411 / 619
第9章 Freedom国の発展!
76話 パよりラ
しおりを挟む
ケンジは、今後ギルドに関して傍観すると決め、ギルドがどのように出てくるかによって対応を変えようと思ったのである。それまでは、錬金術のスキルを頑張ろうと思ったのだ。
「ご主人様……今日から、もう錬金術を再開するのですか?」
ケンジが、昨日の今日でまたすぐに仕事にかかることに、ケンジの体の事を心配して、ダリアが声をかけてきたのである。
「昨日久しぶりに、マイと食事に行き、リフレッシュできたからな」
「だけど、ご主人様は殺されかけたのですよ?もうちょっと休んだ方が良いのでは……」
「昨日も言ったように無傷だよ。それに俺があんな不意打ちに傷一つつけられないよ」
「でも、襲われた事には変わりないんでしょ?」
「まあ、それはそうだが……俺を殺そうとするならまず、アンチマジックシェルという魔法で、魔法効果を封じてからじゃないと傷一つつけれないよ」
「その、魔法がどういう物かは知りませんが、やっぱりわたし達は心配ですよ」
「心配をしてくれるのは嬉しいけど、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!」
「なんですか?それは!」
「まあ、分からないならいいよ。お前達の気持ちはわかっているつもりだよ。ありがとな!」
ケンジはダリアにそういって、錬金工房で今日ゴッドオーダーで出した受注書の、ポーションを製作し始めたのである。
ダリアは、ケンジのなぞかけのような言葉が気になり、セバス達に聞いて回るのだった。そして、今日一日そのことが頭に残り仕事に集中出来なかったのである。
一方、ケンジは一日かかって、1400本近いポーションを製作したのである。これは14枚ものの、受注書の商品を製作したのである。
そして、これが思わなかった事になるのである。ゴッドオーダーから凄い商品がでるのである。
※①【パワースクロール錬金術200】※②【錬金術のバッチ】※③【錬金の書】※④【魔道錬成盤】後の、アイテムはいつも通りの普通のアイテムであった。
「やったぁ~~~~~!」
「ご主人様!どうかしたのですか?」
ケンジの大声に、セバス達がとんできたのである。そして、ケンジは笑顔で錬金術200を見せたのである。
「セバス見てくれ!やっと出たんだよ!」
「本当ですか⁉それはようございましたね」
「ああ……これで、ツバキ達の喜ぶ顔が見れるかもしれないな!」
「でも、本当にキキョウは、生き返ることが出来るのでしょうか?」
「今まで、黙っていたが多分大丈夫だろ!実はなヒールポーションを極めて行くと、錬金術スキルの蘭に???と出ているんだよ。これは、130.01と150.01と180.50と200.00の位置で、ここまでスキルを伸ばせば、新しいポーションが作れるんだよ!」
「本当ですか?」
「俺の予想だが、多分200.00まで伸ばせば、蘇生ポーションが作れると思うんだよ」
「それは、世紀の大発見ですね!」
「多分大丈夫だ!」
「それにしても、今回はまた色んなものが出ましたね?」
「本当に不思議だよな……今まで、こんな大量に出た事なかったものな」
「これもご主人様の努力を、女神様が見ていてくれたおかげですよね」
「それがだな、ティアさんが言うには、このアイテムに関しては、本当にランダムで運なんだそうだ!」
「そうなのですか?じゃあ、ご主人様の努力が実ったってことですね」
「あ!そっか!」
ケンジは、何かに気づきセバスを置いて、裁縫工房に急いで向かったのである。
「エレナ!いるか?」
ケンジは、嬉しさのあまり大声でエレナの名前を呼び、裁縫工房の扉を勢いよく開けたのだった。
「キャッ!はい!ここにいますよ。どうかしたのですか?」
「エレナ、これを見てくれ!錬金術のパワースクロールが出たんだよ!」
「本当ですか!それは良かったですね」
「ああ!お前のおかげだ!本当にありがとう!」
そう言って、ケンジはエレナに抱きついたのである。それにびっくりしたエレナは、アタフタして顔がトマトの様に真っ赤になったのである。
「ちょ、ちょっとご主人様!」
「あぁ~~~~~!工房長とご主人様が!」
「なっ⁉」
「エレナさんばっかりするい!」
裁縫工房内は、ケンジがエレナに抱きついたことにより騒然となったのである。
「ちょっと!ご主人様……」
「あ!ごめん……嬉しくてつい……」
「何でわたしのおかげなのですか?錬金術は、わたしには何もできないですよ」
「いや……俺は今まで、がむしゃらにゴッドオーダーをやってパワースクロールを出す事ばかりしていたが、エレナに貰ったこの服のおかげでパワースクロールが出たんだよ」
「えっ⁉その服のおかげでですか?」
「ああ、マジカル効果で幸運値+100がついているだろ?これしか出た要因が思いつかない!」
それを聞き、エレナはなぜか瞳に涙を溜めたのだった。
「なんで泣くんだよ!俺は感謝しているんだぞ?」
「いえ……わたしも嬉しいのです。ご主人様はキキョウの為に、10ヶ月近い時間無理をしていて、やっと報われた事が嬉しいのです。そして、そのことでわたし達裁縫工房の、仲間達が役に立てた事が本当に嬉しいのです」
「そ、そっか!本当にありがとな!みんなも本当にありがとう」
ケンジの感謝の言葉に、裁縫工房で働いていた者、全員が涙したのだった。
「ツバキ!もうちょっと待っていてくれよ!これからはスキルを伸ばして、キキョウを蘇生できるポーションを作って見せるからな」
「ご主人様、ありがとうございます!ですが、無理はしないでくださいね」
「ああ!任せろ!」
そういってケンジは、裁縫工房から出ていくのだった。ケンジが出て行った後、エレナは他の者達からケンジに抱きしめられた事を、責められたのは言うまでもなかったのだが……
そして、その日の夕飯時にダリアは昼間のケンジの言葉が気になってしょうがなかった事を、改めて聞き直したのである。
「ご主人様、ちょっとよろしいですか?」
「ん?どうかしたのか?」
「昼間、わたしに言った言葉が気になってて……あれってどういう意味ですか?」
「んっ?俺何か言ったか?」
「他のみんなにも聞いたんだけど、全然わからなくて……」
「そうですよ!あたしもダリアから聞いたんだけど、全然意味がわからないですよ!」
「だよな!あれでは何が言いたいのか……」
ダリアの言葉に、システィナやマードック、セバスまでケンジに答えを求めてきたのだ。
「だから何の事だよ!」
「ご主人様はわたしに、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!とおっしゃったではないですか」
「俺達も、それを相談されたんだが、全然わからなくてよ!」
ケンジは、ダリアたちの言葉に笑いながら呆れた様子だった。
「ぷっ!お前達そんなことを、一日悩んでたのかよ?」
「ご主人様!笑い事じゃありません!わたしあんな風に言われて、不安になっちゃったんですからね」
「あ~悪い悪い!ちょっと愚痴っただけだよ。そんな気にする事じゃないよ」
「気にするなって!」
「お前達は、俺の事になると心配しすぎなんだ!まあ、ありがたい事ではあるんだけどな……」
「それは当たり前ですよ!心配しすぎて何が悪いんですか?」
「いやな……そんな心配したら疲れるだろ?もっと俺を信頼してくれてもいいと思ってな!なら、気づかれもしないだろ?そう思ってちょっと愚痴っただけだよ……」
「はっ?」
「はっ?ってなんだよ。ちゃんと教えただろ?」
「「「「「全然わからないんですけど!」」」」」
ケンジの言葉にダリア達はピンときてなくて、目が点になっていたのだった。だが、その言葉の意味が気づいた人間もいて、マードック達を見ていたのだった。
「だから、俺としては『パ』をしてくれるより『ラ』をしてほしいけどな!と言ったんだが、お前達はまだわからないのか?気づいている人間もいるみたいだぞ」
「「「「「……」」」」」
ケンジは、その様子を見てしょうがないとばかりに答えを教えるのだった。
「俺は、心配(しん『パ』い)じゃなく、信頼(しん『ラ』い)の方が嬉しいんだけどな!と言っただけだよ」
ケンジが、そう言った時ようやく、みんなわかったらしく大きな声を出すのだった。
「主!そういう事はちゃんと言ってくれよ!」
「何言ってんだよ……俺はいつもお前達に言っているぞ?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「だな!マードック、主殿はワシらにいつも言っているよ!」
「えっ?シェムいきなりなんだよ!」
「マードックよ!お主は主殿とここにいる者より、長い時間を過ごしておるから、何気ない主殿の言葉を聞き逃しているんじゃよ。主殿はいつも、お前達はチームだといって、仲間を信頼し合ったらいいんだと口を酸っぱく言っておるじゃないか!」
「あっ……」
「じゃから、主殿はダリアに自分もチームの一員であり、心配ばかりじゃなく信頼せよと言ったんじゃよ!」
さすが、シェムだ!と言わんばかりにケンジは満足げにうなずいたのだった。シェムやダンギ、ユリアなど人生経験が豊富な人間達は、分かっていたようで、なんかドヤ顔をしていたのがちょっと気になったが、そこはケンジは黙っていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*-----*
今回の話は少し違い、小休憩のような感じになりました。
次回から、ケンジ達は出てこず、ギルドがどうなるか?
そう言ったところを書いていきたいです(^^♪
ギルドは本当にもう崩壊しているのか?それとも……
この話で出てきたアイテム一覧
※①【パワースクロール錬金術200】
使う事で、錬金術のスキルの上限が200.00になり、称号がゴッズに
なる。
※②【錬金術のバッチ】
装備することで錬金術のスキルが+20.00される。
※③【錬金の書】
色んな錬金術のレシピが載っており、その通りに作ると最高の効果が
得られるポーションなどが製作可能。
※④【魔道錬成盤】
ポーションを作る時や錬成する時、この錬成盤を使う事で失敗確率が
減る。成功確率が50%増える魔道具。
「ご主人様……今日から、もう錬金術を再開するのですか?」
ケンジが、昨日の今日でまたすぐに仕事にかかることに、ケンジの体の事を心配して、ダリアが声をかけてきたのである。
「昨日久しぶりに、マイと食事に行き、リフレッシュできたからな」
「だけど、ご主人様は殺されかけたのですよ?もうちょっと休んだ方が良いのでは……」
「昨日も言ったように無傷だよ。それに俺があんな不意打ちに傷一つつけられないよ」
「でも、襲われた事には変わりないんでしょ?」
「まあ、それはそうだが……俺を殺そうとするならまず、アンチマジックシェルという魔法で、魔法効果を封じてからじゃないと傷一つつけれないよ」
「その、魔法がどういう物かは知りませんが、やっぱりわたし達は心配ですよ」
「心配をしてくれるのは嬉しいけど、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!」
「なんですか?それは!」
「まあ、分からないならいいよ。お前達の気持ちはわかっているつもりだよ。ありがとな!」
ケンジはダリアにそういって、錬金工房で今日ゴッドオーダーで出した受注書の、ポーションを製作し始めたのである。
ダリアは、ケンジのなぞかけのような言葉が気になり、セバス達に聞いて回るのだった。そして、今日一日そのことが頭に残り仕事に集中出来なかったのである。
一方、ケンジは一日かかって、1400本近いポーションを製作したのである。これは14枚ものの、受注書の商品を製作したのである。
そして、これが思わなかった事になるのである。ゴッドオーダーから凄い商品がでるのである。
※①【パワースクロール錬金術200】※②【錬金術のバッチ】※③【錬金の書】※④【魔道錬成盤】後の、アイテムはいつも通りの普通のアイテムであった。
「やったぁ~~~~~!」
「ご主人様!どうかしたのですか?」
ケンジの大声に、セバス達がとんできたのである。そして、ケンジは笑顔で錬金術200を見せたのである。
「セバス見てくれ!やっと出たんだよ!」
「本当ですか⁉それはようございましたね」
「ああ……これで、ツバキ達の喜ぶ顔が見れるかもしれないな!」
「でも、本当にキキョウは、生き返ることが出来るのでしょうか?」
「今まで、黙っていたが多分大丈夫だろ!実はなヒールポーションを極めて行くと、錬金術スキルの蘭に???と出ているんだよ。これは、130.01と150.01と180.50と200.00の位置で、ここまでスキルを伸ばせば、新しいポーションが作れるんだよ!」
「本当ですか?」
「俺の予想だが、多分200.00まで伸ばせば、蘇生ポーションが作れると思うんだよ」
「それは、世紀の大発見ですね!」
「多分大丈夫だ!」
「それにしても、今回はまた色んなものが出ましたね?」
「本当に不思議だよな……今まで、こんな大量に出た事なかったものな」
「これもご主人様の努力を、女神様が見ていてくれたおかげですよね」
「それがだな、ティアさんが言うには、このアイテムに関しては、本当にランダムで運なんだそうだ!」
「そうなのですか?じゃあ、ご主人様の努力が実ったってことですね」
「あ!そっか!」
ケンジは、何かに気づきセバスを置いて、裁縫工房に急いで向かったのである。
「エレナ!いるか?」
ケンジは、嬉しさのあまり大声でエレナの名前を呼び、裁縫工房の扉を勢いよく開けたのだった。
「キャッ!はい!ここにいますよ。どうかしたのですか?」
「エレナ、これを見てくれ!錬金術のパワースクロールが出たんだよ!」
「本当ですか!それは良かったですね」
「ああ!お前のおかげだ!本当にありがとう!」
そう言って、ケンジはエレナに抱きついたのである。それにびっくりしたエレナは、アタフタして顔がトマトの様に真っ赤になったのである。
「ちょ、ちょっとご主人様!」
「あぁ~~~~~!工房長とご主人様が!」
「なっ⁉」
「エレナさんばっかりするい!」
裁縫工房内は、ケンジがエレナに抱きついたことにより騒然となったのである。
「ちょっと!ご主人様……」
「あ!ごめん……嬉しくてつい……」
「何でわたしのおかげなのですか?錬金術は、わたしには何もできないですよ」
「いや……俺は今まで、がむしゃらにゴッドオーダーをやってパワースクロールを出す事ばかりしていたが、エレナに貰ったこの服のおかげでパワースクロールが出たんだよ」
「えっ⁉その服のおかげでですか?」
「ああ、マジカル効果で幸運値+100がついているだろ?これしか出た要因が思いつかない!」
それを聞き、エレナはなぜか瞳に涙を溜めたのだった。
「なんで泣くんだよ!俺は感謝しているんだぞ?」
「いえ……わたしも嬉しいのです。ご主人様はキキョウの為に、10ヶ月近い時間無理をしていて、やっと報われた事が嬉しいのです。そして、そのことでわたし達裁縫工房の、仲間達が役に立てた事が本当に嬉しいのです」
「そ、そっか!本当にありがとな!みんなも本当にありがとう」
ケンジの感謝の言葉に、裁縫工房で働いていた者、全員が涙したのだった。
「ツバキ!もうちょっと待っていてくれよ!これからはスキルを伸ばして、キキョウを蘇生できるポーションを作って見せるからな」
「ご主人様、ありがとうございます!ですが、無理はしないでくださいね」
「ああ!任せろ!」
そういってケンジは、裁縫工房から出ていくのだった。ケンジが出て行った後、エレナは他の者達からケンジに抱きしめられた事を、責められたのは言うまでもなかったのだが……
そして、その日の夕飯時にダリアは昼間のケンジの言葉が気になってしょうがなかった事を、改めて聞き直したのである。
「ご主人様、ちょっとよろしいですか?」
「ん?どうかしたのか?」
「昼間、わたしに言った言葉が気になってて……あれってどういう意味ですか?」
「んっ?俺何か言ったか?」
「他のみんなにも聞いたんだけど、全然わからなくて……」
「そうですよ!あたしもダリアから聞いたんだけど、全然意味がわからないですよ!」
「だよな!あれでは何が言いたいのか……」
ダリアの言葉に、システィナやマードック、セバスまでケンジに答えを求めてきたのだ。
「だから何の事だよ!」
「ご主人様はわたしに、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!とおっしゃったではないですか」
「俺達も、それを相談されたんだが、全然わからなくてよ!」
ケンジは、ダリアたちの言葉に笑いながら呆れた様子だった。
「ぷっ!お前達そんなことを、一日悩んでたのかよ?」
「ご主人様!笑い事じゃありません!わたしあんな風に言われて、不安になっちゃったんですからね」
「あ~悪い悪い!ちょっと愚痴っただけだよ。そんな気にする事じゃないよ」
「気にするなって!」
「お前達は、俺の事になると心配しすぎなんだ!まあ、ありがたい事ではあるんだけどな……」
「それは当たり前ですよ!心配しすぎて何が悪いんですか?」
「いやな……そんな心配したら疲れるだろ?もっと俺を信頼してくれてもいいと思ってな!なら、気づかれもしないだろ?そう思ってちょっと愚痴っただけだよ……」
「はっ?」
「はっ?ってなんだよ。ちゃんと教えただろ?」
「「「「「全然わからないんですけど!」」」」」
ケンジの言葉にダリア達はピンときてなくて、目が点になっていたのだった。だが、その言葉の意味が気づいた人間もいて、マードック達を見ていたのだった。
「だから、俺としては『パ』をしてくれるより『ラ』をしてほしいけどな!と言ったんだが、お前達はまだわからないのか?気づいている人間もいるみたいだぞ」
「「「「「……」」」」」
ケンジは、その様子を見てしょうがないとばかりに答えを教えるのだった。
「俺は、心配(しん『パ』い)じゃなく、信頼(しん『ラ』い)の方が嬉しいんだけどな!と言っただけだよ」
ケンジが、そう言った時ようやく、みんなわかったらしく大きな声を出すのだった。
「主!そういう事はちゃんと言ってくれよ!」
「何言ってんだよ……俺はいつもお前達に言っているぞ?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「だな!マードック、主殿はワシらにいつも言っているよ!」
「えっ?シェムいきなりなんだよ!」
「マードックよ!お主は主殿とここにいる者より、長い時間を過ごしておるから、何気ない主殿の言葉を聞き逃しているんじゃよ。主殿はいつも、お前達はチームだといって、仲間を信頼し合ったらいいんだと口を酸っぱく言っておるじゃないか!」
「あっ……」
「じゃから、主殿はダリアに自分もチームの一員であり、心配ばかりじゃなく信頼せよと言ったんじゃよ!」
さすが、シェムだ!と言わんばかりにケンジは満足げにうなずいたのだった。シェムやダンギ、ユリアなど人生経験が豊富な人間達は、分かっていたようで、なんかドヤ顔をしていたのがちょっと気になったが、そこはケンジは黙っていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*-----*
今回の話は少し違い、小休憩のような感じになりました。
次回から、ケンジ達は出てこず、ギルドがどうなるか?
そう言ったところを書いていきたいです(^^♪
ギルドは本当にもう崩壊しているのか?それとも……
この話で出てきたアイテム一覧
※①【パワースクロール錬金術200】
使う事で、錬金術のスキルの上限が200.00になり、称号がゴッズに
なる。
※②【錬金術のバッチ】
装備することで錬金術のスキルが+20.00される。
※③【錬金の書】
色んな錬金術のレシピが載っており、その通りに作ると最高の効果が
得られるポーションなどが製作可能。
※④【魔道錬成盤】
ポーションを作る時や錬成する時、この錬成盤を使う事で失敗確率が
減る。成功確率が50%増える魔道具。
0
お気に入りに追加
2,450
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
「魔物肉は食べられますか?」異世界リタイアは神様のお情けです。勝手に召喚され馬鹿にされて追放されたのでスローライフを無双する。
太も歩けば右から落ちる(仮)
ファンタジー
その日、和泉春人は、現実世界で早期リタイアを達成した。しかし、八百屋の店内で勇者召喚の儀式に巻き込まれ異世界に転移させられてしまう。
鑑定により、春人は魔法属性が無で称号が無職だと判明し、勇者としての才能も全てが快適な生活に関わるものだった。「お前の生活特化笑える。これは勇者の召喚なんだぞっ。」最弱のステータスやスキルを、勇者達や召喚した国の重鎮達に笑われる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴォ
春人は勝手に召喚されながら、軽蔑されるという理不尽に怒り、王に暴言を吐き国から追放された。異世界に嫌気がさした春人は魔王を倒さずスローライフや異世界グルメを満喫する事になる。
一方、乙女ゲームの世界では、皇后陛下が魔女だという噂により、同じ派閥にいる悪役令嬢グレース レガリオが婚約を破棄された。
華麗なる10人の王子達との甘くて危険な生活を悪役令嬢としてヒロインに奪わせない。
※春人が神様から貰った才能は特別なものです。現実世界で達成した早期リタイアを異世界で出来るように考えてあります。
春人の天賦の才
料理 節約 豊穣 遊戯 素材 生活
春人の初期スキル
【 全言語理解 】 【 料理 】 【 節約 】【 豊穣 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】 【 快適生活スキル獲得 】
ストーリーが進み、春人が獲得するスキルなど
【 剥ぎ取り職人 】【 剣技 】【 冒険 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】【 快適生活獲得 】 【 浄化 】【 鑑定 】【 無の境地 】【 瀕死回復Ⅰ 】【 体神 】【 堅神 】【 神心 】【 神威魔法獲得 】【 回路Ⅰ 】【 自動発動 】【 薬剤調合 】【 転職 】【 罠作成 】【 拠点登録 】【 帰還 】 【 美味しくな~れ 】【 割引チケット 】【 野菜の種 】【 アイテムボックス 】【 キャンセル 】【 防御結界 】【 応急処置 】【 完全修繕 】【 安眠 】【 無菌領域 】【 SP消費カット 】【 被ダメージカット 】
≪ 生成・製造スキル ≫
【 風呂トイレ生成 】【 調味料生成 】【 道具生成 】【 調理器具生成 】【 住居生成 】【 遊具生成 】【 テイルム製造 】【 アルモル製造 】【 ツール製造 】【 食品加工 】
≪ 召喚スキル ≫
【 使用人召喚 】【 蒐集家召喚 】【 スマホ召喚 】【 遊戯ガチャ召喚 】
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる