けて立っているわけだが...。(汗)
俺は、薄く冷や汗をかきながら、そこの二人に怪しまれないよう、この部屋に入るための合言葉を日本語で告げた。
「赤本を買いに来た。」
俺のこの言葉に男達は、一瞬首を傾げたが、こくりと頷くと、カーテンをめくり奥の部屋へと通してくれた。
はぁ......何度も言うが、我ながらここに入るのが、一番緊張すると言っても過言ではない...。
だって、さっきのおじさん達に下手なこと、一言でも言ったら、即刻お魚さんの餌になれちゃう、素敵な夜のナイト・マリンツアーに特等席でご案内されちゃうし...。(恐)
そうそう、さっきの赤本っていうのは情報を隠語にしたもので、あの部屋に入るためのパスワード的なものだ。
警察が使ってる言葉とか...世界に溢れてる隠語なんて使ってみろ!!
これからやること全部だだ漏れで、隠語じゃなくて見え見え語になっちゃうからな。
何はともあれ、無事に部屋に入った訳だが、俺は視線だけをキョロキョロとさせ、情報をくれる可能性の高い人物に軽く目星をつけながら、さりげなく飲み物を配り歩いているボーイからワインを受け取ると、そのまま一口煽りつつ、ある1人の女へと近づいた。
女に近づくと俺は、馴れ馴れしくこう声をかけた。
「やぁ、綺麗なレディ。今夜は、君みたいな子と少し遊びたいなんて思うんだけど...どうかな??」
「...んふ、貴方も素敵な男ね??一体、私と何をして遊びたいの???(笑)」
女は、俺の言葉に色気たっぷりの顔で、俺の身体にさりげなくボディタッチをしてきた。
そうそう、この調子。
俺は、内心冷や汗をかきながら、目の前の女にさらに詰め寄った。
「うーん、君さえよければ...俺と過激的な一夜を...。もちろん...色々とご奉仕はさせてもらうつもりだよ???さぁ、どうかな??」
俺はこういうと、目の前の女の頬に片手で触れると、そのまま顎までずらしていき、クイッと自分の方に顔を向けさせた。
俺......こういうの一番苦手...。
恥ずかしくなっちゃうし......あっ、でも、雅は別。
愛おしくて愛おしくて、雅が恥ずかしがる姿が見たくて、ついついやっちゃうんだよな。
はぁ、雅に会いたい。
っ、会いたいよぉー!!!
自分の羞恥心やみやび愛と、必死に格闘しながら、目の前にいる女の真っ赤に染った唇を親指で軽く拭った。
すると女は、顎にかかっていた俺の手をぐっと掴むと、俺の耳元に唇を寄せ甘い声でこう囁いた。
「...お姉さんを楽しませるだけの容量があなたにあるのかしら??...まぁ、いいわ??場所を変えましょうか。」
「もちろんだよ、退屈はさせないつもりだよ??」
俺は内心、女のこの言葉に
『よっしゃー!!!!』
と言って、盛大にガッツポーズをしていたが、それはさておいて際どいドレスを纏った女について店の外へと出た。
そうして、しばらく歩いて連れてこられたのは、廃屋と化した建物だった。
俺はこの建物に見覚えがあった。
マジか...ここに入るのか...。
俺...ちょっと初体験かも...。
ヤバっ...。
俺が焦っているのも無理はない...だってな!!??
連れてこられたここは...!!
俺が焦っていると、女は煽るようにこう言い放った。
「ほら、早く中に入って???それとも...やっぱり怖気付いたのかしら??」
やべぇぇ......何とかしないと...。
俺はこう思うと、女に近づいて耳元に口を寄せ、女の耳を甘く噛みながらこう囁いた。
「いいや、むしろ......さっきよりも一層興奮してる。君って、見た目以上に大胆なんだね。...そういう女の人...俺、嫌いじゃないよ???」
「んふふ、そう来なくっちゃね??(笑)じゃあ、入りましょうか??」
女の声に俺は、心に大量の汗をかきながら、勇気を振り絞り、魔の地に足を踏み入れたのだった...。
店の中に入ると...早速来ました...はい、来ちゃいました。
そうそう...この独特のあま~い香り...スピード、グラス、スターダスト。(覚せい剤や大麻などの隠語。)
って、こんな沢山の種類を所持してるとか...まじでヤバいじゃん...しかも、ここって...。
「ん~、もっと...んぁ...ん...。」
「はぁ...はぁ...ヤバいっ...エス(覚せい剤の隠語。)した後にヤると、結構くるなっ......。」
うわー、マジかよ...噂通りじゃん。
はい...これは俺の趣味じゃないし...日本にいたらまず摘発されるだろう...この独特の雰囲気......間違いない...ハプバーだ...。
俺は、女の子とお楽しみ会をするのは、大歓迎だし、勿論大好きだけど......。
でもねぇ~、さすがに他人に行為を見せびらかすことは...恥ずかしすぎねぇ????
まぁ、雅が来たいって言うなら、付き合ってやらないこともないが...。
はぁ...雅ぃ~!!!
直ぐに帰って、即刻イジメてぇ~!!!
俺は店に入ってすぐに、目に飛び込んできた刺激にビックリしてしまったが、隣に女がいることを思い出し、必死に平然を装っていた。
そんな俺に女は、こう声をかけた。
「ハプバーは、初めて???」
「いいや、ただ俺の国だとすぐにサツに潰されちゃうからね~。一度来てみたかったんだよね~。ということで...俺達はどこで一回戦するの??」
俺のこの言葉に女は上機嫌で、俺の首に腕を回すと、そのまま近くにあったソファへと倒れ込んだ...。
女の上に乗る形で、俺は短い時間で女から情報を聞き出す作戦を立てた。
「...もう始めるの???なら、遠慮はしないけど...???(笑)...んっ...んん...。(しゃーないから、雅にちょっかいかけてるって考えよっと。うへぇ、香水クセぇーな。鼻がいかれちまう...勘弁してくれよォ。)」
俺は、作戦を軽く頭で考え、パッとシュミレーションして、ほぼ100パーセント...女と行為に及ぶ前に、情報を聞き出せると確信したため、女を熱烈な視線で捉えると、口元を片手で拭うフリをして、口にあるものを含み、そのまま女の口にキスをした。
俺が女に、しばらくキスをしていると、女がおもむろに俺のネクタイに手をかけてきた。
あれ......待てよ...??
もしかして、さっきのキスで入れたクスリが効いていないのか......。
いや、だとしたらまずい...何とかしないと...俺、食われちまう...!!
雅以外とはしないって決めてんのに...見えちゃうよ、最悪のシナリオ...!!
こう考えた俺は、女にキスをしたまま、女が手をかけていた俺の首元で緩んだネクタイを、サッと剥ぎ取ると、そのまま女の目にそれをまきつけて、目隠しをさせたのだった。
「俺のネクタイで拘束して欲しいなんて、イヤらしい奴だな~。でもまぁ、いいよ。やったげる。」
俺は、真顔のまま目隠しをしてやった女にこう言うと、女は満足そうにニヤッとしていた。
こいつ...絶対、薬やってんじゃん。
コイツの口の中に薬残ってないよな...??
ってもう、手遅れか...俺も遂に犯罪者の仲間入りってか...???
内心溜息をつきながら、女の口から一度口を離した瞬間に、胸ポケットからハンカチを取り出し、ハンカチに忍び込ませていた法に触れる量、ギリギリの酔い薬取り出した。
言っておくが、この酔い薬は合法で、日本では媚薬として、一般的に流通しているものだから、通報は勘弁な...。(汗)
俺は、それを女にバレないよう口に含み、そのまま目隠しをした女の口に再度口付けたのだった。
頼むから、早く酔ってくれよ......??
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