上 下
159 / 619
第5章 遂に始動!

27話 苦悩①

しおりを挟む

 アーチェとモーリスが雇われる事を断れて3日過ぎた時、ケンジは工房で新たな商品を作っていたのだった。

「主殿それはいったい何なんだ?」

「これは食器だよ。」

「食器を土で作るのか?」

「ダンギ、何言ってんだよ?今までお前達は何を作ってきたんだ。」

「俺達は便器を作ってきたが食器は作ってないぞ。それに食器は木製が普通じゃないか?」

「だからお前たちは便器の生産を少なくしろと言われたらそれで終わりになるんだよ。」

「そうはいってもだな・・・」

「今ある既製品と同じものばかり作っていても成長しないんだぞ。ダンギもシェムも頭を使って新しい事挑戦するくらい俺に言ってこないと駄目だぞ。」

「「主殿わかった。そんないじめるでないわい!」」

「で、それはどんな食器になるんだ?」

「まあ、見てなって!」

 ケンジは便器にもう12人で製作する必要もないと思い新しく入った10人にはこの食器を作らせようと思ったのだった。

 実はケンジの店には貴族の人たちも便器を求めて買いに来ているのだった。ケンジはその貴族向けに陶器の食器を作ろうと考えていたのだった。木製の食器と違い陶器なら貴族も少々高くても見栄えのする物に飛びつくと考えたのだった。

 今ケンジの店に買いに来ている貴族たちはケンジの怖さを知っている貴族たちで使用人たちに充分言い聞かせて平民と同じ列に並ばせることにして買い物をしていたのだった。中には気さくな貴族もいて、何が売っているのか興味を持って自分達も列に並んで買い物を楽しむ貴族もいるのだった。

 出来上がった食器を見たダンギとシェムは目を見開き興奮するのである。

「主殿こいつは凄いなあ!便器を同じ材料とは思わないくらい気品溢れていて、こいつは絶対飛ぶように売れると思うぞ。」

「それじゃ、この食器はいくつかバリエーションをもたせて種類を作ってくれ。新しく入った10人にやらせたらいいからな。」

「おう!わかった。おい!お前等お前等はこれからこの商品を作ってくれ!」

 奴隷たち10人は食器を見て目を輝かせるのだった。

 お店で食器が売られるようになり、お客さんが又増えるのだった。基本的にケンジのお店は安くて平民でも気軽の買えるものが多いのだ。
 その中でもこの新しい食器は他の所で売っている木製の食器より5倍から10倍の値段がついているのだが、見栄えが良く貴族から高評価でそれに貴族だけでなく、高級なレストランやお洒落なカフェから注文が殺到していたのだった。

 ケンジが久しぶりに店舗に顔を出したのだが、予想以上に店がにぎわっていたのだった。

「なんか久しぶりに顔を出したが凄い賑わいだな。」

「あ、ご主人様!あの食器凄いですね。あっという間に売り切れてしまうんですよ。」

「ああ、それはわかるんだがそれだけじゃないような・・・」

「あ、やっぱりご主人様もわかりますか?」

「ああ!見てたらわかるよ。」

 店の外にも商品を買わない人や冒険者で溢れていたのだった。その原因はリンダ達5人の存在である。リンダとは新しくかった奴隷5人が元妻達も一緒に購入してくれといった元妻の5人だったのだ。

 この5人は貴族の女たちの嫉妬を買うくらいスタイルがよく顔もすごく整っている5人なのだが、ケンジの所に来て毎日風呂に入りご飯も平民の頃とは比べ物にならないくらい食べ健康的になって、平民のころとは比べ物にならないくらい健康で明るく愛想のいい美人になっていたのである。

 行ってみればギルドの受付嬢のように看板娘のような役割を担っているのである。

「そういえば、工房にいる元旦那もなんか遠くから見惚れているような気がしていたが無理もないな・・・」

 ケンジは独り言のようにつぶやくのだった。

「あの5人のおかげで冒険者達や独身の男達はついでの商品の方が多い位買い物をしていきますよ。」

「・・・・・・・」

「ホント男って馬鹿よね・・・」

 そう言いながらユエティーとウラン、アプリコットはなぜか怒っている雰囲気になっていた。

 ケンジは思わず嫉妬しているのか?と言いかけたが寸前とところで言い留めることに成功したのだった。

 何も言わないケンジに不穏な雰囲気を感じ取った3人はケンジをみてなにか?と聞いたが賺さずケンジは目線をそらし何も言ってないだろ!と言うのだった。

「それにしてもあの男たちはどうにかならないのか?」

「ええ、店の外でお気に入りの女性を見ているだけですし、他のお客に迷惑だと言ったら素直に言う事を聞いて引き下がるので・・・」

 男たちは強引に騒いだりして出禁になることを恐れて迷惑になるとすぐにその態度を改めて引き下がるので店側としたら何も言えないのである。それに男たち冒険者の売り上げも馬鹿にならないくらいお金を落としてくれているので上客なのである。

「でも、あまりに外で居座るとその5人には裏手での作業をやってもらうとすぐいなくなるから問題はないかと思います。」

「なるほど・・・」




 そんな話をしていたころ工房では元旦那の5人が話しながら仕事をしているのであった。

「なあ、最近俺思うんだけど元妻が眩しくて惚れ直しちまったよ。」

「「「「あ・・・それわかる!」」」」

「俺も、食事時なんか必要以上にしゃべっちまうんだよな・・・」

「なんか必要以上に艶っぽいしなにが前とちがうんだろうな・・・」

「ああ・・・その気持ち凄くわかる!」

 そんな会話をしながら仕事をしているとはケンジは思いもしなかったのである。そしてこのことが大事を起こす事になるとはケンジはおもいもしなかったのである。





 そしてそれから数日後の夜、ケンジの部屋の扉をノックする者が一人いたのだった。

「旦那様・・・夜伽に参りました。扉を開けていただけませんか?」

 ケンジは部屋で読書をするのが日課でありいつも遅くまで起きているのである。

「うん?こんな遅く誰だ?」

 ケンジは扉を開けるとそこには下着姿の女性が一人立っていたのだった。

「な、なんだ?なんでそんな姿できてんだよ!早くなんか着ろよ。」

「いえ、きょうは、旦那様に夜のご奉仕をしにきました。」

 ケンジは何を言っているのか分からないでいたのだった。夜の奉仕はシスティナ、プリム、オリヴィア、ユリアの4人しかケンジの寝室に来た事しかなかったので、下着姿でこられるとは思ってもいなかったのだ。
 その女性はケンジが扉を開けるとすぐに部屋の中に入りベットにもぐりこんでしまったのだった。

「おいおい・・・何であんたが奉仕に来るんだよ。」

「旦那様!わたしも旦那様の奴隷です。何の問題はございません!」

「だってあんたには旦那がいるだろ?」

「何を言っているのですか?もう旦那はいませんよ。今の旦那はケンジ様が旦那様です。それにその呼び方・・・もうそろそろ私たち5人も名前で呼んでいただけないですか?」

「だけど、お前たち夫婦は別れたくて別れたわけじゃないじゃないか。」

「そうかもしれませんが今は旦那様の方が優秀であり元旦那の主です。元旦那は私達に会話はできますがわたし達5人はケンジ様の物なんですよ。」

「それはあいつ等も納得しているのか?別れたくて別れたんじゃない元妻が他の男に抱かれるんだぞ。」

「他の男じゃないです!わたしの旦那様です。それに納得とか関係ないですよ。わたし達夫婦は奴隷なのですから元旦那が文句言う権利など最初からないのです。」




 ケンジは前にギルから聞いたことを思い出すのだった。女奴隷は主人に奉仕するのは当たり前で、この事は男奴隷が何か意見など言えないものなんだと言っていたことを。

 ケンジは女奴隷それも店の看板娘を担っているような美人に誘惑され我慢が出来なくなっているのだった。

「お前は本当に俺と寝て後悔しないのか?」

「後悔などするはずないです。それにわたしの事はリンダとお呼びください。」

 ケンジはリンダと呼び、ベットに入りリンダの肩を右手で抱き左手は腰に回し唇を重ねるのだった。

「旦那様・・・やっと私の名前を呼んでくれた。嬉しい・・・」

 リンダはケンジが自分の名前をやっと呼んでくれたことに涙するのである。ケンジは元旦那に遠慮し今までこの5人の名前すらも呼んだ事がなかったのである。
 ケンジは5人の男奴隷たちにも元妻がいる為、娼館にも連れて行っていなかったのである。男たち5人は元妻の側にいられるだけで文句ないと言っていたため、その意見を尊重していたのだ。

 だがこの気遣いは無用な物であり、女たちはもう離婚したものだと割り切っていたのだった。それよりもケンジが自分たちを何故奉仕に呼ばない事に不思議に思っていたくらいだった。

 業を煮やしたリンダ達はシスティナに相談したところ奉仕は自由だし自分から行かないとご主人様は絶対呼ばないと言われてしまったのだ。それを聞いて今日から元妻の5人は順番に奉仕をしようと相談し今日はリンダの番になったのである。

 しかし、リンダは一人で奉仕に来たの後悔するのである。ケンジの底なしの絶倫に朝方まで絶叫し何回も逝かされ続け寝させてもらえなかったのだ。
 余りの絶頂に気絶してもケンジの攻めは終わらず腰のピストン運動で快楽の波が押し寄せ起こされてしまい又、絶頂し気絶を繰り返してしまうのであった。

 システィナ達4人もケンジの奉仕に慣れてきたとはいえ1人で奉仕をすることは絶対ないのである。そんなことをすれば本当に死んでしまうんじゃないかと思うくらいケンジは激しいのである。


 次の日の朝、当然リンダは起きることが出来ず、足腰が立たなかったのである。

「リンダ、起きろ!朝だぞ。いつまで寝ているつもりだ。」

「旦那様・・・無理です・・・立つことが出来ません・・・」

「だから言っただろ・・・後悔しないのかと・・・」

「後悔ってそうゆう意味だったのですか・・・」

 するとそこにティアナ、フィアナがケンジの部屋に入ってくるのだった。

「「あっ・・・」」

「リンダもしかして一人で奉仕に来たの?」
「リンダ・・・それは自殺行為だよ・・・」

「なんだ二人ともその言い方は!」

「「だってご主人様の相手を一人でやったらこうなるのを当たり前ですよ。」」
「わたし達も奉仕に来るときは一緒に来るつもりなんですから・・・」

「なっ!お前たちはまだ早い!」

「だからまだご主人様の寝室に来たことないでしょ!」
「でも、リンダホント・・・勇者だよ・・・一人で挑むなんて・・・」

「だからってその言い方・・・」

「慣れているシスティナ達だって一人で来るような事しないじゃないですか?」
「うん・・・システィナ達だって絶対・・・しない・・・」

「・・・・」

「まあ、いいやリンダ早くそこどく!ベットメイキングできない・・・」

「そんな・・・無理です・・・」

 ケンジは反省しつつリンダに回復魔法を唱えてリンダの体力を回復させて起こす事にしたのだった。
 回復させたリンダにケンジは一旦止めてといったら腰を止めてください!昨日で私の命日になるかと思ったのですからと怒られるのだった。

 リンダは後の4人に昨日の事を言い奉仕に行くなら2人ペアで行ったほうが良いとアドバイスをするのだった。

 アドバイスされた4人は夜の事を聞き顔を真っ赤にして聞いて不安と期待をいり交ぜて聞いているのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~

モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎ 飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。 保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。 そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。 召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。 強制的に放り込まれた異世界。 知らない土地、知らない人、知らない世界。 不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。 そんなほのぼのとした物語。

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。

本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、 異世界であるミストラルに転移してもらう。  そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて 楽しく儲けて生活する物語。  研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、 したいとおもいます(*^-^*)

「魔物肉は食べられますか?」異世界リタイアは神様のお情けです。勝手に召喚され馬鹿にされて追放されたのでスローライフを無双する。

太も歩けば右から落ちる(仮)
ファンタジー
その日、和泉春人は、現実世界で早期リタイアを達成した。しかし、八百屋の店内で勇者召喚の儀式に巻き込まれ異世界に転移させられてしまう。 鑑定により、春人は魔法属性が無で称号が無職だと判明し、勇者としての才能も全てが快適な生活に関わるものだった。「お前の生活特化笑える。これは勇者の召喚なんだぞっ。」最弱のステータスやスキルを、勇者達や召喚した国の重鎮達に笑われる。 ゴゴゴゴゴゴゴゴォ 春人は勝手に召喚されながら、軽蔑されるという理不尽に怒り、王に暴言を吐き国から追放された。異世界に嫌気がさした春人は魔王を倒さずスローライフや異世界グルメを満喫する事になる。 一方、乙女ゲームの世界では、皇后陛下が魔女だという噂により、同じ派閥にいる悪役令嬢グレース レガリオが婚約を破棄された。 華麗なる10人の王子達との甘くて危険な生活を悪役令嬢としてヒロインに奪わせない。 ※春人が神様から貰った才能は特別なものです。現実世界で達成した早期リタイアを異世界で出来るように考えてあります。 春人の天賦の才  料理 節約 豊穣 遊戯 素材 生活  春人の初期スキル  【 全言語理解 】 【 料理 】 【 節約 】【 豊穣 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】 【 快適生活スキル獲得 】 ストーリーが進み、春人が獲得するスキルなど 【 剥ぎ取り職人 】【 剣技 】【 冒険 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】【 快適生活獲得 】 【 浄化 】【 鑑定 】【 無の境地 】【 瀕死回復Ⅰ 】【 体神 】【 堅神 】【 神心 】【 神威魔法獲得   】【 回路Ⅰ 】【 自動発動 】【 薬剤調合 】【 転職 】【 罠作成 】【 拠点登録 】【 帰還 】 【 美味しくな~れ 】【 割引チケット 】【 野菜の種 】【 アイテムボックス 】【 キャンセル 】【 防御結界 】【 応急処置 】【 完全修繕 】【 安眠 】【 無菌領域 】【 SP消費カット 】【 被ダメージカット 】 ≪ 生成・製造スキル ≫ 【 風呂トイレ生成 】【 調味料生成 】【 道具生成 】【 調理器具生成 】【 住居生成 】【 遊具生成 】【 テイルム製造 】【 アルモル製造 】【 ツール製造 】【 食品加工 】 ≪ 召喚スキル ≫ 【 使用人召喚 】【 蒐集家召喚 】【 スマホ召喚 】【 遊戯ガチャ召喚 】

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!

夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。 ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。 そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。 視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。 二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。 *カクヨムでも先行更新しております。

公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)

音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。 魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。 だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。 見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。 「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。

処理中です...