69 / 619
第3章 ダンジョンへ!
7話 ダンジョンの様子!②
しおりを挟む
ケンジ達は兵舎の一室で団長がくるまで雑談をしながら待つのだった。
「マイさん、先ほどはありがとうございました。」
「ホントあたしもケンちゃんがうつってきちゃったね。」
「マイ、ホントにギル達をかばってくれてありがとな。」
すると、部屋の扉が開いて甲冑を装備していない人と先ほどの案内してくれた人が二人で入ってきたのだった。ケンジとマイはソファーから立ち頭を下げるのだった。ケンジは団長と思われる人物を見たときこの人物の瞳に嫌な感じを覚えたのだった。
「君達がダンジョンを攻略した人たちだね。まあ、ソファーに座ってください。要件を早く済ませましょう。それで中の様子を聞かせていただきたいのだがいいかい?」
ケンジは中の様子を事細かく説明をするのだった。
「だいたい、25階層ぐらいだったかな?少し魔物が多い感じがしたんですよ。ただ、魔物の種類に関してはギルドで聞いていた情報と変わりありませんでした。」
「そして、目当てのミスリルを掘る為に30階層の入り口付近の崖の岩場で作業を1週間してからボス部屋へ移動したんですよ。奥に行けば行くほど魔物の数があり得ないくらいの数が湧き出すようにこちらに向かってくるのがわかりました。」
「それって、まさか・・・」
「はい、あと数日でスタンビートが起こる寸前でした。」
「なら何で報告をせず奥に突入したんだ。危険だろう!」
「数日と言ってもいつ起こるか、もしかしたら1日後か解りませんでしたので・・・」
「それにしたって、そこまでわかっていたなら報告しに戻ってくるもんだぞ。それに君達は生産職らしいじゃないか。!」
「でも、こうして攻略できるだけの力は持ってますし、報告することも考えましたが戻っている間により強力な魔物が沸いても困るだろうとおもい突入を決意しました。」
「確かに、攻略出来ている君達には感謝しなければならないな。本当にありがとう!」
「それで俺達からも聞きたいことがあるんですが、何でこんなことになるまでダンジョンを放って置いていたのですか?」
「いや・・・それはだな・・・このダンジョンは初級だろ?冒険者がある程度育つと中級に行ってしまうんだ・・・我々も積極的に魔物を間引いてはいたんだが、どうしても手が足りなくてね。」
「それはいいわけですよ。」
ケンジの言葉に団長はムッとした表情になったが黙って聞いていた。
「ダンジョンボス何が沸いていたか言っていませんでしたね・・・」
「ん?どうゆうことだ?初級ダンジョンのボスはオーガだろ。違うのか?」
「ええ、違いますね。ゴブリンエンペラーとマザーを中心としてジェネラルナイト等上位種がと万単位のゴブリン集団だったんですよ。」
「「な!・・・」」団長と兵士はケンジの言葉に身体が止まり二の句が継げないでいたのだった。
「ゴブリンエンペラーだと!そんなバカな!しょ、証拠はあるのか?」
ケンジは鞄からあり得ないくらいの大きいエンペラーの魔石を取り出し、団長にみせたのだった。
「なっ!こんな大きさの魔石・・・たしかにエンペラーとはわからないがこんな魔石の魔物はそうそうみたことない・・・」
「いいですか?人員が足りないなら何でギルドに依頼を出さないんですか?こんな状況になるまで放って置いたのは職務怠慢だと言われても文句言えないですよ。」
「我々も放って置きたくて放って置いたわけじゃないんだ!」ケンジの言葉に団長は逆切れしてしまったのだった。
「ここは初級ダンジョンという事もあり予算がギリギリしか降りなくてギルドに依頼も出せなかったんだ。」
「だから私達は悪くない!」
ケンジは団長の言葉に何を言っているんだと呆れながら聞くしかなかったのだった。その言葉にケンジは何を言っても話にならないだろうと思い席を立つのだった。
「みんな、ダンジョンの様子も伝えたし町へ帰ろうか!」
「君達ちょっと待ってくれ!まだ話は終わってないんだ。」
ケンジはこの団長の言葉に兵士の顔を見ると顔を背けられ、嫌な予感がするのだった。
「ダンジョンの中の様子を報告するだけといいましたよね?」
「ああ、それとお願いを聞いてほしいんだ。」
「お願い?」
「ああ、君達は生産職の人たちなんだろ?ってことはこれからこのダンジョンに素材を取りに来るってことだ。」
ケンジは団長が何を言いたいのが解らなかったが黙って最後まで言う事を聞いていた。
「それがなにか?」
「だからな、来た時でいいから素材を取りに来たついででいいんだが魔物を30階層まで間引いてくれないだろうか?」
ケンジは団長が何を言っているのかわからなかったのだった。
「えーっと、それは俺達に魔物の討伐の指名依頼をしてくれるという事で解釈してよろしいのですか?」
「いや、そうではない!君達は生産者なんだろ?だからここに来たついででいいから、魔物を間引いてほしいんだ。攻略した君達なら安心して任せられるからな。」
団長は自分勝手な事をケンジ達に押し付けてきたのだった。
「団長さん!そんな話が通る訳ないでしょ!これは立派な依頼事になる案件ですよ。」
「いやいや、そうじゃない!君達がここに来た時だけでいいんだ。そのついでに君たちを襲ってきた魔物を間引いてくれたらいいんだ。依頼はこの魔物を討伐してくれとか目的があるだろ?今私が言っているのは、あくまでもついでだよ。ついで。」
「私達は少ない予算でダンジョンの安全が守ることが出来るし、貴様たちは魔物の素材を売ればお金が手に入れれる協力し合える仲になるじゃないか。」
「そんなお願いが通ると本当に思っているなら随分と頭の中がお花畑だな貴方は!あなたの部下が気の毒だよ!」
「なんだと!お前は私を誰だと思っている!馬鹿にするな!」
「だったら、馬鹿にされるようなことを堂々と公言するな!」
「みんな帰るぞ!」
ケンジの言葉にマイやギル達は団長をや兵士を睨みながら部屋の外に出ようとしたのだった。
「おい!貴様!このまま帰ったらこれからこのダンジョンには入れないようにするからな!そうなったら困るのは貴様だ!生産者が中級ダンジョンにいけるとも思わないしな!」
「そんな事できるもんならやってみろよ!」
「次スタンビートが起こった時、困るのはお前たちなんだぞ!このことは当然ギルドにも報告させてもらう!」
「だからそうならないように協力を募っているんじゃないか!私は町の人を守るために少ない予算で色々考えているんだ!」
「貴様も町の住民なら黙って言う事を聞いていればいいんだ!」
「何が少ない予算で考えているんだ!どうせ自分より上の立場の人間に何も言えない小心者なんだろ!そして、自分より立場の弱い人間にたいして怒鳴って言う事を聞かせるだけのくせして威張るな!」
「むぐぐ・・・お前のようなガキに私の苦労がわかってたまるか~~~!」
「ああ!わからないね!予算が足りなければ立場の弱い人間に圧力をかけるんじゃなく、予算をブン捕ってってくるぐらい頭を働かせろよ!」
「お前に言われないでもがんばっておるわ!」
「こいつと話していても平行線だけだ!みんなかえろう。」
「主、もうここにはこれなくなりそうなんですがよろしいのですか?」
ギルはケンジに耳打ちをするのだった。それを見た団長はニヤリと笑みを浮かべるのだった。
「そこの奴隷、自分の主を説得したほうが良いぞ。初級ダンジョンはここにしかないからな。他の町まで行くなら別だけどな。」
「ああ、無能の団長!俺らはこれからは中級ダンジョンに変えることにするから心配はいらない。そんなことを言っても無駄だよ。」
「むぐぐ・・・生産者が中級にいけるわけないだろ!強がるのもいい加減にしろ!強がらずお前は初級ダンジョンに通ってたらいいんだ!」
ケンジはもう話にならないとみて黙って部屋の扉を開けて兵舎を出ていくのだった。
ケンジが出て行った部屋の中では団長がもう2度とここへくるな~!と怒鳴っていたのが聞こえていたのだった。
ダンジョンの簡易村を出てギルがケンジに話しかけてきたのだった。
「主、本当によろしかったのですか?」
「ギル、あたしはケンちゃんの行動は正しかったとおもうよ。」
「ですが、マイさんこれで初級ダンジョンにいけなくなったのですよ。」
「ギル、俺達の実力はすでに、中級ダンジョンを攻略できるほどに強いんだ。今更、初級に行く必要はない。」
「え!中級を攻略できるんですか?」
「ああ、ゴブリンエンペラーをみんなで倒せるんだぞ。当り前だろう。」
ギル達みんなは暗い顔をしていたが、団長の威圧で考えが纏まらなかったがケンジの言う通り自分らはエンペラーを倒して生還したのを思い出すだった。
「それにね、ギル。ケンちゃんは確かに生産ギルドで魔物の討伐依頼がないけど、あたしは冒険者ギルドで討伐依頼を報酬なしで受けることは絶対にないよ。」
「そんな事をしたらあたしの冒険者としてのプライドが許さないし冒険者はなめられたら終わりになるのよ!」
「そうゆうことだ。俺も生産者だがそんなあいつらの言う通りにするつもりはないし、なめられるのはいやだしな。」
そういいながら周りに人がいないのを確認しケンジは馬車をインベントリから出し、魔法で魔法生物を召還し町へ帰るのだった。
「マイさん、先ほどはありがとうございました。」
「ホントあたしもケンちゃんがうつってきちゃったね。」
「マイ、ホントにギル達をかばってくれてありがとな。」
すると、部屋の扉が開いて甲冑を装備していない人と先ほどの案内してくれた人が二人で入ってきたのだった。ケンジとマイはソファーから立ち頭を下げるのだった。ケンジは団長と思われる人物を見たときこの人物の瞳に嫌な感じを覚えたのだった。
「君達がダンジョンを攻略した人たちだね。まあ、ソファーに座ってください。要件を早く済ませましょう。それで中の様子を聞かせていただきたいのだがいいかい?」
ケンジは中の様子を事細かく説明をするのだった。
「だいたい、25階層ぐらいだったかな?少し魔物が多い感じがしたんですよ。ただ、魔物の種類に関してはギルドで聞いていた情報と変わりありませんでした。」
「そして、目当てのミスリルを掘る為に30階層の入り口付近の崖の岩場で作業を1週間してからボス部屋へ移動したんですよ。奥に行けば行くほど魔物の数があり得ないくらいの数が湧き出すようにこちらに向かってくるのがわかりました。」
「それって、まさか・・・」
「はい、あと数日でスタンビートが起こる寸前でした。」
「なら何で報告をせず奥に突入したんだ。危険だろう!」
「数日と言ってもいつ起こるか、もしかしたら1日後か解りませんでしたので・・・」
「それにしたって、そこまでわかっていたなら報告しに戻ってくるもんだぞ。それに君達は生産職らしいじゃないか。!」
「でも、こうして攻略できるだけの力は持ってますし、報告することも考えましたが戻っている間により強力な魔物が沸いても困るだろうとおもい突入を決意しました。」
「確かに、攻略出来ている君達には感謝しなければならないな。本当にありがとう!」
「それで俺達からも聞きたいことがあるんですが、何でこんなことになるまでダンジョンを放って置いていたのですか?」
「いや・・・それはだな・・・このダンジョンは初級だろ?冒険者がある程度育つと中級に行ってしまうんだ・・・我々も積極的に魔物を間引いてはいたんだが、どうしても手が足りなくてね。」
「それはいいわけですよ。」
ケンジの言葉に団長はムッとした表情になったが黙って聞いていた。
「ダンジョンボス何が沸いていたか言っていませんでしたね・・・」
「ん?どうゆうことだ?初級ダンジョンのボスはオーガだろ。違うのか?」
「ええ、違いますね。ゴブリンエンペラーとマザーを中心としてジェネラルナイト等上位種がと万単位のゴブリン集団だったんですよ。」
「「な!・・・」」団長と兵士はケンジの言葉に身体が止まり二の句が継げないでいたのだった。
「ゴブリンエンペラーだと!そんなバカな!しょ、証拠はあるのか?」
ケンジは鞄からあり得ないくらいの大きいエンペラーの魔石を取り出し、団長にみせたのだった。
「なっ!こんな大きさの魔石・・・たしかにエンペラーとはわからないがこんな魔石の魔物はそうそうみたことない・・・」
「いいですか?人員が足りないなら何でギルドに依頼を出さないんですか?こんな状況になるまで放って置いたのは職務怠慢だと言われても文句言えないですよ。」
「我々も放って置きたくて放って置いたわけじゃないんだ!」ケンジの言葉に団長は逆切れしてしまったのだった。
「ここは初級ダンジョンという事もあり予算がギリギリしか降りなくてギルドに依頼も出せなかったんだ。」
「だから私達は悪くない!」
ケンジは団長の言葉に何を言っているんだと呆れながら聞くしかなかったのだった。その言葉にケンジは何を言っても話にならないだろうと思い席を立つのだった。
「みんな、ダンジョンの様子も伝えたし町へ帰ろうか!」
「君達ちょっと待ってくれ!まだ話は終わってないんだ。」
ケンジはこの団長の言葉に兵士の顔を見ると顔を背けられ、嫌な予感がするのだった。
「ダンジョンの中の様子を報告するだけといいましたよね?」
「ああ、それとお願いを聞いてほしいんだ。」
「お願い?」
「ああ、君達は生産職の人たちなんだろ?ってことはこれからこのダンジョンに素材を取りに来るってことだ。」
ケンジは団長が何を言いたいのが解らなかったが黙って最後まで言う事を聞いていた。
「それがなにか?」
「だからな、来た時でいいから素材を取りに来たついででいいんだが魔物を30階層まで間引いてくれないだろうか?」
ケンジは団長が何を言っているのかわからなかったのだった。
「えーっと、それは俺達に魔物の討伐の指名依頼をしてくれるという事で解釈してよろしいのですか?」
「いや、そうではない!君達は生産者なんだろ?だからここに来たついででいいから、魔物を間引いてほしいんだ。攻略した君達なら安心して任せられるからな。」
団長は自分勝手な事をケンジ達に押し付けてきたのだった。
「団長さん!そんな話が通る訳ないでしょ!これは立派な依頼事になる案件ですよ。」
「いやいや、そうじゃない!君達がここに来た時だけでいいんだ。そのついでに君たちを襲ってきた魔物を間引いてくれたらいいんだ。依頼はこの魔物を討伐してくれとか目的があるだろ?今私が言っているのは、あくまでもついでだよ。ついで。」
「私達は少ない予算でダンジョンの安全が守ることが出来るし、貴様たちは魔物の素材を売ればお金が手に入れれる協力し合える仲になるじゃないか。」
「そんなお願いが通ると本当に思っているなら随分と頭の中がお花畑だな貴方は!あなたの部下が気の毒だよ!」
「なんだと!お前は私を誰だと思っている!馬鹿にするな!」
「だったら、馬鹿にされるようなことを堂々と公言するな!」
「みんな帰るぞ!」
ケンジの言葉にマイやギル達は団長をや兵士を睨みながら部屋の外に出ようとしたのだった。
「おい!貴様!このまま帰ったらこれからこのダンジョンには入れないようにするからな!そうなったら困るのは貴様だ!生産者が中級ダンジョンにいけるとも思わないしな!」
「そんな事できるもんならやってみろよ!」
「次スタンビートが起こった時、困るのはお前たちなんだぞ!このことは当然ギルドにも報告させてもらう!」
「だからそうならないように協力を募っているんじゃないか!私は町の人を守るために少ない予算で色々考えているんだ!」
「貴様も町の住民なら黙って言う事を聞いていればいいんだ!」
「何が少ない予算で考えているんだ!どうせ自分より上の立場の人間に何も言えない小心者なんだろ!そして、自分より立場の弱い人間にたいして怒鳴って言う事を聞かせるだけのくせして威張るな!」
「むぐぐ・・・お前のようなガキに私の苦労がわかってたまるか~~~!」
「ああ!わからないね!予算が足りなければ立場の弱い人間に圧力をかけるんじゃなく、予算をブン捕ってってくるぐらい頭を働かせろよ!」
「お前に言われないでもがんばっておるわ!」
「こいつと話していても平行線だけだ!みんなかえろう。」
「主、もうここにはこれなくなりそうなんですがよろしいのですか?」
ギルはケンジに耳打ちをするのだった。それを見た団長はニヤリと笑みを浮かべるのだった。
「そこの奴隷、自分の主を説得したほうが良いぞ。初級ダンジョンはここにしかないからな。他の町まで行くなら別だけどな。」
「ああ、無能の団長!俺らはこれからは中級ダンジョンに変えることにするから心配はいらない。そんなことを言っても無駄だよ。」
「むぐぐ・・・生産者が中級にいけるわけないだろ!強がるのもいい加減にしろ!強がらずお前は初級ダンジョンに通ってたらいいんだ!」
ケンジはもう話にならないとみて黙って部屋の扉を開けて兵舎を出ていくのだった。
ケンジが出て行った部屋の中では団長がもう2度とここへくるな~!と怒鳴っていたのが聞こえていたのだった。
ダンジョンの簡易村を出てギルがケンジに話しかけてきたのだった。
「主、本当によろしかったのですか?」
「ギル、あたしはケンちゃんの行動は正しかったとおもうよ。」
「ですが、マイさんこれで初級ダンジョンにいけなくなったのですよ。」
「ギル、俺達の実力はすでに、中級ダンジョンを攻略できるほどに強いんだ。今更、初級に行く必要はない。」
「え!中級を攻略できるんですか?」
「ああ、ゴブリンエンペラーをみんなで倒せるんだぞ。当り前だろう。」
ギル達みんなは暗い顔をしていたが、団長の威圧で考えが纏まらなかったがケンジの言う通り自分らはエンペラーを倒して生還したのを思い出すだった。
「それにね、ギル。ケンちゃんは確かに生産ギルドで魔物の討伐依頼がないけど、あたしは冒険者ギルドで討伐依頼を報酬なしで受けることは絶対にないよ。」
「そんな事をしたらあたしの冒険者としてのプライドが許さないし冒険者はなめられたら終わりになるのよ!」
「そうゆうことだ。俺も生産者だがそんなあいつらの言う通りにするつもりはないし、なめられるのはいやだしな。」
そういいながら周りに人がいないのを確認しケンジは馬車をインベントリから出し、魔法で魔法生物を召還し町へ帰るのだった。
5
お気に入りに追加
2,450
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の選んだ末路〜嫌われ妻は愛する夫に復讐を果たします〜
ノルジャン
恋愛
モアーナは夫のオセローに嫌われていた。夫には白い結婚を続け、お互いに愛人をつくろうと言われたのだった。それでも彼女はオセローを愛していた。だが自尊心の強いモアーナはやはり結婚生活に耐えられず、愛してくれない夫に復讐を果たす。その復讐とは……?
※残酷な描写あり
⭐︎6話からマリー、9話目からオセロー視点で完結。
ムーンライトノベルズ からの転載です。
ドン引きするくらいエッチなわたしに年下の彼ができました
中七七三
恋愛
わたしっておかしいの?
小さいころからエッチなことが大好きだった。
そして、小学校のときに起こしてしまった事件。
「アナタ! 女の子なのになにしてるの!」
その母親の言葉が大人になっても頭から離れない。
エッチじゃいけないの?
でも、エッチは大好きなのに。
それでも……
わたしは、男の人と付き合えない――
だって、男の人がドン引きするぐらい
エッチだったから。
嫌われるのが怖いから。
ポンコツ女子は異世界で甘やかされる(R18ルート)
三ツ矢美咲
ファンタジー
投稿済み同タイトル小説の、ifルート・アナザーエンド・R18エピソード集。
各話タイトルの章を本編で読むと、より楽しめるかも。
第?章は前知識不要。
基本的にエロエロ。
本編がちょいちょい小難しい分、こっちはアホな話も書く予定。
一旦中断!詳細は近況を!
【完結】溺愛予告~御曹司の告白躱します~
蓮美ちま
恋愛
モテる彼氏はいらない。
嫉妬に身を焦がす恋愛はこりごり。
だから、仲の良い同期のままでいたい。
そう思っているのに。
今までと違う甘い視線で見つめられて、
“女”扱いしてるって私に気付かせようとしてる気がする。
全部ぜんぶ、勘違いだったらいいのに。
「勘違いじゃないから」
告白したい御曹司と
告白されたくない小ボケ女子
ラブバトル開始
二人の公爵令嬢 どうやら愛されるのはひとりだけのようです
矢野りと
恋愛
ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。
それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。
本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。
しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。
『シャロンと申します、お姉様』
彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。
家族の愛情も本当の名前も婚約者も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。
自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。
『……今更見つかるなんて……』
ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。
これ以上、傷つくのは嫌だから……。
けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず……。
――どうして誘拐されたのか、誰にひとりだけ愛されるのか。それぞれの事情が絡み合っていく。
◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※作品の内容が合わない時は、そっと閉じていただければ幸いです(_ _)
※感想欄のネタバレ配慮はありません。
※執筆中は余裕がないため、感想への返信はお礼のみになっておりますm(_ _;)m
妹が私の婚約者を奪った癖に、返したいと言ってきたので断った
ルイス
恋愛
伯爵令嬢のファラ・イグリオは19歳の誕生日に侯爵との婚約が決定した。
昔からひたむきに続けていた貴族令嬢としての努力が報われた感じだ。
しかし突然、妹のシェリーによって奪われてしまう。
両親もシェリーを優先する始末で、ファラの婚約は解消されてしまった。
「お前はお姉さんなのだから、我慢できるだろう? お前なら他にも良い相手がきっと見つかるさ」
父親からの無常な一言にファラは愕然としてしまう。彼女は幼少の頃から自分の願いが聞き届けられた
ことなど1つもなかった。努力はきっと報われる……そう信じて頑張って来たが、今回の件で心が折れそうになっていた。
だが、ファラの努力を知っていた幼馴染の公爵令息に助けられることになる。妹のシェリーは侯爵との婚約が思っていたのと違うということで、返したいと言って来るが……はあ? もう遅いわよ。
拝啓、婚約者様。ごきげんよう。そしてさようなら
みおな
恋愛
子爵令嬢のクロエ・ルーベンスは今日も《おひとり様》で夜会に参加する。
公爵家を継ぐ予定の婚約者がいながら、だ。
クロエの婚約者、クライヴ・コンラッド公爵令息は、婚約が決まった時から一度も婚約者としての義務を果たしていない。
クライヴは、ずっと義妹のファンティーヌを優先するからだ。
「ファンティーヌが熱を出したから、出かけられない」
「ファンティーヌが行きたいと言っているから、エスコートは出来ない」
「ファンティーヌが」
「ファンティーヌが」
だからクロエは、学園卒業式のパーティーで顔を合わせたクライヴに、にっこりと微笑んで伝える。
「私のことはお気になさらず」
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる