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2話 異世界へ
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優は女神に相談をした。自分の記憶があって、このまま転生したところで人に頼られたりしたら元の人生と同じ事になるから、どうにかして欲しいと頼んだのだった。
「優さんは、嫌われる勇気も持った方がいいですね」
「嫌われる勇気?」
「そうです。優さんの長所は優しいとこですが、嫌なら嫌と言える勇気です。優さんは、他人から嫌われる事を気にして、頼みごとを承諾するのですよね?」
「は、はい……」
「だから、前世では過労死をしてしまう程、自分の限界を超えてしまったのですよ?」
「だけど……」
「いいですか?確かに無理をさせた側が悪いです。ですが……その結果、優さんは亡くなってしまったのですよ?何の罪もない優さんが!」
「はい……」
「優さんは、会社で虐められていたのです。優さんはやりたくない事はハッキリ言えるようにならないと、又同じ事の繰り返しになります」
「だから、そう言っているじゃないですか?どうすればいいのか分からないんですよ」
「それは、優さんが自信を持つ事です」
「自信?」
「そうです。優さんは45年生きてきて仕事のやり方を曲げずにやってきました。過労死で死んでしまう程のハードだったのにそれはなぜですか?」
「それは、自分でやった方が早いからです」
「一人でやったら間違うことがあるかもしれないのに?」
「だいじょうぶです!そんな事には今まで一度も間違いは起きなかったです!」
「それですよ!それ」
「えっ?」
「優さんは、自信があるからそれを貫いたんですよね?」
「あっ……」
「それを色んな面に出したらいいのですよ。自分の限界はもうわかっていますよね?今までの経験で、自分のやるべきことかそうでない事なのか?」
「な、なるほど……」
「優さんは、もうちょっと我儘になってもいいと思います。自分がやりたい事をやり、やりたくない事を頼まれた場合、そこで判断し交渉するのです。友達と思っていた相手なら断っても、普通はいざこざにはならないでしょう」
「確かに……」
「ですが、それをきっかけに嫌がらせなどをしてくる人間は、友達と思う必要がありますか?そんなの友達ではありませんよね?」
「は、はい……」
「大丈夫です。優さんは前世でいろんな経験をして、色んなことを学んでいます。足元を見てください。優さんなら自信が出てきますから」
「足元を?」
「人間社会において集団活動は必須ですが、同じにならなくてもいいんですよ。優さんは優さんのやりたいことをすればいいんです。ただそれを調和を取れればベストなんです」
「わ、分かりました……頑張ってみます」
「私も、貴方がここをでても見守っていますからね」
「えーっと、やはり地球の時と同じく、手を出すような事は出来ないのですか?」
「まあ、そうですね。今なら貴方にスキルをあたえたり助言は出来ても、ここから出てしまえば私達は何もできません。私達が手を出してしまえば、人間達の成長はなくなってしまうからです」
「た、確かに……でも、それなら今ここで、その勇気みたいなものを植えつける事は……」
「それはやめておいた方がいいでしょう。確かに出来ないというと嘘になります」
「だ、だったら!」
「ですが、貴方の性格は違ったものとなり、優さんは優さんであって別人になってもよろしいのですか?」
「どういう事でしょうか?」
「つまり、優さんの性格や人格は45年間過ごしたことで成形がなされています。ここで強引に、私が性格にアクセスするとどうなると思いますか?」
「あっ……」
「そうです。その瞬間から、優さんは優さんではなくなる言っていいでしょう」
「わ、分かりました」
「では、性格はそのままで優さんには、スキルやそれに関係する職業を与える事にします。何かご要望のあったり、やってみたいことはありますか?」
「やってみたいこと?」
優は、女神の説明にちょっと悩んだ。そして、魔法を使ってみたいと言った。
「って事は、優さんは魔法使いになりたいと?」
「あっ、でも……冒険者のように魔物と戦いたいというわけではありません。あくまでも自衛のためぐらいで、どちらかといえば、町でのんびり生活したいですね」
「なるほど。しかし、スキルレベルはマックスの5にしておきますね」
「な、何でですか?」
「その方が何かと都合がいいからですよ。地球のように、安全で自由と言う訳ではありません。時には強硬な事をしないといけない事もあるからです」
「どんな世界なんですか?」
「優さんは、会社の上司にも強く言えないでいました。これから行く世界には、労働基準法や従業員を守る法などありません。その為、基本ブラックな社会と言っても過言ではない世界です」
「その為に、自分が強くあったほうがいいと?」
「そういう事です。魔法スキルはマックスにしておきました。全属性つかえる方がいいですね。そして、冒険者にはならないと言う事でしたが、何を基盤に生活したいですか?」
「どんな職業があるかわからないのですが?」
「でしたら、錬金薬師なんかいかがでしょうか?」
「錬金薬師?」
「要は、回復ポーションや病気の治療薬を作る職業です。需要はありますが人数が少なくひっぱりだこです」
「なるほど。人を治す職業っていいですね」
「向こうに行ったら、ポーション屋を開くといいですよ。お客さんがいっぱい利用してくれるでしょうから、生活に困る事はないかと思います」
「ありがとうございます」
「商人になるなら、収納箱もつけておきますね」
「それは?」
「この中に、荷物や色んな物を保管しておけます。中に入れておけば、時間も停止状態に出来て腐る事もありません」
「便利いいんだな」
「商人なら持っている人もいますから、目立つこともありませんよ。ただ、優さんのスキルレベルはマックスなので偽装も入れておきますね。それと、商人には必須である鑑定も」
「そんなにサービスしてもらって大丈夫なのですか?」
「はい!これは部下を救ってくれたお礼ですからね。これらを使って、人生を楽しんでくれたらいいですよ」
「ありがとうございます」
「それと、向こうで活動する器はどのようにしますか?」
「器?」
「ええ、肉体ですよ。向こうで活動する肉体。どんな姿形にもできますよ?」
「ちょ、ちょっと待ってください。このままではいけないんですか?」
「えっ?45歳のままですか?」
「そりゃ、若返って家庭を持つというのは憧れますが、姿形が変わってしまえば、俺が俺ではなくなるじゃないですか?」
「なるほど……人間と言うのはそういった方に意識がいくのでしたね」
「どういう事ですか?」
「私は神だと言いましたよね?実はこの見た目は優さんのイメージが見させています。こういう風ならいいのになあと思った事が姿形をなしているのです。つまり優さん以外の人が見た場合、私の姿はおじいさんだったり、幼女のようだったりと姿形がかわります」
「それと何が関係しているのですか?」
「つまり器という肉体は、性格や人格は関係ないという事ですよ。中の優さんと言う魂は変わらないという事です」
「ですが、見た目が違うと周りの反応が違ってきます。そうなると待遇は変わって性格が変わるという事も……」
「それもまた優さんですよ。優さんは見た目が変わったからと言って、いきなり他人に対してぞんざいに扱ったりしますか?」
「そんなことしませんよ」
「確かに、人間は調子に乗ったりはします。それもまたその人の経験となり、何か学ぶ要因の一つですよ」
「で、ですが……姿形が変わるというのは」
「では、こうしましょう。その姿をベースに若返っていただきます。ですが黒髪黒目は、周りにはいないので変えさせていただきましょう」
「それはありがたいです」
「本当に、その姿がベースでよろしいのですか?」
「えっ?そんなにこの姿はみっともないですか?」
「向こうの世界は、中世ヨーロッパの世界に似た世界になります。優さんから見て外国人ってどう見えますか?普通一般の方は体を鍛えています。つまり周りにいる人間はモデルさんのように思えますよ?」
「そんな中に、俺のような見た目の人間が入るって事か?」
「そういう事です。それにその方々は普通です。見た目の良いエルフや龍人がいるんですよ?私から言うのは何なんですがもう少しカスタマイズした方が、結婚も楽になるのではないかと思います」
「ゥぐっ……」
優は、女神の言う事に傷心してその場に座り込んでしまった。女神は落ち込んだ優をフォローしたが、すでに遅く優はいじけてしまったのだ。
「で、では……こんな感じでよろしいでしょうか?」
結局、優は女神の言う通り、姿形を一般レベルまでカスタマイズする事を選んだのだった。ベースは今の姿だが、優からしたら全然違う顔で他人だった。
「こ、これが、普通ですか?」
「まあ、一般的と思ってください。肥っているのは裕福な貴族ぐらいだと思った方がいいですね。例外があるとすれば、引退した大豪商とかそれぐらいかもしれません」
「な、なるほど……」
優は、どんなだけかっこいい人間ばかりなんだと、嫉妬したほどだった。しかし、自分のこんだけかっこよくなったことに満足していた。優は自分でどんだけげんきんなんだと苦笑していた。
名前 マサル 15歳
職業 魔道練金薬師 302(10)レベル
HP 3020(10)
MP 3020(10)
攻撃力 302(10)
防御力 302(10)
俊敏力 302(10)
知力 302(10)
運 302(10)
スキル
錬金術 5(2)
薬学 5(2)
魔法 5(2) 全属性(水属性)
収納箱 5(1)
鑑定 5(1)
偽装 5(1)
カッコ内は偽装で偽ったステータス値。
ステータスが決まり、優は異世界へと旅立つ事になった。
「優さんは、嫌われる勇気も持った方がいいですね」
「嫌われる勇気?」
「そうです。優さんの長所は優しいとこですが、嫌なら嫌と言える勇気です。優さんは、他人から嫌われる事を気にして、頼みごとを承諾するのですよね?」
「は、はい……」
「だから、前世では過労死をしてしまう程、自分の限界を超えてしまったのですよ?」
「だけど……」
「いいですか?確かに無理をさせた側が悪いです。ですが……その結果、優さんは亡くなってしまったのですよ?何の罪もない優さんが!」
「はい……」
「優さんは、会社で虐められていたのです。優さんはやりたくない事はハッキリ言えるようにならないと、又同じ事の繰り返しになります」
「だから、そう言っているじゃないですか?どうすればいいのか分からないんですよ」
「それは、優さんが自信を持つ事です」
「自信?」
「そうです。優さんは45年生きてきて仕事のやり方を曲げずにやってきました。過労死で死んでしまう程のハードだったのにそれはなぜですか?」
「それは、自分でやった方が早いからです」
「一人でやったら間違うことがあるかもしれないのに?」
「だいじょうぶです!そんな事には今まで一度も間違いは起きなかったです!」
「それですよ!それ」
「えっ?」
「優さんは、自信があるからそれを貫いたんですよね?」
「あっ……」
「それを色んな面に出したらいいのですよ。自分の限界はもうわかっていますよね?今までの経験で、自分のやるべきことかそうでない事なのか?」
「な、なるほど……」
「優さんは、もうちょっと我儘になってもいいと思います。自分がやりたい事をやり、やりたくない事を頼まれた場合、そこで判断し交渉するのです。友達と思っていた相手なら断っても、普通はいざこざにはならないでしょう」
「確かに……」
「ですが、それをきっかけに嫌がらせなどをしてくる人間は、友達と思う必要がありますか?そんなの友達ではありませんよね?」
「は、はい……」
「大丈夫です。優さんは前世でいろんな経験をして、色んなことを学んでいます。足元を見てください。優さんなら自信が出てきますから」
「足元を?」
「人間社会において集団活動は必須ですが、同じにならなくてもいいんですよ。優さんは優さんのやりたいことをすればいいんです。ただそれを調和を取れればベストなんです」
「わ、分かりました……頑張ってみます」
「私も、貴方がここをでても見守っていますからね」
「えーっと、やはり地球の時と同じく、手を出すような事は出来ないのですか?」
「まあ、そうですね。今なら貴方にスキルをあたえたり助言は出来ても、ここから出てしまえば私達は何もできません。私達が手を出してしまえば、人間達の成長はなくなってしまうからです」
「た、確かに……でも、それなら今ここで、その勇気みたいなものを植えつける事は……」
「それはやめておいた方がいいでしょう。確かに出来ないというと嘘になります」
「だ、だったら!」
「ですが、貴方の性格は違ったものとなり、優さんは優さんであって別人になってもよろしいのですか?」
「どういう事でしょうか?」
「つまり、優さんの性格や人格は45年間過ごしたことで成形がなされています。ここで強引に、私が性格にアクセスするとどうなると思いますか?」
「あっ……」
「そうです。その瞬間から、優さんは優さんではなくなる言っていいでしょう」
「わ、分かりました」
「では、性格はそのままで優さんには、スキルやそれに関係する職業を与える事にします。何かご要望のあったり、やってみたいことはありますか?」
「やってみたいこと?」
優は、女神の説明にちょっと悩んだ。そして、魔法を使ってみたいと言った。
「って事は、優さんは魔法使いになりたいと?」
「あっ、でも……冒険者のように魔物と戦いたいというわけではありません。あくまでも自衛のためぐらいで、どちらかといえば、町でのんびり生活したいですね」
「なるほど。しかし、スキルレベルはマックスの5にしておきますね」
「な、何でですか?」
「その方が何かと都合がいいからですよ。地球のように、安全で自由と言う訳ではありません。時には強硬な事をしないといけない事もあるからです」
「どんな世界なんですか?」
「優さんは、会社の上司にも強く言えないでいました。これから行く世界には、労働基準法や従業員を守る法などありません。その為、基本ブラックな社会と言っても過言ではない世界です」
「その為に、自分が強くあったほうがいいと?」
「そういう事です。魔法スキルはマックスにしておきました。全属性つかえる方がいいですね。そして、冒険者にはならないと言う事でしたが、何を基盤に生活したいですか?」
「どんな職業があるかわからないのですが?」
「でしたら、錬金薬師なんかいかがでしょうか?」
「錬金薬師?」
「要は、回復ポーションや病気の治療薬を作る職業です。需要はありますが人数が少なくひっぱりだこです」
「なるほど。人を治す職業っていいですね」
「向こうに行ったら、ポーション屋を開くといいですよ。お客さんがいっぱい利用してくれるでしょうから、生活に困る事はないかと思います」
「ありがとうございます」
「商人になるなら、収納箱もつけておきますね」
「それは?」
「この中に、荷物や色んな物を保管しておけます。中に入れておけば、時間も停止状態に出来て腐る事もありません」
「便利いいんだな」
「商人なら持っている人もいますから、目立つこともありませんよ。ただ、優さんのスキルレベルはマックスなので偽装も入れておきますね。それと、商人には必須である鑑定も」
「そんなにサービスしてもらって大丈夫なのですか?」
「はい!これは部下を救ってくれたお礼ですからね。これらを使って、人生を楽しんでくれたらいいですよ」
「ありがとうございます」
「それと、向こうで活動する器はどのようにしますか?」
「器?」
「ええ、肉体ですよ。向こうで活動する肉体。どんな姿形にもできますよ?」
「ちょ、ちょっと待ってください。このままではいけないんですか?」
「えっ?45歳のままですか?」
「そりゃ、若返って家庭を持つというのは憧れますが、姿形が変わってしまえば、俺が俺ではなくなるじゃないですか?」
「なるほど……人間と言うのはそういった方に意識がいくのでしたね」
「どういう事ですか?」
「私は神だと言いましたよね?実はこの見た目は優さんのイメージが見させています。こういう風ならいいのになあと思った事が姿形をなしているのです。つまり優さん以外の人が見た場合、私の姿はおじいさんだったり、幼女のようだったりと姿形がかわります」
「それと何が関係しているのですか?」
「つまり器という肉体は、性格や人格は関係ないという事ですよ。中の優さんと言う魂は変わらないという事です」
「ですが、見た目が違うと周りの反応が違ってきます。そうなると待遇は変わって性格が変わるという事も……」
「それもまた優さんですよ。優さんは見た目が変わったからと言って、いきなり他人に対してぞんざいに扱ったりしますか?」
「そんなことしませんよ」
「確かに、人間は調子に乗ったりはします。それもまたその人の経験となり、何か学ぶ要因の一つですよ」
「で、ですが……姿形が変わるというのは」
「では、こうしましょう。その姿をベースに若返っていただきます。ですが黒髪黒目は、周りにはいないので変えさせていただきましょう」
「それはありがたいです」
「本当に、その姿がベースでよろしいのですか?」
「えっ?そんなにこの姿はみっともないですか?」
「向こうの世界は、中世ヨーロッパの世界に似た世界になります。優さんから見て外国人ってどう見えますか?普通一般の方は体を鍛えています。つまり周りにいる人間はモデルさんのように思えますよ?」
「そんな中に、俺のような見た目の人間が入るって事か?」
「そういう事です。それにその方々は普通です。見た目の良いエルフや龍人がいるんですよ?私から言うのは何なんですがもう少しカスタマイズした方が、結婚も楽になるのではないかと思います」
「ゥぐっ……」
優は、女神の言う事に傷心してその場に座り込んでしまった。女神は落ち込んだ優をフォローしたが、すでに遅く優はいじけてしまったのだ。
「で、では……こんな感じでよろしいでしょうか?」
結局、優は女神の言う通り、姿形を一般レベルまでカスタマイズする事を選んだのだった。ベースは今の姿だが、優からしたら全然違う顔で他人だった。
「こ、これが、普通ですか?」
「まあ、一般的と思ってください。肥っているのは裕福な貴族ぐらいだと思った方がいいですね。例外があるとすれば、引退した大豪商とかそれぐらいかもしれません」
「な、なるほど……」
優は、どんなだけかっこいい人間ばかりなんだと、嫉妬したほどだった。しかし、自分のこんだけかっこよくなったことに満足していた。優は自分でどんだけげんきんなんだと苦笑していた。
名前 マサル 15歳
職業 魔道練金薬師 302(10)レベル
HP 3020(10)
MP 3020(10)
攻撃力 302(10)
防御力 302(10)
俊敏力 302(10)
知力 302(10)
運 302(10)
スキル
錬金術 5(2)
薬学 5(2)
魔法 5(2) 全属性(水属性)
収納箱 5(1)
鑑定 5(1)
偽装 5(1)
カッコ内は偽装で偽ったステータス値。
ステータスが決まり、優は異世界へと旅立つ事になった。
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