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傭兵団の聖女マロン
神の独白
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『ああ······嗚呼』
『僕は正しい。そうだろう?』
『これはやっぱり正しいことなんだ』
『僕の愛し子も、僕と同じ気持ちなんだから、これはきっと正しいんだ』
『だってほら、あんなにも想いあっているのだから!』
『想い合う二人は結ばれるべきで』
『そこにはなんの邪魔も入っちゃいけない』
『これが最後なんだ』
『間違ったらいけないんだ』
『僕がそう定めた』
『これが最後だと、そう言ったんだ』
『始まりは間違ってしまったけど、今度こそ大丈夫なんだ』
『たくさん死んで、生き返して、その度に記憶を失って······』
『酷い死に方も沢山したし、すれ違ってばかりだったこともあったけど······』
『何度も何度もやり直して、その度に邪魔が入ったけど······』
『二人の物語には、僕たちの存在すら入り込んではならないんだよ』
『僕らはただ、見守るだけ』
『もうそれしかすることは出来ない』
『それが正しくて、それが普通なんだ』
『そうだろう?アドキナ······』
『僕の女神』
『憎たらしくて愛するきみ、今度こそ、僕らの愛し子に最上の祝福を与えようじゃないか』
『僕は正しい。そうだろう?』
『これはやっぱり正しいことなんだ』
『僕の愛し子も、僕と同じ気持ちなんだから、これはきっと正しいんだ』
『だってほら、あんなにも想いあっているのだから!』
『想い合う二人は結ばれるべきで』
『そこにはなんの邪魔も入っちゃいけない』
『これが最後なんだ』
『間違ったらいけないんだ』
『僕がそう定めた』
『これが最後だと、そう言ったんだ』
『始まりは間違ってしまったけど、今度こそ大丈夫なんだ』
『たくさん死んで、生き返して、その度に記憶を失って······』
『酷い死に方も沢山したし、すれ違ってばかりだったこともあったけど······』
『何度も何度もやり直して、その度に邪魔が入ったけど······』
『二人の物語には、僕たちの存在すら入り込んではならないんだよ』
『僕らはただ、見守るだけ』
『もうそれしかすることは出来ない』
『それが正しくて、それが普通なんだ』
『そうだろう?アドキナ······』
『僕の女神』
『憎たらしくて愛するきみ、今度こそ、僕らの愛し子に最上の祝福を与えようじゃないか』
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