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第2章 新たな国へ!

14話 お風呂① ☆

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 ケンジは、宿屋じゃない自分の家で久しぶりに気兼ねなくゆっくりくつろげていたのであった。晩御飯も食べ終わり、ケンジの待望であったお風呂に入りたいと思ったのだった。

「さてと、お風呂に入ろうかな」

「えっ?ご主人様、今日からお風呂に入るのですか?」

 システィナ達は、まさか今日からケンジがお風呂に入るとは思っていなかった為、風呂に水をはっていなかったのだった。

「ああ、せっかく待望のお風呂があるのに入らない手はないだろ?」

「じゃ、すぐに井戸から水を汲んできますので少しお待ちください」

「え?今から井戸で汲むのか?」

「ええ、そうしないと入れないじゃないですか……お湯にする魔道具がついているので,あたし達2人分の魔法力があればすぐ温まりますが、湯船に水をはるまで少し時間がかかりますのでお待ちできますか?」

「そんなことしなくてもいいよ。俺が、魔法で水を出したらいいだけだし、それにそんなに時間がかかるなら、俺がやった方が早いしな」

 ケンジはさっそく風呂場に行くと、風呂はヒノキで作られた立派で温泉街で見るような味のあるお風呂であった。

「へええ~~~!これはすごいお風呂だなあ!10人くらい、いっぺんに入れるじゃないか!」

「主!風呂の準備くらい、私達に命令してください!」

「もう遅い時間だし俺がやるよ。」

 ケンジは※①【ウォーター】を唱えたのだった。すると、ケンジの手のひらから大量の水が出て、一気に風呂いっぱいに水が貯まるのだった。
 そして、風呂に設置されている魔道具に魔力を込めて、魔道具にスイッチを入れるとウンウンと唸りを上げて、水がだんだん温まるのだった。
 水を温める魔道具は、ウンウンと唸りながら起動をしてから15分ぐらいでピーーーーという音が鳴り、いい感じのお湯加減になった事を知らせるのだった。

「マイ!お湯が温まったから先にお風呂入れよ。女性陣も先に一緒に入ったらどうだ?」

「「「「!?」」」」
「ご主人様より先にお風呂?今まででも、ご主人様のクリーンを掛けてもらってただけでも、勿体ないと思ってたのに?何を言っているのですか!」

「ケンちゃん……もっとちゃんと考えて喋ったほうが良いよ。あたしはケンちゃんの後で、お風呂貰うから先に入りなよ」

 ケンジの言葉に、システィナ達はケンジは何を言っているのか解らなかったので、大きな声を出してしまったのだった。

「そっか……じゃあ先に入るよ」

 ケンジはまた、考えなしにやってしまったと反省するのだった。そして、久しぶりのお風呂を満喫し、お風呂に入ろうと思ったが石鹸が無い事に気づくのだった。

「しまった!石鹸がなかったんだった。しょうがない……今日はクリーンをかけて入るか」

 ケンジは※②【クリーン】をかけて湯船につかり、あ~~~という声を出すのだった。10分ぐらいすると、タオルを巻いたオリヴィアが風呂に入ってくるのだった。

「ご主人様、お背中を流させてもらいます」

「オ、オリヴィア!何で入ってくるんだよ。俺が入ってるのわかってるだろ!」

「はい、だからお背中を流しにきました」

「背中を流すとかいいし、クリーン掛けたからだいじょうぶだよ!」

「クリーンじゃなく、石鹸をちゃんとマイさんから借りてきましたので安心してください」

 オリヴィアは、タオル一枚でケンジが湯船から上がるまで、ずっと待っているのだった。

「オリヴィア……ホントもういいから出ていってくれないかな……」

「駄目です!せっかくわたくしが、ご主人様の背中を流す役を勝ち取ったのに、何もせずに出ていくのはありえません!」

「なあ……俺、茹りそうなんだけど……」

「なら早く、ご主人様が湯船から出てくれたら問題はないです」

 ケンジは、このままでは茹だって倒れそうなので、とうとう根負けし諦めて湯船からでて、オリヴィアに背中を流してもらうのだった。

「ご主人様は、こういう事になるとなんで、そんなに思い切りがなくなるのですか?」

「そんなこと言ってもなあ……やっぱはずかしいよ!」

「何を言っているんですか?わたくしは奴隷ですよ。言ってみればご主人様の所有物です。好きに扱ってもいいのですよ。」

 オリヴィアは、ケンジの背中を石鹸で泡立てながら洗うのだった。

「そこまで言うならわかったよ。俺だけ真っ裸だから恥ずかしさがあるんだ。だから、オリヴィアもタオルで隠さないで取れよ」

「え?」

 まさか、ケンジがそんな事を言うとは思っていなかったオリヴィアは、タオルを取るのに躊躇するのだった。

「え?ってなんだよ!まさか、自分はタオル巻いててすむと思ってたのか?」

「いぇ……でも、こんな明るい場所でですか?」

「ん?俺はこんな明るい場所でなにもつけてないぞ!」

 ケンジは、意地の悪そうな笑みを浮かべ、オリヴィアを困らせようと思ったのだった。

「でも、最初はベットの中でと……」

 オリヴィアとは、まだ夜の奉仕をしていないのである。前の町の外で仮契約で買われ、一週間かけこの町に着き宿屋で奉仕する順番がまわってくると思っていたのだが、マイマールの登場に気後れしてしまい、あれから誰も夜の奉仕をしていなかったのだった。

「オリヴィア!さっきと言ってた事と違うじゃないか。自分は所有物だと、だから俺に好きに扱ってもいいと言ったのは嘘か?」

「いえ!そんな事はないの……ですが……」

「じゃ、問題はないよね!」

 オリヴィアは、ケンジの言葉に段々と顔を真っ赤にしながら、タオルに手を掛けるのだった。

 オリヴィアは、自分が年上だった事もあり、ちょっと調子に乗ってしまった事に後悔をしながら、自分のタオルをゆっくり外したのだった。

「へえ、やっぱりオリヴィアはセクシーで綺麗だなあ!」

 オリヴィアは、ケンジの視線に顔を真っ赤にしながら耐えるのだった。まさか、ケンジがこんな開き直りをするとは夢にも思わなかったのである。

「ご主人様、洗い終わりました」

「そっか!じゃ次は、俺がオリヴィアを洗ってやるよ。後ろを向いてそこに座りな」

「ええ!わたくしはいいです!ご主人様に、洗ってもらうなんて恐れ多いです。だから……」

 ケンジは、有無も言わさずオリヴィアの腕と肩を持ち、自分の前に座らせるのだった。

「いいからいいから!そんな事ばっか言わずに黙って座りな」

「やっ、ちょ、ちょっとご主人様、目が怖いです……」

「ホント、オリヴィアは可愛いな。普段はあんな冷静で落ち着きがある女性なのに、今は照れてるオリヴィアが可愛く見えるよ」

 オリヴィアは、ケンジが何回も自分の事が可愛いと言われて何も言えないでいたのだった。普段オリヴィアは、道ですれ違った時に男性から2度見され、美人だとか綺麗な奴隷だとか言われ慣れていたが、可愛いと言われた事がなかった為、凄く照れ臭かったのだ。

「オリヴィア、優しく洗うが痛かったら言ってくれよ」

 ケンジは、オリヴィアの背中から洗う事にして、石鹸を泡立ててそっと背中にタオルをあてたのだった。

「あっ……」

「んっ?どうした?」

「いえ……なんでもありません……」

 予想以上に、ケンジの優しいタッチに、オリヴィアは声がもれるのだった。

「じゃ、動かすぞ」

「はい……」

 オリヴィアは、恥ずかしさで死にそうな声を出したが、ケンジの言う通りにしたのだった。

「オリヴィアの肌は、スベスベで絹のような触り心地だな」

「‼ご主人様、そんな事いきなり言わないでください!」

「でも、ホントの事だぞ!ほら、スベスベしている」

 オリヴィアは、顔から火が出ているかとおもうくらい熱くなってきた。

「ほら。次はこっちをむいて」

「ご主人様!前は自分で洗います。もう勘弁してください!」

「だ~~~~め!」

 ケンジは、これでもかというくらい、いい笑顔で言ったのだった。オリヴィアは、ケンジと向かい合わせで座らされて、恥ずかしさで死にそうになるのだった。

「じゃ、胸から洗うぞ」

「ご主人様!その……目が!」

 オリヴィアは、手を交差し身をよじりながら、バストを隠していた。

「オリヴィア手をおろして。洗えないから!」

 ケンジは、オリヴィアの手を卸させてオリヴィアの豊満なバストから洗い始めた。ケンジのソフトタッチで洗う、リズミカルな手の動きにオリヴィアは艶やかな声が出てしまうのだった。

「んっ……あっ、だめ……ご主……人さま……そんなとこ……を……」

 ケンジは、オリヴィアのバストを洗うというより、柔らかさを堪能しはじめたのだった。

「んんっ……だめ……です……そんなに強く揉んじゃだめ……」 

「あんっ、ご主人様、ううん……」

 ケンジは、オリヴィアのバストを必要以上に触り、オリヴィアはそれに合わせて甘い声を出し、ケンジの目を見つめるのだった。
 ケンジは、オリヴィアのとろけそうな瞳を見てケンジは気分が高まっていく。それにあわせて、次はオリヴィアの下半身に手を伸ばすのだった。

「やっ!だめ‼ご主人様そこは……」

「ここもちゃんと綺麗にしなきゃだめだろ?」

 ケンジは、素早い動きで太ももから順になぞり手を、オリヴィアの大事な部分に這わせるのだった。

「やんっ……そこはダメ、ご主人様……ああん、やっ……だめ!」

「ほら。オリヴィアの大事な部分、こんなことになってるぞ」

 ケンジは、自分の親指と人差し指を着けたり離したりして、オリヴィアの目の前に持っていき見せるのだった。オリヴィアは、そんな事をされるとは思ってもいなくて、更に顔を真っ赤にしてうつむくのだった。

「ご主人様、そんな意地悪な事しないで……」

「いや、まだこれからだよ!」

 ケンジは、指先を膣内に滑り込ませて、指をゆっくり動かした。オリヴィアのあそこはもう濡れていて、瞳がさらにトローンとしてきたのだった。

「んぁっ、あ、あ、ご主人様、ダメですっ、中でうごかしちゃ……あああっあっ、力が、はいらないです……」

 ケンジは、オリヴィアの言う事を無視して、指を上下に動かした。

「あっ、あっ、ああん!ダメですってば!中で指を折り曲げないで!そんなに動かしたら逝っちゃうから……逝っちゃうから!」

 ケンジは、オリヴィアの言葉を聞いていないかのように、指をぐりぐり伸ばしたり折り曲げたり、ひねる様にうごかした。

「ダメぇ~~~、逝っちゃう!逝っちゃうから!そんなに早く……」

「ひゃあああぁ~~~ダメ!逝っちゃ……」

 オリヴィアが逝き果てる瞬間、ケンジは指を膣内から抜きあと少しでオリヴィアが逝くところで止めたのだった。

「どうした?オリヴィア、逝ったか?」

「……」

 オリヴィアは逝く瞬間止められてしまって、何とも言えない気持ちになってしまったのだった。

「どうだった?よかったか?」

「ご主人様、わたくしまだ……」

 オリヴィアは、顔を真っ赤にして言いかけた時、ケンジはまた指でオリヴィアを責め立てたのだった。

「くはっ!あああん、ああああっ!ダメ、いやあああ、もうだめっ、あああんっ」

 ケンジは、ペースをおとさずに指を動かし続けた。

「いやああああ、もうだめ、ああん、あああああっあああっ、イクっ、イっちゃいます、イ……」

 ケンジはまた、指を抜いたのだった。オリヴィアはモジモジしだし、何とも言えない感覚になるのだった。これをオリヴィアは、何回もケンジに繰り返されたのだった。

「ご主人様……お願い……そんな意地悪しないでください」

「いじわるってなんの事だ?気持ちよくしてやってるだろ?」

「おねがいします……このままじゃ、わたくしは頭がおかしくなってっしまいます……」

「じゃ、どうしてほしいんだ?ちゃんと、俺にお願いしてみなよ」

「ちゃんとお願いしないとまた繰り返すぞ」

 ケンジは、また指をオリヴィアの大事なところに滑らし弄りはじめたのである。

*-----*-----*-----*-----*
 この話で出てきた魔法一覧

※①【ウォーター】
水属性魔法      1階位
消費MP       1
詠唱速度       0.75秒
効果時間       瞬間
効果対象       なし
効果範囲       なし
必要秘薬       なし
備考
 この魔法は生活魔法と言われる魔法で誰でも使うことが出来て
スペルブック、秘薬が無くとも術者に水属性の適性があればいいのである。
つまり、MP消費のみで使う事が出来る便利な魔法である。
 職業レベルなし魔法スキル5.00で失敗なしで使う事が可能。


※②【クリーン】
光属性魔法   1階位
消費MP    5
詠唱速度    1秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間    一瞬
効果対象    1つの対象
効果範囲    10cm四方×レベルの範囲(任意に調整可能)
必要秘薬    なし
備考欄
 この魔法は生活魔法と言われる魔法で誰でも使うことが出来て
スペルブック、秘薬が無くとも術者に光属性の適性があればいいのである。
つまり、MP消費のみで使う事が出来る便利な魔法である。
 職業レベルなし魔法スキル5.00で失敗なしで使う事が可能。

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