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6章 勇者召喚編
変わる世界~とある冒険者side~
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俺はジャック、冒険者だ。
まだ1年くらいの駆け出しだけどな。
俺はいつもの様に薬草採取とゴブリン退治の依頼を受けて近くの森で活動してたんだ。
俺と同期ぐらいの奴らもチラホラ見かける。
才能がある奴は既にオーク討伐の依頼をこなしている。
ゴブリンとオークでは貰える金額にかなり差が出る。オーク狩りが出来る奴らは良い装備を買い更に強くなる。羨ましいぜ!
つまりここにいる俺たちは才能が無い凡人って奴だな。
あー空から才能降って来ねーかな~
『聴こえますか?・・・聴こえていますね。私は創造神コトナです、今世界中の人々に話しかけています。今からあなた達に特殊能力、ギフトを授けます。ギフトは15歳以上の者に授けます、15歳未満の者も15歳に達したら授けましょう。・・・私達はあなた方を見ています。愚か者には罰を与える事もあるでしょう。』
直接頭の中に声が聞こえた。
神様?マジか!
ギフトだって?マジかよ才能降ってきたぜ!!
周りの奴らも驚いているって事は聞こえたのは俺だけじゃ無いみたいだな。
おっ!自分の中に力があるのを感じるぞ!
瞬間移動レベル1
1時間に1度10メートル以内に瞬間移動出来る。
と言う説明が頭に浮かんできた。
瞬間移動?レベルがあるって事はどんどん強く使いやすくなるって事だよな?
そうだと信じてるぞ!
ひとまずギフトを使ってみることにした。
周りの奴らも既に試している奴がいる。
あいつはどうやら指先から矢を放てる様になったらしい、しかも一発撃つと次に撃てるのが1分後みたいだ。
俺の方が使い勝手が良さそうだな。
俺は木の上に瞬間移動してみた。
うおっ!移動後は少し方向感覚が無くなるな、落ちる所だったぜ!
木の上から他の奴らのギフトを見てみる。
火を出す奴、水を出す奴は魔法でも出来るよな、あれはハズレかな。
身体を獣人よりもケモノっぽく変身してる奴もいるな、身体能力がかなり上がるみたいだ。凄い速さで動き回っている。あれはアタリかな。
他には何しているのかわからない奴もあったが、全てにおいて言えるのはレベル1だと使い勝手が悪いと言えるだろうな。
レベルの上げ方は恐らく使う回数か、魔物を倒した時の経験値か、その両方かも知れない。
これは出来るだけ早くレベル上げた方が有利だな、まずは倒し慣れているゴブリンからギフトを使って倒してみよう。
オークを狩りたいが、倒した事も無いのにギフトでぶっつけ本番なんて馬鹿な事はしないぜ。
○
ギフトを授かってから早1週間、瞬間移動レベル2になった。
瞬間移動レベル2
30分に1度20メートル以内に瞬間移動出来る。
瞬間移動にも大分慣れてきたのでオークを狩り始めた辺りからレベルが上がった。
やっぱり強い奴に使った方がレベルが上がりやすいのかも知れないな。
最近気がついたんだけど、ステータスが表示されなくなった。
その代わりに自分のギフトやスキルはいつでも感じられるようになったんだ。
今の俺のスキルとギフトはこんな感じだ
スキル[片手剣術レベル2・小盾術レベル1・解体術レベル2・調理術レベル3・火魔法レベル2]
ギフト[瞬間移動レベル2]
どうやらスキルもギフトの様にレベル制の様だ。
どうせならスキルレベルも上げるべきだな。
ギフトが手に入ってから魔物はギフトを使って倒して、次使えるまでの時間は休憩していたけど、その時間で剣や盾のスキル上げが出来たな。
勿体無かったかも知れない。
おっとそろそろギフトが使えるようになるな!
オークを探しに動き出すと直ぐにオークを見つけられた。でもなんだアレ?金色のオーク?
と、取り敢えず倒そう!
俺はいつもの戦法、オークの頭上高くに瞬間移動して自重と落下速度を利用した一撃必殺を叩き込んだ。
これで今までのオークは真っ二つに出来ていた。
この金色のオークも例に漏れず真っ二つだ!
ただコイツは屍骸が残らず光になり俺の中に入って来た。
正直ビビったけど俺に吸収されて直ぐに気がついた。
コイツ経験値の塊だ!
瞬間移動レベル5
1分に1度50メートル以内に瞬間移動出来る。
片手剣術レベル5
小盾術レベル4
解体術レベル5
調理術レベル5
火魔法レベル5
一気にレベルが上がった!
スキルに関しての説明は無いけど、試しにその辺のゴブリンを狩ってみたら達人のような鋭い太刀筋を無意識に出来るようになっていた。
他にも解体、調理も一流と呼べるものになっていた。
火魔法だって王宮魔術師にも匹敵するだろう!
ヤベエ!俺最強かもしれねぇ!!
それからたった数ヶ月で俺は「光速のジャック」と呼ばれるSランク冒険者になっのだった。
神様マジありがとう!
まだ1年くらいの駆け出しだけどな。
俺はいつもの様に薬草採取とゴブリン退治の依頼を受けて近くの森で活動してたんだ。
俺と同期ぐらいの奴らもチラホラ見かける。
才能がある奴は既にオーク討伐の依頼をこなしている。
ゴブリンとオークでは貰える金額にかなり差が出る。オーク狩りが出来る奴らは良い装備を買い更に強くなる。羨ましいぜ!
つまりここにいる俺たちは才能が無い凡人って奴だな。
あー空から才能降って来ねーかな~
『聴こえますか?・・・聴こえていますね。私は創造神コトナです、今世界中の人々に話しかけています。今からあなた達に特殊能力、ギフトを授けます。ギフトは15歳以上の者に授けます、15歳未満の者も15歳に達したら授けましょう。・・・私達はあなた方を見ています。愚か者には罰を与える事もあるでしょう。』
直接頭の中に声が聞こえた。
神様?マジか!
ギフトだって?マジかよ才能降ってきたぜ!!
周りの奴らも驚いているって事は聞こえたのは俺だけじゃ無いみたいだな。
おっ!自分の中に力があるのを感じるぞ!
瞬間移動レベル1
1時間に1度10メートル以内に瞬間移動出来る。
と言う説明が頭に浮かんできた。
瞬間移動?レベルがあるって事はどんどん強く使いやすくなるって事だよな?
そうだと信じてるぞ!
ひとまずギフトを使ってみることにした。
周りの奴らも既に試している奴がいる。
あいつはどうやら指先から矢を放てる様になったらしい、しかも一発撃つと次に撃てるのが1分後みたいだ。
俺の方が使い勝手が良さそうだな。
俺は木の上に瞬間移動してみた。
うおっ!移動後は少し方向感覚が無くなるな、落ちる所だったぜ!
木の上から他の奴らのギフトを見てみる。
火を出す奴、水を出す奴は魔法でも出来るよな、あれはハズレかな。
身体を獣人よりもケモノっぽく変身してる奴もいるな、身体能力がかなり上がるみたいだ。凄い速さで動き回っている。あれはアタリかな。
他には何しているのかわからない奴もあったが、全てにおいて言えるのはレベル1だと使い勝手が悪いと言えるだろうな。
レベルの上げ方は恐らく使う回数か、魔物を倒した時の経験値か、その両方かも知れない。
これは出来るだけ早くレベル上げた方が有利だな、まずは倒し慣れているゴブリンからギフトを使って倒してみよう。
オークを狩りたいが、倒した事も無いのにギフトでぶっつけ本番なんて馬鹿な事はしないぜ。
○
ギフトを授かってから早1週間、瞬間移動レベル2になった。
瞬間移動レベル2
30分に1度20メートル以内に瞬間移動出来る。
瞬間移動にも大分慣れてきたのでオークを狩り始めた辺りからレベルが上がった。
やっぱり強い奴に使った方がレベルが上がりやすいのかも知れないな。
最近気がついたんだけど、ステータスが表示されなくなった。
その代わりに自分のギフトやスキルはいつでも感じられるようになったんだ。
今の俺のスキルとギフトはこんな感じだ
スキル[片手剣術レベル2・小盾術レベル1・解体術レベル2・調理術レベル3・火魔法レベル2]
ギフト[瞬間移動レベル2]
どうやらスキルもギフトの様にレベル制の様だ。
どうせならスキルレベルも上げるべきだな。
ギフトが手に入ってから魔物はギフトを使って倒して、次使えるまでの時間は休憩していたけど、その時間で剣や盾のスキル上げが出来たな。
勿体無かったかも知れない。
おっとそろそろギフトが使えるようになるな!
オークを探しに動き出すと直ぐにオークを見つけられた。でもなんだアレ?金色のオーク?
と、取り敢えず倒そう!
俺はいつもの戦法、オークの頭上高くに瞬間移動して自重と落下速度を利用した一撃必殺を叩き込んだ。
これで今までのオークは真っ二つに出来ていた。
この金色のオークも例に漏れず真っ二つだ!
ただコイツは屍骸が残らず光になり俺の中に入って来た。
正直ビビったけど俺に吸収されて直ぐに気がついた。
コイツ経験値の塊だ!
瞬間移動レベル5
1分に1度50メートル以内に瞬間移動出来る。
片手剣術レベル5
小盾術レベル4
解体術レベル5
調理術レベル5
火魔法レベル5
一気にレベルが上がった!
スキルに関しての説明は無いけど、試しにその辺のゴブリンを狩ってみたら達人のような鋭い太刀筋を無意識に出来るようになっていた。
他にも解体、調理も一流と呼べるものになっていた。
火魔法だって王宮魔術師にも匹敵するだろう!
ヤベエ!俺最強かもしれねぇ!!
それからたった数ヶ月で俺は「光速のジャック」と呼ばれるSランク冒険者になっのだった。
神様マジありがとう!
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