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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
18話 Freedom国の計画
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ケンジはダンジョンから脱出し、会議を続けていた。飛龍騎士団やテンプルナイト達は、ダンジョンの入り口を警備し、鳳凰騎士団とは距離を置き、騎士としての立場を一緒にされたくない感じだった。
「貴方達、王国と聖教国の言い分は分かったよ!」
「「何を……」」
「いやな……俺達、Freedom国の戦力はいらないってことだよな?」
「ちょ、ちょっとお待ちください!誰もそんなことは?」
「だけど、鳳凰騎士団の力は奴隷だから認めないと……それに、俺達がここに通うと言っても不安だと言い?かといって、自分達の騎士団に説得という事もしないんじゃ、どうしようもないじゃないか?」
「それは、誇り高き騎士団の精神論であり、奴隷達と自分の立場が同じなど認めれる物じゃないですよね?」
「じゃあ、鳳凰騎士団はFreedom国の為に、誇り高き精神は無いと言うのですか?それはあまりに失礼ではないですか?」
「そうはいっておらん!騎士と言えば貴族から認められた民である。言ってみれば貴族のようなものだ!平民より立場は上なのだ」
「Freedom国では、俺に認められた騎士団だぞ?」
「ですが、立場としてはやはり奴隷であり、平民より立場は下ではないか?」
「だったら、どうするんだ?」
「「えっ?」」
「えっ?なんだよ!だったら言い方を変えよう!それでは、この会議を何時間しても無駄だろう?」
「無駄とは、どういう事ですか?」
「いや、もう結論は出ているじゃないか。王国と聖教国が今まで通り、ここを守っていくしかないだろ?ここの警備費用を増やすなり何とかしてやっていくしかないじゃないか?」
「「そ、それは!」」
「俺達、Freedomは予算が大変だと思ったからこそ鳳凰騎士団を協力させようと言ったんだよ?だけど、それは無理と貴方達は言うんだろ?まあ、それを踏まえたうえで俺達が協力出来ると言えば、時々冒険者のようにここに通わせてもらうぐらいしか、Freedom国としては協力できないだろ?」
「「……」」
「なんか、黙っているみたいだが、俺の意見は間違ってないよな?」
「「間違っていません……」」
「じゃあ、鳳凰騎士団は国に帰還させて大丈夫なんだな?」
「「……」」
司祭と侯爵は、無言で首を縦に振るしかなかったのだ。それを聞き、ケンジは鳳凰騎士団のテントに行き、先ほどの説明をし帰還指示をだした。
「みんな、今回の遠征はご苦労だった!この後は、飛龍騎士団とテンプルナイトでここを守る事となった!帰還準備をしてくれ!」
「主様!それは本当ですか?鳳凰騎士団は本当にいらないと?」
「ああ!申し訳ないがそういう事だ……」
「分かりました……みんな帰還準備をしろ!」
「「「「「はい……」」」」」
鳳凰騎士団は、落ち込んでいる様子で帰還準備をした。その落ち込みは戦えない事ではなく、自分達が奴隷と言う事でケンジに恥をかかせてしまった事にあった。
「主様……私達が奴隷であるばかりに恥をかかせてしまい申し訳ございません」
ケンジが周りを見ると、ランスロットを始め鳳凰騎士団達は、下を向き握り拳を作っていた。
「みんな気にするな!俺達はこれからの事を考えればいいんだよ!」
「ですが……我々のせいで主様が!」
「いいか?俺達は奴隷のいない世界を目標に頑張っているんだぞ?それもまだ始めたばかりじゃないか?そんな簡単に、世間など変わったりしないんだ。今回のこの処遇はしょうがないよ!」
「はい……」
「そんな暗い顔をするな!必ずお前達が活躍できるときはくるから、それまでお前達は力を温存しておくんだ!」
「わ、分かりました!」
「じゃあ、帰還準備が終わったら、転移マットでFreedom国に帰還せよ!」
「「「「「はい!」」」」」
鳳凰騎士団はFreedom国に帰っていった。ケンジは、司祭と侯爵に挨拶をすませて、ここ極級ダンジョン前にハウスを建てたまま、ケンジ達は転移マットで帰るのだった。
「ねえ、あなた?本当にこれでいいのかな?」
「なんだよマイ……俺にそんな事を言ってもしょうがないだろ?」
「もっと、根気よく鳳凰騎士団を衛兵として、置く事を説得しても良かったんじゃないの?」
「その必要はないよ。あれだけ、奴隷と言う事に固執して嫌がったんだ。万が一の事があったら、鳳凰騎士団を囮に使われたら目も当てられんからな……」
「まあ、確かにそうなったら悔やんでも悔やみきれないわね……」
「だろ?それと、俺達も1ヶ月に一回ぐらいは通う事になるし、今回ダンジョンに潜った事でスタンピードも早々起こる事は無いと思うしな!」
「まあ、よくよく考えればそうよね。王国と聖教国は、極級ダンジョンの予算を多めに組んでもらったらいいだけだよね」
「まあ、そういう事だ!あっ、そうだ!アルバンさん?」
「なんでしょうか?」
「ムシュダルクさんに今回の事を報告して、王国と聖教国の方に説明してもらってくれますか?」
「それなら、先ほど報告しておきました!なにやらムシュダルク様は、憤慨しておられたみたいですが、後の処理は任せておいてくださいとの事です」
「えっ?憤慨ってどういう事?」
「あなた……ムシュダルクさんが起こるのは無理はないよ。当り前の事だよ!」
「えっ?」
「あなた、忘れたの?今回スタンピードが起こるかもしれないって、協力要請をしてきたのは、王国と聖教国じゃない!それなのに、鳳凰騎士団はいらないとか、かといって対処方法は何も提案はせず、Freedom国のトップ二人を前線に向かわせるしかなかったんだよ?」
「あっ!そういやそうだったな……」
「ったく、ケンちゃんは自分の事はいつも後回しにして、気にするところは奴隷の事ばかりじゃない!そんなんじゃ駄目だって言ったでしょ?」
「悪いな!そう簡単にこの性格は直らないよ!」
「……ったく、で!これからどうすんのよ?」
「どうするって何が?」
「極級ダンジョンに決まってるでしょ?」
「まあ、一週間後ぐらいに行くけど2階層で訓練だな!ボス部屋で経験値を稼ぎスクロールを出す事がメインだ!」
「えっ⁉スクロールを?どういう事?」
「今回!エンシャントリッチから出たパワースクロールだが、俺が使わせてもらうと言っただろ?」
「ええ!そうね……」
「そのスキルを全部レジェンダリーにするのが目的で、書写・瞑想・詠唱・知識・魔法この5つのスキルが120.00になれば4次職になれる!」
「はぁぁあ?4次職ってなによ!」
「あれ?マイにも前に言ったような感じがするけど言ってなかったか?」
「知らないわよ!もし、言ってたとしても覚えてないよ!」
「まあ、それはいいけど、今回ボスから結構スクロールが出ただろ?それで、ギルやロイ達にもスクロールを出して貰い職業を鍛えてもらおうと言うのが目的だよ。当然マイにもがんばってもらうからな」
「あたしも4次職になるの?」
「ああ!そうじゃないと極級ダンジョンは攻略出来ないよ。7階層であんなに苦戦とは言わないが、引き返す事になったんだ」
「そ、そうよね……どちらにしても強くなれるのはいいことだわ!」
「3次職の条件は覚えているか?」
「たしか、職業レベルが80以上で主要スキルの一つが、レジェンダリーだったよね?で、4次職の条件は?」
「職業レベルが160以上で、全部の主要スキルがレジェンダリーになる事だ!」
「はっ⁉」
マイは、ケンジの説明に変な声が出てしまった。
「今なんて?レベル160以上?」
「そうだ!」
「主要スキルが、全部レジェンダリー?」
「ああ!がんばれよ」
「あなた何を言っているのよ!そんなの無理に決まっているじゃない!」
「何が無理なんだよ?俺には成長のスキルが有るって言っただろ?」
「違うわよ!それは分かっているわ!あたしが今いくつだと思っているの?25歳だよ?」
「はっ?」
「後5年もしたら、今のようには動けなくなるのよ?確かに成長はあるけどステータスは必ず落ちてくるんだよ?」
「あっ!そういう事か。それなら大丈夫だよ」
「えっ?成長ってそんなに早く経験値が稼げるの?ギルなんかは、もっと年を取っているんだよ?」
「多分マイの言う事で合っているよ!5年で4次職になれたらいい方だろう!俺の成長スキルは、パーティーに影響するのは10%ほどだからな。多分5年ではマイ達は4次職にはなれんと思うよ」
「だったら、そんな計画最初から無理じゃない‼それにあたしだって、あなたとの子供もほしいんだよ!もっと、女性の気持ちも考えてよ!」
「そんなの当り前じゃないか!俺だって、マイとの子供は欲しいと思っているよ。だが、子供というのは授かりものだ。もしマイが妊娠すれば、当然だが冒険はやめてもらうよ」
「だが、今は世の中の魔物が凶暴化して手に負えなくなってきているのは、前も言った通り極級ダンジョンのせいかもしれないだろ?」
「それは分かるけど……実際問題、ケンちゃん意外は達成できないのは目に見えているじゃない!」
マイは、ケンジの計画に反論してもっと現実味のある計画を立てる様に説得し続けた。それを聞いた、ケンジはマイを見つめてニヤリと微笑んだのだった。
「貴方達、王国と聖教国の言い分は分かったよ!」
「「何を……」」
「いやな……俺達、Freedom国の戦力はいらないってことだよな?」
「ちょ、ちょっとお待ちください!誰もそんなことは?」
「だけど、鳳凰騎士団の力は奴隷だから認めないと……それに、俺達がここに通うと言っても不安だと言い?かといって、自分達の騎士団に説得という事もしないんじゃ、どうしようもないじゃないか?」
「それは、誇り高き騎士団の精神論であり、奴隷達と自分の立場が同じなど認めれる物じゃないですよね?」
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「Freedom国では、俺に認められた騎士団だぞ?」
「ですが、立場としてはやはり奴隷であり、平民より立場は下ではないか?」
「だったら、どうするんだ?」
「「えっ?」」
「えっ?なんだよ!だったら言い方を変えよう!それでは、この会議を何時間しても無駄だろう?」
「無駄とは、どういう事ですか?」
「いや、もう結論は出ているじゃないか。王国と聖教国が今まで通り、ここを守っていくしかないだろ?ここの警備費用を増やすなり何とかしてやっていくしかないじゃないか?」
「「そ、それは!」」
「俺達、Freedomは予算が大変だと思ったからこそ鳳凰騎士団を協力させようと言ったんだよ?だけど、それは無理と貴方達は言うんだろ?まあ、それを踏まえたうえで俺達が協力出来ると言えば、時々冒険者のようにここに通わせてもらうぐらいしか、Freedom国としては協力できないだろ?」
「「……」」
「なんか、黙っているみたいだが、俺の意見は間違ってないよな?」
「「間違っていません……」」
「じゃあ、鳳凰騎士団は国に帰還させて大丈夫なんだな?」
「「……」」
司祭と侯爵は、無言で首を縦に振るしかなかったのだ。それを聞き、ケンジは鳳凰騎士団のテントに行き、先ほどの説明をし帰還指示をだした。
「みんな、今回の遠征はご苦労だった!この後は、飛龍騎士団とテンプルナイトでここを守る事となった!帰還準備をしてくれ!」
「主様!それは本当ですか?鳳凰騎士団は本当にいらないと?」
「ああ!申し訳ないがそういう事だ……」
「分かりました……みんな帰還準備をしろ!」
「「「「「はい……」」」」」
鳳凰騎士団は、落ち込んでいる様子で帰還準備をした。その落ち込みは戦えない事ではなく、自分達が奴隷と言う事でケンジに恥をかかせてしまった事にあった。
「主様……私達が奴隷であるばかりに恥をかかせてしまい申し訳ございません」
ケンジが周りを見ると、ランスロットを始め鳳凰騎士団達は、下を向き握り拳を作っていた。
「みんな気にするな!俺達はこれからの事を考えればいいんだよ!」
「ですが……我々のせいで主様が!」
「いいか?俺達は奴隷のいない世界を目標に頑張っているんだぞ?それもまだ始めたばかりじゃないか?そんな簡単に、世間など変わったりしないんだ。今回のこの処遇はしょうがないよ!」
「はい……」
「そんな暗い顔をするな!必ずお前達が活躍できるときはくるから、それまでお前達は力を温存しておくんだ!」
「わ、分かりました!」
「じゃあ、帰還準備が終わったら、転移マットでFreedom国に帰還せよ!」
「「「「「はい!」」」」」
鳳凰騎士団はFreedom国に帰っていった。ケンジは、司祭と侯爵に挨拶をすませて、ここ極級ダンジョン前にハウスを建てたまま、ケンジ達は転移マットで帰るのだった。
「ねえ、あなた?本当にこれでいいのかな?」
「なんだよマイ……俺にそんな事を言ってもしょうがないだろ?」
「もっと、根気よく鳳凰騎士団を衛兵として、置く事を説得しても良かったんじゃないの?」
「その必要はないよ。あれだけ、奴隷と言う事に固執して嫌がったんだ。万が一の事があったら、鳳凰騎士団を囮に使われたら目も当てられんからな……」
「まあ、確かにそうなったら悔やんでも悔やみきれないわね……」
「だろ?それと、俺達も1ヶ月に一回ぐらいは通う事になるし、今回ダンジョンに潜った事でスタンピードも早々起こる事は無いと思うしな!」
「まあ、よくよく考えればそうよね。王国と聖教国は、極級ダンジョンの予算を多めに組んでもらったらいいだけだよね」
「まあ、そういう事だ!あっ、そうだ!アルバンさん?」
「なんでしょうか?」
「ムシュダルクさんに今回の事を報告して、王国と聖教国の方に説明してもらってくれますか?」
「それなら、先ほど報告しておきました!なにやらムシュダルク様は、憤慨しておられたみたいですが、後の処理は任せておいてくださいとの事です」
「えっ?憤慨ってどういう事?」
「あなた……ムシュダルクさんが起こるのは無理はないよ。当り前の事だよ!」
「えっ?」
「あなた、忘れたの?今回スタンピードが起こるかもしれないって、協力要請をしてきたのは、王国と聖教国じゃない!それなのに、鳳凰騎士団はいらないとか、かといって対処方法は何も提案はせず、Freedom国のトップ二人を前線に向かわせるしかなかったんだよ?」
「あっ!そういやそうだったな……」
「ったく、ケンちゃんは自分の事はいつも後回しにして、気にするところは奴隷の事ばかりじゃない!そんなんじゃ駄目だって言ったでしょ?」
「悪いな!そう簡単にこの性格は直らないよ!」
「……ったく、で!これからどうすんのよ?」
「どうするって何が?」
「極級ダンジョンに決まってるでしょ?」
「まあ、一週間後ぐらいに行くけど2階層で訓練だな!ボス部屋で経験値を稼ぎスクロールを出す事がメインだ!」
「えっ⁉スクロールを?どういう事?」
「今回!エンシャントリッチから出たパワースクロールだが、俺が使わせてもらうと言っただろ?」
「ええ!そうね……」
「そのスキルを全部レジェンダリーにするのが目的で、書写・瞑想・詠唱・知識・魔法この5つのスキルが120.00になれば4次職になれる!」
「はぁぁあ?4次職ってなによ!」
「あれ?マイにも前に言ったような感じがするけど言ってなかったか?」
「知らないわよ!もし、言ってたとしても覚えてないよ!」
「まあ、それはいいけど、今回ボスから結構スクロールが出ただろ?それで、ギルやロイ達にもスクロールを出して貰い職業を鍛えてもらおうと言うのが目的だよ。当然マイにもがんばってもらうからな」
「あたしも4次職になるの?」
「ああ!そうじゃないと極級ダンジョンは攻略出来ないよ。7階層であんなに苦戦とは言わないが、引き返す事になったんだ」
「そ、そうよね……どちらにしても強くなれるのはいいことだわ!」
「3次職の条件は覚えているか?」
「たしか、職業レベルが80以上で主要スキルの一つが、レジェンダリーだったよね?で、4次職の条件は?」
「職業レベルが160以上で、全部の主要スキルがレジェンダリーになる事だ!」
「はっ⁉」
マイは、ケンジの説明に変な声が出てしまった。
「今なんて?レベル160以上?」
「そうだ!」
「主要スキルが、全部レジェンダリー?」
「ああ!がんばれよ」
「あなた何を言っているのよ!そんなの無理に決まっているじゃない!」
「何が無理なんだよ?俺には成長のスキルが有るって言っただろ?」
「違うわよ!それは分かっているわ!あたしが今いくつだと思っているの?25歳だよ?」
「はっ?」
「後5年もしたら、今のようには動けなくなるのよ?確かに成長はあるけどステータスは必ず落ちてくるんだよ?」
「あっ!そういう事か。それなら大丈夫だよ」
「えっ?成長ってそんなに早く経験値が稼げるの?ギルなんかは、もっと年を取っているんだよ?」
「多分マイの言う事で合っているよ!5年で4次職になれたらいい方だろう!俺の成長スキルは、パーティーに影響するのは10%ほどだからな。多分5年ではマイ達は4次職にはなれんと思うよ」
「だったら、そんな計画最初から無理じゃない‼それにあたしだって、あなたとの子供もほしいんだよ!もっと、女性の気持ちも考えてよ!」
「そんなの当り前じゃないか!俺だって、マイとの子供は欲しいと思っているよ。だが、子供というのは授かりものだ。もしマイが妊娠すれば、当然だが冒険はやめてもらうよ」
「だが、今は世の中の魔物が凶暴化して手に負えなくなってきているのは、前も言った通り極級ダンジョンのせいかもしれないだろ?」
「それは分かるけど……実際問題、ケンちゃん意外は達成できないのは目に見えているじゃない!」
マイは、ケンジの計画に反論してもっと現実味のある計画を立てる様に説得し続けた。それを聞いた、ケンジはマイを見つめてニヤリと微笑んだのだった。
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