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向こうは向こう
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みんなが出ていき私は彼女と二人きり。同じ空間に二人きり。だけど彼女は何も言わない、喋らない。まるで私が居ないかのように振る舞う。それはそれでいい。でも私は彼女と意地でもコミュニケーションをとる。
「諦めなさい」
「なんなのよほんと.......」
やはり居ないものとして無視。私の声は届いていない.......?また私は誰かに無視をされるのだろうか。あの時、部活のみんなのように。それはーーとても辛い。
「ぅ.......」
少し吐き気を催していた。思い出したくないものを思い出したらそれは誰だってそうなる。しかもそれがあまりいい思い出じゃない上にトラウマになっている、後悔になっているものと来た精神的な部分の負担でいえば相当でかい。でもそんなの彼女にとってはどうでもいいことで、知らないことだ。だから今こうして苦しんでいるのは私自身だけ。私自信を苦しめているのは過去の私。誰も攻めることは出来ないし、誰かのためになることも出来ない。所詮は約立たず.......なのかな。
「なんでそんな震えてんの?」
「あなたもそのうちこうなるのよ.......」
彼女はあと一歩でも道を踏み違えばこうなってしまう。そういう可能性であることは違いないし、だからこそ私が今こうして彼女と一緒にいる。全ての要素において彼女と私は似ているのだ。
「あなたのその態度治さないと痛い目見るわよ」
「あんたに言われたくないんだけど。あんただって自分の傲慢で居場所なくしたんしょ?緒方由紀」
「そりゃそうね」
だが否定をするのは違うからそこは否定しない。あくまでも未来の自分であるということを意識させないといけない。まあ、究極私がここで食い止めるからそうはならないんだけど。それでもあくまでも可能性として提示する必要性はなんとなくあるのかなと思う。私みたいに口数少なくなっても困るし。
「あんまり生意気だとその口塞ぐわよ」
「は、はぁ!?」
とりあえず、冗談は通じるらしい。
「諦めなさい」
「なんなのよほんと.......」
やはり居ないものとして無視。私の声は届いていない.......?また私は誰かに無視をされるのだろうか。あの時、部活のみんなのように。それはーーとても辛い。
「ぅ.......」
少し吐き気を催していた。思い出したくないものを思い出したらそれは誰だってそうなる。しかもそれがあまりいい思い出じゃない上にトラウマになっている、後悔になっているものと来た精神的な部分の負担でいえば相当でかい。でもそんなの彼女にとってはどうでもいいことで、知らないことだ。だから今こうして苦しんでいるのは私自身だけ。私自信を苦しめているのは過去の私。誰も攻めることは出来ないし、誰かのためになることも出来ない。所詮は約立たず.......なのかな。
「なんでそんな震えてんの?」
「あなたもそのうちこうなるのよ.......」
彼女はあと一歩でも道を踏み違えばこうなってしまう。そういう可能性であることは違いないし、だからこそ私が今こうして彼女と一緒にいる。全ての要素において彼女と私は似ているのだ。
「あなたのその態度治さないと痛い目見るわよ」
「あんたに言われたくないんだけど。あんただって自分の傲慢で居場所なくしたんしょ?緒方由紀」
「そりゃそうね」
だが否定をするのは違うからそこは否定しない。あくまでも未来の自分であるということを意識させないといけない。まあ、究極私がここで食い止めるからそうはならないんだけど。それでもあくまでも可能性として提示する必要性はなんとなくあるのかなと思う。私みたいに口数少なくなっても困るし。
「あんまり生意気だとその口塞ぐわよ」
「は、はぁ!?」
とりあえず、冗談は通じるらしい。
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