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あたり、ゴリマッチョ先生を怖がる。
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あたりが女体化して二日目の登校時、学校の校門前に一人の教師が生徒たちの服装や髪を染めている者が居ないか目を光らせていた。
この教師の名前は五里雷助25歳。あだ名は勿論”ゴリラ”である。
25歳だが老け顔なため、40歳近くに見える。
更に鍛えすぎた筋肉と濃い体毛の為見た目もゴリラである。
「おい!お前!髪の色、前見たときより明るくなってるだろ?!直してこいよ!」
まるで生徒指導担当の様な事をしているが、勝手にやっている熱血新人教師である。
もちろん生徒達からは嫌がられている。
本人は緩い生徒指導に代わって生徒の為と信じて疑っていない。
「わーー!あわっ?!!きゃう!!」
そんなゴリラが校門前に居るとは露知らず、突然慶次との競争を始めたあたりは、体格差的に壁のようなゴリラにぶつかって尻もちを付いてしまった。
「ん?今何か感触があったような…」
ゴリラは感覚が鈍いようであたりが全速力でぶつかった事をちゃんと認識できていないようだ。
しかし尻もちを付いているあたりを見ると、この女子が当たったのかと納得した……だけでは終わらなかった。
「……か、かわ…!」
「な…?なっ!?」
一方、あたりは自身を見下ろす巨漢の存在に驚愕する。
「ご、ゴリゴリスだぁ?!」
「解説しましょう!ゴリゴリスとは!」
「委員長?!突然どこから湧いたんだ?!」
「ゴリゴリスとは、あたりちゃんが良く見ている特撮に登場する敵側の悪い幹部の事である!子供向けとは思えないほど卑劣な手を使うので全お子様から嫌われているわ!」
「解説おつかれ!」
あたりはゴリゴリス、もとい五里先生を見て怯えたのは特撮を見て刷り込まれたトラウマであった。
怯えられている五里先生の方も様子がなにやらオカシイ。
顔を赤く染めて、目は血走り、鼻息も荒い。
「か、可愛い!!!!惚れた!!俺と付き合ってください!!!!」
「「は?」」
「な?」
慶次と委員長、それとあたり。更に登校中で周りにいた生徒たちも皆理解が出来なかった。
「生まれて始めて一目惚れというやつをした!!これはきっと運命に違いない!!だから俺と結婚してくれぇい!!!」
訳のわからない事をのたまうゴリラに一同唖然である。
しかし、いち早く復活した男がいた。
そう!ツッコミの慶次である!
「おいオッサン!!何言ってんだこのロリコン野郎!!」
「誰がオッサンじゃい!俺はまだ25だ!!」
「あたりは中一だっての!!完全にロリコンだろがっ!!!」
「ほう!”あたりたん”というのか!サンキュー一般男子よ!」
「”たん”とか言うなキモい!!」
「なに、年の差なんて”愛”の前では些細なことだ!そうだろうあたりたん?!…あれ?あたりたん?」
いつの間にかあたりはその場から移動していたようだ。
実は「この教師やべぇ!」と感じた委員長が慶次がツッコんでいる間に避難させていたのだ。
「うおぉーーん!!?マイエンジェルあたりたん何処行ったんだーーーーーーー!!!!」
「うるせぇ!!…はっ!?俺もコイツの相手する必要無かったな!逃げよ…」
その後、校門前で絶叫する五里先生を本当の生徒指導の先生が引きずって行き午前中一杯説教したそうだ。
どこから得たのか委員長が慶次に教えてくれた。
この教師の名前は五里雷助25歳。あだ名は勿論”ゴリラ”である。
25歳だが老け顔なため、40歳近くに見える。
更に鍛えすぎた筋肉と濃い体毛の為見た目もゴリラである。
「おい!お前!髪の色、前見たときより明るくなってるだろ?!直してこいよ!」
まるで生徒指導担当の様な事をしているが、勝手にやっている熱血新人教師である。
もちろん生徒達からは嫌がられている。
本人は緩い生徒指導に代わって生徒の為と信じて疑っていない。
「わーー!あわっ?!!きゃう!!」
そんなゴリラが校門前に居るとは露知らず、突然慶次との競争を始めたあたりは、体格差的に壁のようなゴリラにぶつかって尻もちを付いてしまった。
「ん?今何か感触があったような…」
ゴリラは感覚が鈍いようであたりが全速力でぶつかった事をちゃんと認識できていないようだ。
しかし尻もちを付いているあたりを見ると、この女子が当たったのかと納得した……だけでは終わらなかった。
「……か、かわ…!」
「な…?なっ!?」
一方、あたりは自身を見下ろす巨漢の存在に驚愕する。
「ご、ゴリゴリスだぁ?!」
「解説しましょう!ゴリゴリスとは!」
「委員長?!突然どこから湧いたんだ?!」
「ゴリゴリスとは、あたりちゃんが良く見ている特撮に登場する敵側の悪い幹部の事である!子供向けとは思えないほど卑劣な手を使うので全お子様から嫌われているわ!」
「解説おつかれ!」
あたりはゴリゴリス、もとい五里先生を見て怯えたのは特撮を見て刷り込まれたトラウマであった。
怯えられている五里先生の方も様子がなにやらオカシイ。
顔を赤く染めて、目は血走り、鼻息も荒い。
「か、可愛い!!!!惚れた!!俺と付き合ってください!!!!」
「「は?」」
「な?」
慶次と委員長、それとあたり。更に登校中で周りにいた生徒たちも皆理解が出来なかった。
「生まれて始めて一目惚れというやつをした!!これはきっと運命に違いない!!だから俺と結婚してくれぇい!!!」
訳のわからない事をのたまうゴリラに一同唖然である。
しかし、いち早く復活した男がいた。
そう!ツッコミの慶次である!
「おいオッサン!!何言ってんだこのロリコン野郎!!」
「誰がオッサンじゃい!俺はまだ25だ!!」
「あたりは中一だっての!!完全にロリコンだろがっ!!!」
「ほう!”あたりたん”というのか!サンキュー一般男子よ!」
「”たん”とか言うなキモい!!」
「なに、年の差なんて”愛”の前では些細なことだ!そうだろうあたりたん?!…あれ?あたりたん?」
いつの間にかあたりはその場から移動していたようだ。
実は「この教師やべぇ!」と感じた委員長が慶次がツッコんでいる間に避難させていたのだ。
「うおぉーーん!!?マイエンジェルあたりたん何処行ったんだーーーーーーー!!!!」
「うるせぇ!!…はっ!?俺もコイツの相手する必要無かったな!逃げよ…」
その後、校門前で絶叫する五里先生を本当の生徒指導の先生が引きずって行き午前中一杯説教したそうだ。
どこから得たのか委員長が慶次に教えてくれた。
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