289 / 619
第7章 超級ダンジョン攻略!
52話 超級ダンジョン⑥
しおりを挟む
ケンジは、この結果に一人ホッとしていたのだった。実際の所マードック達が自信を取り戻せるのかと言ったら、5分5分だったとケンジは思っていたのである。
ケンジが、自分の部屋で一息ついていたら、マイが部屋に入ってくるのだった。
「ねえ、ケンちゃん・・・上手くいってよかったね。」
「なんだよ・・・入ってきていきなり・・・」
「今回の件、上手くいったから良かったけど、普通はあんな上手くいかないよ。」
「ああ、ホント、今回は俺が助かったよ。」
「もし、上手くいかなかったらどうするつもりだったのよ!」
マイは、ケンジの計画に少しイラついた様子で、言葉がきつくなってしまったのだ。マイもまた、マードック達を心配していた為、ケンジの強引な計画に疑問を持ってしまったのだ。
「上手くいかなかったら?そうなった時は、さっきも言った通り5階層ぐらいで長時間にわたり、自信をつけさせるつもりだったよ。」
「まあ、10階層以上は潜るつもりはなくなったけどな。」
「もし、マードック達が悪化していたら?」
「そんなことは無いだろうが、そうなったらしょうがない。店の方を担当してもらっていたよ。」
「え?使い道のなくなったからって奴隷商人に売ったりは?」
「なっ!そんな事するわけないだろうが・・・あいつらは俺がこの世界に来てから、ずっと一緒に生活してきた仲間だぞ!」
「そっか・・・それならよかったわ。」
「マイ・・・なんかあったのか?俺がそんな薄情な事する訳ないだろ?」
「なにかあったじゃないわよ!ケンちゃんのやり方が強引すぎるのよ。」
「強引すぎる?」
「ケンちゃん!本当に何もわかっていないのね・・・この世界の常識をもっともつべきよ!」
「どういうことだよ!」
「いい?ケンちゃんは、この世界に来ていきなり3次職になっていたじゃない!これは、クローティア様からのチートで常識じゃないって事よ!」
「今回、マードック達はケンちゃんの常識を押し付けられたって、あたしは言ってんのよ。」
「どういうことだ?」
「いい?ケンちゃんは、マードック達に3次職にいきなりなった訳じゃないって言ったわよね?だから自信を持つべきだって!この世界に、たった4年で3次職になれた人間がどこにいるっていうのよ!」
「あたしは、マードック達にケンちゃんのサポートと言う事で、マードック達には言い聞かせたのよ。」
「あたしはケンちゃんに合わせて、マードック達には貴方達の実力だと言ってフォローしたけど、普通に考えたら、3次職になる期間からいってもいきなりなったと思って、普通は混乱しちゃうって言ってんの!」
「あ・・・・そういうことか・・・」
「なのに、ケンちゃんてばマードック達にあんな強引な手を使って、マードック達がつぶれたらどう責任を取るつもりなのよ!」
「・・・・」
「あたしの見立てでは、今回上手くいく確立は50%ってとこよね?もし、上手くいかなかったら、役に立たなくなった奴隷は廃棄され、奴隷商人に売っちゃうんじゃないかと、ハラハラしたんだからね。」
「馬鹿な!そんな事するわけないだろ!」
「言っておくけど、役に立たなくなった奴隷を手元に置くような主人は普通いないよ。これもこの世界の常識!」
「この世界の常識だとしても、なんで俺がそんなことするんだよ!」
「いい?マードック達はそうなるのを恐れて、今回頑張って自信を取り戻したのよ。ケンちゃんがそんな事しないって言っても、世界の常識で捨てられるかもしれないと思ってしまうのが奴隷の立場なのよ!」
「ケンちゃんはもっともらしい事を言っていても、今回に関してはあたしから見たら、りっぱなパワハラだわ!」
「パワハラ・・・・」
「いい?ケンちゃんは、この世界の常識をもっと勉強すべきだわ!その上で自分の事を主張しないと、この先とんでもない事が起こってもおかしくないわよ!」
ケンジはマイに、怒られ自分がどれほど、マードック達にプレッシャーを与えていたのかを教えられたのだった。
「マイ・・・」
「なによ!」
「俺・・・・が悪かったよ・・・」
「謝る相手が違うでしょ!あたしに謝ってどうすんのよ!」
「ケンちゃん、もっとしっかりしなさいよ!あんたは大黒柱なんだよ!もっと、この世界の事勉強してそのうえで自分の事を主張しなさい!」
「はい・・・・」
いつの間にか、マイはケンジの前に仁王立ちして、ケンジは正座して怒られていたのだった。この光景を見るとやっぱり女性は強く、ケンジの横にいる女性だというのがわかるのだった。
「今度は、俺が自信を無くしそうだ・・・」
ケンジはボソッとつぶやき、ガクッと肩を落としてしまっていたのだった。
「でも、マイ?お前はギル達に結構きつい口調で俺と同じように攻めてたよな?お前は良くてなんで俺はダメなんだよ。ちょっと納得いかないんだが・・・」
確かに、ケンジの言う事ももっともである。マイも又、同じようにケンジの言う事に賛同し、ギル達にはっぱをかけていたからである。
だが、マイにはマイの考えがあったのである。ケンジが、ああいった行動をしているのに、相方のマイが違う事を言うと反対に下の者は混乱するからである。
「じゃあ、ケンちゃんはあたしがあの地点で、ケンちゃんの事を否定し、あたしの意見をケンちゃんの奴隷にしろというの?」
「そ、それは・・・」
「ケンちゃんは、この世界の事をちゃんと知るべきよ!それと、ケンちゃんはもう組織の長と言ってもいい存在なのよ!」
「はぁ?何言ってんだよ!俺はみんなを家族だと思っているが、部下だとは思っていないよ!」
「なに、言ってんのよ!町の兵士や騎士団にケンちゃんはなんて言ったか覚えてないの?」
「はぁ?俺はそんな事!」
「何?自分で行った事忘れたの?」
「なんていったんだよ?」
「俺は王国から去るんじゃない!離脱したんだ!グランパス王国から土地を貰い、言ってみたら独自国家だ!と言ったじゃない!」
「あ・・・いや・・・でもそれは言葉のあやで・・・」
「ええ、そうね!それは王国に対して有利に運ぶための事なのはわかるよ。でも、周りから見たらケンちゃんは、大人数の奴隷達を抱え国の世話に頼らない、組織の長!言ってみたらギルドと同じ立場なのよ。」
「ケンちゃん・・・わかってるの?そのことをちゃんと自覚してしないと、とんでもないことになるのよ?ケンちゃんこそ、ちゃんと自覚しないといけないんだよ。」
ケンジは、マイに言われて初めて重大な事に気づくのだった。
これこそがマイが女神クローティアに言われた事だったのである。
マイが時間をさかのぼり転生できて、ケンジに会う事ができたのだが、普通に転生していればマイは、110年という年月が経ってからケンジに再開するはずだったのだ。
110年経った後では、ケンジに会う事は難しいとクローティアに言われていたのである。その時にはケンジはある組織の長となり面会するには至難の業で、地球で例えるなら一般市民が大統領に会うくらい難しいと忠告されたのである。
ケンジは王国から離脱し、独自の国家を作る事となるのが、この段階で決定していたのである。マイはクローティアにケンジは組織のリーダーだと聞いていたので、ファミリーを作りその組織で活躍するモノだと思っていたが、ここ最近のケンジの行動で、個人ギルドじゃないと確信を持っていたのだ。
「俺が組織のリーダーだと・・・」
「何か反論あるの?」
「いや・・・マイに言われるまでそんなこと思ってもいなかったよ・・・」
「ったく・・・ケンちゃんは、肝心なとこで抜けているんだから、ケンちゃんこそちゃんと自覚しなさいよね。」
「ああ、悪かったよ・・・明日、マードック達にも謝罪しないとな・・・たしかに3次職はそんな簡単になれるものじゃなかったよ・・・」
その夜は、マイに思いっきり怒られ、就寝するのだった。
ケンジが、自分の部屋で一息ついていたら、マイが部屋に入ってくるのだった。
「ねえ、ケンちゃん・・・上手くいってよかったね。」
「なんだよ・・・入ってきていきなり・・・」
「今回の件、上手くいったから良かったけど、普通はあんな上手くいかないよ。」
「ああ、ホント、今回は俺が助かったよ。」
「もし、上手くいかなかったらどうするつもりだったのよ!」
マイは、ケンジの計画に少しイラついた様子で、言葉がきつくなってしまったのだ。マイもまた、マードック達を心配していた為、ケンジの強引な計画に疑問を持ってしまったのだ。
「上手くいかなかったら?そうなった時は、さっきも言った通り5階層ぐらいで長時間にわたり、自信をつけさせるつもりだったよ。」
「まあ、10階層以上は潜るつもりはなくなったけどな。」
「もし、マードック達が悪化していたら?」
「そんなことは無いだろうが、そうなったらしょうがない。店の方を担当してもらっていたよ。」
「え?使い道のなくなったからって奴隷商人に売ったりは?」
「なっ!そんな事するわけないだろうが・・・あいつらは俺がこの世界に来てから、ずっと一緒に生活してきた仲間だぞ!」
「そっか・・・それならよかったわ。」
「マイ・・・なんかあったのか?俺がそんな薄情な事する訳ないだろ?」
「なにかあったじゃないわよ!ケンちゃんのやり方が強引すぎるのよ。」
「強引すぎる?」
「ケンちゃん!本当に何もわかっていないのね・・・この世界の常識をもっともつべきよ!」
「どういうことだよ!」
「いい?ケンちゃんは、この世界に来ていきなり3次職になっていたじゃない!これは、クローティア様からのチートで常識じゃないって事よ!」
「今回、マードック達はケンちゃんの常識を押し付けられたって、あたしは言ってんのよ。」
「どういうことだ?」
「いい?ケンちゃんは、マードック達に3次職にいきなりなった訳じゃないって言ったわよね?だから自信を持つべきだって!この世界に、たった4年で3次職になれた人間がどこにいるっていうのよ!」
「あたしは、マードック達にケンちゃんのサポートと言う事で、マードック達には言い聞かせたのよ。」
「あたしはケンちゃんに合わせて、マードック達には貴方達の実力だと言ってフォローしたけど、普通に考えたら、3次職になる期間からいってもいきなりなったと思って、普通は混乱しちゃうって言ってんの!」
「あ・・・・そういうことか・・・」
「なのに、ケンちゃんてばマードック達にあんな強引な手を使って、マードック達がつぶれたらどう責任を取るつもりなのよ!」
「・・・・」
「あたしの見立てでは、今回上手くいく確立は50%ってとこよね?もし、上手くいかなかったら、役に立たなくなった奴隷は廃棄され、奴隷商人に売っちゃうんじゃないかと、ハラハラしたんだからね。」
「馬鹿な!そんな事するわけないだろ!」
「言っておくけど、役に立たなくなった奴隷を手元に置くような主人は普通いないよ。これもこの世界の常識!」
「この世界の常識だとしても、なんで俺がそんなことするんだよ!」
「いい?マードック達はそうなるのを恐れて、今回頑張って自信を取り戻したのよ。ケンちゃんがそんな事しないって言っても、世界の常識で捨てられるかもしれないと思ってしまうのが奴隷の立場なのよ!」
「ケンちゃんはもっともらしい事を言っていても、今回に関してはあたしから見たら、りっぱなパワハラだわ!」
「パワハラ・・・・」
「いい?ケンちゃんは、この世界の常識をもっと勉強すべきだわ!その上で自分の事を主張しないと、この先とんでもない事が起こってもおかしくないわよ!」
ケンジはマイに、怒られ自分がどれほど、マードック達にプレッシャーを与えていたのかを教えられたのだった。
「マイ・・・」
「なによ!」
「俺・・・・が悪かったよ・・・」
「謝る相手が違うでしょ!あたしに謝ってどうすんのよ!」
「ケンちゃん、もっとしっかりしなさいよ!あんたは大黒柱なんだよ!もっと、この世界の事勉強してそのうえで自分の事を主張しなさい!」
「はい・・・・」
いつの間にか、マイはケンジの前に仁王立ちして、ケンジは正座して怒られていたのだった。この光景を見るとやっぱり女性は強く、ケンジの横にいる女性だというのがわかるのだった。
「今度は、俺が自信を無くしそうだ・・・」
ケンジはボソッとつぶやき、ガクッと肩を落としてしまっていたのだった。
「でも、マイ?お前はギル達に結構きつい口調で俺と同じように攻めてたよな?お前は良くてなんで俺はダメなんだよ。ちょっと納得いかないんだが・・・」
確かに、ケンジの言う事ももっともである。マイも又、同じようにケンジの言う事に賛同し、ギル達にはっぱをかけていたからである。
だが、マイにはマイの考えがあったのである。ケンジが、ああいった行動をしているのに、相方のマイが違う事を言うと反対に下の者は混乱するからである。
「じゃあ、ケンちゃんはあたしがあの地点で、ケンちゃんの事を否定し、あたしの意見をケンちゃんの奴隷にしろというの?」
「そ、それは・・・」
「ケンちゃんは、この世界の事をちゃんと知るべきよ!それと、ケンちゃんはもう組織の長と言ってもいい存在なのよ!」
「はぁ?何言ってんだよ!俺はみんなを家族だと思っているが、部下だとは思っていないよ!」
「なに、言ってんのよ!町の兵士や騎士団にケンちゃんはなんて言ったか覚えてないの?」
「はぁ?俺はそんな事!」
「何?自分で行った事忘れたの?」
「なんていったんだよ?」
「俺は王国から去るんじゃない!離脱したんだ!グランパス王国から土地を貰い、言ってみたら独自国家だ!と言ったじゃない!」
「あ・・・いや・・・でもそれは言葉のあやで・・・」
「ええ、そうね!それは王国に対して有利に運ぶための事なのはわかるよ。でも、周りから見たらケンちゃんは、大人数の奴隷達を抱え国の世話に頼らない、組織の長!言ってみたらギルドと同じ立場なのよ。」
「ケンちゃん・・・わかってるの?そのことをちゃんと自覚してしないと、とんでもないことになるのよ?ケンちゃんこそ、ちゃんと自覚しないといけないんだよ。」
ケンジは、マイに言われて初めて重大な事に気づくのだった。
これこそがマイが女神クローティアに言われた事だったのである。
マイが時間をさかのぼり転生できて、ケンジに会う事ができたのだが、普通に転生していればマイは、110年という年月が経ってからケンジに再開するはずだったのだ。
110年経った後では、ケンジに会う事は難しいとクローティアに言われていたのである。その時にはケンジはある組織の長となり面会するには至難の業で、地球で例えるなら一般市民が大統領に会うくらい難しいと忠告されたのである。
ケンジは王国から離脱し、独自の国家を作る事となるのが、この段階で決定していたのである。マイはクローティアにケンジは組織のリーダーだと聞いていたので、ファミリーを作りその組織で活躍するモノだと思っていたが、ここ最近のケンジの行動で、個人ギルドじゃないと確信を持っていたのだ。
「俺が組織のリーダーだと・・・」
「何か反論あるの?」
「いや・・・マイに言われるまでそんなこと思ってもいなかったよ・・・」
「ったく・・・ケンちゃんは、肝心なとこで抜けているんだから、ケンちゃんこそちゃんと自覚しなさいよね。」
「ああ、悪かったよ・・・明日、マードック達にも謝罪しないとな・・・たしかに3次職はそんな簡単になれるものじゃなかったよ・・・」
その夜は、マイに思いっきり怒られ、就寝するのだった。
0
お気に入りに追加
2,450
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
深刻な女神パワー不足によりチートスキルを貰えず転移した俺だが、そのおかげで敵からマークされなかった
ぐうのすけ
ファンタジー
日本の社会人として暮らす|大倉潤《おおくらじゅん》は女神に英雄【ジュン】として18才に若返り異世界に召喚される。
ジュンがチートスキルを持たず、他の転移者はチートスキルを保持している為、転移してすぐにジュンはパーティーを追放された。
ジュンは最弱ジョブの投資家でロクなスキルが無いと絶望するが【経験値投資】スキルは規格外の力を持っていた。
この力でレベルを上げつつ助けたみんなに感謝され、更に超絶美少女が俺の眷属になっていく。
一方俺を追放した勇者パーティーは横暴な態度で味方に嫌われ、素行の悪さから幸運値が下がり、敵にマークされる事で衰退していく。
女神から英雄の役目は世界を救う事で、どんな手を使っても構わないし人格は問わないと聞くが、ジュンは気づく。
あのゆるふわ女神の世界管理に問題があるんじゃね?
あの女神の完璧な美貌と笑顔に騙されていたが、あいつの性格はゆるふわJKだ!
あいつの管理を変えないと世界が滅びる!
ゲームのように普通の動きをしたら駄目だ!
ジュンは世界を救う為【深刻な女神力不足】の改善を進める。
念のためR15にしてます。
カクヨムにも先行投稿中
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
公国の後継者として有望視されていたが無能者と烙印を押され、追放されたが、とんでもない隠れスキルで成り上がっていく。公国に戻る?いやだね!
秋田ノ介
ファンタジー
主人公のロスティは公国家の次男として生まれ、品行方正、学問や剣術が優秀で、非の打ち所がなく、後継者となることを有望視されていた。
『スキル無し』……それによりロスティは無能者としての烙印を押され、後継者どころか公国から追放されることとなった。ロスティはなんとかなけなしの金でスキルを買うのだが、ゴミスキルと呼ばれるものだった。何の役にも立たないスキルだったが、ロスティのとんでもない隠れスキルでゴミスキルが成長し、レアスキル級に大化けしてしまう。
ロスティは次々とスキルを替えては成長させ、より凄いスキルを手にしていき、徐々に成り上がっていく。一方、ロスティを追放した公国は衰退を始めた。成り上がったロスティを呼び戻そうとするが……絶対にお断りだ!!!!
小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる