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第3章 ダンジョンへ!
14話 ゴッドオーダー!⑤
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こうしてケンジは3つの注文書をゴッドオーダーの魔道具に納めてしまい、大成功で終わらせるのであった。
「ケンジ様先ほど出たアイテム類はどうするのですか?」
「どうするとは?」
「ギルドでも買取していますけど・・・」ウランは売ってほしいといってきたのだった。
「え?これらは売らないよ!自分らで使うつもりだ。こんな良い物売るって思う人がいたら会って見たいものだよ。」
それを聞きウランはガックリと肩を落とすのだった。
「そうですよね・・・売りたいと思ったらいつでも言ってくださいね。高値で買い取りたいと思います。」
「まず売ることは無いからあきらめなよ・・・」
アイテム類を装備したケンジのステータスは上り、次、ダンジョンに潜るときはオリハルコン、アダマンタイト類をたくさん持って帰れる様になっていたのだった。
そう思うと、自然と笑みがこぼれ、足取り軽く屋敷に帰るケンジであった。
屋敷に帰るとギル達が慌てた様子で屋敷から出てこようとして、ケンジとぶつかりそうになるのだった。
「あ!主!どこにいってたのですか?心配しましたよ!」
「ん?どこって生産ギルドに行ってただけだよ。」
「どこかに行くならちゃんと誰かに言って行くか、奴隷を一人護衛に就かせて外出をお願いします!心配するじゃありませんか・・・」
「そんなおげさな・・・町の中でいるんだし大丈夫だよ・・・」
「はああ・・・主は何もわかっていません・・・町の中でも人さらいや強盗が会ってもおかしくないのですよ。」
「え?そうなのか?」
「主は凄く目立っているので特に注意が必要なのです。」
「目立つってそんなことないだろ・・・」
ギルが心配するのは無理もなかったのである。ケンジは自分では普通と思っているがどこの誰が奴隷にこんな綺麗な服や奴隷食を与えず、自分と同じものを食べさせその食費だけでも一人一日三食与えているのは異常な行為なのだ。
これを見ただけで他人はこの子供は金を持っているとわかり、油断するといつ攫われてもおかしくないのである。
「わかったよ。そんなに怒るなって。これからはちゃんと誰かに言うか誰かと一緒に行動する様にするよ。」
「わかってくれたらいいですが私の言っていること本当にわかってますか?」
ギルとしゃべっていて気づかなかったが全員がケンジの側に集まっていたのだった。全員で心配して屋敷中を探し今から外に探しにいこうとおもっていたらしい。
「ケンちゃん、前の感覚で思っていたら本当に痛い目を見るのはケンちゃんだよ。」
「悪かったよ・・・そんな大ごとになってるとは思わなかったよ・・・」
「あたしじゃなくてみんなにちゃんと謝って!」
ケンジはマイにそういわれてみんなを見たら、心配してたのが手に取る様にわかり、ケンジが無事で目に涙をためているシスティナ達がいたのだった。その後景を見てケンジは本当にこの世界は危険なんだなと認識しみんなに
謝罪をするのだった。
みんなで屋敷の中に入りセバスが安心したようにケンジの前にお茶とクッキーを出すのだった。
「それでご主人様ギルドへはお一人で何をなさりに行ってたのですか?」
セバスの言葉にみんながケンジに注目するのだった。
「ああ、今日から一週間休みになるだろ。のんびり散歩がてらにギルドに寄ってミスリルの清算とゴッドオーダーをやってきたんだよ。」
「え?あのギルドに設置したゴミしか出ない魔道具を使ったのですか?」
「ああ、セバスもそのような認識をもっていたのか。」
「町の人ならだれでも知っている事でございます。」
「それがなんと!こういったものが当たったんだよ。」と言いながらテーブルの上にケンジは当たった物を並べるのだった。
「え?主!ツルハシとかスコップじゃないものが当たったのですか?」
「この間言ってたことが証明されて、難しい製作物を受注することでこういった物が出ると証明されたんだよ。」
「へえ、そうなんだ?ところでケンちゃんこのアイテムはなんなの?」
マイに聞かれなくともケンジは嬉しくなりアイテムの説明をしはじめ、説明内容にマイたちは驚くのだった。
「って、事はご主人様はもう採掘が120.00になるってことですか?」
「ああ、これで次ダンジョンに行ったらオリハルコンやアダマンタイトを持ってかえれるぞ!」
この言葉にギル達は口を開けたまま固まってしまったのだった。
「ひょっとしてご主人様はこれをギルドでしゃべってしまったのですか?」
「いや・・・俺自らしゃべったわけじゃなく最初は周りのいた人は、また無謀な奴がゴッドオーダーをしているとか言われながら注目されていたんだよ。」
「で、出たアイテムを見られて大騒ぎになったと。」
「そう!それ!そんな感じで大騒ぎになったんだよ。」
「確かにこんなアイテムが出たら大騒ぎになるのも無理はないですね・・・」
実はケンジはまだ知らなかったのだがゴッドオーダーにはまだ秘密がありケンジのようなアイテムが出るには条件があるのであった。
一般人のLUK値やレベルがあんなに低い事に改めてケンジが思い知らされることになろうとは思いもしなかったのだ。ゴッドオーダーは出た受注書(ランクがある)それを作り収めた人物の職業レベルとステータスの総合計値、それに最も重要なLUK値なのである。
このことからわかる様にこれは地球で言う、注文をこなし収めることで行うガチャなのである。とりあえずレベルを上げないとどうしようもない魔道具なのである。
一般の人がやったとしてもケンジのようなアイテムが出ない条件があり、そのことを知るのはもっと後になるのをケンジは知らなかったのである。
そして今、ギルド内ではうわさを聞き付けた生産者が受注書を受け取る為長蛇の列になっていたことをケンジは知らなかったのである。
そして、鉄鉱石製の装備品の受注書が大量に捨てられることになり、ギルドが一時ゴミだらけになるのは言うまでもなかったのである。
*------*------*------*
今回は文字数が少なくて申し訳ありません・・・(._.)
いつも読んでいただきありがとうです(^^)/
「ケンジ様先ほど出たアイテム類はどうするのですか?」
「どうするとは?」
「ギルドでも買取していますけど・・・」ウランは売ってほしいといってきたのだった。
「え?これらは売らないよ!自分らで使うつもりだ。こんな良い物売るって思う人がいたら会って見たいものだよ。」
それを聞きウランはガックリと肩を落とすのだった。
「そうですよね・・・売りたいと思ったらいつでも言ってくださいね。高値で買い取りたいと思います。」
「まず売ることは無いからあきらめなよ・・・」
アイテム類を装備したケンジのステータスは上り、次、ダンジョンに潜るときはオリハルコン、アダマンタイト類をたくさん持って帰れる様になっていたのだった。
そう思うと、自然と笑みがこぼれ、足取り軽く屋敷に帰るケンジであった。
屋敷に帰るとギル達が慌てた様子で屋敷から出てこようとして、ケンジとぶつかりそうになるのだった。
「あ!主!どこにいってたのですか?心配しましたよ!」
「ん?どこって生産ギルドに行ってただけだよ。」
「どこかに行くならちゃんと誰かに言って行くか、奴隷を一人護衛に就かせて外出をお願いします!心配するじゃありませんか・・・」
「そんなおげさな・・・町の中でいるんだし大丈夫だよ・・・」
「はああ・・・主は何もわかっていません・・・町の中でも人さらいや強盗が会ってもおかしくないのですよ。」
「え?そうなのか?」
「主は凄く目立っているので特に注意が必要なのです。」
「目立つってそんなことないだろ・・・」
ギルが心配するのは無理もなかったのである。ケンジは自分では普通と思っているがどこの誰が奴隷にこんな綺麗な服や奴隷食を与えず、自分と同じものを食べさせその食費だけでも一人一日三食与えているのは異常な行為なのだ。
これを見ただけで他人はこの子供は金を持っているとわかり、油断するといつ攫われてもおかしくないのである。
「わかったよ。そんなに怒るなって。これからはちゃんと誰かに言うか誰かと一緒に行動する様にするよ。」
「わかってくれたらいいですが私の言っていること本当にわかってますか?」
ギルとしゃべっていて気づかなかったが全員がケンジの側に集まっていたのだった。全員で心配して屋敷中を探し今から外に探しにいこうとおもっていたらしい。
「ケンちゃん、前の感覚で思っていたら本当に痛い目を見るのはケンちゃんだよ。」
「悪かったよ・・・そんな大ごとになってるとは思わなかったよ・・・」
「あたしじゃなくてみんなにちゃんと謝って!」
ケンジはマイにそういわれてみんなを見たら、心配してたのが手に取る様にわかり、ケンジが無事で目に涙をためているシスティナ達がいたのだった。その後景を見てケンジは本当にこの世界は危険なんだなと認識しみんなに
謝罪をするのだった。
みんなで屋敷の中に入りセバスが安心したようにケンジの前にお茶とクッキーを出すのだった。
「それでご主人様ギルドへはお一人で何をなさりに行ってたのですか?」
セバスの言葉にみんながケンジに注目するのだった。
「ああ、今日から一週間休みになるだろ。のんびり散歩がてらにギルドに寄ってミスリルの清算とゴッドオーダーをやってきたんだよ。」
「え?あのギルドに設置したゴミしか出ない魔道具を使ったのですか?」
「ああ、セバスもそのような認識をもっていたのか。」
「町の人ならだれでも知っている事でございます。」
「それがなんと!こういったものが当たったんだよ。」と言いながらテーブルの上にケンジは当たった物を並べるのだった。
「え?主!ツルハシとかスコップじゃないものが当たったのですか?」
「この間言ってたことが証明されて、難しい製作物を受注することでこういった物が出ると証明されたんだよ。」
「へえ、そうなんだ?ところでケンちゃんこのアイテムはなんなの?」
マイに聞かれなくともケンジは嬉しくなりアイテムの説明をしはじめ、説明内容にマイたちは驚くのだった。
「って、事はご主人様はもう採掘が120.00になるってことですか?」
「ああ、これで次ダンジョンに行ったらオリハルコンやアダマンタイトを持ってかえれるぞ!」
この言葉にギル達は口を開けたまま固まってしまったのだった。
「ひょっとしてご主人様はこれをギルドでしゃべってしまったのですか?」
「いや・・・俺自らしゃべったわけじゃなく最初は周りのいた人は、また無謀な奴がゴッドオーダーをしているとか言われながら注目されていたんだよ。」
「で、出たアイテムを見られて大騒ぎになったと。」
「そう!それ!そんな感じで大騒ぎになったんだよ。」
「確かにこんなアイテムが出たら大騒ぎになるのも無理はないですね・・・」
実はケンジはまだ知らなかったのだがゴッドオーダーにはまだ秘密がありケンジのようなアイテムが出るには条件があるのであった。
一般人のLUK値やレベルがあんなに低い事に改めてケンジが思い知らされることになろうとは思いもしなかったのだ。ゴッドオーダーは出た受注書(ランクがある)それを作り収めた人物の職業レベルとステータスの総合計値、それに最も重要なLUK値なのである。
このことからわかる様にこれは地球で言う、注文をこなし収めることで行うガチャなのである。とりあえずレベルを上げないとどうしようもない魔道具なのである。
一般の人がやったとしてもケンジのようなアイテムが出ない条件があり、そのことを知るのはもっと後になるのをケンジは知らなかったのである。
そして今、ギルド内ではうわさを聞き付けた生産者が受注書を受け取る為長蛇の列になっていたことをケンジは知らなかったのである。
そして、鉄鉱石製の装備品の受注書が大量に捨てられることになり、ギルドが一時ゴミだらけになるのは言うまでもなかったのである。
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今回は文字数が少なくて申し訳ありません・・・(._.)
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