5 / 347
第1 章 自分だけの職業
4話 ヒロトシ酒場で絡まれる
しおりを挟む
ヒロトシは、身分証明を貰う為、商人ギルドへと向かおうとした。
「あの、ご主人様?」
「どうかしたのか?」
「本当に商人になるのですか?磨きより冒険者になった方が儲かると思うのですが?」
「うんうん。わたしもマインの言う通り、ご主人様は魔法使いで冒険者になった方がいいかと思いますよ」
「いや、俺はやっぱり商売がしたいんだよ。それに、冒険者はいつ命を落すか分からないし、町で商売した方が安全でいいだろ?」
「ですが……あの魔法の威力なら冒険者として活躍できるかと……それに商売と言っても、家や店舗を買う資金を稼がないといけないと思いますし、銅鏡を磨く仕事では何年かかるか分かりませんよ?」
「そっか、そのあたりも何も言ってなかったよな。とりあえず、これからの事を話し合おうか」
「「えっ?」」
「いえ……話し合うだなんて、わたし達は客観的に見ても、ご主人様は冒険者に向いていると思いますよ」
「二人にはまだ何の説明もしてなかっただろ?」
そう言いながら、ヒロトシは二人を連れて酒場を探したのだった。この町の酒場は、冒険者ギルドと併設された冒険者の憩いという酒場が安いと教えられて、ヒロトシ達はこの酒場へとやってきたのだった。
「ギルドの酒場って広いんだなあ」
ギルドの2階部分が広いホールになっていて、まだ陽が高いというのに冒険者達はエールやワイン、果実酒を飲んでいて騒いでいた。酒場と言っても食事もできるし、お茶をしている人間もたくさんいたのだった。
賑やかな酒場でワクワクしながら、ヒロトシは席に着いた。
「ご飯はまだ早いし飲み物だけでいいかな?マインとアイは何にする?」
ヒロトシは、メニューを見て二人に話しかけたのだが、マインとアイは席には着いていなくて、ヒロトシの後ろに立っていたのだった。
「あ、あれ?二人ともそんなとこで何をやってんの?早く席に着きなよ」
「私達は奴隷です。ご主人様と同じ席に着けません」
「わたしたちはここで立っていますので、そのまま話してくれていいです」
「何を訳の分からんことを言ってんだよ。そんな冗談はいいから早く座る!」
「「で、ですが……」」
「主人である俺がいいって言っているんだぞ?そんなバカな事言ってないで早く座れ。もし座らないというのなら、これは命令だよ?」
ヒロトシは、二人の肩を持って、強引に向かいの席に座らせた。
「二人も飲み物でいいよね?」
「えっ?わたし達も注文をしてもいいのですか?」
「そりゃそうだろ。4人席を使っているのに、注文が一人だけっておかしいじゃないか?」
「すいませーん!注文よろしいですか?」
「は~い!」
ホールで、働く女性をヒロトシは呼んで、果実酒を3杯頼んだのだ。
「お客様!当店では、未成年の飲酒は禁じられています。ミックスジュース等はいかがですか?」
「えっ⁉」
「それと、そちらの二人は奴隷みたいですが、奴隷に果実酒を注文されるのですか?」
ヒロトシは、自分が未成年であることを忘れていた。ついつい自分は51歳だと勘違いしてしまっていたのだ。
「ご主人様、お酒は15歳からです。それと、わたし達はやっぱりお水でお願いします」
「ああ。構わないよ。果実酒を2杯持ってきてよ。俺はミックスジュースでお願いします」
「分かりました。では、お代は先払いになりますので、商品が来たときにお支払いをお願いします」
果実酒は2ゴールド、ミックスジュースは1コールドで、商品が来た時、ヒロトシは鉄貨を5枚支払った。
「この飲み物、全然冷えてないな……」
「ご主人様って、どんな生活をしていたのですか?氷なんて、贅沢なものそう簡単に手に入らないですよ」
「だけど、飲み物は冷えていた方が美味しいじゃないか」
「わたし達は、そんな贅沢な暮らしをした事ないから分かりません」
「まあ、いいか……それで、これからの事なんだけど、よく聞いてくれ」
ヒロトシが、話し出そうとした時、席の後ろから肩を掴まれ、誰かに話しかけられた。
「坊主!奴隷に酒を飲ませるなんて、えらく景気がいいじゃねえか!」
「えっ?」
すると、マインとアイがヒロトシに声をかけてきた男に不快感を示した。振り向くとそこには、スキンヘッドのがたいがいい、身長が190cmを超える男がいた。
「えーっと、何か御用でしょうか?」
「いやな。奴隷に酒を飲ますなんて、自分は金を持っていますと言っているようなものだ。ちょっとご忠告をしてやろうとおもってな」
「それはご丁寧にどうも。自分だけ注文して美味しく飲む趣味はないものでね」
「おいおい!つっぱんじゃねえよ。坊主はまだ子供だ。大人の忠告は聴いた方が得だぜ?」
「これが俺の生活スタイルだ。他人のアンタに、どうこう言われる義理はないよ。忠告はありがたく受け取っておくよ」
「ったく……生意気なガキだな!」
ヒロトシのテーブルは不穏な雰囲気に包まれた。すると、先ほど注文を取ってくれた女性店員が、ヒロトシに絡んできた大男の頭をお盆で叩いたのだった。
「貴方は、何をやっているのですか?そんな子供に絡まないでください!」
女性店員は、男の頭を金のお盆で思いっきり殴ったのだ。バア~ンと物凄い音が鳴り、酒場に来ていたお客が全員こちらを見たのだ。
「痛ぁ~~~~~!ジューン!お前は上司になんて事をするんだ!」
「ギルドマスターが、子供にちょっかいかけるのがいけないんでしょ!可哀想に!こんなに委縮しているじゃないですか」
「「「ギ、ギルドマスター?」」」
「ボク……ごめんね……うちのギルドマスターが怖がらせちゃって……ほら!ギルドマスターも謝って!」
「おいおい!なんだよ俺は、この坊主が奴隷に酒など与えているから、忠告をしただけだろ?このまま外に出たら、誰かに絡まれると思ってだな……」
「絡んでいるのは貴方でしょ!」
「俺は絡んでなんかいない!このままではこの坊主が、心配だったから常識というやつをおしえてやろうと……」
「もういいから、ギルドマスターは部屋で仕事をしていてください!この奴隷を見てください。尻尾が震えているじゃないですか。あなたは教えているのかもしれませんが、傍から見たら絡んでいるようにしかみえません!」
「そ、そんな……」
「ボク達ごめんね。ごゆっくりしていってね」
「いたたたたた……ちょっとジューン耳を引っ張るな。痛いだろ」
「やかましい!」
そういって、ジューンと呼ばれた女性店員は、ギルドマスターの耳を引っ張って奥へと消えて行った。
「いったいなんなんだ?」
「今のが冒険者ギルドの、ギルドマスターだったんですね……」
「だけど、ギルドマスターの威厳は無かったですね……」
ヒロトシ達は、ギルドマスターが連れられて行った奥の方をみて、額から汗が流れていた。
「話は脱線したけど、続きを話していこうか?」
「「はい……」」
「それで二人は、俺が商人になるのは反対するわけは、儲けが出ない事を不安に思っているんだよな?」
「そうは言いませんが、普通に考えて、わたし達をオークから助けてくれたあの実力があるなら、絶対に冒険者として活動した方がいいと思います」
「じゃあ、俺の話をしようか。これは絶対内緒で頼むぞ?」
「「わかりました」」
「俺は何で、世の中の事が分からないかというと、この世界の人間じゃなかったからだ」
「「はぁあ?」」
「俺は、地球という星で日本から来たんだよ。ちょっと、分かりにくいかもしれないが、その日本というところで51歳で死んじゃって、この世界の神様ミレーヌさんに転移してもらったんだよ」
「「創造神ミレーヌ様に?」」
「う、嘘ですよね?」
「いや、本当の事だ!それで俺は記憶を持ったまま、こっちの世界で暮らせるように、ミレーヌさんが色々サービスをしてくれたんだ。磨きの技術を持っているから商売の方が向いているんだよ」
「ですが、ご主人様は魔法の実力も持っていらっしゃいますよね」
「それは、元の世界には魔法というものがなかったから、使いたいとミレーヌさんにお願いしたんだよ。だけど戦いのなかった世界にいたから、魔物と戦うのは自信がないというのが理由だ」
「わ、分かりました……しかし、これからお金を稼ぐとなると……」
「それも大丈夫だよ。ミレーヌさんに、店舗購入できるぐらいの資金はもらっているからね」
「ど、どこにそんなお金が?」
「だから、ミレーヌさんからサービスしてもらったって言っただろ?マジックボックスに入れてあるから大丈夫だ」
「スキルまでサービスしてもらったのですか?」
「そういうわけだから、心配しなくても大丈夫だ。店舗さえ入手できればすぐに軌道に乗るはずだからな」
「「わ、わかりました」」
「ご主人様に着いていきます」
「君達には、お店が出来たら受付をやってもらう事にしているからよろしく頼むぞ」
「「はい!」」
ヒロトシたちは、酒場でゆっくりして飲み物を飲んだら、商人ギルドに向かう事にしたのだった。
そして、今日会ったギルドマスターとは、この先良い関係になる事になるとは、この時はまだヒロトシ達も思いもしなかったのだった。
「あの、ご主人様?」
「どうかしたのか?」
「本当に商人になるのですか?磨きより冒険者になった方が儲かると思うのですが?」
「うんうん。わたしもマインの言う通り、ご主人様は魔法使いで冒険者になった方がいいかと思いますよ」
「いや、俺はやっぱり商売がしたいんだよ。それに、冒険者はいつ命を落すか分からないし、町で商売した方が安全でいいだろ?」
「ですが……あの魔法の威力なら冒険者として活躍できるかと……それに商売と言っても、家や店舗を買う資金を稼がないといけないと思いますし、銅鏡を磨く仕事では何年かかるか分かりませんよ?」
「そっか、そのあたりも何も言ってなかったよな。とりあえず、これからの事を話し合おうか」
「「えっ?」」
「いえ……話し合うだなんて、わたし達は客観的に見ても、ご主人様は冒険者に向いていると思いますよ」
「二人にはまだ何の説明もしてなかっただろ?」
そう言いながら、ヒロトシは二人を連れて酒場を探したのだった。この町の酒場は、冒険者ギルドと併設された冒険者の憩いという酒場が安いと教えられて、ヒロトシ達はこの酒場へとやってきたのだった。
「ギルドの酒場って広いんだなあ」
ギルドの2階部分が広いホールになっていて、まだ陽が高いというのに冒険者達はエールやワイン、果実酒を飲んでいて騒いでいた。酒場と言っても食事もできるし、お茶をしている人間もたくさんいたのだった。
賑やかな酒場でワクワクしながら、ヒロトシは席に着いた。
「ご飯はまだ早いし飲み物だけでいいかな?マインとアイは何にする?」
ヒロトシは、メニューを見て二人に話しかけたのだが、マインとアイは席には着いていなくて、ヒロトシの後ろに立っていたのだった。
「あ、あれ?二人ともそんなとこで何をやってんの?早く席に着きなよ」
「私達は奴隷です。ご主人様と同じ席に着けません」
「わたしたちはここで立っていますので、そのまま話してくれていいです」
「何を訳の分からんことを言ってんだよ。そんな冗談はいいから早く座る!」
「「で、ですが……」」
「主人である俺がいいって言っているんだぞ?そんなバカな事言ってないで早く座れ。もし座らないというのなら、これは命令だよ?」
ヒロトシは、二人の肩を持って、強引に向かいの席に座らせた。
「二人も飲み物でいいよね?」
「えっ?わたし達も注文をしてもいいのですか?」
「そりゃそうだろ。4人席を使っているのに、注文が一人だけっておかしいじゃないか?」
「すいませーん!注文よろしいですか?」
「は~い!」
ホールで、働く女性をヒロトシは呼んで、果実酒を3杯頼んだのだ。
「お客様!当店では、未成年の飲酒は禁じられています。ミックスジュース等はいかがですか?」
「えっ⁉」
「それと、そちらの二人は奴隷みたいですが、奴隷に果実酒を注文されるのですか?」
ヒロトシは、自分が未成年であることを忘れていた。ついつい自分は51歳だと勘違いしてしまっていたのだ。
「ご主人様、お酒は15歳からです。それと、わたし達はやっぱりお水でお願いします」
「ああ。構わないよ。果実酒を2杯持ってきてよ。俺はミックスジュースでお願いします」
「分かりました。では、お代は先払いになりますので、商品が来たときにお支払いをお願いします」
果実酒は2ゴールド、ミックスジュースは1コールドで、商品が来た時、ヒロトシは鉄貨を5枚支払った。
「この飲み物、全然冷えてないな……」
「ご主人様って、どんな生活をしていたのですか?氷なんて、贅沢なものそう簡単に手に入らないですよ」
「だけど、飲み物は冷えていた方が美味しいじゃないか」
「わたし達は、そんな贅沢な暮らしをした事ないから分かりません」
「まあ、いいか……それで、これからの事なんだけど、よく聞いてくれ」
ヒロトシが、話し出そうとした時、席の後ろから肩を掴まれ、誰かに話しかけられた。
「坊主!奴隷に酒を飲ませるなんて、えらく景気がいいじゃねえか!」
「えっ?」
すると、マインとアイがヒロトシに声をかけてきた男に不快感を示した。振り向くとそこには、スキンヘッドのがたいがいい、身長が190cmを超える男がいた。
「えーっと、何か御用でしょうか?」
「いやな。奴隷に酒を飲ますなんて、自分は金を持っていますと言っているようなものだ。ちょっとご忠告をしてやろうとおもってな」
「それはご丁寧にどうも。自分だけ注文して美味しく飲む趣味はないものでね」
「おいおい!つっぱんじゃねえよ。坊主はまだ子供だ。大人の忠告は聴いた方が得だぜ?」
「これが俺の生活スタイルだ。他人のアンタに、どうこう言われる義理はないよ。忠告はありがたく受け取っておくよ」
「ったく……生意気なガキだな!」
ヒロトシのテーブルは不穏な雰囲気に包まれた。すると、先ほど注文を取ってくれた女性店員が、ヒロトシに絡んできた大男の頭をお盆で叩いたのだった。
「貴方は、何をやっているのですか?そんな子供に絡まないでください!」
女性店員は、男の頭を金のお盆で思いっきり殴ったのだ。バア~ンと物凄い音が鳴り、酒場に来ていたお客が全員こちらを見たのだ。
「痛ぁ~~~~~!ジューン!お前は上司になんて事をするんだ!」
「ギルドマスターが、子供にちょっかいかけるのがいけないんでしょ!可哀想に!こんなに委縮しているじゃないですか」
「「「ギ、ギルドマスター?」」」
「ボク……ごめんね……うちのギルドマスターが怖がらせちゃって……ほら!ギルドマスターも謝って!」
「おいおい!なんだよ俺は、この坊主が奴隷に酒など与えているから、忠告をしただけだろ?このまま外に出たら、誰かに絡まれると思ってだな……」
「絡んでいるのは貴方でしょ!」
「俺は絡んでなんかいない!このままではこの坊主が、心配だったから常識というやつをおしえてやろうと……」
「もういいから、ギルドマスターは部屋で仕事をしていてください!この奴隷を見てください。尻尾が震えているじゃないですか。あなたは教えているのかもしれませんが、傍から見たら絡んでいるようにしかみえません!」
「そ、そんな……」
「ボク達ごめんね。ごゆっくりしていってね」
「いたたたたた……ちょっとジューン耳を引っ張るな。痛いだろ」
「やかましい!」
そういって、ジューンと呼ばれた女性店員は、ギルドマスターの耳を引っ張って奥へと消えて行った。
「いったいなんなんだ?」
「今のが冒険者ギルドの、ギルドマスターだったんですね……」
「だけど、ギルドマスターの威厳は無かったですね……」
ヒロトシ達は、ギルドマスターが連れられて行った奥の方をみて、額から汗が流れていた。
「話は脱線したけど、続きを話していこうか?」
「「はい……」」
「それで二人は、俺が商人になるのは反対するわけは、儲けが出ない事を不安に思っているんだよな?」
「そうは言いませんが、普通に考えて、わたし達をオークから助けてくれたあの実力があるなら、絶対に冒険者として活動した方がいいと思います」
「じゃあ、俺の話をしようか。これは絶対内緒で頼むぞ?」
「「わかりました」」
「俺は何で、世の中の事が分からないかというと、この世界の人間じゃなかったからだ」
「「はぁあ?」」
「俺は、地球という星で日本から来たんだよ。ちょっと、分かりにくいかもしれないが、その日本というところで51歳で死んじゃって、この世界の神様ミレーヌさんに転移してもらったんだよ」
「「創造神ミレーヌ様に?」」
「う、嘘ですよね?」
「いや、本当の事だ!それで俺は記憶を持ったまま、こっちの世界で暮らせるように、ミレーヌさんが色々サービスをしてくれたんだ。磨きの技術を持っているから商売の方が向いているんだよ」
「ですが、ご主人様は魔法の実力も持っていらっしゃいますよね」
「それは、元の世界には魔法というものがなかったから、使いたいとミレーヌさんにお願いしたんだよ。だけど戦いのなかった世界にいたから、魔物と戦うのは自信がないというのが理由だ」
「わ、分かりました……しかし、これからお金を稼ぐとなると……」
「それも大丈夫だよ。ミレーヌさんに、店舗購入できるぐらいの資金はもらっているからね」
「ど、どこにそんなお金が?」
「だから、ミレーヌさんからサービスしてもらったって言っただろ?マジックボックスに入れてあるから大丈夫だ」
「スキルまでサービスしてもらったのですか?」
「そういうわけだから、心配しなくても大丈夫だ。店舗さえ入手できればすぐに軌道に乗るはずだからな」
「「わ、わかりました」」
「ご主人様に着いていきます」
「君達には、お店が出来たら受付をやってもらう事にしているからよろしく頼むぞ」
「「はい!」」
ヒロトシたちは、酒場でゆっくりして飲み物を飲んだら、商人ギルドに向かう事にしたのだった。
そして、今日会ったギルドマスターとは、この先良い関係になる事になるとは、この時はまだヒロトシ達も思いもしなかったのだった。
1
お気に入りに追加
419
あなたにおすすめの小説
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
完結【清】ご都合主義で生きてます。-空間を切り取り、思ったものを創り出す。これで異世界は楽勝です-
ジェルミ
ファンタジー
社畜の村野玲奈(むらの れな)は23歳で過労死をした。
第二の人生を女神代行に誘われ異世界に転移する。
スキルは剣豪、大魔導士を提案されるが、転移してみないと役に立つのか分からない。
迷っていると想像したことを実現できる『創生魔法』を提案される。
空間を切り取り収納できる『空間魔法』。
思ったものを創り出すことができ『創生魔法』。
少女は冒険者として覇道を歩むのか、それとも魔道具師としてひっそり生きるのか?
『創生魔法』で便利な物を創り富を得ていく少女の物語。
物語はまったり、のんびりと進みます。
※カクヨム様にも掲載中です。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!
本条蒼依
ファンタジー
主人公 山道賢治(やまみちけんじ)の通う学校で虐めが横行
そのいじめを止めようと口を出した瞬間反対に殴られ、後頭部を打ち
死亡。そして地球の女神に呼ばれもう一つの地球(ガイアース)剣と魔法の世界
異世界転移し異世界で自由に楽しく生きる物語。
ゆっくり楽しんで書いていけるといいなあとおもっています。
更新はとりあえず毎日PM8時で月曜日に時々休暇とさせてもおうと思っています。
星マークがついている話はエッチな話になっているので苦手な方は注意してくださいね。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる