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4章 色々な転生者達
勇者の旅 その11
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スペード大陸にある1つの国、フォクス王国。
この国は獣人が多い国なのです。
王侯貴族はみんな獣人で、王族は狐の獣人です。
婿や嫁に他の人種が入る事もあるけど獣人の血が強いので生まれる子供は獣人になるようです。
ファースト全体に言えるですが、ハーフというものが無いのです。
(ほら、ハーフって迫害の対象になったりするでしょ?だからミドリに調整してもらったんだよ。)
コトナの仕業だったです!
フォクス王国の王都フォクスダムへはウマコが爆走したおかげですぐだったです。
進行ルート付近の町村が新種の魔物だと騒いでたけど気にしないです。
王都の門の前で順番待ちです。
暇なのでウマコの話をするです。
どうやらウマコは爆走しながら魔物をなぎ倒していたようで、レベルがガンガン上って進化できるほどになっていたです。
ウマコは普通の馬ですが使徒なので進化できるですよ!
「ウマコ進化するです?」
『まずはそのまま厩に行ってオスを探してアタックするわ!それでもし私の魅力が足りなかったら進化して再アタックよ!!』
「わかったです。」
「そろそろ王都に入れそうだよ」
馬車の小窓から外を覗いていたステラが教えてくれるです。
ちなみにトージは寝てるです。
♤
フォクスダムの住人は和風な感じですが建物はレンガに瓦だったり、服装が着流しにズボンだったり色々混ざってるです。
他国からの冒険者達は洋風な格好ですが、フォクスの武器を使っている人もいるです。
「刀だ!ちょっと武器屋行ってくるぜ!」
「私も!!」
トージとステラは刀が欲しいみたいです。コトノは秘剣があるのでいらないです。
コトノはお先に冒険者ギルドへ行くです!
♤
「おい女!ちょっとこっち来て酌しろや!」
冒険者ギルドに入ると、右手にお猪口、左手に天ぷらを持ったオッサンが絡んできたです。
これがテンプラ、いやテンプレってやつです?
「コトノみたいな美少女に声を掛けるのは事案なのです!お巡りさんコイツです!!」
「ちょっ!何言ってやがる!?俺は酒を注げって言っただけだ!!」
天ぷらオッサン略して天サンはギルド中の冒険者から白い目で見られ慌ててるです。
「オレには幼い娘がいるんだが、娘を持つ親としてこいつぁ見過ごせないねぇ・・・」
隻眼に三度笠、着物の上から胸当てや籠手をつけたイケメン侍が天サンの前に出たです。
「ひぃっ!!Sランクのケンゴウさん!違うんだ俺は・・・冗談、そう冗談だったんだ!!」
イケメン侍ことケンゴウさんは腰にさげた刀を抜き天サンの髪や服を細かく切り刻んだで鞘に刀を戻したです。
コトノにはしっかり見えてるですが、天さんや他の冒険者には全く見えてないです。所謂「俺じゃなかったら見逃しちゃうね」というやつです。
「これで勘弁してやるよ」
チンという刀を鞘に戻した音がすると天サンの髪と服がバラバラになったです。
「ひぃぃぃっ!!!」
天サンはフンドシ一丁で逃げ出したです。
なるほど絡んでくる輩はああやって追い払うですね!勉強になるです!!
「ありがとうです!」
コトノは礼儀正しいのでキチンとお礼を言うです。
「おう」
ケンゴウさんはコトノの頭を軽く撫でてギルドから出ていったです。
男前です!
この国は獣人が多い国なのです。
王侯貴族はみんな獣人で、王族は狐の獣人です。
婿や嫁に他の人種が入る事もあるけど獣人の血が強いので生まれる子供は獣人になるようです。
ファースト全体に言えるですが、ハーフというものが無いのです。
(ほら、ハーフって迫害の対象になったりするでしょ?だからミドリに調整してもらったんだよ。)
コトナの仕業だったです!
フォクス王国の王都フォクスダムへはウマコが爆走したおかげですぐだったです。
進行ルート付近の町村が新種の魔物だと騒いでたけど気にしないです。
王都の門の前で順番待ちです。
暇なのでウマコの話をするです。
どうやらウマコは爆走しながら魔物をなぎ倒していたようで、レベルがガンガン上って進化できるほどになっていたです。
ウマコは普通の馬ですが使徒なので進化できるですよ!
「ウマコ進化するです?」
『まずはそのまま厩に行ってオスを探してアタックするわ!それでもし私の魅力が足りなかったら進化して再アタックよ!!』
「わかったです。」
「そろそろ王都に入れそうだよ」
馬車の小窓から外を覗いていたステラが教えてくれるです。
ちなみにトージは寝てるです。
♤
フォクスダムの住人は和風な感じですが建物はレンガに瓦だったり、服装が着流しにズボンだったり色々混ざってるです。
他国からの冒険者達は洋風な格好ですが、フォクスの武器を使っている人もいるです。
「刀だ!ちょっと武器屋行ってくるぜ!」
「私も!!」
トージとステラは刀が欲しいみたいです。コトノは秘剣があるのでいらないです。
コトノはお先に冒険者ギルドへ行くです!
♤
「おい女!ちょっとこっち来て酌しろや!」
冒険者ギルドに入ると、右手にお猪口、左手に天ぷらを持ったオッサンが絡んできたです。
これがテンプラ、いやテンプレってやつです?
「コトノみたいな美少女に声を掛けるのは事案なのです!お巡りさんコイツです!!」
「ちょっ!何言ってやがる!?俺は酒を注げって言っただけだ!!」
天ぷらオッサン略して天サンはギルド中の冒険者から白い目で見られ慌ててるです。
「オレには幼い娘がいるんだが、娘を持つ親としてこいつぁ見過ごせないねぇ・・・」
隻眼に三度笠、着物の上から胸当てや籠手をつけたイケメン侍が天サンの前に出たです。
「ひぃっ!!Sランクのケンゴウさん!違うんだ俺は・・・冗談、そう冗談だったんだ!!」
イケメン侍ことケンゴウさんは腰にさげた刀を抜き天サンの髪や服を細かく切り刻んだで鞘に刀を戻したです。
コトノにはしっかり見えてるですが、天さんや他の冒険者には全く見えてないです。所謂「俺じゃなかったら見逃しちゃうね」というやつです。
「これで勘弁してやるよ」
チンという刀を鞘に戻した音がすると天サンの髪と服がバラバラになったです。
「ひぃぃぃっ!!!」
天サンはフンドシ一丁で逃げ出したです。
なるほど絡んでくる輩はああやって追い払うですね!勉強になるです!!
「ありがとうです!」
コトノは礼儀正しいのでキチンとお礼を言うです。
「おう」
ケンゴウさんはコトノの頭を軽く撫でてギルドから出ていったです。
男前です!
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