3 / 5
本編
3話
しおりを挟む
「ねぇ、何度も言うようだけど何故そこまで粘るの?」
『そのぉ・・・神の地位にいる僕達は、ランク付けの闘技以外にもう一つあるんです・・・』
「そのもう一つに関係してるってこと?」
『はい・・・。』
「それは、どんなことなの?」
『人間が天寿を全うしている場合は、そのまま地球の神が天国と地獄のどちらかに送り届けます。でも、僕達のランク付けによる戦闘に巻き込まれ不慮の事故や病気で亡くなり天寿を全う出来なかった場合には、僕達が守護する惑星で転生する決まりになっているのです・・・』
「そんな決まりがあったなんて初耳だわ」
『それもそのはずです。人間の死後、僕達に出会わなければ知ることもないことですから。そして送られてきた魂を転生させ、第二の人生を歩ませ幸せになって天寿を全うすることで神の順位が決定するのです・・・』
「神様の世界でもいろいろと苦労してるのね。でも、私に幸せが訪れるとは思えないんだけど」
『そこは、僕に任せてください!必ず幸せになるよう対応しますから!だから、お願いします!! 僕の惑星に転生して幸せになっていただけませんか!? 』
必死に土下座して額を擦りつけながらのお願いって、見ていて気持ちいいものじゃないわね。
本当にどうしたものかしら。
「ねぇ、どんな条件でもいいの?」
『はい!どのような内容であっても、貴方にはその条件が適用されます』
「・・・そう。わかったわ。神様の守護しているとこに転生するわ」
『ありがとうございます!!』
ぱあ~っと光り輝く勢いの笑顔で頭を下げお礼を言ってくる美青年。
輝くのはいいんだけど、ものすごく眩しいから輝くのは控えてほしいわ・・・
まぁ、いいけど。
私の転生に大きく関わってくるみたいだし、容姿や住む場所等々の細かなことまで注文つけてやろうかしらね。
え?欲張りだって?
だって、転生してまで面倒事に巻き込まれるのは嫌なんだもの。
それくらい欲張ったっていいじゃない。
『そのぉ・・・神の地位にいる僕達は、ランク付けの闘技以外にもう一つあるんです・・・』
「そのもう一つに関係してるってこと?」
『はい・・・。』
「それは、どんなことなの?」
『人間が天寿を全うしている場合は、そのまま地球の神が天国と地獄のどちらかに送り届けます。でも、僕達のランク付けによる戦闘に巻き込まれ不慮の事故や病気で亡くなり天寿を全う出来なかった場合には、僕達が守護する惑星で転生する決まりになっているのです・・・』
「そんな決まりがあったなんて初耳だわ」
『それもそのはずです。人間の死後、僕達に出会わなければ知ることもないことですから。そして送られてきた魂を転生させ、第二の人生を歩ませ幸せになって天寿を全うすることで神の順位が決定するのです・・・』
「神様の世界でもいろいろと苦労してるのね。でも、私に幸せが訪れるとは思えないんだけど」
『そこは、僕に任せてください!必ず幸せになるよう対応しますから!だから、お願いします!! 僕の惑星に転生して幸せになっていただけませんか!? 』
必死に土下座して額を擦りつけながらのお願いって、見ていて気持ちいいものじゃないわね。
本当にどうしたものかしら。
「ねぇ、どんな条件でもいいの?」
『はい!どのような内容であっても、貴方にはその条件が適用されます』
「・・・そう。わかったわ。神様の守護しているとこに転生するわ」
『ありがとうございます!!』
ぱあ~っと光り輝く勢いの笑顔で頭を下げお礼を言ってくる美青年。
輝くのはいいんだけど、ものすごく眩しいから輝くのは控えてほしいわ・・・
まぁ、いいけど。
私の転生に大きく関わってくるみたいだし、容姿や住む場所等々の細かなことまで注文つけてやろうかしらね。
え?欲張りだって?
だって、転生してまで面倒事に巻き込まれるのは嫌なんだもの。
それくらい欲張ったっていいじゃない。
0
お気に入り数が4人もいて吃驚ですΣ(・ω・ノ)ノ! この作品は、本当に腐女子である自分が書く初めての普通の恋愛とファンタジーの中間を思い描いて執筆してます。 少し生意気で貪欲な主人公ですが転生後の人生を謳歌する為に神様にあれやこれやと注文をつけていってます(笑) 私も死後、異世界に転生することがあれば現実では手に入れられなかった全てを注文したいですねw 他にも作品を投稿しておりますので、そちらも是非お読み頂けると嬉しいです。
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる