314 / 347
第7章 新たな進化
50話 犠牲者が増える冒険者
しおりを挟む
冒険者達が帰らなくなって数ヵ月が経ち、ヒロトシの店では、Cランク冒険者にも研磨依頼を受付をしていた。ヒロトシは帰らない冒険者が出てきてから再度忠告したのだったが、ギルドが推奨した事でヒロトシにはなんの問題はなかったのだ。
しかし、今になりギルドではやはりCランク冒険者に、マジカル武器は早かったのではないかという話が出てきていた。
「ギルドマスター。やはり、Cランク冒険者には早すぎたのでは?」
「今さら、どうしろというのだ?」
「やはり、ギルドで規制した方がよろしいかと」
「馬鹿なことを!一度許可を出したのに覆すことなど!それならば、冒険者の方を何とかすべきだ!」
「しかし、今もなおCランク冒険者に犠牲者が出てきているのですよ。しかも、今は怪我人が続出しています」
「それは、犠牲者ではなく冒険者自身が油断した結果であろう」
「油断した結果、命を落としたのではギルドの責任はありませんが、今の状況は・・・・・・」
「だったら、研磨をしたことだというのか?だったらなおさら、ギルドには関係ないではないか」
「嘘ですよね・・・・・・ヒロトシ様は、最後までCランク冒険者に研磨はしないと止められていたではありませんか?しかも、冒険者が帰らなくなってきた時、もう一度相談に来られたでは?」
「だが、結局ギルドに賛同して、研磨依頼を受けているじゃないか?」
「私もあの時は、Cランクになぜ研磨をしてくれないのか不満でした。現にギルドの売り上げは右肩上がりだったんですから。しかし、今はその考えは間違っていたと思います」
「今さら何を!」
「このままでは、ヒロトシ様が言ったようにギルドは潰れてしまいます。ここは、やはり考えを改めてCランク冒険者には、成長させてから」
「駄目だ!そうなれば、ギルドが間違いを認めた事になるではないか?そうなれば、生き残りの冒険者達の入院費や治療費をギルドが払わねばならん」
「しかし、このままでは中核を担う冒険者がいなくなるし、初心者の冒険者にしわ寄せがいくことになりかねません」
「馬鹿な事を!まだ中核を担う冒険者はいくらでもおるではないか!」
「確かにいます。冒険者の中には、基本にかえる人間も出てきています」
「だったら、問題はないではないか?」
「ヒロトシ様が言った、Cランク冒険者が未熟だと言った事をお忘れですか?」
「それがどうしたと言うのだ?冒険者は自ら基本に戻っているのであろう?」
「だから、心配なのです!基本に戻って、やはり自分達は大丈夫と思うはずです。そうなった時、どうなると思うのですか?」
ギルド会議で一人の幹部の意見で、会議はざわめきだった。その意見に反論する者は、ギルドが慰謝料を払うのを認めない者や今のギルドの売り上げが元に戻ることを良しとしない幹部達だった。
また、今のうちにギルドの間違いを認め、傷口が浅い内に慰謝料を払い、Cランク冒険者にはマジカル武器はまだ早いと認識させて、冒険者を育てる方がいいと賛同する幹部達が意見を対立させた。
その頃、ヒロトシは王都のヒ美研営業所に来ていてカウンター業務を、ライラ達と一緒にしていた。
「何でなんだよ!いきなりCランクは駄目だなんて納得出来ねぇよ」
「お前達の仲間の死亡者が増えているのは知っているだろ?」
「そうだよ!だから、俺のパーティーも重症で今は入院しているんだ。その治療費を稼がないといけないんだ」
「あんたは無事だったのか?」
「俺だけあの日は体調不調で留守番だったんだ。まさか、仲間があんなことになるなんて!だから俺は仲間のために稼がないと!」
研磨を依頼に来た冒険者の中には運良く助かった人間もいた。しかし、それは負の循環で助かった人間を不幸にするものだった。
欠損するような大怪我で入院する仲間のために、依頼を受けようとする冒険者が続出していた。
その依頼内容は、Cランク冒険者ではきついものであり、研磨武器を持ってぎりぎり達成できるものだった。
「お前は馬鹿か!そんな綱渡りな事をして、お前が死んだら残された者はどうなる?」
「だが、金を稼がないと仲間は死んでしまうんだ。しかし、研磨武器があれば金が稼げるかもしれない。そうなったら仲間は助かるんだよ」
「しかし、復帰はできるのか?復帰に何年かかるんだ?」
「やめろ!いくらヒロトシ様でも、それ以上言ったら許さねぇぞ!」
「ああ!悪かったな。お前は、いやあんた達冒険者は仲間思いなやつらばっかりだ。しかし、未熟なやつらばっかりだとも思うよ」
「なんだと!」
「あれほど、俺がCランクにマジカル武器は早いと忠告したのに、結局Cランクは怪我人だらけだ」
「それはあんなことに、高ランクの魔物が出るとは思わなかったと仲間が・・・・・・」
「だが、Bランク冒険者は対処できていて、怪我人はCランク冒険者ばかりじゃないか?」
「そ、それは・・・・・・」
「お前は運が良かったが、今冒険に出たら間違いなく還らぬ冒険者になるよ。そして、入院しているお前の仲間は・・・・・・」
「それ以上言うな!」
「いいや。言わせてもらうね。お前に、いや、お前達実力があれば、俺は何も言わないよ」
ヒロトシは、2号店に来ているCランク冒険者を睨みつけた。
「だったら仲間を見捨てろというのか?」
「しょうがないだろ?お前達の仲間は、運がまだ良かっただけで、魔物に襲われていた所にBランク以上の冒険者に救われたんだからな」
「だから俺達は!」
「いいか?あんた達の仲間は帰ってこれたんだ!帰ってこれなかった冒険者はどれだけいるんだ?」
「だけど、ヒロトシ様ならどうなんだ?仲間が怪我をして入院していたら、助けたいと思うだろ?」
ヒロトシは冒険者達の言葉を聞き鼻で笑った。
「俺が仲間を怪我させる?馬鹿なことを言うな!仮に怪我をさせたとしても、お前達のように仲間の治療費がないと慌てるようなことはしないよ」
「「「「「うっ」」」」」
「いいか?あんた達は怪我人がでないと、こういう状況になるとわからないほど未熟なんだよ」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「これ以上、俺の技術が汚されるのは我慢ならん。
仮にギルドがなにか言って来ても、研磨武器はBランク冒険者からだ!」
ヒロトシはついに、冒険者達を追い払ったのだ。
しかし、今になりギルドではやはりCランク冒険者に、マジカル武器は早かったのではないかという話が出てきていた。
「ギルドマスター。やはり、Cランク冒険者には早すぎたのでは?」
「今さら、どうしろというのだ?」
「やはり、ギルドで規制した方がよろしいかと」
「馬鹿なことを!一度許可を出したのに覆すことなど!それならば、冒険者の方を何とかすべきだ!」
「しかし、今もなおCランク冒険者に犠牲者が出てきているのですよ。しかも、今は怪我人が続出しています」
「それは、犠牲者ではなく冒険者自身が油断した結果であろう」
「油断した結果、命を落としたのではギルドの責任はありませんが、今の状況は・・・・・・」
「だったら、研磨をしたことだというのか?だったらなおさら、ギルドには関係ないではないか」
「嘘ですよね・・・・・・ヒロトシ様は、最後までCランク冒険者に研磨はしないと止められていたではありませんか?しかも、冒険者が帰らなくなってきた時、もう一度相談に来られたでは?」
「だが、結局ギルドに賛同して、研磨依頼を受けているじゃないか?」
「私もあの時は、Cランクになぜ研磨をしてくれないのか不満でした。現にギルドの売り上げは右肩上がりだったんですから。しかし、今はその考えは間違っていたと思います」
「今さら何を!」
「このままでは、ヒロトシ様が言ったようにギルドは潰れてしまいます。ここは、やはり考えを改めてCランク冒険者には、成長させてから」
「駄目だ!そうなれば、ギルドが間違いを認めた事になるではないか?そうなれば、生き残りの冒険者達の入院費や治療費をギルドが払わねばならん」
「しかし、このままでは中核を担う冒険者がいなくなるし、初心者の冒険者にしわ寄せがいくことになりかねません」
「馬鹿な事を!まだ中核を担う冒険者はいくらでもおるではないか!」
「確かにいます。冒険者の中には、基本にかえる人間も出てきています」
「だったら、問題はないではないか?」
「ヒロトシ様が言った、Cランク冒険者が未熟だと言った事をお忘れですか?」
「それがどうしたと言うのだ?冒険者は自ら基本に戻っているのであろう?」
「だから、心配なのです!基本に戻って、やはり自分達は大丈夫と思うはずです。そうなった時、どうなると思うのですか?」
ギルド会議で一人の幹部の意見で、会議はざわめきだった。その意見に反論する者は、ギルドが慰謝料を払うのを認めない者や今のギルドの売り上げが元に戻ることを良しとしない幹部達だった。
また、今のうちにギルドの間違いを認め、傷口が浅い内に慰謝料を払い、Cランク冒険者にはマジカル武器はまだ早いと認識させて、冒険者を育てる方がいいと賛同する幹部達が意見を対立させた。
その頃、ヒロトシは王都のヒ美研営業所に来ていてカウンター業務を、ライラ達と一緒にしていた。
「何でなんだよ!いきなりCランクは駄目だなんて納得出来ねぇよ」
「お前達の仲間の死亡者が増えているのは知っているだろ?」
「そうだよ!だから、俺のパーティーも重症で今は入院しているんだ。その治療費を稼がないといけないんだ」
「あんたは無事だったのか?」
「俺だけあの日は体調不調で留守番だったんだ。まさか、仲間があんなことになるなんて!だから俺は仲間のために稼がないと!」
研磨を依頼に来た冒険者の中には運良く助かった人間もいた。しかし、それは負の循環で助かった人間を不幸にするものだった。
欠損するような大怪我で入院する仲間のために、依頼を受けようとする冒険者が続出していた。
その依頼内容は、Cランク冒険者ではきついものであり、研磨武器を持ってぎりぎり達成できるものだった。
「お前は馬鹿か!そんな綱渡りな事をして、お前が死んだら残された者はどうなる?」
「だが、金を稼がないと仲間は死んでしまうんだ。しかし、研磨武器があれば金が稼げるかもしれない。そうなったら仲間は助かるんだよ」
「しかし、復帰はできるのか?復帰に何年かかるんだ?」
「やめろ!いくらヒロトシ様でも、それ以上言ったら許さねぇぞ!」
「ああ!悪かったな。お前は、いやあんた達冒険者は仲間思いなやつらばっかりだ。しかし、未熟なやつらばっかりだとも思うよ」
「なんだと!」
「あれほど、俺がCランクにマジカル武器は早いと忠告したのに、結局Cランクは怪我人だらけだ」
「それはあんなことに、高ランクの魔物が出るとは思わなかったと仲間が・・・・・・」
「だが、Bランク冒険者は対処できていて、怪我人はCランク冒険者ばかりじゃないか?」
「そ、それは・・・・・・」
「お前は運が良かったが、今冒険に出たら間違いなく還らぬ冒険者になるよ。そして、入院しているお前の仲間は・・・・・・」
「それ以上言うな!」
「いいや。言わせてもらうね。お前に、いや、お前達実力があれば、俺は何も言わないよ」
ヒロトシは、2号店に来ているCランク冒険者を睨みつけた。
「だったら仲間を見捨てろというのか?」
「しょうがないだろ?お前達の仲間は、運がまだ良かっただけで、魔物に襲われていた所にBランク以上の冒険者に救われたんだからな」
「だから俺達は!」
「いいか?あんた達の仲間は帰ってこれたんだ!帰ってこれなかった冒険者はどれだけいるんだ?」
「だけど、ヒロトシ様ならどうなんだ?仲間が怪我をして入院していたら、助けたいと思うだろ?」
ヒロトシは冒険者達の言葉を聞き鼻で笑った。
「俺が仲間を怪我させる?馬鹿なことを言うな!仮に怪我をさせたとしても、お前達のように仲間の治療費がないと慌てるようなことはしないよ」
「「「「「うっ」」」」」
「いいか?あんた達は怪我人がでないと、こういう状況になるとわからないほど未熟なんだよ」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「これ以上、俺の技術が汚されるのは我慢ならん。
仮にギルドがなにか言って来ても、研磨武器はBランク冒険者からだ!」
ヒロトシはついに、冒険者達を追い払ったのだ。
0
お気に入りに追加
421
あなたにおすすめの小説
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
異世界召喚された回復術士のおっさんは勇者パーティから追い出されたので子どもの姿で旅をするそうです
かものはし
ファンタジー
この力は危険だからあまり使わないようにしよう――。
そんな風に考えていたら役立たずのポンコツ扱いされて勇者パーティから追い出された保井武・32歳。
とりあえず腹が減ったので近くの町にいくことにしたがあの勇者パーティにいた自分の顔は割れてたりする?
パーティから追い出されたなんて噂されると恥ずかしいし……。そうだ別人になろう。
そんなこんなで始まるキュートな少年の姿をしたおっさんの冒険譚。
目指すは復讐? スローライフ? ……それは誰にも分かりません。
とにかく書きたいことを思いつきで進めるちょっとえっちな珍道中、はじめました。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
階段落ちたら異世界に落ちてました!
織原深雪
ファンタジー
どこにでも居る普通の女子高生、鈴木まどか17歳。
その日も普通に学校に行くべく電車に乗って学校の最寄り駅で下りて階段を登っていたはずでした。
混むのが嫌いなので少し待ってから階段を登っていたのに何の因果かふざけながら登っていた男子高校生の鞄が激突してきて階段から落ちるハメに。
ちょっと!!
と思いながら衝撃に備えて目を瞑る。
いくら待っても衝撃が来ず次に目を開けたらよく分かんないけど、空を落下してる所でした。
意外にも冷静ですって?内心慌ててますよ?
これ、このままぺちゃんこでサヨナラですか?とか思ってました。
そしたら地上の方から何だか分かんない植物が伸びてきて手足と胴に巻きついたと思ったら優しく運ばれました。
はてさて、運ばれた先に待ってたものは・・・
ベリーズカフェ投稿作です。
各話は約500文字と少なめです。
毎日更新して行きます。
コピペは完了しておりますので。
作者の性格によりざっくりほのぼのしております。
一応人型で進行しておりますが、獣人が出てくる恋愛ファンタジーです。
合わない方は読むの辞めましょう。
お楽しみ頂けると嬉しいです。
大丈夫な気がするけれども一応のR18からR15に変更しています。
トータル約6万字程の中編?くらいの長さです。
予約投稿設定完了。
完結予定日9月2日です。
毎日4話更新です。
ちょっとファンタジー大賞に応募してみたいと思ってカテゴリー変えてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる