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新章 皐月編
アリスとクロエ
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クロエのレベルも上がったし装備も出来たのでダンジョンから帰って来た。
家に戻ると、ちょうどアリスも戻って来ていた。
アリスの最近の仕事は商業ギルドと冒険者ギルドとのやり取りを任せている。実質町長みたいなものだ。
「あ、サツキも出かけてたんだ。自分も会議が終わった所なんだよ。」
どうやら会議をしていたようだ。
「おつかれー、私はご飯作るからクロエと待ってて。」
アリスとクロエがそれぞれ返事をした後、私は厨房へ向かった。
パスタとグラタンが食べたいな。
☆
サツキお姉ちゃんにアリスと待ってるように言われたのだ。
アリスはお姉ちゃんの部下で長の代理をしてるらしいのだ。まだ挨拶くらいしかしてないのでどんな人がわからないのだ。
「我はサツキお姉ちゃんとダンジョンに行ってたのだ!そこでステッキと服を作って貰ったのだ!」
可愛いステッキとカッコいい服をアリスに見せてあげるのだ!
「へぇー、可愛いねぇ。うん、よく似合ってるよ。」
そう言ってアリスは我の頭をナデナデして来たのだ。
本来なら誇り高き魔族の我に気安く触れる事は不敬なのだがわサツキお姉ちゃんの部下なので許すのだ!アリスは中々ナデナデが上手いのだ。褒めて遣わすのだ!
「うへへ~」
「本当可愛いねぇ、これはサツキもお持ち帰りして来てもしかたないね!」
今度はギュッと抱きしめられたのだ。
これは中々安心するのだ!今度サツキお姉ちゃんにもしてもらうのだ!サツキお姉ちゃんのあのおっぱいならもっと凄そうなのだ!
☆
グラタンが思いの外早く作れたので2人を呼びに行くと、リビングのソファーでクロエを抱っこしてデレデレした顔のアリスが座っていた。顔ヤバイな。
クロエの方は寝てしまったようだ。
お昼寝させた方が良いのかな?まだ子供だしなぁ。5.6歳くらいだったかなクロエ。
クロエの分を∞収納に入れて、起きてからあげる事にした。
「アリスは食べる?明太子クリームパスタとウニジャガグラタン。」
「うぅ、食べたいけど今両手に幸せを抱えてるから無理ー!」
しあわせを抱っこしていて食べられないらしいのでアリスの分も収納しといた。クロエが起きたら一緒に出してあげよう。
「じゃあクロエが起きたら出すから言いに来てね。」
「わかった!」
アリスは割と大きい声を出しているけど、クロエは一度寝ると中々起きない子なので大丈夫だった。全裸にして全身タオルで拭いても起きなかったしね。
私はササっとご飯を食べてからお風呂の準備をした。
一応生活魔法のクリーンで綺麗にしたけどお風呂は入りたいよね。クロエもお風呂好きだし。
ただ、歯磨きはクリーンの方が良い。
歯磨き仕方が下手なのか口の中がボロボロになるんだよね。粘膜弱いのかもしれない。
家に戻ると、ちょうどアリスも戻って来ていた。
アリスの最近の仕事は商業ギルドと冒険者ギルドとのやり取りを任せている。実質町長みたいなものだ。
「あ、サツキも出かけてたんだ。自分も会議が終わった所なんだよ。」
どうやら会議をしていたようだ。
「おつかれー、私はご飯作るからクロエと待ってて。」
アリスとクロエがそれぞれ返事をした後、私は厨房へ向かった。
パスタとグラタンが食べたいな。
☆
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アリスはお姉ちゃんの部下で長の代理をしてるらしいのだ。まだ挨拶くらいしかしてないのでどんな人がわからないのだ。
「我はサツキお姉ちゃんとダンジョンに行ってたのだ!そこでステッキと服を作って貰ったのだ!」
可愛いステッキとカッコいい服をアリスに見せてあげるのだ!
「へぇー、可愛いねぇ。うん、よく似合ってるよ。」
そう言ってアリスは我の頭をナデナデして来たのだ。
本来なら誇り高き魔族の我に気安く触れる事は不敬なのだがわサツキお姉ちゃんの部下なので許すのだ!アリスは中々ナデナデが上手いのだ。褒めて遣わすのだ!
「うへへ~」
「本当可愛いねぇ、これはサツキもお持ち帰りして来てもしかたないね!」
今度はギュッと抱きしめられたのだ。
これは中々安心するのだ!今度サツキお姉ちゃんにもしてもらうのだ!サツキお姉ちゃんのあのおっぱいならもっと凄そうなのだ!
☆
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クロエの方は寝てしまったようだ。
お昼寝させた方が良いのかな?まだ子供だしなぁ。5.6歳くらいだったかなクロエ。
クロエの分を∞収納に入れて、起きてからあげる事にした。
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「うぅ、食べたいけど今両手に幸せを抱えてるから無理ー!」
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「じゃあクロエが起きたら出すから言いに来てね。」
「わかった!」
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