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第1章 異世界に!
17話 宿屋に行こう!②
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満腹になったケンジ達は部屋に入り、部屋の感想を言いはじめたのだ。
そして、ケンジはこれからの事をみんなに話し始めるのだった。
「おお!良い部屋だな。」
「さすが、大部屋ですね。ゆったりできそうですね。」
「ベットも綺麗ですし、ゆっくり寝れそうです!」
ケンジは部屋の感想をやめて、みんなに席についてくれと言ったのだった。
「これからの事なんだけど、みんな席についてくれるかな?」
「「「はい!」」」
「これからの事なんだけど、皆には戦闘職でスキルを上げてもらおうと思ってるんだけど、実際のところ皆の気持ちはどう?自信はある?正直に教えてくれるか?」
「私は、ローグなので前衛職は無理かもしれないです。ですが、斥候として役に立ってみせます。」
「わたしは槍戦士として前衛職として役に立てます。」
システィナは下を向き言いにくそうにして黙っていた。
「あたしは・・・」
「システィナ?どうした?もし自信がなければはっきり言ってくれ。別の方法を考えるから。」
「別の方法⁉あたし頑張ります!頑張るのでどうか奴隷商人に売るのは・・・売る事だけは許してください!」
その言葉を聞きケンジは席を立ち、システィナの側に行きシスティナの肩に手を置くのだった。
「ひっ・・・」
「システィナ・・・俺は何回も言うけどみんなが役に立たないからといって廃棄処分みたいな事はしないよ。」
「それに今は役に立つ立たないの確認じゃない。これから俺達は一緒に生きていくんだ!その為に適材適所を把握しないといけないんだよ。」
「主、そんな事をしなくても命令してくれれば奴隷は皆がんばると思うのですが・・・」
「ギルスレイン・・・そんな考えは早く捨てろ。仮にそんな考えで動いてみろ。どうなるかわからないのか?」
「もし、そんな考え方でシスティナを前衛職にしたらどうなると思ってんだ?すぐに死んでしまうんだぞ。そんな事は絶対認めないからな!」
「だから、ギルスレインも自分の命を大事にして無理をしたらだめだ!分かったな?」
「でも、ご主人様・・・あたしなにも役に立てることが・・・魔法は使えますが、ご主人様のように使うことができないし、唯一、高いスキルは歌と音楽で娯楽を与えるしかないです。」
「職業も※①吟遊詩人ですし・・・なにも・・・戦闘の役には・・・」
「なんだちゃんと得意分野があるじゃないか!」
「でも吟遊詩人なんて戦闘には何の役にも・・・」
「だから、何でそうやってシスティナは決めつけるんだ?俺に任せろって!」
「でも、吟遊詩人じゃ・・・」
「システィナ、よく聞くんだ。吟遊詩人には隠された才能があるんだぞ。まだシスティナはレベルとスキルの値が低いだけなんだ。」
「どうゆうことですか?」
「吟遊詩人のレベルが上がれば※②バードという上級職になれるんだぞ。」
システィナはケンジの言葉に固まってしまうのだった。
「「「えぇ!」」」
「何でご主人様はそんな事知っているのですか?」
「それもこれから話すけど、まずは聞いてくれ。もし、バードになれたら戦闘にとっても役に立つアクティブスキルが使えるようになるんだ。」
「代表的なのがまず、※③【沈静化】・※④【揺動】これが強力なスキルだな。」
「そんな職業があるなんて・・・」
「わたしも初めて聞きます!」
「本当なのですか?」
「まあ、よく考えてみなよ。吟遊詩人が積極的にレベルなんか上げないだろ?だから、世間では知られていないんだよ。」
「確かに・・・主の言う通り吟遊詩人が戦闘なんかしてもすぐに死亡してしまいますものね・・・」
ケンジは説明を続け、バードは吟遊詩人の職業レベルが20そして、楽器か歌のパッシブスキルが50.00以上になると派生する職業なのだ。
バードの強い所はMPを使わずにスキルが使える事である。つまり、楽器さえ壊れなければ何回も掛け直すことができ、魔物の動きを封じ込める事ができるのである。
ケンジはシスティナにバードの説明をすると、システィナはいきなりやる気を出して笑顔になるのだった。
「あたしバードになります!ならせてください。」
「上級職になるのは辛いぞ。今日みたいにすぐ弱音を吐いてると絶対になれないけど大丈夫か?」
「はい。もう弱音を吐いたりしません!ご主人様を信じて強くなりたいです。」
システィナがそう言うとプリムは嬉しそうにシスティナの肩を持ち笑顔になった。
「システィナ良かったね。一緒にがんばろ。」
「うんうん。」
システィナは自分もケンジの役に立てることがわかり目に光るものがあった。
「プリム、何を人事のように言ってるんだ?ギルスレインとプリムは自信持ってさっき頑張るって言ってたんだからちゃんと頑張れよ。」
「まさか、我々にも発見されていない上級職があるのですか?」
「ああ当然あるよ。ギルにはローグの上級職にあたる※⑤トレジャーハンターを目指してもらう!そしてプリム、君には槍士の上※⑥ウォーリアになって貰い、その上級職の※⑦バルキリーになるのがとりあえずの目標だからな。」
ケンジはとりあえずの目標を言い、今の世界の冒険者は弱く、殆どが基本職なんだということを聞かせた。
それに驚くギルスレイン達はケンジの事が不思議に思えるのだった。ケンジは普通の常識がわからないと言っているのに何故そんな皆が知らない事を知っているのか。そのギルスレイン達の疑問にケンジは絶対内緒だといい説明を続けた。
「先ほど教会に行った時、ギルスレインは俺が神像に照らされていたと言ってただろう?」
「「「はい。あれはすごかったですよ。」」」
「実は俺はこの世界ガイアースの人間じゃなく、元の世界で死んだ俺を女神クローティア様がこのガイアースに転移させた人間なんだ。」
「もう元の世界には戻れないし、この世界で楽しく自由にすごす為、ティアさんの願いを聞き、この世界ガイアースに来たんだよ。」
「その時に俺がすぐに死ななように色々レベルアップしてもらって、ティアさんと友達になったんだ。今まで黙っててごめんな。」
「「「‼」」」
「そして、教会に行った時、ティアさんにもう一回会うことが出来て、色々この世界の常識を頭の中に入れられたんだけど、その記憶を思い出す作業じゃなく、引っ張り出す事になるので知識はあるんだが行動が伴わないんだ。」
「主は女神クローティア様の使途だったんですね・・・」
「いや、そんな大それた者じゃないしティアさんには自由に生きてくださいって言われてるしな。ティアさんに何か言われたって事もないし、使命みたいなものも言われてないんだよ。」
「だから、そんなにかしこまらなくていいよ。で、その時にこの世界の知識の中にある職業の事を引っ張り出した訳だ。」
「それにしても、この上級職になれたら世界は驚くでしょうね。」
「それは内緒にしてほしい。」
「「「はい!わかりました。」」」
「でも、主なぜですか?この知識を公開したらギルドや国から情報料として多額の金がもらえると思いますよ。」
ケンジは理由を説明した。ケンジはそんな多額のお金を貰ったとしても国やギルドから監視され自由が無くなるのは拒否したいと言う。
それよりもこの力は、自分達や信用のおける仲間で共有し、王族や貴族の権力に対抗する力にしたほうがマシだとギルスレイン達に伝えた。
そのケンジの意見にギルスレイン達はうなずき賛成したのだった。
この時にケンジは自分の本当のステータスを教え、自分は魔法使いの上級職の※⑧魔道士よりさらに上の3次職にあたる※⑨【大魔導士】だと伝え、ギルスレイン達はさらに驚くのであった。
「つまりだ、ギルスレイン達も最終的には3次職のさらに上をめざして貰うつもりでいろよ。」
「「「3次職のさらに上?!」」」
「ああ、そうだ。俺もまだなっていない職業がある。それほどの強力な力を持った職業があり、それらになることが出来たら上級以上のダンジョンも行けるようになり、またそこで採取できる、未知の素材が手に入るかもしれないんだぞ。」
「そして、ギルスレイン達が3次職になれたら一国の兵士団を一人で相手ができるようになるし、S級と言われる魔物にも一人で討伐できると思うぞ。」
「そんなことが可能になるんですか?」
「ああ、そうだ!だからみんなは俺を信じてついてきてほしい。」
「「「わかりました!」」」
「それに我々は最初から主(ご主人様)から離れるつもりはありません。」
ギルスレイン達はそう言って、ケンジの為これから役に立つ事を誓い、また、ケンジは明日から生産職として生きていこうと思い眠りにつくのであった。
*-----*-----*-----*-----*
やっとケンジが生産職につくところまで話が書けました。
職業やスキルの事を考えるのは本当にたのしいです。
一部職業の設定を直しました。申し訳ありません・・・
この話で出てきた職業・スキル一覧
※①吟遊詩人
楽器を使い町で歌を歌い生活をしている。楽器と歌が歌えればなれる
職業。
※②バード
吟遊詩人が職業レベルを20まで上げ、歌と楽器のスキルが50.00に
なった時派生する職業でとても強力な職業。アクティブスキルも沈静化、
揺動なども覚える。
※③【沈静化】
バードのアクティブスキルの1つで敵対するものを動けなくする。
消費MP なし
詠唱時間 なし
効果時間 レベル×1分
効果対象 レベル×1匹(任意の対象が決めれる)
効果範囲 楽器の音が聞こえる範囲全域
必要秘薬 なし
バード職業レベル20楽器・歌スキル50.00以上で使用可能。
※④【揺動】
バードのアクティブスキルの1つで2匹以上の敵対するものを仲違いさせ
同士討ちにさせる。
消費MP なし
詠唱時間 なし
効果時間 レベル×30秒
効果対象 レベル×2匹
効果範囲 楽器の音が聞こえる範囲全域
必要秘薬 なし
バード職業レベル20楽器・歌スキル50.00以上で使用可能。
※⑤トレジャーハンター
ローグの2次職にあたる職業で職業レベル40と主要スキルの短剣術か
罠発見解除が100.00になると派生する職業。
※⑥ウォーリア
槍士の少し強力になった職業で2次職ではない。職業レベル20と槍術の
スキルが50.00になった時に派生する職業。
※⑦バルキリー
この職業はレア職業であり有翔族、天翔族の女性で風属性の魔法が使える
者だけがなれる職業。職業レベルが40以上主要スキルの槍術が100.00
になった時派生する。
※⑧魔道士
魔法使いの上級職で職業レベルが40以上、主要スキルの魔法が100.00
になった時、派生する職業。この職業になった時に初めて4階位から6階位の
魔法が使えるようになる。
※⑨大魔導士
魔道師の上級職で魔法使いの3次職にあたる職業。職業レベルが80以上
主要スキルの魔法が120.00になった時に派生する職業。
スキルは通常100.00までだが、ダンジョンのボスクラスの魔物を
討伐した時に出る宝の中に、パワースクロールというパッシブスキルの上限
を上げるスクロールを使う事で初めてなれる可能性が出てくる。
そして、ケンジはこれからの事をみんなに話し始めるのだった。
「おお!良い部屋だな。」
「さすが、大部屋ですね。ゆったりできそうですね。」
「ベットも綺麗ですし、ゆっくり寝れそうです!」
ケンジは部屋の感想をやめて、みんなに席についてくれと言ったのだった。
「これからの事なんだけど、みんな席についてくれるかな?」
「「「はい!」」」
「これからの事なんだけど、皆には戦闘職でスキルを上げてもらおうと思ってるんだけど、実際のところ皆の気持ちはどう?自信はある?正直に教えてくれるか?」
「私は、ローグなので前衛職は無理かもしれないです。ですが、斥候として役に立ってみせます。」
「わたしは槍戦士として前衛職として役に立てます。」
システィナは下を向き言いにくそうにして黙っていた。
「あたしは・・・」
「システィナ?どうした?もし自信がなければはっきり言ってくれ。別の方法を考えるから。」
「別の方法⁉あたし頑張ります!頑張るのでどうか奴隷商人に売るのは・・・売る事だけは許してください!」
その言葉を聞きケンジは席を立ち、システィナの側に行きシスティナの肩に手を置くのだった。
「ひっ・・・」
「システィナ・・・俺は何回も言うけどみんなが役に立たないからといって廃棄処分みたいな事はしないよ。」
「それに今は役に立つ立たないの確認じゃない。これから俺達は一緒に生きていくんだ!その為に適材適所を把握しないといけないんだよ。」
「主、そんな事をしなくても命令してくれれば奴隷は皆がんばると思うのですが・・・」
「ギルスレイン・・・そんな考えは早く捨てろ。仮にそんな考えで動いてみろ。どうなるかわからないのか?」
「もし、そんな考え方でシスティナを前衛職にしたらどうなると思ってんだ?すぐに死んでしまうんだぞ。そんな事は絶対認めないからな!」
「だから、ギルスレインも自分の命を大事にして無理をしたらだめだ!分かったな?」
「でも、ご主人様・・・あたしなにも役に立てることが・・・魔法は使えますが、ご主人様のように使うことができないし、唯一、高いスキルは歌と音楽で娯楽を与えるしかないです。」
「職業も※①吟遊詩人ですし・・・なにも・・・戦闘の役には・・・」
「なんだちゃんと得意分野があるじゃないか!」
「でも吟遊詩人なんて戦闘には何の役にも・・・」
「だから、何でそうやってシスティナは決めつけるんだ?俺に任せろって!」
「でも、吟遊詩人じゃ・・・」
「システィナ、よく聞くんだ。吟遊詩人には隠された才能があるんだぞ。まだシスティナはレベルとスキルの値が低いだけなんだ。」
「どうゆうことですか?」
「吟遊詩人のレベルが上がれば※②バードという上級職になれるんだぞ。」
システィナはケンジの言葉に固まってしまうのだった。
「「「えぇ!」」」
「何でご主人様はそんな事知っているのですか?」
「それもこれから話すけど、まずは聞いてくれ。もし、バードになれたら戦闘にとっても役に立つアクティブスキルが使えるようになるんだ。」
「代表的なのがまず、※③【沈静化】・※④【揺動】これが強力なスキルだな。」
「そんな職業があるなんて・・・」
「わたしも初めて聞きます!」
「本当なのですか?」
「まあ、よく考えてみなよ。吟遊詩人が積極的にレベルなんか上げないだろ?だから、世間では知られていないんだよ。」
「確かに・・・主の言う通り吟遊詩人が戦闘なんかしてもすぐに死亡してしまいますものね・・・」
ケンジは説明を続け、バードは吟遊詩人の職業レベルが20そして、楽器か歌のパッシブスキルが50.00以上になると派生する職業なのだ。
バードの強い所はMPを使わずにスキルが使える事である。つまり、楽器さえ壊れなければ何回も掛け直すことができ、魔物の動きを封じ込める事ができるのである。
ケンジはシスティナにバードの説明をすると、システィナはいきなりやる気を出して笑顔になるのだった。
「あたしバードになります!ならせてください。」
「上級職になるのは辛いぞ。今日みたいにすぐ弱音を吐いてると絶対になれないけど大丈夫か?」
「はい。もう弱音を吐いたりしません!ご主人様を信じて強くなりたいです。」
システィナがそう言うとプリムは嬉しそうにシスティナの肩を持ち笑顔になった。
「システィナ良かったね。一緒にがんばろ。」
「うんうん。」
システィナは自分もケンジの役に立てることがわかり目に光るものがあった。
「プリム、何を人事のように言ってるんだ?ギルスレインとプリムは自信持ってさっき頑張るって言ってたんだからちゃんと頑張れよ。」
「まさか、我々にも発見されていない上級職があるのですか?」
「ああ当然あるよ。ギルにはローグの上級職にあたる※⑤トレジャーハンターを目指してもらう!そしてプリム、君には槍士の上※⑥ウォーリアになって貰い、その上級職の※⑦バルキリーになるのがとりあえずの目標だからな。」
ケンジはとりあえずの目標を言い、今の世界の冒険者は弱く、殆どが基本職なんだということを聞かせた。
それに驚くギルスレイン達はケンジの事が不思議に思えるのだった。ケンジは普通の常識がわからないと言っているのに何故そんな皆が知らない事を知っているのか。そのギルスレイン達の疑問にケンジは絶対内緒だといい説明を続けた。
「先ほど教会に行った時、ギルスレインは俺が神像に照らされていたと言ってただろう?」
「「「はい。あれはすごかったですよ。」」」
「実は俺はこの世界ガイアースの人間じゃなく、元の世界で死んだ俺を女神クローティア様がこのガイアースに転移させた人間なんだ。」
「もう元の世界には戻れないし、この世界で楽しく自由にすごす為、ティアさんの願いを聞き、この世界ガイアースに来たんだよ。」
「その時に俺がすぐに死ななように色々レベルアップしてもらって、ティアさんと友達になったんだ。今まで黙っててごめんな。」
「「「‼」」」
「そして、教会に行った時、ティアさんにもう一回会うことが出来て、色々この世界の常識を頭の中に入れられたんだけど、その記憶を思い出す作業じゃなく、引っ張り出す事になるので知識はあるんだが行動が伴わないんだ。」
「主は女神クローティア様の使途だったんですね・・・」
「いや、そんな大それた者じゃないしティアさんには自由に生きてくださいって言われてるしな。ティアさんに何か言われたって事もないし、使命みたいなものも言われてないんだよ。」
「だから、そんなにかしこまらなくていいよ。で、その時にこの世界の知識の中にある職業の事を引っ張り出した訳だ。」
「それにしても、この上級職になれたら世界は驚くでしょうね。」
「それは内緒にしてほしい。」
「「「はい!わかりました。」」」
「でも、主なぜですか?この知識を公開したらギルドや国から情報料として多額の金がもらえると思いますよ。」
ケンジは理由を説明した。ケンジはそんな多額のお金を貰ったとしても国やギルドから監視され自由が無くなるのは拒否したいと言う。
それよりもこの力は、自分達や信用のおける仲間で共有し、王族や貴族の権力に対抗する力にしたほうがマシだとギルスレイン達に伝えた。
そのケンジの意見にギルスレイン達はうなずき賛成したのだった。
この時にケンジは自分の本当のステータスを教え、自分は魔法使いの上級職の※⑧魔道士よりさらに上の3次職にあたる※⑨【大魔導士】だと伝え、ギルスレイン達はさらに驚くのであった。
「つまりだ、ギルスレイン達も最終的には3次職のさらに上をめざして貰うつもりでいろよ。」
「「「3次職のさらに上?!」」」
「ああ、そうだ。俺もまだなっていない職業がある。それほどの強力な力を持った職業があり、それらになることが出来たら上級以上のダンジョンも行けるようになり、またそこで採取できる、未知の素材が手に入るかもしれないんだぞ。」
「そして、ギルスレイン達が3次職になれたら一国の兵士団を一人で相手ができるようになるし、S級と言われる魔物にも一人で討伐できると思うぞ。」
「そんなことが可能になるんですか?」
「ああ、そうだ!だからみんなは俺を信じてついてきてほしい。」
「「「わかりました!」」」
「それに我々は最初から主(ご主人様)から離れるつもりはありません。」
ギルスレイン達はそう言って、ケンジの為これから役に立つ事を誓い、また、ケンジは明日から生産職として生きていこうと思い眠りにつくのであった。
*-----*-----*-----*-----*
やっとケンジが生産職につくところまで話が書けました。
職業やスキルの事を考えるのは本当にたのしいです。
一部職業の設定を直しました。申し訳ありません・・・
この話で出てきた職業・スキル一覧
※①吟遊詩人
楽器を使い町で歌を歌い生活をしている。楽器と歌が歌えればなれる
職業。
※②バード
吟遊詩人が職業レベルを20まで上げ、歌と楽器のスキルが50.00に
なった時派生する職業でとても強力な職業。アクティブスキルも沈静化、
揺動なども覚える。
※③【沈静化】
バードのアクティブスキルの1つで敵対するものを動けなくする。
消費MP なし
詠唱時間 なし
効果時間 レベル×1分
効果対象 レベル×1匹(任意の対象が決めれる)
効果範囲 楽器の音が聞こえる範囲全域
必要秘薬 なし
バード職業レベル20楽器・歌スキル50.00以上で使用可能。
※④【揺動】
バードのアクティブスキルの1つで2匹以上の敵対するものを仲違いさせ
同士討ちにさせる。
消費MP なし
詠唱時間 なし
効果時間 レベル×30秒
効果対象 レベル×2匹
効果範囲 楽器の音が聞こえる範囲全域
必要秘薬 なし
バード職業レベル20楽器・歌スキル50.00以上で使用可能。
※⑤トレジャーハンター
ローグの2次職にあたる職業で職業レベル40と主要スキルの短剣術か
罠発見解除が100.00になると派生する職業。
※⑥ウォーリア
槍士の少し強力になった職業で2次職ではない。職業レベル20と槍術の
スキルが50.00になった時に派生する職業。
※⑦バルキリー
この職業はレア職業であり有翔族、天翔族の女性で風属性の魔法が使える
者だけがなれる職業。職業レベルが40以上主要スキルの槍術が100.00
になった時派生する。
※⑧魔道士
魔法使いの上級職で職業レベルが40以上、主要スキルの魔法が100.00
になった時、派生する職業。この職業になった時に初めて4階位から6階位の
魔法が使えるようになる。
※⑨大魔導士
魔道師の上級職で魔法使いの3次職にあたる職業。職業レベルが80以上
主要スキルの魔法が120.00になった時に派生する職業。
スキルは通常100.00までだが、ダンジョンのボスクラスの魔物を
討伐した時に出る宝の中に、パワースクロールというパッシブスキルの上限
を上げるスクロールを使う事で初めてなれる可能性が出てくる。
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