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第7章 超級ダンジョン攻略!
32話 その日の夜 ☆
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ケンジ達は今日の売り上げを確認し大成功を収めたのだった。お客様の流れが心配だったがみんな順番を守りスムーズに販売できたのだった。
そして、今回お店の拡大をした時店の従業員と製作の作業員を10人づつ奴隷商人の所で補充したのだった。
新しく入った奴隷達は主人であるケンジがベットは与えてくれる、ご飯も1日3食、服も1週間違う服を着れるくらい与えてくれて困惑していたのだった。
そしてその際にセバス達から自分達の部屋はやっぱり大部屋にしてくれという要望があるのだった。理由はこれ以上裕福な生活だと奴隷だと言う事を忘れてしまいそうだと説明があったのだ。
「セバス、俺はみんなを奴隷とは思ってないしもうこの土地に来たからには周りの目も気にならないはずだぞ?」
「ご主人様のお気持ちは本当に嬉しゅうございます。ですがこれは私だけの意見じゃございません。ギル達初期メンバーはもちろん後から入ってきたメンバーも個室まで与えられると堕落してしまいそうで怖いと言う意見が出ているのです。」
「はあ?堕落?」
「はい・・・自分達はご主人様に買って貰って本当に幸せに暮らせています。奴隷の身分ですが平民・・・いえ、貴族の暮らし以上と言っても過言ではありません。」
「そっかあ・・・俺からしたら個室のプライベートはもちろんの事、これからは給料も払わないといけないと思っている位だったんなんだけどな・・・」
ケンジのセリフにそこにいた人間すべてが絶句してしまったのである。
「何を言っているのですか?ご主人様は!前も言った通り奴隷は個人資産を持てないんですよ?」
「いや、それはわかってんだよ。だけどもうここで生活する限り王国の法律なんか関係ないだろ?」
「それは・・・そうだと思いますが・・・いえ!やっぱりそれは違います!私達はご主人様にずっと仕えると決めたのでございます。」
「だけどな、俺は実際の所お前達の事は信頼をしているよ。この土地でいる限り周りの事は関係ないし奴隷から解放してもいいと思っているぐらいだ。」
「「「「「ご主人様!」」」」」
みんなが解放される事には反対であり焦って大きな声を出すのだった。
「まあ待てよ!解放したいと言っても隷属の紋章のせいで他人から忌み嫌われる事になるから解放はしないよ。そんな事したら俺達事態が分裂しかねないからな!そんなことになったら意味がないし本末転倒だから解放なんてしないけどな。」
それを聞きみんなホッとため息をつくのだった。ケンジは奴隷制度がなくなりみんな楽しく暮らせることが出来たら何も問題はなかったからそう気持ちだと言いたかっただけなのだ。
だがみんなの意見としてはケンジのいう給料とか個室が欲しいと言う事ではなくケンジと一緒に人生を過ごせたら何もいらないと言われケンジはその意見を受け入れるのだった。
そして、セバス達は店の2階を奴隷達の大部屋にしてもらい、ケンジの屋敷は3階に作ると言うとみんなに反対されるのだった。
「ご主人様、ご主人様とマイ様の部屋はもう一つの※①【ハウス】でここより立派な屋敷を作ってそこで住んでいただけますか?」
「えええ!なんでだよ!ここの店の3階でいいじゃんか!」
「いいえ、ここは言ってみれば店と使用人または奴隷小屋みたいなもの。主人はやっぱりちゃんとした所で住んでほしいのです。」
「ここだって風呂はあるし食堂もあるし客室もちゃんと作っているだろ?」
「そういうことじゃないのですよ。」
「だったらなんなんだよ。」
「やっぱりご主人様は納得いかないかもしれませんが奴隷と同じ屋根の下で寝るのは違うと言う事です。だからもう一つのハウスでご主人様とマイ様の屋敷を作るのが常識なのです。」
「いいや!セバス達の言っている事は理解できるが俺はさっき個室をなくし大部屋にする事を飲んだんだ。これ以上はお前達の我儘は容認できない!」
「そんな!これは我儘ではなく・・・」
「それにこのもう一つのハウスは王都に使うつもりだから駄目だ!」
「え?どういう事でございますか?」
「テンペの町は前の店舗を利用してお客様をこの土地に転移させる事にしただろ?」
「はい!」
「このハウスは王都のお客様をこの土地に呼ぶために王都の土地に建てて同じように転移マットを設置に使うから駄目だと言っている。」
「じゃ、じゃあご主人様の屋敷は次超級ダンジョンに潜った時に出したハウスで作ることでいいですね。」
「セバス・・・何を言っているんだよ!とりあえずこの余っているこのハウスは俺が所持してダンジョンに潜るときに必要なんだよ。そしてハウスと転移マットを複数手に入れてグランパス王国にある大きな町とここをつなげる為に使うんだよ。」
セバス達はケンジの計画に唖然とするのだった。つまり今までの常識はメイガン商会の様に各町に支店を置き店を大きくする事だったのだがケンジはグランパス王国の主要都市に転移マットの置ける小さな土地を買いお客様となる人間を全て安全に買いに来させようとしているのである。
中継地点が増えれば増えるほど店は大きくなりケンジの商品はグランパス王国に根付くのである。
「だから俺達の部屋はここの3階で十分なんだよ。」
そうのようにケンジはみんなに説明しセバスたちはもう反論さえできなかったのだ。
「そういうわけだからみんなもこれから忙しいからな頑張ってくれよ。」
最終的にはグランパス王国の町にケンジの商品が普及するのが目標だと聞いた製作担当のダンギはやる気をみなぎらせていたのだった。
そして、食事もすみこの家の風呂は3個設置してあるのである。ケンジとマイが使う風呂とセバス達が使う男風呂と女風呂の大浴場である。
今までは風呂を沸かす時の魔道具は魔力が膨大に入り誰も使う事が出来なかったが今回は微量の魔力で作動する為誰でも扱う事が出来るのである。
いままでケンジがダンジョンに行っている間は誰も風呂に入れないがこの家の風呂は魔力を込めるとお湯がコンコンと湧き出してくるのでケンジがいない間でも風呂に入ることが出来るのである。
今度の家はとにかく店舗、住居スペース、風呂、訓練場、鍛冶工房、裁縫や錬金工房とありとあらゆる施設が組み込まれているため馬鹿でかいのである。
そして、ケンジは部屋でゆっくりして今日のお店の再出発の成功を噛みしめ又、これからの事を考えて読書をしていたのだった。
そこにケンジの部屋の扉をノックする音が聞こえたのだった。
「は~い!だれ?」
ケンジは部屋の扉を開けるとそこにはフィアナが一人立っていたのだった。その姿は下着にネグリジェのようなスケスケの上着を羽織っていてケンジはびっくりしたのだった。
「ご主人様、お待たせいたしました。」
ケンジは朝約束していたことをすっかり忘れていたのだった。おもわず何で?と言いそうになったが寸でのところで口に出さずに我慢できたのだった。そしてケンジはフィアナの目を見て部屋の中に招き入れるのだった。
「本当に俺でいいんだな?」
フィアナは顔を真っ赤にして何も言わずコクンと頷くのだった。
ケンジはフィアナをずっと子供だと思っていたがいつも間にか少女ではなく身体つきが丸みを帯び女性になっていることに驚き戸惑ったのだった。そしてケンジはフィアナの肩に手置いた時、フィアナはぴくんと震えるのだった。
「フィアナ・・・・怖いか?」
ケンジはフィアナの耳元で囁く様に呟くのだった。フィアナはケンジの言葉に首を振り否定するがケンジの手にはフィアナが微かに震えているのがわかるのである。
ケンジはフィアナが初めての経験だと言う事はわかっているつもりで何とか緊張を解いてあげようと思いフィアナを見つめ頭を優しく撫でるのだった。
「フィアナ・・・・お前の気持ちはよく分かっているつもりだよ。だからそんなに硬くなるな。俺に身をゆだねるんだ。いつも通りの自然体でな・・・」
フィアナはケンジの手が暖かくいつも通りの頼れる大好きなケンジだと思いケンジに身をゆだねるのだった。そして目をつむりケンジの方に向くのだった。ケンジはフィアナの震えが止まったのを確認し優しく口に触れるようにキスをしたのだった。
フィアナはケンジがキスをしてくれた事に感激し涙が自然と溢れ頬をつたって流れるのだった。
泣いているフィアナを見てケンジはビクッとなるのだった。
「フィアナまだ怖いのか?」
フィアナは首を横に振りケンジに自分からまたキスをしたのだった。
「いえ、ご主人様わたしはご主人様の物になれてうれしいです。」
「ん・・・」
「今まで大事にされてきたのはわかっていますがなんか見えない壁のような物に阻まれていましたがやっと本当の意味で大事にされていることがわかったような感じがして幸せです。」
ケンジはフィアナにそのように言われてフィアナの事が愛おしいような尊いような愛でる気持ちが大きくなりフィアナを思いっきり抱きしめるのだった。フィアナはそれに身を任せケンジの愛撫になすがままになるのだった。
「んっ・・・・・・」
「だめっ・・・・・・」
フィアナはケンジが体に触れるたび小さな声がもれてベットの中で悶えてしまうのだった。
「んんん~~~~」
「いや・・・・」
「あんっ・・・・そんなとこ・・・・」
「だめです・・・・」
ケンジはフィアナを見つめてニッコリ笑った。
「フィアナは可愛いな。」
「そんな・・・んんっ!」
ケンジは甘い言葉を言いフィアナの体中にキスを何回もしたのだった。これは今までの奉仕ではなく恋人同士が愛をはぐくむと言ってもいいような雰囲気でケンジはフィアナを抱いていたのだった。
そして、ケンジはフィアナの不安が出ないようにたっぷり時間をかけて前戯したのだ。この時にはもうケンジとフィアナは二人だけの世界になっていてフィアナはもうケンジの事だけしか考えていなかったのだった。
「フィアナ・・・・挿入るよ。」
「ご主人様・・・きてください・・・・」
フィアナはケンジの言葉に全身で包み込む様にニッコリ微笑み、ケンジに身を任せるのだった。
「いっ・・・」
「フィアナ大丈夫か?」
ケンジはゆっくりゆっくりいれたがフィアナは声を漏らすのだった。ケンジはフィアナが痛がらないように挿入したままその位置で止めたのだった。
「いっかい痛いなら抜こうか?」
「大丈夫です・・・わたし今ご主人様とつながり幸せです。」
ケンジはフィアナをその状態で動かず優しく抱きしめるのだった。そして痛みに慣れてきた頃にフィアナがケンジにキスをして動かして大丈夫と言ってきたのだった。
ケンジはフィアナの言葉にゆっくり腰を動かしケンジとフィアナの初めての夜は更けていくのだった。
そして次に日の朝、フィアナはケンジの腕枕で幸せそうに寝ていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てくるアイテム一覧
※①【ハウス】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。物としてはミニチュアサイズの家の玩具
のような魔道具。用途は少しの魔力を込めイメージした家が簡単に建築可能。
そして、ミニチュアに戻し持ち運び可能。テントとして使ったり白亜の王城を
建築したりできる。
くうう・・・・今回の話は甘く愛おしい話にしたかったが
表現方法が難しい・・・・(+o+)
いま、出来る限りの力で書いてみましたがどうでしょうか?
もっと頑張って力をつけたいと思います・・・(;^ω^)
そして、今回お店の拡大をした時店の従業員と製作の作業員を10人づつ奴隷商人の所で補充したのだった。
新しく入った奴隷達は主人であるケンジがベットは与えてくれる、ご飯も1日3食、服も1週間違う服を着れるくらい与えてくれて困惑していたのだった。
そしてその際にセバス達から自分達の部屋はやっぱり大部屋にしてくれという要望があるのだった。理由はこれ以上裕福な生活だと奴隷だと言う事を忘れてしまいそうだと説明があったのだ。
「セバス、俺はみんなを奴隷とは思ってないしもうこの土地に来たからには周りの目も気にならないはずだぞ?」
「ご主人様のお気持ちは本当に嬉しゅうございます。ですがこれは私だけの意見じゃございません。ギル達初期メンバーはもちろん後から入ってきたメンバーも個室まで与えられると堕落してしまいそうで怖いと言う意見が出ているのです。」
「はあ?堕落?」
「はい・・・自分達はご主人様に買って貰って本当に幸せに暮らせています。奴隷の身分ですが平民・・・いえ、貴族の暮らし以上と言っても過言ではありません。」
「そっかあ・・・俺からしたら個室のプライベートはもちろんの事、これからは給料も払わないといけないと思っている位だったんなんだけどな・・・」
ケンジのセリフにそこにいた人間すべてが絶句してしまったのである。
「何を言っているのですか?ご主人様は!前も言った通り奴隷は個人資産を持てないんですよ?」
「いや、それはわかってんだよ。だけどもうここで生活する限り王国の法律なんか関係ないだろ?」
「それは・・・そうだと思いますが・・・いえ!やっぱりそれは違います!私達はご主人様にずっと仕えると決めたのでございます。」
「だけどな、俺は実際の所お前達の事は信頼をしているよ。この土地でいる限り周りの事は関係ないし奴隷から解放してもいいと思っているぐらいだ。」
「「「「「ご主人様!」」」」」
みんなが解放される事には反対であり焦って大きな声を出すのだった。
「まあ待てよ!解放したいと言っても隷属の紋章のせいで他人から忌み嫌われる事になるから解放はしないよ。そんな事したら俺達事態が分裂しかねないからな!そんなことになったら意味がないし本末転倒だから解放なんてしないけどな。」
それを聞きみんなホッとため息をつくのだった。ケンジは奴隷制度がなくなりみんな楽しく暮らせることが出来たら何も問題はなかったからそう気持ちだと言いたかっただけなのだ。
だがみんなの意見としてはケンジのいう給料とか個室が欲しいと言う事ではなくケンジと一緒に人生を過ごせたら何もいらないと言われケンジはその意見を受け入れるのだった。
そして、セバス達は店の2階を奴隷達の大部屋にしてもらい、ケンジの屋敷は3階に作ると言うとみんなに反対されるのだった。
「ご主人様、ご主人様とマイ様の部屋はもう一つの※①【ハウス】でここより立派な屋敷を作ってそこで住んでいただけますか?」
「えええ!なんでだよ!ここの店の3階でいいじゃんか!」
「いいえ、ここは言ってみれば店と使用人または奴隷小屋みたいなもの。主人はやっぱりちゃんとした所で住んでほしいのです。」
「ここだって風呂はあるし食堂もあるし客室もちゃんと作っているだろ?」
「そういうことじゃないのですよ。」
「だったらなんなんだよ。」
「やっぱりご主人様は納得いかないかもしれませんが奴隷と同じ屋根の下で寝るのは違うと言う事です。だからもう一つのハウスでご主人様とマイ様の屋敷を作るのが常識なのです。」
「いいや!セバス達の言っている事は理解できるが俺はさっき個室をなくし大部屋にする事を飲んだんだ。これ以上はお前達の我儘は容認できない!」
「そんな!これは我儘ではなく・・・」
「それにこのもう一つのハウスは王都に使うつもりだから駄目だ!」
「え?どういう事でございますか?」
「テンペの町は前の店舗を利用してお客様をこの土地に転移させる事にしただろ?」
「はい!」
「このハウスは王都のお客様をこの土地に呼ぶために王都の土地に建てて同じように転移マットを設置に使うから駄目だと言っている。」
「じゃ、じゃあご主人様の屋敷は次超級ダンジョンに潜った時に出したハウスで作ることでいいですね。」
「セバス・・・何を言っているんだよ!とりあえずこの余っているこのハウスは俺が所持してダンジョンに潜るときに必要なんだよ。そしてハウスと転移マットを複数手に入れてグランパス王国にある大きな町とここをつなげる為に使うんだよ。」
セバス達はケンジの計画に唖然とするのだった。つまり今までの常識はメイガン商会の様に各町に支店を置き店を大きくする事だったのだがケンジはグランパス王国の主要都市に転移マットの置ける小さな土地を買いお客様となる人間を全て安全に買いに来させようとしているのである。
中継地点が増えれば増えるほど店は大きくなりケンジの商品はグランパス王国に根付くのである。
「だから俺達の部屋はここの3階で十分なんだよ。」
そうのようにケンジはみんなに説明しセバスたちはもう反論さえできなかったのだ。
「そういうわけだからみんなもこれから忙しいからな頑張ってくれよ。」
最終的にはグランパス王国の町にケンジの商品が普及するのが目標だと聞いた製作担当のダンギはやる気をみなぎらせていたのだった。
そして、食事もすみこの家の風呂は3個設置してあるのである。ケンジとマイが使う風呂とセバス達が使う男風呂と女風呂の大浴場である。
今までは風呂を沸かす時の魔道具は魔力が膨大に入り誰も使う事が出来なかったが今回は微量の魔力で作動する為誰でも扱う事が出来るのである。
いままでケンジがダンジョンに行っている間は誰も風呂に入れないがこの家の風呂は魔力を込めるとお湯がコンコンと湧き出してくるのでケンジがいない間でも風呂に入ることが出来るのである。
今度の家はとにかく店舗、住居スペース、風呂、訓練場、鍛冶工房、裁縫や錬金工房とありとあらゆる施設が組み込まれているため馬鹿でかいのである。
そして、ケンジは部屋でゆっくりして今日のお店の再出発の成功を噛みしめ又、これからの事を考えて読書をしていたのだった。
そこにケンジの部屋の扉をノックする音が聞こえたのだった。
「は~い!だれ?」
ケンジは部屋の扉を開けるとそこにはフィアナが一人立っていたのだった。その姿は下着にネグリジェのようなスケスケの上着を羽織っていてケンジはびっくりしたのだった。
「ご主人様、お待たせいたしました。」
ケンジは朝約束していたことをすっかり忘れていたのだった。おもわず何で?と言いそうになったが寸でのところで口に出さずに我慢できたのだった。そしてケンジはフィアナの目を見て部屋の中に招き入れるのだった。
「本当に俺でいいんだな?」
フィアナは顔を真っ赤にして何も言わずコクンと頷くのだった。
ケンジはフィアナをずっと子供だと思っていたがいつも間にか少女ではなく身体つきが丸みを帯び女性になっていることに驚き戸惑ったのだった。そしてケンジはフィアナの肩に手置いた時、フィアナはぴくんと震えるのだった。
「フィアナ・・・・怖いか?」
ケンジはフィアナの耳元で囁く様に呟くのだった。フィアナはケンジの言葉に首を振り否定するがケンジの手にはフィアナが微かに震えているのがわかるのである。
ケンジはフィアナが初めての経験だと言う事はわかっているつもりで何とか緊張を解いてあげようと思いフィアナを見つめ頭を優しく撫でるのだった。
「フィアナ・・・・お前の気持ちはよく分かっているつもりだよ。だからそんなに硬くなるな。俺に身をゆだねるんだ。いつも通りの自然体でな・・・」
フィアナはケンジの手が暖かくいつも通りの頼れる大好きなケンジだと思いケンジに身をゆだねるのだった。そして目をつむりケンジの方に向くのだった。ケンジはフィアナの震えが止まったのを確認し優しく口に触れるようにキスをしたのだった。
フィアナはケンジがキスをしてくれた事に感激し涙が自然と溢れ頬をつたって流れるのだった。
泣いているフィアナを見てケンジはビクッとなるのだった。
「フィアナまだ怖いのか?」
フィアナは首を横に振りケンジに自分からまたキスをしたのだった。
「いえ、ご主人様わたしはご主人様の物になれてうれしいです。」
「ん・・・」
「今まで大事にされてきたのはわかっていますがなんか見えない壁のような物に阻まれていましたがやっと本当の意味で大事にされていることがわかったような感じがして幸せです。」
ケンジはフィアナにそのように言われてフィアナの事が愛おしいような尊いような愛でる気持ちが大きくなりフィアナを思いっきり抱きしめるのだった。フィアナはそれに身を任せケンジの愛撫になすがままになるのだった。
「んっ・・・・・・」
「だめっ・・・・・・」
フィアナはケンジが体に触れるたび小さな声がもれてベットの中で悶えてしまうのだった。
「んんん~~~~」
「いや・・・・」
「あんっ・・・・そんなとこ・・・・」
「だめです・・・・」
ケンジはフィアナを見つめてニッコリ笑った。
「フィアナは可愛いな。」
「そんな・・・んんっ!」
ケンジは甘い言葉を言いフィアナの体中にキスを何回もしたのだった。これは今までの奉仕ではなく恋人同士が愛をはぐくむと言ってもいいような雰囲気でケンジはフィアナを抱いていたのだった。
そして、ケンジはフィアナの不安が出ないようにたっぷり時間をかけて前戯したのだ。この時にはもうケンジとフィアナは二人だけの世界になっていてフィアナはもうケンジの事だけしか考えていなかったのだった。
「フィアナ・・・・挿入るよ。」
「ご主人様・・・きてください・・・・」
フィアナはケンジの言葉に全身で包み込む様にニッコリ微笑み、ケンジに身を任せるのだった。
「いっ・・・」
「フィアナ大丈夫か?」
ケンジはゆっくりゆっくりいれたがフィアナは声を漏らすのだった。ケンジはフィアナが痛がらないように挿入したままその位置で止めたのだった。
「いっかい痛いなら抜こうか?」
「大丈夫です・・・わたし今ご主人様とつながり幸せです。」
ケンジはフィアナをその状態で動かず優しく抱きしめるのだった。そして痛みに慣れてきた頃にフィアナがケンジにキスをして動かして大丈夫と言ってきたのだった。
ケンジはフィアナの言葉にゆっくり腰を動かしケンジとフィアナの初めての夜は更けていくのだった。
そして次に日の朝、フィアナはケンジの腕枕で幸せそうに寝ていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てくるアイテム一覧
※①【ハウス】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。物としてはミニチュアサイズの家の玩具
のような魔道具。用途は少しの魔力を込めイメージした家が簡単に建築可能。
そして、ミニチュアに戻し持ち運び可能。テントとして使ったり白亜の王城を
建築したりできる。
くうう・・・・今回の話は甘く愛おしい話にしたかったが
表現方法が難しい・・・・(+o+)
いま、出来る限りの力で書いてみましたがどうでしょうか?
もっと頑張って力をつけたいと思います・・・(;^ω^)
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