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第2章 新たな国へ!
4話 お互いの常識
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ケンジ達は、マイの依頼が呆気なく終わってしまった為、暇を持て余してしまっていたのだった。
「なあ、これで帰るのもなんだし、他の素材も採って帰ってもいいかな?」
「ご主人様、何を採取するつもりですか?」
「裁縫スキルを伸ばす為の、プリムが使う糸の素材だよ」
「えっ……わたしのですか?」
裁縫スキルを伸ばす為には、糸の材料となる綿花や、蜘蛛やワームの魔物を狩る事で解体すると、糸袋なるものが取れるのだ。それを糸巻き機を使い糸を精製のだ。そして、それを機織り機で布を作り、それでようやく服が作れるようになる。
また、別の方法では動物を狩って皮を採取し皮を鞣し、それを使い鎧やレザーの服を作って、スキルを上げていくのである。
当然だが、地球のように大量生産はできない為、服は高値で取引されているのだ。
「その素材を見つけている最中に、癒し草やその他の薬草も見つかるだろうし、まとめて見つけようぜ」
「「「「「「はい!」」」」」」
「ケンちゃんありがとね。癒し草は、どんだけ採取してもお金になるからありがたいわ」
そうして、ケンジ達は夕方近くまで、採取を続けたのである。
一方、町では異常な事が町の外で起こったらしく、冒険者ギルドではあわただしく人々が動いていたのだった。
「今の地響きは何のものだ?」
ケンジの、チェーンライトニングで、町の中まで騒ぎが広がり人々は原因を解明しようと、偵察隊が結成され人々が動いていたのだった。
「ギルドマスター、今偵察の者を差し向けましたが、もう少し時間がかかるみたいです!」
「そっか……何事もなければいいのだが……こんな地響きは初めてだしな、それになにか雷のような音も聞こえていたみたいだな」
この世界では、地震情報や天気予報はないのだが、ある程度魔法によって予知や回避ができるのである。なので、今回みたいに突発的な時には、こうして偵察など送り原因究明を行なうのである。
それを知らないケンジは、あんな大魔法を使ってしまい、町を恐怖に陥れてしまっていたのだった。だが、ケンジ達はそんな事になっているとは思わず、呑気に素材採取を続けていたのだった。
ケンジ達は、素材がたくさん採取出来て、ホクホク顔で町に帰ってきたのだった。城門まで帰ってきた時に、町の衛兵に慌てて声を掛けられるのである。
「あっ、マイマールさん無事でよかった!無事に帰ってこれたんだな」
衛兵は、マイマールの顔を見ると、安心したように言ってきたのだった。
「うんっ?何かあったんですか?」
「マイマールさん知らないのか?あんな凄い地響きがあったんだが……今、町の中はパニックになってて、冒険者ギルドでは捜索部隊まで出したんだぞ!でも無事に帰ってこれて、そっちの君も無事でよかったな」
それを聞いて、ケンジ達は思い当たる事ばかりで、顔が引きつるのだった。
「システィナ……その地響きって……」
「えぇ……ギル。たぶん、ご主人様の……」
ギルスレイン達は、皆でひそひそするのだった。
「へ、へぇ、そうなんだ……全然、気が付かなかったよ……」
ケンジは、顔を引きつらせながら、なんとか平静を保つのだった。
「ケンちゃん・・・それってまさか!」
ケンジは、マイマールにアイコンタクトをして、内緒にしてくれ!と訴えかけるのだった。
「君達は、外にいて何か気づいた事や異変があった事とかなかったか?」
「いえ……私達は、主達と素材を採取して、遠くの方まで出かけていたので気づきませんでした」
ケンジは、心の中でギル、ナイスフォローだ!と叫んでいたのだった。
「そっかあ……その大量の素材を見たら、確かにだいぶん遠出したんだな」
マイマールは、自分の素材を袋に詰めて持っていた為、衛兵は勝手に勘違いしたようだった。
ケンジ達は、問題なく町に入れたのだが、町に入ると町の人々は井戸端会議をしていて、不安を口々に出していたのだった。
「なんだったんだろうな?」
「なにか災害の前触れで・・・」
「魔王が復活するんじゃないのか?」
「その前にスタンピードの前ぶれかもしれないぞ……」
「この町はどうなるんだ?」
町の人達は、不安の中で色んな憶測をして、情報を交換していたのだった。
ケンジは、マイマールの依頼清算の為、ギルドについていくのだった。ギルドに入り、一人の受付嬢がマイマールの顔を見ると、心配そうに駆け寄ってきたのだった。
「マイっ!無事で良かった‼心配してたのよ……」
「大丈夫よ!ほら……この通り、足もちゃんとあるでしょ」
マイマールは、受付嬢に無事を報告して、その場をおちゃらけて雰囲気をやわらげるのだった。
「じゃあ、何かあったの知っているの?」
「いえ……あたし達も、城門で噂を聞いただけだよ。今日は、遠くまで素材を探しに行ったんで、この辺りの事はさっき知ったの」
「あたし達もって……マイ!あなた、他人と一緒に行動してたの?いつも、ボッチのあなたが⁉」
「ボッチって言うなあぁ!あたしは、パーティーの誘いは多かったけどあえて!重要だからもう一度言うわよ!あえて!組まなかっただけよ!」
「わ、わかってるわよ……ちょっとした冗談じゃない……そんな怒らなくてもいいでしょ!それで、マイ様あなたのお目に叶ったその人は誰なの?」
マイマールは、ケンジの事を聞かれたので、二ヘヘと顔を緩ませながら、ケンジを受付嬢に紹介するのだった。
「幼馴染のケンジさんだよ。やっと出会う事が出来たの」
「ケンちゃん、こちらはギルドの受付嬢してるウランさんだよ」
「初めましてケンジさん。受付嬢のウランと言います。これからどうぞよろしくお願いしますね」
ウランは、ニッコリ微笑んでケンジを、上目使いに見るのだった。
「初めましてケンジです。どうぞよろしくお願いしますね。と、言っても俺は生産者なので、冒険者ギルドとは違いますけどね」
「あら、ケンジさんは生産者なのですか?なんかそうは見えないのですが……」
「まあ、まだ駆け出しだしね。いずれ、鍛冶士になるつもりですよ」
「じゃあ、今は採掘でがんばっているのですか?」
「そうですが、生産ギルドの事も詳しく分かるんですか?」
「ケンちゃん、この町のギルドは見たらわかるけど、4つのギルドが集まって一つの建物に収まっているでしょ?だから、受付嬢は4つのギルドを交代で勤務しているのよ」
「4つのギルドを⁉大変そうだな……」
「えぇ、その通りです。でも、情報の共有し備える事で、今回のように問題が起こった時、ギルドがスピード感を持ち、すぐに対処し協力し合えるのはいい事ですしね」
「それにしても、あなたがマイが自慢の想い人だったのね」
意味深な事を言いながら、にんまりしながらウランは、マイマールを見るのだった。
「ちょっと……ウラン!」
「マイにはもったいないくらい可愛い人ね」
ウランは、ケンジにわかりやすいくらい、アプローチをするのだった。
「ちょ、ちょっとウランさん……」
「ちょっとウラン!そんないきなり攻めたらだめよ。ケンちゃんは初心なんだから、もっと時間を掛けなきゃ!」
「おいおい!マイ、お前はそれでいいのかよ⁉」
ケンジは、マイマールが自分だけのものだと、庇ってくれない事が少しショックだった。
「えっ?それでいいのかって?どういう事?」
「いや……どういう事って……」
マイマールは、ケンジの言ってる事が、一瞬わからなかったのである。ケンジは、マイマールが自分の事を想い、この世界まで追ってきたというのに、庇ってくれず自分が他の女性とそういう関係になってもいいのか?と、思っていたのだった。
しかし、マイマールにとってこれはこのガイアースの常識で、ケンジはあんな大魔法が使え、強い人間だという事で何人もの女性を囲っても、ケンジにはその権利があるという事なのだ。
「そのなんだ……マイは、俺が他の女性と付き合っても、気にならないのか?」
ケンジは、マイマールの耳元で、コソコソ内緒話の様に話したのだった。マイマールは、ケンジにそんな事を言われて、ケンジが何が言いたいのか理解するのだった。
マイマールは、クスクス笑いながら、ケンジに説明するのである。
「ケンちゃんは、ホント初心なんだね。この世界の常識に慣れていないから、そんな風に思うんだよ」
「でもよう……」
「ケンちゃんは、強い人間なんだから、あたし以外の女性と関係を持ったとしても普通なんだよ。でも、ケンちゃんが気になるなら、あたしを正妻にしてくれたらなんの問題もないよ」
マイマールは、あっけらかんとカラカラ笑うのだった。
「マイ……あなたの彼氏って変なとこに気を回すのね?」
「しょうがないよ。あたしの故郷は、一夫一妻制でこことは違うからね。でも、ケンちゃんは誰よりも強いって、あたしは信じているから構わないよ」
そんな事を言われて、ケンジはマイマールが、本当にこの世界の人間に転生したんだと思い、少し気が楽になったように感じたのだった。
「なあ、これで帰るのもなんだし、他の素材も採って帰ってもいいかな?」
「ご主人様、何を採取するつもりですか?」
「裁縫スキルを伸ばす為の、プリムが使う糸の素材だよ」
「えっ……わたしのですか?」
裁縫スキルを伸ばす為には、糸の材料となる綿花や、蜘蛛やワームの魔物を狩る事で解体すると、糸袋なるものが取れるのだ。それを糸巻き機を使い糸を精製のだ。そして、それを機織り機で布を作り、それでようやく服が作れるようになる。
また、別の方法では動物を狩って皮を採取し皮を鞣し、それを使い鎧やレザーの服を作って、スキルを上げていくのである。
当然だが、地球のように大量生産はできない為、服は高値で取引されているのだ。
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「「「「「「はい!」」」」」」
「ケンちゃんありがとね。癒し草は、どんだけ採取してもお金になるからありがたいわ」
そうして、ケンジ達は夕方近くまで、採取を続けたのである。
一方、町では異常な事が町の外で起こったらしく、冒険者ギルドではあわただしく人々が動いていたのだった。
「今の地響きは何のものだ?」
ケンジの、チェーンライトニングで、町の中まで騒ぎが広がり人々は原因を解明しようと、偵察隊が結成され人々が動いていたのだった。
「ギルドマスター、今偵察の者を差し向けましたが、もう少し時間がかかるみたいです!」
「そっか……何事もなければいいのだが……こんな地響きは初めてだしな、それになにか雷のような音も聞こえていたみたいだな」
この世界では、地震情報や天気予報はないのだが、ある程度魔法によって予知や回避ができるのである。なので、今回みたいに突発的な時には、こうして偵察など送り原因究明を行なうのである。
それを知らないケンジは、あんな大魔法を使ってしまい、町を恐怖に陥れてしまっていたのだった。だが、ケンジ達はそんな事になっているとは思わず、呑気に素材採取を続けていたのだった。
ケンジ達は、素材がたくさん採取出来て、ホクホク顔で町に帰ってきたのだった。城門まで帰ってきた時に、町の衛兵に慌てて声を掛けられるのである。
「あっ、マイマールさん無事でよかった!無事に帰ってこれたんだな」
衛兵は、マイマールの顔を見ると、安心したように言ってきたのだった。
「うんっ?何かあったんですか?」
「マイマールさん知らないのか?あんな凄い地響きがあったんだが……今、町の中はパニックになってて、冒険者ギルドでは捜索部隊まで出したんだぞ!でも無事に帰ってこれて、そっちの君も無事でよかったな」
それを聞いて、ケンジ達は思い当たる事ばかりで、顔が引きつるのだった。
「システィナ……その地響きって……」
「えぇ……ギル。たぶん、ご主人様の……」
ギルスレイン達は、皆でひそひそするのだった。
「へ、へぇ、そうなんだ……全然、気が付かなかったよ……」
ケンジは、顔を引きつらせながら、なんとか平静を保つのだった。
「ケンちゃん・・・それってまさか!」
ケンジは、マイマールにアイコンタクトをして、内緒にしてくれ!と訴えかけるのだった。
「君達は、外にいて何か気づいた事や異変があった事とかなかったか?」
「いえ……私達は、主達と素材を採取して、遠くの方まで出かけていたので気づきませんでした」
ケンジは、心の中でギル、ナイスフォローだ!と叫んでいたのだった。
「そっかあ……その大量の素材を見たら、確かにだいぶん遠出したんだな」
マイマールは、自分の素材を袋に詰めて持っていた為、衛兵は勝手に勘違いしたようだった。
ケンジ達は、問題なく町に入れたのだが、町に入ると町の人々は井戸端会議をしていて、不安を口々に出していたのだった。
「なんだったんだろうな?」
「なにか災害の前触れで・・・」
「魔王が復活するんじゃないのか?」
「その前にスタンピードの前ぶれかもしれないぞ……」
「この町はどうなるんだ?」
町の人達は、不安の中で色んな憶測をして、情報を交換していたのだった。
ケンジは、マイマールの依頼清算の為、ギルドについていくのだった。ギルドに入り、一人の受付嬢がマイマールの顔を見ると、心配そうに駆け寄ってきたのだった。
「マイっ!無事で良かった‼心配してたのよ……」
「大丈夫よ!ほら……この通り、足もちゃんとあるでしょ」
マイマールは、受付嬢に無事を報告して、その場をおちゃらけて雰囲気をやわらげるのだった。
「じゃあ、何かあったの知っているの?」
「いえ……あたし達も、城門で噂を聞いただけだよ。今日は、遠くまで素材を探しに行ったんで、この辺りの事はさっき知ったの」
「あたし達もって……マイ!あなた、他人と一緒に行動してたの?いつも、ボッチのあなたが⁉」
「ボッチって言うなあぁ!あたしは、パーティーの誘いは多かったけどあえて!重要だからもう一度言うわよ!あえて!組まなかっただけよ!」
「わ、わかってるわよ……ちょっとした冗談じゃない……そんな怒らなくてもいいでしょ!それで、マイ様あなたのお目に叶ったその人は誰なの?」
マイマールは、ケンジの事を聞かれたので、二ヘヘと顔を緩ませながら、ケンジを受付嬢に紹介するのだった。
「幼馴染のケンジさんだよ。やっと出会う事が出来たの」
「ケンちゃん、こちらはギルドの受付嬢してるウランさんだよ」
「初めましてケンジさん。受付嬢のウランと言います。これからどうぞよろしくお願いしますね」
ウランは、ニッコリ微笑んでケンジを、上目使いに見るのだった。
「初めましてケンジです。どうぞよろしくお願いしますね。と、言っても俺は生産者なので、冒険者ギルドとは違いますけどね」
「あら、ケンジさんは生産者なのですか?なんかそうは見えないのですが……」
「まあ、まだ駆け出しだしね。いずれ、鍛冶士になるつもりですよ」
「じゃあ、今は採掘でがんばっているのですか?」
「そうですが、生産ギルドの事も詳しく分かるんですか?」
「ケンちゃん、この町のギルドは見たらわかるけど、4つのギルドが集まって一つの建物に収まっているでしょ?だから、受付嬢は4つのギルドを交代で勤務しているのよ」
「4つのギルドを⁉大変そうだな……」
「えぇ、その通りです。でも、情報の共有し備える事で、今回のように問題が起こった時、ギルドがスピード感を持ち、すぐに対処し協力し合えるのはいい事ですしね」
「それにしても、あなたがマイが自慢の想い人だったのね」
意味深な事を言いながら、にんまりしながらウランは、マイマールを見るのだった。
「ちょっと……ウラン!」
「マイにはもったいないくらい可愛い人ね」
ウランは、ケンジにわかりやすいくらい、アプローチをするのだった。
「ちょ、ちょっとウランさん……」
「ちょっとウラン!そんないきなり攻めたらだめよ。ケンちゃんは初心なんだから、もっと時間を掛けなきゃ!」
「おいおい!マイ、お前はそれでいいのかよ⁉」
ケンジは、マイマールが自分だけのものだと、庇ってくれない事が少しショックだった。
「えっ?それでいいのかって?どういう事?」
「いや……どういう事って……」
マイマールは、ケンジの言ってる事が、一瞬わからなかったのである。ケンジは、マイマールが自分の事を想い、この世界まで追ってきたというのに、庇ってくれず自分が他の女性とそういう関係になってもいいのか?と、思っていたのだった。
しかし、マイマールにとってこれはこのガイアースの常識で、ケンジはあんな大魔法が使え、強い人間だという事で何人もの女性を囲っても、ケンジにはその権利があるという事なのだ。
「そのなんだ……マイは、俺が他の女性と付き合っても、気にならないのか?」
ケンジは、マイマールの耳元で、コソコソ内緒話の様に話したのだった。マイマールは、ケンジにそんな事を言われて、ケンジが何が言いたいのか理解するのだった。
マイマールは、クスクス笑いながら、ケンジに説明するのである。
「ケンちゃんは、ホント初心なんだね。この世界の常識に慣れていないから、そんな風に思うんだよ」
「でもよう……」
「ケンちゃんは、強い人間なんだから、あたし以外の女性と関係を持ったとしても普通なんだよ。でも、ケンちゃんが気になるなら、あたしを正妻にしてくれたらなんの問題もないよ」
マイマールは、あっけらかんとカラカラ笑うのだった。
「マイ……あなたの彼氏って変なとこに気を回すのね?」
「しょうがないよ。あたしの故郷は、一夫一妻制でこことは違うからね。でも、ケンちゃんは誰よりも強いって、あたしは信じているから構わないよ」
そんな事を言われて、ケンジはマイマールが、本当にこの世界の人間に転生したんだと思い、少し気が楽になったように感じたのだった。
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