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二十二冊目
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しばらく経つと、店の扉が開く音が聞こえる。
いつも、明日は油を刺そうなどと言って先送りにしている開き難い扉がようやく人が通れる程度に開くと、そこには人形の様に可愛らしい、一人の少女がポツンと突っ立っていた。
すかさず無貌木さんが対応する。
学友には意外だと言われるが、実は僕は子供の相手が苦手だ。
察すると言う力が未発達な事が多く、通じない言葉が多く、理不尽な理由ですぐに泣く。
つまり、話が難しいのだ。
言葉を無駄にこねくり回す文学家や、言葉の通じぬ外国人、それらを凌ぐ程相手し難いのが子供だと僕は思っている。
そして、僕がこの少女の対応をしない理由はもう一つ、それはこの店の仕組みだ。
九尾苑さん曰く、この店は特殊な結界が張っており、僕の様な特殊な例か、ある程度の妖力を持った者以外は侵入どころか、ここに店がある事すら認識出来ないらしい。
つまりこの少女は少なくとも店を認識できる程度の妖力を身に帯びており、見た目に相反し僕では相手にならない妖か術師の可能性があるのだ。
そんな子供から見事に事情を聞き終えた無貌木さんは、一度九尾苑さんに相談してから僕に言う。
「宗介くん、仕事ですよ。
「羽団扇を持って外出の準備をしてきてください」
僕は一度部屋に戻り、埃を払うはたきから、妖を祓う羽団扇に持ち変える。
一ヶ月ぶりの外出だ。
ニコニコして手を振る九尾苑さんに行ってきますと言ってから背を向け、久しぶりの屋外の空気を一身に浴びる。
心地よい空気を満喫していると、早く行きますよと言う、少し呆れた様子の無貌木さんの声が聞こえ、少し顔が赤くなる
急いで追いついてから歩く事三十分と少し、少女と手を繋いで歩いていた無貌木さんが一つの工場らしき廃墟を前に足を止める。
「ここですよ、今からは警戒を忘れないでください」
無貌木さんの以上に真剣な様子を見て、これは初めての実戦だと言う、店を出る前から薄々気づいていた事実を再確認する。
羽団扇から、いつでも風を出せるように意識を張り巡らせる。
中に入ると、無貌木さんはこの廃墟の危険性が低いと判断したのか、別行動を提案した。
少女を外で待たせるのは危険な為、足手纏いが居ても平気な無貌木さんが連れて行くようだ。
廃墟に入って右が僕、左が無貌木さんと少女の二人だ。
「それじゃあ何かあったら風を出して教えてください。
「僕も何かしらすぐに分かる合図を出すので、気づき次第入り口で合流しましょう」
「はい、無貌木さん。
「お気をつけて」
言って、無貌木さん達と別れる。
途中、知性の無い小さな妖は居たがそれを切る程度戦闘には含まれない。
この知性の無い妖の話は九尾苑さんに聞いている。
妖は人間と妖や妖と妖の交配や、空気中の妖力が固まって産まれる。
妖力が濃い場所では強い妖が産まれ、しばらく人の入っていない廃墟などでも弱い妖が産まれる事があるらしい。
その弱い妖は身体能力も知能も低く、軽く切り捨てて行けば良いと言っていた。
嵐や地震などで崩れ落ち、道を塞ぐ棚や壁を切り乍ら進み、広い部屋にたどり着く。
その部屋を見渡した僕は、鞘に仕舞ってある羽団扇の先から強い風を出して、抜刀と無貌木さんに対する救助要請を同時に行う。
今通って来たこの部屋に通ずる道が、謎の物体によって塞がれているのだ。
正体不明の物にメイン武器を触れさせるのは危険な為、九尾苑さんから貰った、量産可能な小刀を一本投げてみる。
途端、小刀は触れた箇所から錆びて崩れ落ちる。
羽団扇を触れさせなかった自分の判断と小刀をくれた九尾苑さんに感謝しながら辺りを観察する。
敵らしき存在は見当たらないが、小刀を錆びさせた物体が所々発生している。
今回、外出の理由を聞かずに着いてきたが失敗だっただろうか。
ほんの僅かな後悔を胸に警戒を続ける。
突然壁の向こうから何かが飛び出すかも知れない恐怖、しかし、それと同時に僕は正体不明の高揚を抱いていた。
瞬間、背後の壁に亀裂が入る。
壁が砕けると同時に転がり込んで来たのは無貌木さんだった。
全身に切り傷があり、患部は断面が布の様になっており、痛々しさこそ無いがかなりの負傷である事が一瞥して分かる。
僕が駆け寄ろうとした瞬間だった。
宗介くん、逃げなさい。
そう言おうとしたのだろうか。
今となっては分からない。
だって、無貌木さんはたった今凄まじい衝撃と共に上半身丸ごと消えてしまったのだから。
誰がやったんだ、無貌木さんは死んだのか、少女は無事なのか、空いた壁の先に敵がいるかもしれないのに逃げ道なんてあるのか、情報が一気に雪崩れ込む。
コツコツと、足音が近づく。
羽団扇を構えて足音の主が部屋に侵入するのを待つ。
部屋に侵入した瞬間、なりふり構わず前後に両断を心見る。
しかしその僕の一閃は、ほんの指二本で止められてしまう。
「そう焦るもんじゃ無いよ、少年」
九尾苑さんに少し似た雰囲気を纏った男は指二本のまま変わらずに、羽団扇を引き抜こうとする僕の力を軽々と凌駕し抑え込む。
「心平気和」
その一言が聞こえた途端、ふと心が落ち着き頭が冷静を取り戻す。
「あなたは誰なんですか」
「あれ、九尾苑さんの所で働いてるのに僕の事を知らないなんておかしいな。
「まああの人の事だしわざと言わないでおいたのかな。
「やっぱり優しくて甘ったるいな。
「荒木時さん辺り教えてくれそうだけど九尾苑さんが言った物だと思ってたのかな。
「仕方ない、教えてあげよう」
相手に言葉を挟ませる隙を与えない喋り方、やはり九尾苑さんに似ている、知り合いだろうか。
後で九尾苑さんに聞いてみよう。
「僕の名前は端蔵晴海、君達の敵だよ」
瞬間、冷や汗が噴き出る。
そうだ、こいつは無貌木さんを殺した男だ。
そんな奴を前に後で九尾苑さんに聞いてみようだとか警戒もせずに話を聞いたり、何かしらの術か。
慌てて羽団扇を構えながら考える。
「ああ、残念解けちゃったか。
「まあいいや、一人殺ったし」
そう言うと、端蔵と名乗った男はくるりと体の向きを変えて帰ろうとする。
「じゃあね、僕帰るから」
圧倒的戦力差を全身に感じる。
今飛びかかったとしても一撃入れられて終わりだろう。
しかし僕は聞かずにはいられなかった。
ほんの僅かな好奇心と無貌木さんを殺された怒り、その二つが僕の冷静さを奪った。
「もし、僕が今返すわけにはいかないと飛びかかったら、どうするつもりだ」
「ん、勿論殺すよ、どうしてそんなこと聞くの」
当然の様に返す。
その瞬間、飛びかからなければ殺されないと言う安堵を感じていた自分に腹が立った。
もし、無貌木さん一人だったならばあの時僕に意識を向けずに逃げ切れたかもしれない、無貌木さんは僕のせいで死んだかもしれないのに、なんて僕は安心なんかしてるんだ。
怒りに震え、羽団扇を血が出るほど握りしめて僕は男に飛びかかろうとする。
しかしその瞬間、廃墟の天井が一部崩れ落ちる。
「落ち着け坊主、お前じゃ勝てねえよ」
いつも、明日は油を刺そうなどと言って先送りにしている開き難い扉がようやく人が通れる程度に開くと、そこには人形の様に可愛らしい、一人の少女がポツンと突っ立っていた。
すかさず無貌木さんが対応する。
学友には意外だと言われるが、実は僕は子供の相手が苦手だ。
察すると言う力が未発達な事が多く、通じない言葉が多く、理不尽な理由ですぐに泣く。
つまり、話が難しいのだ。
言葉を無駄にこねくり回す文学家や、言葉の通じぬ外国人、それらを凌ぐ程相手し難いのが子供だと僕は思っている。
そして、僕がこの少女の対応をしない理由はもう一つ、それはこの店の仕組みだ。
九尾苑さん曰く、この店は特殊な結界が張っており、僕の様な特殊な例か、ある程度の妖力を持った者以外は侵入どころか、ここに店がある事すら認識出来ないらしい。
つまりこの少女は少なくとも店を認識できる程度の妖力を身に帯びており、見た目に相反し僕では相手にならない妖か術師の可能性があるのだ。
そんな子供から見事に事情を聞き終えた無貌木さんは、一度九尾苑さんに相談してから僕に言う。
「宗介くん、仕事ですよ。
「羽団扇を持って外出の準備をしてきてください」
僕は一度部屋に戻り、埃を払うはたきから、妖を祓う羽団扇に持ち変える。
一ヶ月ぶりの外出だ。
ニコニコして手を振る九尾苑さんに行ってきますと言ってから背を向け、久しぶりの屋外の空気を一身に浴びる。
心地よい空気を満喫していると、早く行きますよと言う、少し呆れた様子の無貌木さんの声が聞こえ、少し顔が赤くなる
急いで追いついてから歩く事三十分と少し、少女と手を繋いで歩いていた無貌木さんが一つの工場らしき廃墟を前に足を止める。
「ここですよ、今からは警戒を忘れないでください」
無貌木さんの以上に真剣な様子を見て、これは初めての実戦だと言う、店を出る前から薄々気づいていた事実を再確認する。
羽団扇から、いつでも風を出せるように意識を張り巡らせる。
中に入ると、無貌木さんはこの廃墟の危険性が低いと判断したのか、別行動を提案した。
少女を外で待たせるのは危険な為、足手纏いが居ても平気な無貌木さんが連れて行くようだ。
廃墟に入って右が僕、左が無貌木さんと少女の二人だ。
「それじゃあ何かあったら風を出して教えてください。
「僕も何かしらすぐに分かる合図を出すので、気づき次第入り口で合流しましょう」
「はい、無貌木さん。
「お気をつけて」
言って、無貌木さん達と別れる。
途中、知性の無い小さな妖は居たがそれを切る程度戦闘には含まれない。
この知性の無い妖の話は九尾苑さんに聞いている。
妖は人間と妖や妖と妖の交配や、空気中の妖力が固まって産まれる。
妖力が濃い場所では強い妖が産まれ、しばらく人の入っていない廃墟などでも弱い妖が産まれる事があるらしい。
その弱い妖は身体能力も知能も低く、軽く切り捨てて行けば良いと言っていた。
嵐や地震などで崩れ落ち、道を塞ぐ棚や壁を切り乍ら進み、広い部屋にたどり着く。
その部屋を見渡した僕は、鞘に仕舞ってある羽団扇の先から強い風を出して、抜刀と無貌木さんに対する救助要請を同時に行う。
今通って来たこの部屋に通ずる道が、謎の物体によって塞がれているのだ。
正体不明の物にメイン武器を触れさせるのは危険な為、九尾苑さんから貰った、量産可能な小刀を一本投げてみる。
途端、小刀は触れた箇所から錆びて崩れ落ちる。
羽団扇を触れさせなかった自分の判断と小刀をくれた九尾苑さんに感謝しながら辺りを観察する。
敵らしき存在は見当たらないが、小刀を錆びさせた物体が所々発生している。
今回、外出の理由を聞かずに着いてきたが失敗だっただろうか。
ほんの僅かな後悔を胸に警戒を続ける。
突然壁の向こうから何かが飛び出すかも知れない恐怖、しかし、それと同時に僕は正体不明の高揚を抱いていた。
瞬間、背後の壁に亀裂が入る。
壁が砕けると同時に転がり込んで来たのは無貌木さんだった。
全身に切り傷があり、患部は断面が布の様になっており、痛々しさこそ無いがかなりの負傷である事が一瞥して分かる。
僕が駆け寄ろうとした瞬間だった。
宗介くん、逃げなさい。
そう言おうとしたのだろうか。
今となっては分からない。
だって、無貌木さんはたった今凄まじい衝撃と共に上半身丸ごと消えてしまったのだから。
誰がやったんだ、無貌木さんは死んだのか、少女は無事なのか、空いた壁の先に敵がいるかもしれないのに逃げ道なんてあるのか、情報が一気に雪崩れ込む。
コツコツと、足音が近づく。
羽団扇を構えて足音の主が部屋に侵入するのを待つ。
部屋に侵入した瞬間、なりふり構わず前後に両断を心見る。
しかしその僕の一閃は、ほんの指二本で止められてしまう。
「そう焦るもんじゃ無いよ、少年」
九尾苑さんに少し似た雰囲気を纏った男は指二本のまま変わらずに、羽団扇を引き抜こうとする僕の力を軽々と凌駕し抑え込む。
「心平気和」
その一言が聞こえた途端、ふと心が落ち着き頭が冷静を取り戻す。
「あなたは誰なんですか」
「あれ、九尾苑さんの所で働いてるのに僕の事を知らないなんておかしいな。
「まああの人の事だしわざと言わないでおいたのかな。
「やっぱり優しくて甘ったるいな。
「荒木時さん辺り教えてくれそうだけど九尾苑さんが言った物だと思ってたのかな。
「仕方ない、教えてあげよう」
相手に言葉を挟ませる隙を与えない喋り方、やはり九尾苑さんに似ている、知り合いだろうか。
後で九尾苑さんに聞いてみよう。
「僕の名前は端蔵晴海、君達の敵だよ」
瞬間、冷や汗が噴き出る。
そうだ、こいつは無貌木さんを殺した男だ。
そんな奴を前に後で九尾苑さんに聞いてみようだとか警戒もせずに話を聞いたり、何かしらの術か。
慌てて羽団扇を構えながら考える。
「ああ、残念解けちゃったか。
「まあいいや、一人殺ったし」
そう言うと、端蔵と名乗った男はくるりと体の向きを変えて帰ろうとする。
「じゃあね、僕帰るから」
圧倒的戦力差を全身に感じる。
今飛びかかったとしても一撃入れられて終わりだろう。
しかし僕は聞かずにはいられなかった。
ほんの僅かな好奇心と無貌木さんを殺された怒り、その二つが僕の冷静さを奪った。
「もし、僕が今返すわけにはいかないと飛びかかったら、どうするつもりだ」
「ん、勿論殺すよ、どうしてそんなこと聞くの」
当然の様に返す。
その瞬間、飛びかからなければ殺されないと言う安堵を感じていた自分に腹が立った。
もし、無貌木さん一人だったならばあの時僕に意識を向けずに逃げ切れたかもしれない、無貌木さんは僕のせいで死んだかもしれないのに、なんて僕は安心なんかしてるんだ。
怒りに震え、羽団扇を血が出るほど握りしめて僕は男に飛びかかろうとする。
しかしその瞬間、廃墟の天井が一部崩れ落ちる。
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※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
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