怠惰との対峙

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怠惰との対峙

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怠惰の心に流されてしまいたい。だらけていたい。寝ていたい。
それはとても幸福なように思える。

ただそれをずっと続けていくことが幸福だというには疑問が残る。
生まれてから死ぬまでずっと寝ているだけでは、一定の水準は超えるかもしれないが、
自信をもって幸福だとは思えないような気がする。

そもそも自分が幸福だと思った時点で幸福はその時点での上限を迎えてしまっている気がする。
おそらくよく働き、よく遊び、よく寝る。これが幸福ということなのだろうと思う。

怠惰の心に勝てるものはなんだろう。
私は他人の幸福を願う心を選びたいと思う。
その心を研ぎ澄ませていきたい。

怠惰の心はとても重い。
重いものを動かすには、最初に一番多くのエネルギーを使うらしい。
一度動かしてしまえば、あとは転がすだけだろう。

さあ今日も戦いの日だ。
怠惰を超える愛情を、忘れないように、負けてしまわないように、
大切に、一日を。
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