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しおりを挟む今日はクロヴィス様との2人きりでのお茶会。
彼が好きな紅茶とスコーンを用意して待っていると今日の彼は一人ではなかった。
マイカ様を伴って現れたのだ。
「サブリナすまない。今日はどうしてもマイカも一緒にサブリナとのお茶会に参加したいときかなくてな」
「サブリナ様申し訳ございません。前回のサブリナ様とのお茶会私が体調を崩してしまい参加できなかったので、私も一緒にお話しがしたくて・・・」
そういって二人共申し訳なさそうに眉をさげている。
そう言われてしまっては私も否は言えない。
寧ろ私と話しがしたかったと話すマイカ様をかわいくも感じた。
「~それでクロヴィス様に出会って私は本当に幸せです!」
そういってマイカ様はクロヴィス様へ寄りそう様に頬を赤らめ見つめている。
何故かあれから私はクロヴィス様とマイカ様の出会いとなれそめを懇切丁寧に聞かされていた。
元々憧憬の念を二人に抱いていた私からしたら、本人達から話を聞けるとあれば名誉な事だと思ったが眼の前の二人を見ていると何故か話しが頭に入ってこない。
その後もクロヴィス様がもういいだろう。とマイカ様を伴って席を立つまでは何故か頭がぼんやりとしていた。
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