557 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
104話 談合
しおりを挟む
ケンジとマイの子供が生まれ、名前をタクミと名付けられた。Freedom国はそれから1ヶ月お祭り騒ぎとなり、ダイヤの月は統一元年として更に盛り上がる事となるのだった。
そして、ホープとホネストの町に学校の建設が始まったのである。これは紙とコルク素材のおかげと言っても良かった。紙は書籍やノート以外にも店の帳簿類色んな所で使用される事になった為、パルプが一時的に足りなくなったほどだった。しかし、棟梁のゲンゴ達が必死にパワースクロールを出してくれたおかげで、120.01以上になった伐採士が増えたのである。
紙の製造方法は、Freedom特有の物で真似することができなかったのだ。これには伐採士が、大勢いるドワーフ国も真似できないことであった。
「いったい、Freedom国はどれだけ技術を持っているのだ?」
「偵察隊の報告では、伐採をしているだけだと言って、詳細が分からないそうです」
「どういう事なんだ?」
「なんでも高スキルの伐採士が、何かをしているのは確実なのですが、こちらも同じようにしているのですが、皆目見当がつかないそうです」
「鑑定士はなんと?」
「何回鑑定しても、木材を使って製作した紙としか出ないそうです……」
「くっそぉ……うちの国でも紙を製作できれば、Freedomから購入しなくてもいいのに……」
一方、エルフの国でも同じような事が起きていた。
「どうだ?上手くいきそうか?」
「ダメです……木材を使ってもこのような紙にはなりません……」
「森の民と言われたエルフ族の知らない技術を、どうしてFreedomが持っているのだ?」
「それは何とも……」
「まさか、エルフの国を出た誰かが技術を?」
「そんな訳絶対ない!それに、この材質はなんだ?こんな軽くて弾力のある木材、私達は知らない!」
「なんでも、Freedom国ではコルク材と呼んでいますね」
「これも、木材から採取できると鑑定で出たんだよな?」
「はい。そのように聞いておりますが、こんな材質の木材は聞いた事も見たこともありません!」
「ひょっとして、高レベルダンジョンから取れる物なのか?」
「それがさっぱりわからないのです……」
「引き続きFreedomの動向を探れ!」
「「「「はっ!」」」」
他国は、Freedom国の商品の秘密を探る事で奮闘していた。しかし、スキルの最高値が120.00と思い込んでいる地点でどうしようもなかったのだ。
ケンジの奴隷達も解放されたからと言って、ケンジのは恩がある為、自主的にFreedomの秘密をしゃべる者は皆無だった。
それに、解放された奴隷達は殆どの者がそのまま、ケンジの所で働き続ける事を選んでいたので、滅多な事では技術が流出することはなかったのだ。以前の、仕事をしたいと言った者達も又、決して口にはせず、自分の仕事をこなす毎日であった。
Freedomの技術が他国を圧倒している中、Freedom内では新たな問題がでてきていた。
元貴族達の問題である。貴族と言う立場は諦め、商人として成りあがろうと決めた元貴族達は、勘違いした行動に走ったのである。
「ギルドマスター!これはいったい?」
「これはいったいどういう事なのだ?」
「我々ではどうなっているのか……」
「なんで、繊維がこんなに値が高くなっているんだ?」
「なぜだか全然わかりません……繊維を扱う工場の説明では資材不足ということです」
「資材不足とはどういう事だ?」
町の周辺には綿花が自生する場所はいくつかあるが、それだけでは当然賄うことが出来る訳はなく、魔物(蜘蛛やワーム系)を討伐し、糸袋という素材を買ったりするのが普通である。
だが、こういう素材の数は栽培がその数を支えているのである。この町、最大の規模を誇るバッカン氏の工場ですら、数が揃えられないと申告してきたのである。
「そんなバカな‼そんないきなり数が足りなくなるものなのか?」
「それが、この町の人口は急激に成長しているみたいです」
「なぜだ?何が今までと違うのだ?」
「そんなの当り前ですよ!Freedom国の跡取りが生まれたのですよ?Freedom国は、この先滅びる事は考えられにくく盤石となったのも当たり前で、これから大陸中から人が集まってきてもおかしくありません!」
「な、なるほど……」
「だから、この町も人口が急激に増えたのだと思います」
「それじゃ、バッカン氏の繊維工場だけでなく他の繊維工場はどうなんだ?」
「そ、それが他の工場も栽培が上手く行かなかったと言って、バッカン氏と同じような値段を提示してきているのです」
「そんなバカなことがあるのか?」
「ただ、マーレン氏の工場だけは協力的ですが、やはり多少の値上げはしょうがなく、ここ一店舗だけでは在庫が揃いそうにありません」
「どうしたらいいのだ……バッカン氏に訪問をして協力要請をしにいくぞ」
「わかりました!」
NFGの職員達を引き連れ、ギルドマスターはこの町最大の繊維問屋に赴いたのだった。しかし、店員からバッカン氏は今回の緊急事態の為、在庫をかき集めているとのことだった。
「申し訳ございません……主人は今回の事に胸を痛めて、他の町にある知り合いの綿花の栽培業者に協力をお願いしに行きました」
「では、いつおもどりになるのだ?」
「いつになるかは、私共ではちょっとわかりかねます」
「そ、そうか……いないのでは、ここにいてもしょうがないな……」
「本当に申し訳ございません……」
「では、バッカン氏が帰って来たらギルドに至急連絡を頂きたい」
「承知いたしました」
「ギルドマスター、どうするおつもりですか?」
「町中の繊維工場をまわるしかあるまい……」
ギルドマスターと職員達は、焦りながらバッカン氏の店を後にした。その様子を見て、対応した店員はニヤニヤしながら、店の奥に戻っていくのであった。
その店員は、奥の部屋の扉をノックして部屋の中に入ると、そこには繊維問屋の店をやっている商人たちが一堂に集まっていた。
「旦那様、今NFGのギルドマスター達が帰っていきましたよ」
「そうか、どんな様子だった?」
「布の在庫が揃いそうになくて、焦っている様子でしたよ」
「そうかそうか!それは愉快だ。ガハハハ!」
「しかし、バッカン殿……本当に大丈夫なのですか?」
「町中の在庫が無いとなれば、商品が高くなるのは世の常ではないか?心配はいらんよ」
「お主達も、ワシの言う事を聞かなければ、どうなるかわかっておるだろ?」
「「「「「そ、それは……」」」」」
「わしの言う事を聞かねば、自分の栽培畑が不作になるのはわかるであろう?」
「「「「は、はい……」」」」」
「まったく馬鹿なやつよ。あ奴だけはワシの言う事を聞かなかったから、自分の首を絞めることになったのだ」
「「「「「……」」」」」
バッカンは在庫を隠し、他の店の店主を脅し自分の言いなりにさせたのである。本当は在庫はうなるように蓄えており、近場に自生する綿花を狩りつくし、当分の間採取依頼をできないようにしたのである。
そして、町での栽培畑では不作としたのである。その時に、バッカンの言いなりにならなかったのが、唯一の商人であるマーレンだった。
マーレンはバッカンの怒りを買い、自分の所有する栽培畑をめちゃくちゃにされてしまい、今の在庫が最後の綿花だったのである。
しかし、マーレンはなんとかやりくりをして、在庫の糸を今までより多少多めの値段で放出していたのである。
「マーレンの在庫はもうすぐ切れるはずだ。そうなればワシらの持っている在庫の綿花は、通常の3倍の値でも十分に売れるはずだ!」
「ですが、バッカン殿?NFGは、その値段で本当に買ってくれるのですか?」
「ああ!その為に種まきはしておるよ。あのギルドマスターはもう、ワシの言う事には逆らえんよ!」
バッカンは、食事会を何回も誘い、結局はその行為に気分がよくなったギルドマスターは、調子に乗ってしまっていた。
酒の席だったこともあり、気分がよくなったギルドマスターは、賄賂を何回か受け取っていたのである。その額は小遣い程度の物だったが、誘惑に負けてしまっていたのである。
その為、バッカンは自分の勢力を急激に拡大し、他の店に影響が出るほど短期間で成りあがったのである。
この事で分かるだろうが、バッカンのやっていることは談合であった。町の商品を出し惜しみ、他の店舗と協力し品物の最低価格を釣り上げたのである。
一方、マーレンはこのままでは繊維が高騰し不味い状態になると考え、在庫が無くなる前に何とかして、自生している綿花を探しださなければと思って、部下に綿花を探し出してほしいと、指示を出したのである。マーレンの部下は、お抱えの採取士と護衛の冒険者を連れて、急いで町を出発したのだった。
そして、ホープとホネストの町に学校の建設が始まったのである。これは紙とコルク素材のおかげと言っても良かった。紙は書籍やノート以外にも店の帳簿類色んな所で使用される事になった為、パルプが一時的に足りなくなったほどだった。しかし、棟梁のゲンゴ達が必死にパワースクロールを出してくれたおかげで、120.01以上になった伐採士が増えたのである。
紙の製造方法は、Freedom特有の物で真似することができなかったのだ。これには伐採士が、大勢いるドワーフ国も真似できないことであった。
「いったい、Freedom国はどれだけ技術を持っているのだ?」
「偵察隊の報告では、伐採をしているだけだと言って、詳細が分からないそうです」
「どういう事なんだ?」
「なんでも高スキルの伐採士が、何かをしているのは確実なのですが、こちらも同じようにしているのですが、皆目見当がつかないそうです」
「鑑定士はなんと?」
「何回鑑定しても、木材を使って製作した紙としか出ないそうです……」
「くっそぉ……うちの国でも紙を製作できれば、Freedomから購入しなくてもいいのに……」
一方、エルフの国でも同じような事が起きていた。
「どうだ?上手くいきそうか?」
「ダメです……木材を使ってもこのような紙にはなりません……」
「森の民と言われたエルフ族の知らない技術を、どうしてFreedomが持っているのだ?」
「それは何とも……」
「まさか、エルフの国を出た誰かが技術を?」
「そんな訳絶対ない!それに、この材質はなんだ?こんな軽くて弾力のある木材、私達は知らない!」
「なんでも、Freedom国ではコルク材と呼んでいますね」
「これも、木材から採取できると鑑定で出たんだよな?」
「はい。そのように聞いておりますが、こんな材質の木材は聞いた事も見たこともありません!」
「ひょっとして、高レベルダンジョンから取れる物なのか?」
「それがさっぱりわからないのです……」
「引き続きFreedomの動向を探れ!」
「「「「はっ!」」」」
他国は、Freedom国の商品の秘密を探る事で奮闘していた。しかし、スキルの最高値が120.00と思い込んでいる地点でどうしようもなかったのだ。
ケンジの奴隷達も解放されたからと言って、ケンジのは恩がある為、自主的にFreedomの秘密をしゃべる者は皆無だった。
それに、解放された奴隷達は殆どの者がそのまま、ケンジの所で働き続ける事を選んでいたので、滅多な事では技術が流出することはなかったのだ。以前の、仕事をしたいと言った者達も又、決して口にはせず、自分の仕事をこなす毎日であった。
Freedomの技術が他国を圧倒している中、Freedom内では新たな問題がでてきていた。
元貴族達の問題である。貴族と言う立場は諦め、商人として成りあがろうと決めた元貴族達は、勘違いした行動に走ったのである。
「ギルドマスター!これはいったい?」
「これはいったいどういう事なのだ?」
「我々ではどうなっているのか……」
「なんで、繊維がこんなに値が高くなっているんだ?」
「なぜだか全然わかりません……繊維を扱う工場の説明では資材不足ということです」
「資材不足とはどういう事だ?」
町の周辺には綿花が自生する場所はいくつかあるが、それだけでは当然賄うことが出来る訳はなく、魔物(蜘蛛やワーム系)を討伐し、糸袋という素材を買ったりするのが普通である。
だが、こういう素材の数は栽培がその数を支えているのである。この町、最大の規模を誇るバッカン氏の工場ですら、数が揃えられないと申告してきたのである。
「そんなバカな‼そんないきなり数が足りなくなるものなのか?」
「それが、この町の人口は急激に成長しているみたいです」
「なぜだ?何が今までと違うのだ?」
「そんなの当り前ですよ!Freedom国の跡取りが生まれたのですよ?Freedom国は、この先滅びる事は考えられにくく盤石となったのも当たり前で、これから大陸中から人が集まってきてもおかしくありません!」
「な、なるほど……」
「だから、この町も人口が急激に増えたのだと思います」
「それじゃ、バッカン氏の繊維工場だけでなく他の繊維工場はどうなんだ?」
「そ、それが他の工場も栽培が上手く行かなかったと言って、バッカン氏と同じような値段を提示してきているのです」
「そんなバカなことがあるのか?」
「ただ、マーレン氏の工場だけは協力的ですが、やはり多少の値上げはしょうがなく、ここ一店舗だけでは在庫が揃いそうにありません」
「どうしたらいいのだ……バッカン氏に訪問をして協力要請をしにいくぞ」
「わかりました!」
NFGの職員達を引き連れ、ギルドマスターはこの町最大の繊維問屋に赴いたのだった。しかし、店員からバッカン氏は今回の緊急事態の為、在庫をかき集めているとのことだった。
「申し訳ございません……主人は今回の事に胸を痛めて、他の町にある知り合いの綿花の栽培業者に協力をお願いしに行きました」
「では、いつおもどりになるのだ?」
「いつになるかは、私共ではちょっとわかりかねます」
「そ、そうか……いないのでは、ここにいてもしょうがないな……」
「本当に申し訳ございません……」
「では、バッカン氏が帰って来たらギルドに至急連絡を頂きたい」
「承知いたしました」
「ギルドマスター、どうするおつもりですか?」
「町中の繊維工場をまわるしかあるまい……」
ギルドマスターと職員達は、焦りながらバッカン氏の店を後にした。その様子を見て、対応した店員はニヤニヤしながら、店の奥に戻っていくのであった。
その店員は、奥の部屋の扉をノックして部屋の中に入ると、そこには繊維問屋の店をやっている商人たちが一堂に集まっていた。
「旦那様、今NFGのギルドマスター達が帰っていきましたよ」
「そうか、どんな様子だった?」
「布の在庫が揃いそうになくて、焦っている様子でしたよ」
「そうかそうか!それは愉快だ。ガハハハ!」
「しかし、バッカン殿……本当に大丈夫なのですか?」
「町中の在庫が無いとなれば、商品が高くなるのは世の常ではないか?心配はいらんよ」
「お主達も、ワシの言う事を聞かなければ、どうなるかわかっておるだろ?」
「「「「「そ、それは……」」」」」
「わしの言う事を聞かねば、自分の栽培畑が不作になるのはわかるであろう?」
「「「「は、はい……」」」」」
「まったく馬鹿なやつよ。あ奴だけはワシの言う事を聞かなかったから、自分の首を絞めることになったのだ」
「「「「「……」」」」」
バッカンは在庫を隠し、他の店の店主を脅し自分の言いなりにさせたのである。本当は在庫はうなるように蓄えており、近場に自生する綿花を狩りつくし、当分の間採取依頼をできないようにしたのである。
そして、町での栽培畑では不作としたのである。その時に、バッカンの言いなりにならなかったのが、唯一の商人であるマーレンだった。
マーレンはバッカンの怒りを買い、自分の所有する栽培畑をめちゃくちゃにされてしまい、今の在庫が最後の綿花だったのである。
しかし、マーレンはなんとかやりくりをして、在庫の糸を今までより多少多めの値段で放出していたのである。
「マーレンの在庫はもうすぐ切れるはずだ。そうなればワシらの持っている在庫の綿花は、通常の3倍の値でも十分に売れるはずだ!」
「ですが、バッカン殿?NFGは、その値段で本当に買ってくれるのですか?」
「ああ!その為に種まきはしておるよ。あのギルドマスターはもう、ワシの言う事には逆らえんよ!」
バッカンは、食事会を何回も誘い、結局はその行為に気分がよくなったギルドマスターは、調子に乗ってしまっていた。
酒の席だったこともあり、気分がよくなったギルドマスターは、賄賂を何回か受け取っていたのである。その額は小遣い程度の物だったが、誘惑に負けてしまっていたのである。
その為、バッカンは自分の勢力を急激に拡大し、他の店に影響が出るほど短期間で成りあがったのである。
この事で分かるだろうが、バッカンのやっていることは談合であった。町の商品を出し惜しみ、他の店舗と協力し品物の最低価格を釣り上げたのである。
一方、マーレンはこのままでは繊維が高騰し不味い状態になると考え、在庫が無くなる前に何とかして、自生している綿花を探しださなければと思って、部下に綿花を探し出してほしいと、指示を出したのである。マーレンの部下は、お抱えの採取士と護衛の冒険者を連れて、急いで町を出発したのだった。
0
お気に入りに追加
2,450
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
「魔物肉は食べられますか?」異世界リタイアは神様のお情けです。勝手に召喚され馬鹿にされて追放されたのでスローライフを無双する。
太も歩けば右から落ちる(仮)
ファンタジー
その日、和泉春人は、現実世界で早期リタイアを達成した。しかし、八百屋の店内で勇者召喚の儀式に巻き込まれ異世界に転移させられてしまう。
鑑定により、春人は魔法属性が無で称号が無職だと判明し、勇者としての才能も全てが快適な生活に関わるものだった。「お前の生活特化笑える。これは勇者の召喚なんだぞっ。」最弱のステータスやスキルを、勇者達や召喚した国の重鎮達に笑われる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴォ
春人は勝手に召喚されながら、軽蔑されるという理不尽に怒り、王に暴言を吐き国から追放された。異世界に嫌気がさした春人は魔王を倒さずスローライフや異世界グルメを満喫する事になる。
一方、乙女ゲームの世界では、皇后陛下が魔女だという噂により、同じ派閥にいる悪役令嬢グレース レガリオが婚約を破棄された。
華麗なる10人の王子達との甘くて危険な生活を悪役令嬢としてヒロインに奪わせない。
※春人が神様から貰った才能は特別なものです。現実世界で達成した早期リタイアを異世界で出来るように考えてあります。
春人の天賦の才
料理 節約 豊穣 遊戯 素材 生活
春人の初期スキル
【 全言語理解 】 【 料理 】 【 節約 】【 豊穣 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】 【 快適生活スキル獲得 】
ストーリーが進み、春人が獲得するスキルなど
【 剥ぎ取り職人 】【 剣技 】【 冒険 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】【 快適生活獲得 】 【 浄化 】【 鑑定 】【 無の境地 】【 瀕死回復Ⅰ 】【 体神 】【 堅神 】【 神心 】【 神威魔法獲得 】【 回路Ⅰ 】【 自動発動 】【 薬剤調合 】【 転職 】【 罠作成 】【 拠点登録 】【 帰還 】 【 美味しくな~れ 】【 割引チケット 】【 野菜の種 】【 アイテムボックス 】【 キャンセル 】【 防御結界 】【 応急処置 】【 完全修繕 】【 安眠 】【 無菌領域 】【 SP消費カット 】【 被ダメージカット 】
≪ 生成・製造スキル ≫
【 風呂トイレ生成 】【 調味料生成 】【 道具生成 】【 調理器具生成 】【 住居生成 】【 遊具生成 】【 テイルム製造 】【 アルモル製造 】【 ツール製造 】【 食品加工 】
≪ 召喚スキル ≫
【 使用人召喚 】【 蒐集家召喚 】【 スマホ召喚 】【 遊戯ガチャ召喚 】
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる