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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
40話 ケンジの想い
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ケンジは、夜の街を眺めて干渉にふけっていた。
「主……いつもでこうしているつもりですか?」
「今日はなんだか眠れそうにないしな……」
「主は、何でも一人で出来てしまうから、一人で抱え込んでしまうのですよ。あまり考えこまず、眠る事をお勧めします」
「そういうわけにはいかんだろ……」
「まあ、実際は主が考えているおかげで、ここまで来たと言っても過言ではありませんからね……私自身も、主には休んでいただきたいです。ですが、それをしてしまったらあんなに先手先手に、イニシアティブがとれるとも思いませんからね」
「はあ……ギルやセバスが仲間になったぐらいの時が、一番自由だった気がするな……」
「主、今のこの状況が嫌になったのですか?」
ギルはケンジの言葉に、危機感を感じたのだった。ケンジの性格からしたら、何時でもフッといなくなる時がある感じがするのだ。
ギルは、ケンジの事を慕いそんな事をするような人ではないと思っているのだが、時々本当に考えていることが分からなさ過ぎて、雲のようにつかみどころがない様に思えるところがあるからだ。
本当に、ケンジは自由を好み、空に浮かぶ雲のように風吹くままに思える時がある。
「なんだよ!そんな事あるわけないだろ!俺にはマイをはじめ、500人以上の家族がいるんだぞ?このFreedomの状況は、俺にとっても心地いいよ。それにこの夜景を見てみろよ!」
「えっ?」
「この明かりの一つ一つに、この国を頼りに移住してきた国民達がいるんだ。言ってみたら、国民一人一人も家族のようなものだろ?」
「国民を、家族と公言する王族はたぶん主だけですよ」
「だからこそ、この状況が許せないのかもな……」
「えっ?」
「他の王族や貴族は、税金払って当たり前だと思いながらも、やる事をやらずFreedom国に丸投げしようとしているから、嫌気がさしているのかもな……」
「主……」
「やっぱ、俺のこれからの道が決まった!」
「な、何を……」
ギルは、ケンジの顔を見て恐ろしくなった。その顔の笑みは、どこかすっきりしているにも係わらず、トップに立つ顔をしていたからだ。
「ギル!屋敷に帰るか。明日は一番に、ムシュダルクさん達を会議室に集めてくれ!」
「あ、主……何をやろうとしているのですか?」
「ここでは言わない!これからどうなるかは俺にも分からんが、俺は俺のやりたいようにやる!」
「……」
ケンジはギルにそう言って、屋敷へと帰る事にした。
屋敷に帰るとセバスやマイがとんできた。
「あなた!いったいどこに行ってたの?」
「そうです!いったいどこに行ってたのですか!私達がどれほど……」
「あぁ……悪かったな!今日の事で眠れなくて、外を散歩して頭をひやしていたんだ」
「だったら一言!」
「そうよ!今日の事はあたし達も心配して、いきなりいなくなったからまたいきなりあたしの前からいなくなっちゃったのかと……」
やはりマイも又、ギルが思っていたように、突然いなくなるような感覚に包まれていたようだ。
「なんで、いなくなるんだよ!」
「だって、あなたは雲のように掴みどころがないじゃない!」
そこに、システィナ達も屋敷に帰って来た。
「「「「ご主人様が見つかったって?」」」」
システィナ達は汗だくになって、ケンジの胸に飛び込んで来た。
「ご主人様の馬鹿ぁ~~~~!心配したんですよ。でも、無事で本当に良かった!」
ケンジが周りを見ると、マイをはじめみんな涙を流して、ケンジの無事を喜んでいた。
「みんな悪かったな……今日の事で眠れなかったから、ちょっと夜の散歩をしたかったんだ」
「だったら、一言!」
「ああ……さっきもマイに怒られた。すまなかった!」
ケンジは、みんなに頭を下げた。
「ったく……あなたは、いつも何も言わずに行動するから、こんな事になるのよ!」
「マイ、悪かったって!みんなも悪かった、今日はもう部屋に戻るから、みんなも休んでくれ!」
ケンジの言葉に、ギル達は渋々部屋に戻っていった。そして、マイも自分の部屋に戻ろうとした時、ケンジから腕を掴まれ、マイはケンジの部屋へと引き込まれた。
部屋に入ったマイはドキドキしていた。
「あ、あなた……いきなりどうしたの?」
「今日は心配かけてごめんな……散歩してやっと頭が冷えたよ」
「う、うん……でも、こういう事は本当にやめてよ。どこかに行っちゃったかと思ったんだからね!」
「なあ……なんで、俺がマイ達に黙ってどこかに行くと思ったんだ?ギルにも同じ事を言われたんだ」
「だって、あなたってこの世界に来て、更に掴みどころがないじゃない。あたしだって不安になるわ」
「俺は、いつも一緒だと思うがそんなに不安か?」
「当たり前だよ。あなたは、何でも一人で物事をしちゃうんだもの!あたし達は本当に必要?と思う事がいっぱいだよ」
「だが、マイは前世で苦労して、俺を追いかけてくれたんだろ?」
「そうよ!あたしは、あなたと一緒に人生を暮らしたいから、女神様に無理をお願いして、この世界に転生させてもらったの!」
「ああ!それを聞き、俺はマイと結婚したんだ。俺もマイと一緒に人生を暮らせることは嬉しいからな!それだけじゃ不安なのか?」
「あなたは、言葉に表してくれないもの!なんでも秘密主義にするんだから、不安になるのは当たり前じゃない」
マイは、ケンジに自分の不満をぶつけたのだ。しかし、ケンジはマイに向き合いゆっくり話し始めた。
「マイ!よく聞いてくれ。俺はマイがこの世界に追ってきてくれて本当に嬉しかったんだ。だから、黙ってマイの側からいなくなるって事は絶対にない!」
「本当に?」
「ああ!絶対にだ」
「本当に本当?」
「ああ!それに、俺は今回マイ達に間違っていると言われて思ったんだ」
「なにを?」
「俺はやっぱり、マイをはじめFreedomの人間が好きなんだよ」
「それは分かっているけど、普段からそういう事を公言しなさいよ!」
「だからな、今回聖教国や王国の申し出には何もしない事にした!」
「なんでよ!聖女やキース王を見捨てるっていうの?」
「いや、見捨てはしない……ただ、あいつ等が俺の想いを組んでくれるのならば助けようと思う!」
「どういう事よ!」
「俺は、こういう人間だ!Freedomのこと以外、労力を割く事はしたくない!」
「そんな事……」
「マイ達は、この世界の常識に拘ってたよな?」
「それは……」
「俺は、この世界から奴隷を無くし、貴族制度を廃止したいと言っていたが、ムシュダルクさん達はそれらの変革を躊躇しただろ?」
「それは……」
「だから俺は、それらを残したうえで世界を変えようと思ったけど、どう考えても無理だと思ったんだ」
「そりゃそうよ!この世界の常識を残しつつ、あなたの思う世界はどう考えても無理よ」
「ああ!だから、俺は他国の事は感化しない!しないと言うより、そんな無駄な事をするなら、Freedomの事を頑張りたい!マイと一緒に楽しく人生を過ごしたいと思う!」
「あなた……」
「俺は、暴力でない力をこの世界で手に入れたつもりだ。だったら、この世界の常識に振り回されるのは、もううんざりなんだよ!」
「そんな事を言って、離れていく人が出たらどうすんのよ!」
「それはそれでもう構わない!俺はFreedomを傲慢な貴族や権力者のいない、みんなが楽しく過ごせる国にする!」
「他国は、どうするの?」
「他国がつぶれるならそれはもう運命だ!俺が救えたとかかかわったとか関係なくよそ事として考える」
「わかったわ!あなたがそこまで腹をくくるのなら、なんか考えがあるのね」
ケンジは、マイに自分が思っていた事を全て話した。マイは、ケンジの言葉を信じていくだけと思い、それ以上はもう何も言うつもりはなかった。
そして、マイはケンジの部屋を出て行こうとした。
「マイ、どこに行くんだ?」
ケンジはマイの肩を持ち、部屋から出ていくのを止めた。
「な、なっ!んっ!」
ケンジは、マイに優しくキスをして、腰に手をまわしたのだった。
「ケ、ケンちゃん……」
ケンジは、マイをベットに誘いその晩、二人は愛し合ったのだった。
「主……いつもでこうしているつもりですか?」
「今日はなんだか眠れそうにないしな……」
「主は、何でも一人で出来てしまうから、一人で抱え込んでしまうのですよ。あまり考えこまず、眠る事をお勧めします」
「そういうわけにはいかんだろ……」
「まあ、実際は主が考えているおかげで、ここまで来たと言っても過言ではありませんからね……私自身も、主には休んでいただきたいです。ですが、それをしてしまったらあんなに先手先手に、イニシアティブがとれるとも思いませんからね」
「はあ……ギルやセバスが仲間になったぐらいの時が、一番自由だった気がするな……」
「主、今のこの状況が嫌になったのですか?」
ギルはケンジの言葉に、危機感を感じたのだった。ケンジの性格からしたら、何時でもフッといなくなる時がある感じがするのだ。
ギルは、ケンジの事を慕いそんな事をするような人ではないと思っているのだが、時々本当に考えていることが分からなさ過ぎて、雲のようにつかみどころがない様に思えるところがあるからだ。
本当に、ケンジは自由を好み、空に浮かぶ雲のように風吹くままに思える時がある。
「なんだよ!そんな事あるわけないだろ!俺にはマイをはじめ、500人以上の家族がいるんだぞ?このFreedomの状況は、俺にとっても心地いいよ。それにこの夜景を見てみろよ!」
「えっ?」
「この明かりの一つ一つに、この国を頼りに移住してきた国民達がいるんだ。言ってみたら、国民一人一人も家族のようなものだろ?」
「国民を、家族と公言する王族はたぶん主だけですよ」
「だからこそ、この状況が許せないのかもな……」
「えっ?」
「他の王族や貴族は、税金払って当たり前だと思いながらも、やる事をやらずFreedom国に丸投げしようとしているから、嫌気がさしているのかもな……」
「主……」
「やっぱ、俺のこれからの道が決まった!」
「な、何を……」
ギルは、ケンジの顔を見て恐ろしくなった。その顔の笑みは、どこかすっきりしているにも係わらず、トップに立つ顔をしていたからだ。
「ギル!屋敷に帰るか。明日は一番に、ムシュダルクさん達を会議室に集めてくれ!」
「あ、主……何をやろうとしているのですか?」
「ここでは言わない!これからどうなるかは俺にも分からんが、俺は俺のやりたいようにやる!」
「……」
ケンジはギルにそう言って、屋敷へと帰る事にした。
屋敷に帰るとセバスやマイがとんできた。
「あなた!いったいどこに行ってたの?」
「そうです!いったいどこに行ってたのですか!私達がどれほど……」
「あぁ……悪かったな!今日の事で眠れなくて、外を散歩して頭をひやしていたんだ」
「だったら一言!」
「そうよ!今日の事はあたし達も心配して、いきなりいなくなったからまたいきなりあたしの前からいなくなっちゃったのかと……」
やはりマイも又、ギルが思っていたように、突然いなくなるような感覚に包まれていたようだ。
「なんで、いなくなるんだよ!」
「だって、あなたは雲のように掴みどころがないじゃない!」
そこに、システィナ達も屋敷に帰って来た。
「「「「ご主人様が見つかったって?」」」」
システィナ達は汗だくになって、ケンジの胸に飛び込んで来た。
「ご主人様の馬鹿ぁ~~~~!心配したんですよ。でも、無事で本当に良かった!」
ケンジが周りを見ると、マイをはじめみんな涙を流して、ケンジの無事を喜んでいた。
「みんな悪かったな……今日の事で眠れなかったから、ちょっと夜の散歩をしたかったんだ」
「だったら、一言!」
「ああ……さっきもマイに怒られた。すまなかった!」
ケンジは、みんなに頭を下げた。
「ったく……あなたは、いつも何も言わずに行動するから、こんな事になるのよ!」
「マイ、悪かったって!みんなも悪かった、今日はもう部屋に戻るから、みんなも休んでくれ!」
ケンジの言葉に、ギル達は渋々部屋に戻っていった。そして、マイも自分の部屋に戻ろうとした時、ケンジから腕を掴まれ、マイはケンジの部屋へと引き込まれた。
部屋に入ったマイはドキドキしていた。
「あ、あなた……いきなりどうしたの?」
「今日は心配かけてごめんな……散歩してやっと頭が冷えたよ」
「う、うん……でも、こういう事は本当にやめてよ。どこかに行っちゃったかと思ったんだからね!」
「なあ……なんで、俺がマイ達に黙ってどこかに行くと思ったんだ?ギルにも同じ事を言われたんだ」
「だって、あなたってこの世界に来て、更に掴みどころがないじゃない。あたしだって不安になるわ」
「俺は、いつも一緒だと思うがそんなに不安か?」
「当たり前だよ。あなたは、何でも一人で物事をしちゃうんだもの!あたし達は本当に必要?と思う事がいっぱいだよ」
「だが、マイは前世で苦労して、俺を追いかけてくれたんだろ?」
「そうよ!あたしは、あなたと一緒に人生を暮らしたいから、女神様に無理をお願いして、この世界に転生させてもらったの!」
「ああ!それを聞き、俺はマイと結婚したんだ。俺もマイと一緒に人生を暮らせることは嬉しいからな!それだけじゃ不安なのか?」
「あなたは、言葉に表してくれないもの!なんでも秘密主義にするんだから、不安になるのは当たり前じゃない」
マイは、ケンジに自分の不満をぶつけたのだ。しかし、ケンジはマイに向き合いゆっくり話し始めた。
「マイ!よく聞いてくれ。俺はマイがこの世界に追ってきてくれて本当に嬉しかったんだ。だから、黙ってマイの側からいなくなるって事は絶対にない!」
「本当に?」
「ああ!絶対にだ」
「本当に本当?」
「ああ!それに、俺は今回マイ達に間違っていると言われて思ったんだ」
「なにを?」
「俺はやっぱり、マイをはじめFreedomの人間が好きなんだよ」
「それは分かっているけど、普段からそういう事を公言しなさいよ!」
「だからな、今回聖教国や王国の申し出には何もしない事にした!」
「なんでよ!聖女やキース王を見捨てるっていうの?」
「いや、見捨てはしない……ただ、あいつ等が俺の想いを組んでくれるのならば助けようと思う!」
「どういう事よ!」
「俺は、こういう人間だ!Freedomのこと以外、労力を割く事はしたくない!」
「そんな事……」
「マイ達は、この世界の常識に拘ってたよな?」
「それは……」
「俺は、この世界から奴隷を無くし、貴族制度を廃止したいと言っていたが、ムシュダルクさん達はそれらの変革を躊躇しただろ?」
「それは……」
「だから俺は、それらを残したうえで世界を変えようと思ったけど、どう考えても無理だと思ったんだ」
「そりゃそうよ!この世界の常識を残しつつ、あなたの思う世界はどう考えても無理よ」
「ああ!だから、俺は他国の事は感化しない!しないと言うより、そんな無駄な事をするなら、Freedomの事を頑張りたい!マイと一緒に楽しく人生を過ごしたいと思う!」
「あなた……」
「俺は、暴力でない力をこの世界で手に入れたつもりだ。だったら、この世界の常識に振り回されるのは、もううんざりなんだよ!」
「そんな事を言って、離れていく人が出たらどうすんのよ!」
「それはそれでもう構わない!俺はFreedomを傲慢な貴族や権力者のいない、みんなが楽しく過ごせる国にする!」
「他国は、どうするの?」
「他国がつぶれるならそれはもう運命だ!俺が救えたとかかかわったとか関係なくよそ事として考える」
「わかったわ!あなたがそこまで腹をくくるのなら、なんか考えがあるのね」
ケンジは、マイに自分が思っていた事を全て話した。マイは、ケンジの言葉を信じていくだけと思い、それ以上はもう何も言うつもりはなかった。
そして、マイはケンジの部屋を出て行こうとした。
「マイ、どこに行くんだ?」
ケンジはマイの肩を持ち、部屋から出ていくのを止めた。
「な、なっ!んっ!」
ケンジは、マイに優しくキスをして、腰に手をまわしたのだった。
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