三択楼の番人

とかげのしっぽ

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23、二択楼(前)

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「こんばんは、柚子ちゃん。それに、サラーダも久しぶり……あぁ、気絶してるけど。」
「………。」

 雪は、美しかった。綺麗で、どこまでも冷たい氷だった。
 髪の毛が、瞳が、衣服が、言葉が……全てが芸術品。とても、誰かが壊して良いものだとは思えない。これを穢すことは、罪だ。そう、心から納得してしまう。
 エメラルド色の草原に裸足で降り立った天使。彼女は、黙ったまま返事もしない私を僅かに哀しそうに見やる。そして、ふと何かを思い出したと言った調子で、両手をパンと合わせた。

「あぁ。そういえば!—————もう一人を忘れてたわ。」

 ドサリ。
 雪が天へ向かってパチンと指を鳴らした瞬間、空からゆっくりと落ちて来た影。それは、綿の抜けた人形のようにぐしゃりと地面に落ちて、死んだように動かない。私はその姿を見て、虚をつかれた。そして、腹が底冷えするような恐怖に襲われる。

「……え?」

 なぜ。一体どうして、“彼“がここにいるのだろう。

「うふふ、予想外だった?」

 冷たい大地に打ち捨てられたままの彼を、誰も助けようとしない。
 あまつさえ、雪は面白がるような表情を浮かべて、放っている。

—————硬く閉じられた瞼。
—————まるで簡易な死装束のような、白い麻の衣。

「な、なんで……そんな……!」
「あら。勘違いしないでちょうだい。空蝉は死んでなんかいないわ。」

 死んでいない。本当か。

 草むらに横たわっているのは、空蝉だった。
 雪の言う通り、彼は本当にただ眠っているだけのようにも思えた。そうだ。彼は元々死人のオバケ———幽霊だ。いつだって、彼の顔色は青白かった。虚ろで血の気のない表情は、毎晩私をどきりとさせたものだ。生と死の区別すら付かないほどに、いつも彼は儚い死の気配を漂わせていたのだから。

「でも、こんなことって……。」

 雪は、まだ混乱の渦中にいる私の感情を読み取ったのだろうか。静かに唇を三日月に持ち上げて、微笑みながら言った。

「これは、彼自身の選択による結果よ。」
「……選択?」
「そうよ。」

 そんなのはおかしい、と私は思った。空蝉の仕事は、選択肢を提示することだったはずだ。図書館で検索を行い、訪ねた者に相応しい選択肢を探し出す。万が一にも、彼自身が選択をするなどという状況にはなり得ない。

「空蝉はね、柚子ちゃんを助けたいんだって、自ら申し出たらしいのよ。あんまり思い詰めた顔してたから、エレーの神も哀れに思ったのね。神直々に選択肢をお示しになったわ。『柚子ちゃんの選択肢の生贄になる』か『図書館の星屑のうちの一冊になる』か、二つに一つってね。まあ結果はお察しだけど。」
「………嘘。」
「嘘じゃないわ。空蝉は心からあなたを想っていたのよ?」

 可哀想な子ね。そう呟く雪は、嘘をついているようには見えなかった。
 私は信じ難い面持ちで彼女を見上げた。

「でも、どうして……。」
「あら。そんなのは、本人に聞いてみるのが筋ってものじゃない?」

 雪はうふふ、と微笑んだ。暗黒の夜空には、ゆっくりと星々が瞬き始める。夜の帳がカーテンのように重なり、揺すられ、漆黒のヴェールを纏った魔女の花として開花する。
 呆気に取られて見る間に、空は宇宙の色を迎えて輝き出した。

「そうら。ここは図書館よ。」

 雪は、悪戯が成功した子供のような顔でニイッと笑った。

「ち、違う。ここはエレー神殿!すぐそこに入り口があって、ここはその庭……!」
「ふふ。可哀想に。貴女たちは、何か勘違いしていたようだけれど。————三択楼を逃げたからって、選択肢からは逃れられないわよ。」

 やけに落ち着いている雪と対称的に、私は最大に混乱していた。私は確かに、正しく逃げ出した。サラーダがサトリの兄貴分から受け継いだ知識を基盤に、人間の出鱈目な力を行使して完璧に逃亡した。地の果てまで駆けて行って、それで図書館から抜け出せていないなど、そんなことはそれこそ考えられない。
 しかし雪の言葉は、無情だった。

「元々、三択楼なんていうものは、なかったはずなのよ。空蝉が勝手に歪めて、第三の選択肢なんて捻り出して。あんまり無茶をしたお陰でとうとう寿命まで縮めちゃって。よっぽど愛されていたのね、柚子ちゃん。」
「そんなの!意味がわからないよ!」
「そのへんの謎も聞いてみたらどう?」

 私は何も言えなくなって、黙った。処刑人の闇笠が、相変わらず私のことを押さえ付けている。私は動けない。
 雪は、ゆっくり私のそばに腰を下ろすと、子供を諭すように語りかけた。

「ついこの間、サトリのオバケを捕まえたわ。彼、なかなか情報通で面白かったけど、色々間違った考えも持っていてね。例えば、私を殺せば何とかなると思い込んでいたり。あとは、百パーセント隙間のない術なんて存在しない、つまり選択肢の檻をすり抜けるための穴は必ずあるんだって豪語したり。哀れよね。」

 ぴくりと、私の反対側で、転がっているサラーダの肩が動いたような気がした。
 私は愕然として、体中の力を抜いた。燃えたつようだった激情は鳴りを顰め、一瞬で、すんっと気持ちが冷えた。

 ………雪の話は、本当だ。

 分かってしまった。彼女の話は、真実だと。ここは図書館であり、雪を殺しても何も解決せず、選択肢の隙間を突いて逃げ出すことは不可能。
 私の目の色が静かになったのを見て、雪は満足そうに笑った。やはり、彼女は美しかった。————青鶴ちゃんなんか、目じゃないほどに。

(……きっと、青鶴ちゃんは死んだんだろうな。)

 私はふっと、そんなことを思った。私は心から、青鶴ちゃんを世界一綺麗だと思っていたのに、そういう思考が跡形もなく消え去っている。おそらくは、その存在ごと消滅してしまったのだ。私がこの世界に対して堂々と反乱を起こし、こっそり影から探るスパイの役割が用済みになったから。

「サトリの彼は、きっと貴女たちより賢かったわね。何より、友人が多かった。紅生姜とか、鳳凰とか、あとは闇笠……空蝉にまで。とにかくたくさん親しくして、ありとあらゆる情報を抜き取っていったのね。管理者である私が知らなかった情報まで……油断も隙もありゃあしない。うふふ、この世界からの脱出なんて、そんな彼にさえ果たせなかった悲願なのよ。全くもって不可能ね。貴女たちに出来るわけもない。」

 冷たく美しい雪は、やけに嬉しそうに、私を見下ろして言った。

「でもね、こんなに遠くまで来るオバケは中々いないわ。それだけは確か。だから、エレーの神が直接鉄槌を下してくれる。」

 どこかの地平線に、流れ星が降り注ぐ。
 綺麗だなと、そう思った。薄緑色のヴェールが、ゆうらりと闇夜を泳いでいる。幻想的な光景の中、雪はのんびりと伸びをした。

「柚子ちゃん。貴女たちは幸運よ。」

 雪は、パッと立ち上がって笑った。
 世界を抱くように両手を広げて、くるりと踵で回転する。その瞬間、彼女の周囲にクリスタルの粒々に彩られた、青ざめた雪の粉塵が舞い上がった。雪の結晶のイヤリングが、チリンと鈴の音を鳴らす。冬の妖精が遊戯をするように、凍えた風が踊っている。
 踊り子だった。魔性の美しさだった。彼女は夜の舞台に高々と跳ぶ、氷の魔女だった。

「……管理者殿。あなたが手を汚す必要はありません。」

 怪訝そうな顔で進言した闇笠に、雪は笑った。

「良いのよ。ちっちゃな小鬼くんくらい、私が責任とるわ。というのもね、柚子ちゃんを抑えてられるのは、処刑人である貴方だけなのよ。だから、ちゃんと集中しといて欲しいの。わかった?」
「理屈は承知しましたが、しかし。」
「大丈夫よ。サラーダは私が。たまには管理者の面目も見せないと。」

 くるくると指を回す。そうして氷の煙を集めた小さな玉を作った雪は、それを弄びながら笑みを浮かべた。

「さあ、サラーダ。いつまで眠っているフリを続けるつもりかしら。」
「……っ!」
「バレていないと思ったら大間違いよ。」

 パチンと指を鳴らして、雪は氷の玉を崩壊させた。弾けたそれは七色の虹となって、地に伏せているサラーダへと一直線に向かってゆく。
 瞬間、跳ね起きたサラーダがその虹を避けて……そして着地でぐらりと体を傾けると、体勢の立て直しに失敗してそのままずるりと地面に転がった。蒼白な顔で、両足を痙攣させている。たったこれだけの運動で、肩でゼイゼイと息をする彼は、哀れを通り越して悲壮だった。

「血が足りないのよ。無理は禁物。かなりの量を闇笠に吸われたのを、忘れたのかしら。」
「忘れてなんか……!」
「まあいいわ。それより備えなさい。選択肢が————降ってくる。」

 雪の言葉と同時に、地面から根を生やしたようにズボッと看板のようなものが立ち上がり、そしてそこに天から降ってきた隕石が————否、摩擦で光を放つほどに高速で引き寄せられた墨汁の塊が、ザザーッと降り注いだ。
 看板に着地した墨汁は、ぬらぬらと光りながらそこに文字を焼き付ける。

「神の啓示よ。ありがたく受け取りなさい。」

 雪の後ろ姿が見える。生え抜きの看板。そこにおどろおどろしく浮かび上がった選択肢の文字は、衝撃的な内容を孕んでいた。私が今までに見たことがないほど、非情な選択肢。


€選択肢が提示されました£

 i︎ 、処刑されて図書館の闇を彷徨う
ⅱ、全ての記憶を捨てて平穏な日常を取り戻す

「嘘だ!こんなわけのわからない問いがあるか!」
「理屈は阿呆の脳味噌へ。正気はゴミ屑箱へ。ありのままの現実を受け入れるが賢い選択よ。—————ようこそ、絶望の二択楼へ。」
「……どっちだって、選んでやるものか!」

 サラーダは、血を吐くような声で叫んだ。

「俺が選ぶのは第三の選択肢だ!」
「哀れな子。第三なんて、“ここ”には存在しないのよ。」
「なかろうが何だろうが、俺が作ってやる!実現させてやる!お前を殺して、この雁字搦めの鳥籠から外へ飛び出す!!」

 銀色の眼は煮えた黒鉄に燃え上がり、焼き尽くす魂の叫びが闇夜を震わせる。
 対するは、純白の哀しい眼をした、静かな寒冬の氷の魔女。

「やってみなさい。出来るものならば。」
「アアアァアッ!」
「—————金縛りの術。貴方というオバケの正体は、夜、枕元に現れて呼吸を忘れさせる小鬼の闇。強いわね、確かに。……でも、それが管理者に通用すると思ったら大間違い。」
「ウアァアア!構うものかあぁあ!!」

 サラーダには、もう雪の他の何も目に入っていないようだった。
 彼は、どこから雪の話を聞いていたのか分からない。けれども、雪が『私を殺しても物事は解決しない』と言った時には既に眼を覚ましていたのではないかという、直感があった。
 もちろん、雪が嘘をついた可能性はある。しかし、私にはそうは思えなかった。そしてサラーダも、同じことを感じたに違いない。それでも彼は止まらない。否、止まれないのだ。自らが壊れて果てるまで、暴れ続けるしかない。なぜなら彼は、文字通りに人生の全てを賭けた計画の、最終段階にいるからだ。

「可哀想に。その行動そのものが、既に選択肢の範囲内にあることに気付きもせずに。」

 雪の憐憫に満ちた独白。
 私がハッとして再び先ほどの選択肢を見た時、そこには既にこのような文字があった。


*一番が選択されました*

貴方はほどなく処刑され、永遠に図書館の闇を彷徨うことでしょう。


 私がギョッとして戦場に目を戻した時、雪は静かに氷の粉塵を操作していた。夜風に舞う青白い輝きが、ゆっくりとその眩しさを増してゆく。壮絶な獣の笑みが、雪自体の輝きによって浮き彫りになっている。
 ぎゅっと雪が拳を握り締めた瞬間。周囲に百の氷の玉が誕生した。
 そしてそれらは、一斉にぐるぐると混ざり始める。
 鏡の群衆による暴虐。
 互いが互いの色を反射し、交錯し、光と影が手を繋いで踊り狂う。乱れる背景には幻獣の影絵さえが映されるよう。悪辣な鬼ごっこ。観客の目の自由と判断能力を奪い取る、波乱の猛吹雪。

「おやすみなさい。哀しき小鬼のサラーダ。せめて苦しむことのなきように。」

 千々に氷玉が霧散する。
 煙が晴れた時には、そこには氷漬けになり、眠るように目を閉じたサラーダの姿があった。
 まるで透明な棺桶に入れられたかのよう。
 四角四面の氷の塊には、十字架の切れ込みが走っている。
 あまりな光景に、私はこひゅっと息を呑む。雪は、まるで旗を振り下ろす徒競走の審判の如き鮮やかさで、天に振り上げた手を下ろす。それは容赦のない鉄槌だった。

(待っ……!)

 ガシャン。
 そんな音を立てて、氷の棺桶は砕けた。中身のサラーダは言わずもがな。パッと花の咲くように散った氷の破片は、次第に塵となって消えてゆく。宙に溶けゆく生命の気配に息を呑んだ時、私は呆然と淡く輝くその空中を眺める。そして、ゆっくりと視線を下げた時。煌めく塵に覆われたその地面に、落ちているものに気が付いた。

「死とは、凍りついた生の終わり。歴史とは、雪に埋もれた事実の欠片。そして人生とは—————霜の如き白紙の本の、ページを埋める黒い文字。」

 さようなら。
 そう慈しみに溢れた声で言って、雪はそっと地面へ屈む。
 いつの間にか落ちていたには、一冊の本。雪は大事そうにそれへ微笑みかけると、それを拾い上げて表紙カバーの埃を払う。

(サラーダ……。)

 とうとう、彼は本になってしまった。
 私はやるせなさに涙が滲んだ。どんなに暴れようとしても、念糸を繋いで彼を救おうとしても、それは成功しなかった。そしてたった今、この瞬間、私はこの私を信頼してくれた仲間を一人、みすみす見殺しにしたのだ。
 泣いた。私は泣いた。
 目の前の事実が信じられなくて。情けなくて。哀しくて。
 雪がふわりと本を———サラーダを宙に浮かべると、夜空がそれを掴み取った。任せたわ、おう任しとけ。そんなやり取りが聞こえてきそうなほど、自然な光景だった。そのままクレーンに吊り上げられるように、サラーダの魂は昇ってゆく。宇宙へ。銀河へ。闇に包まれた星空へ。そうして彼の銀の煌めきは、その他の大勢と同じになる。封じ込められたたくさんのオバケの歴史と共に、彼は瞬き始める。

「さあて。」

 それなのに。どうして彼女は冷静なのだろう。どうしてこんな、冷徹で血も涙もない氷の魔女の仮面を、臆面もなく被り続けて、平気なのか。

「そうだ。闇笠。もう柚子ちゃんから手を離して平気よ。」
「……承知。」

 パッと大きな手が首の後ろから離れ、体全体が軽くなる。ゆっくりと手をついて、膝立ちになる。しかし私はその場から一歩も動くことは出来なかった。本当に、動くことを考える思考の余裕すらなかった。私が見ているのは、ただ一人だった。見ることだけが、私の攻撃する術だとでもいうように、私はただひたすらに彼女を睨みつけた。
 柘榴の如く怒りが燃え上がる。
 どうして彼女は。
 あの優しくて大好きだった桜婆ちゃんの双子の彼女は。

「—————柚子ちゃんの選択肢が、降ってくるわ。」

 あぁ。どうして彼女は、私に絶望をばかりを見せつけようとするのだろう。薄っぺらい笑みを。その顔を、良い加減に…!


€選択肢が提示されました£

 i 、氷魔女を殺し、管理者として永住する
ⅱ、幽霊を殺し、外の世界へ帰還する

「………ふざけないで。」
「あら。私も、神様も、大真面目よ。」

 選ぶのなんて真平。
 もう。涙も枯れ果てた。
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