上 下
144 / 347
第4章 魔道スキルと研磨スキル

27話 オプション武器

しおりを挟む
 ヒロトシは、ミトンの町に帰る道中、運転をしながらため息をついていた。

「ご主人様どうかしたのですか?」

「シアン……人って難しいと思ってな」

「ノーザンの事ですか?」

「ああ……まさかこんな結果になるとは思わなかったよ」

「わたしが言うのも何なんですが、ご主人様は優しすぎるからですよ。普通、わたし達犯罪奴隷にこういう待遇はあり得ないですからね」

「まあ、これでノーザンには好きに鍛冶師としての仕事をしてもらうよ」

「普通なら、奴隷商に売られていてもおかしくはないですよ」
「まあ、そうですね。ノーザンに至っては誰もフォローはできませんよ」

 後ろにいたセレンも、会話に参加してきた。

「まあ、そう言うな。あいつはあいつで役に立とうとしていたみたいだからな」

「でも、ご主人様も迷惑に感じていたから、ノーザンを一人にしたんでしょ?」

「人には色んな奴がいるからな。あのままでは㋪美研の鍛冶工房がまわらなくなると思ったから苦渋の選択だ」

「じゃあ、ご主人様はノーザンにまだ何か期待をしているのですか?」

「いや、期待はもうしてないよ。ただあいつはあいつで今まで通りの生産をしてくれたらいいと思っているだけだ。月に5本ほどだが生産量が上がるからね」

「それなら、奴隷商に売ってしまった方が生活費が楽になるのでは?」

「それは俺の方針?原則として却下だ」

「どういう事でしょうか?」

「一度家族として迎えた人間だ。その人間を捨てると言う事になればどうなる?お前達の信頼関係が崩れ去ってもおかしくはないんだぞ」

「そんな!今回の事はノーザンの自業自得と言えましょう!もし、ノーザンを奴隷商に売ったとしても、私は主君との信頼を失ったりは!」

 今まで黙っていたミルデンスが、興奮したように後ろの荷台から、声を荒げる様に訂正してきた。これにはアイリーンやミランダが驚いて言葉を失った。

「ミルデンスありがとな」

「主君はお優しい方です。今回の事はノーザンが悪いとみんな思っています。だから、今回の事で信頼が無くなるなんてとんでもありません」

「まあ、聞いてくれよ。だからと言って、俺がノーザンを奴隷商に売ったんじゃ、世間の主人と変わらないだろ?それじゃあ駄目なんだよ」

「どういう事ですか?」

「例えば、シアンがどうしても納得がいかないことがあったとしよう。しかし、俺が絶対に遂行しろと言ったとするよな?そして、俺に対して反抗したとしよう?」

「わたしは、そんな事はしません!絶対に遂行すると思います」

「いや、例えばの話だ。そうなれば、普通はあり得ない事として主人はその奴隷を売り飛ばすだろ?俺もそれに習って繰りかすとしよう。お前達は俺をどう思う?今のお前達と俺の信頼関係は崩れる事にならないか?」

「それは言う事を聞かないほうが……」

「だが、奴隷の立場で今の生活を手放したくはないだろ?そうなると、言いたいことも俺に意見出来なくなると思わないか?俺は、お前達に反抗するなと言っているんじゃないよ。ノーザンの様に自分の意見を言ってくれても構わない。それが本当に効果がある事ならばな」

「では、ノーザンはなんで?」

「あいつのやっていることは独りよがりだからだ。全体を見ていないだけで自分さえ良ければいい行動だから、俺は㋪美研には不要と言う決断を下した。しかし、それであいつを奴隷商に売れば、お前達からの信頼を無くしかねない
からな。意見が上がってこなくなるのは俺が困る」

「そんな!私達が主君にそんな事を!」

「古参メンバーはそうかもしれないが、新人の中にはそう思う奴もいるかもしれないだろ?」

「「そんな!わたし達は!」」

「新人と言ったが、シアンとセレンと言ったつもりはないよ」

「「なるほど」」

「それに、俺はノーザンが悪いとも思っていないしな」

「どういう事ですか?」

「あいつは、人をもう信じれなくなっているだけだよ。言葉では俺をもう一度信じると言ったけど、貴族に騙され奴隷に落とされたんだ。ただでさえ不器用なドワーフだったんだ。今の生き甲斐はあのレシピだけだよ」

「主君はそのことも案じて、ノーザンを一人にさせたと言う事ですか?」

「あいつには時間が必要だったんだよ。俺が急がせ過ぎたと言ってもいいだろう……」

 ヒロトシは、ノーザンには時間が必要と言った。しかし、㋪美研での活躍は期待していなかっただけだ。

 


 そして、ミトンの町に帰ったヒロトシはハンナとシェリーに、刀のレシピを解りやすく説明したのだった。それこそ魔晄炉の温度から、鉄を鍛える時叩く角度や、火入れするときの水の温度まで細かくしたのだった。
 そのつど二人からの質問で、意見が上がってきた場合、それをやらせてみた。その意見を採用した事でそれが採用となったものもあった。
 例えば、鉄を鍛錬するときに、鋼は叩いて長方形に薄く延ばしたあと、真ん中に切れ目を入れて、そこから折り返すことによって鍛えるのだが、折り曲げる方法で、同一方向に折り曲げ続ける「一文字鍛え」を、ノーザン採用していたが、ハンナは縦横交互に折り曲げていく「十文字鍛え」を提案してきたのだった。

「そこは個人差になるし、お前のレシピとしてやってみたらどうだ?」

「わかりました」

「そういう工夫は、個人でやってくれてもいいから頑張ってくれよ」

「「「「「「了解です!」」」」」

 ハンナとシェリーの班は、早速刀のレシピでロングソードやダガー槍などを製作していくことになった。そして、ハンナ達は刃を製作していき、ヒロトシが魔宝石の研磨、ガイン達が刃の部分を研磨をしていくことになる。




 そして、遂にオプション付きの武器が、㋪美研から売り出す事が出来る事になった。Sランク冒険者は、こぞって㋪美研に押し寄せたのだ。

「マインちゃん!ミスリルロングソードを売ってくれ!」

「オプションは何にしますか?」

「どういったものがあるんだ?」

「ルビーの魔宝石を嵌めればストレングスつきますし、アメジストならばクリティカル確立が上昇しますよ」

「すげぇ……じゃあ、ルビーがついたミスリルソードを一本くれ」

「ありがとうございます」

「アイちゃん!俺はミスリルシールドが欲しい!」

「それでしたら、防御力が上がるダイヤモンドと最大HPが上がるトルコ石のどちらにしますか?」

「防御力で頼む!」

 購入できた冒険者は沸き上がり、購入できなかった冒険者は残念そうに帰っていくのだった。



 そして、その鍛え上げられた剣は本当に素晴らしいものであり、購入できたものは自慢し、購入できなかったものはうらやむのだった。

 その武器はどれほどすごいものかと言うと、鉄鉱石で作られたロングソードは攻撃力は16しかない。しかし、今回売り出された商品は、刀のレシピで作られると1.5倍の攻撃力を誇るのだ。大体的に宣伝されたにしては、たいしたことのないように思えるが、㋪美研から売り出された物はミスリル鉱石で作られた剣であり、威力は20倍となり320もある。その1.5倍で480と驚異の数値を叩きだしていた。

 しかしそれだけではない。ヒロトシの研磨技術によって+3のマジカル武器となっていて、その攻撃力8倍の威力となり3840の攻撃力を誇る武器となっている。そこにオプションが附随してくることになるので、とんでもない威力の武器の誕生となる。

 ヒロトシは、初日販売の結果を見て大変満足をしていた。これならいけると確信を持てたのだった。そして、お約束の様に生産ギルドのアリベスが㋪美研に訪問しにきた。

「ヒ、ヒロトシ様!これは一体どういうことですか?」

「どういうこともなにも、何で生産ギルドが毎回泣きついてくるんだよ。俺もそんなに暇じゃないんだぞ?」

「そんな事言わず、この武器を生産ギルドに卸してもらえませんか?」

「駄目だな!」

「何でですか?こんな強力な武器物凄い高値売れますよ?」

「そりゃ、当然だよ。以前のミスリル製の武器は安売りしたが、それでも120万ゴールドはしたんだからな。しかし、今回は魔宝石がついた特注品だ。一つ1000万は貰わないと割に合わん。これでも赤字なんだからな」

 ミスリル製の装備を新しいレシピで製作して、それに加えて魔宝石を磨いているあるのだ。当然それぐらいの値段になり、Sランク冒険者じゃないと購入はそうやすやすとできない値段である。

「だから!オークションで売ればいいじゃないですか?」

「そんな事をしたら貴族が家宝として購入するじゃないか。俺はそういう目的で販売してないし、3ヶ月後にはオプションは切れるんだぞ?」

 オプション効果が切れれば、又ヒロトシが魔法付与をして800#研磨を施すのである。するとオプション効果は復活し最強装備となる。ようは、ヒロトシはこちらの研磨の売り上げで元を取る算段である。

「だけど勿体ないですよ!」

「それは生産ギルドがだろ?俺は勿体ないとは思ってはいないから」

「そんな……」

「だが、生産ギルドにもいずれ協力をしてもらう事にはなるから、楽しみに待っていてくれ」

「えっ?この魔宝石武器を卸してくれるのですか?」

「それは駄目だと言っているだろ?これはミトンの町でしか販売は出来ないよ。研磨技術があって初めて威力が出る武器なんだからな」

「ではどういうことで、わたし達生産ギルドの協力を?」

「まだ内緒だ。こういうのは水面下で着実に進めないといけないからな」

 ヒロトシは、次の計画を進めようとしていた。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-

ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!! 28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。 しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。 しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。 え、鑑定サーチてなに? ストレージで収納防御て? お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。 スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。 ※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。 またカクヨム様にも掲載しております。

異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃
ファンタジー
 死んだはずの僕が蘇ったのは異世界。しかもソーシャルゲームのように武器を召喚し激レア武器を持つ強者に軍戦略が依存している世界だった。  前世、高槻亮(たかつきあきら)は21世紀を生きた日本陸軍特殊部隊の軍人だった。しかし彼の率いる部隊は不測の事態で全滅してしまい、自身も命を失ってしまう。  しかし、目を覚ますとそこは地球とは違う世界だった。  二度目の人生は異世界。  彼は軍人貴族の長男アカツキ・ノースロードという、二十二歳にも関わらず十代前半程度でしかも女性と見間違えられるような外見の青年として生きていくこととなる。運命のイタズラか、二度目の人生も軍人だったのだ。  だが、この異世界は問題があり過ぎた。  魔法が使えるのはいい。むしろ便利だ。  技術水準は産業革命期付近。銃等の兵器類も著しい発展を迎える頃だから大歓迎であろう。  しかし、戦術レベルなら単独で戦況をひっくり返せる武器がソーシャルゲームのガチャのように出現するのはどういうことなのか。確率もゲームなら運営に批判殺到の超低出現確率。当然ガチャには石が必要で、最上位のレア武器を手に入れられるのはほんのひと握りだけ。しかし、相応しい威力を持つからかどの国も慢心が酷かった。彼の所属するアルネシア連合王国も他国よりはマシとは言え安全保障は召喚武器に依存していた。  近年は平穏とはいえ、敵国の妖魔帝国軍は健在だと言うのに……。  彼は思う。もし戦争になったらガチャ武器に依存したこの世界の軍では勝てない。だから、改革を進めよう。  これは、前世も今世も軍人である一人の男と世界を描いた物語。 【イラスト:伊於さん(Twitter:@io_xxxx)】

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。 勇者としての役割、与えられた力。 クラスメイトに協力的なお姫様。 しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。 突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。 そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。 なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ! ──王城ごと。 王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された! そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。 何故元の世界に帰ってきてしまったのか? そして何故か使えない魔法。 どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。 それを他所に内心あわてている生徒が一人。 それこそが磯貝章だった。 「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」 目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。 幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。 もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。 そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。 当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。 日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。 「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」 ──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。 序章まで一挙公開。 翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。 序章 異世界転移【9/2〜】 一章 異世界クラセリア【9/3〜】 二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】 三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】 四章 新生活は異世界で【9/10〜】 五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】 六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】 七章 探索! 並行世界【9/19〜】 95部で第一部完とさせて貰ってます。 ※9/24日まで毎日投稿されます。 ※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。 おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。 勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。 ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。

侯爵夫人は子育て要員でした。

シンさん
ファンタジー
継母にいじめられる伯爵令嬢ルーナは、初恋のトーマ・ラッセンにプロポーズされて結婚した。 楽しい暮らしがまっていると思ったのに、結婚した理由は愛人の妊娠と出産を私でごまかすため。 初恋も一瞬でさめたわ。 まぁ、伯爵邸にいるよりましだし、そのうち離縁すればすむ事だからいいけどね。 離縁するために子育てを頑張る夫人と、その夫との恋愛ストーリー。

2度もあなたには付き合えません

cyaru
恋愛
1度目の人生。 デヴュタントで「君を見初めた」と言った夫ヴァルスの言葉は嘘だった。 ヴァルスは思いを口にすることも出来ない恋をしていた。相手は王太子妃フロリア。 フロリアは隣国から嫁いで来たからか、自由気まま。当然その所業は貴族だけでなく民衆からも反感を買っていた。 ヴァルスがオデットに婚約、そして結婚を申し込んだのはフロリアの所業をオデットが惑わせたとして罪を着せるためだった。 ヴァルスの思惑通りに貴族や民衆の敵意はオデットに向けられ遂にオデットは処刑をされてしまう。 処刑場でオデットはヴァルスがこんな最期の時まで自分ではなくフロリアだけを愛し気に見つめている事に「もう一度生まれ変われたなら」と叶わぬ願いを胸に抱く。 そして、目が覚めると見慣れた光景がオデットの目に入ってきた。 ヴァルスが結婚を前提とした婚約を申し込んでくる切欠となるデヴュタントの日に時間が巻き戻っていたのだった。 「2度もあなたには付き合えない」 デヴュタントをドタキャンしようと目論むオデットだが衣装も用意していて参加は不可避。 あの手この手で前回とは違う行動をしているのに何故かヴァルスに目を付けられてしまった。 ※章で分けていますが序章は1回目の人生です。 ※タグの①は1回目の人生、②は2回目の人生です ※初日公開分の1回目の人生は苛つきます。 ★↑例の如く恐ろしく、それはもう省略しまくってます。 ★11月2日投稿開始、完結は11月4日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

処理中です...