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3章 コトナ、未来の学園とアバター冒険者編

世界樹大陸

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私と花子は世界樹大陸にやってきた。

まずは世界樹のミドリと合わせることにした。

「はじめましてぇ世界樹のミドリっていいますぅ」
相変わらず間延びした喋り方のミドリ。

「はじめまして!花子です!ミドリさんは精霊なんですか?」
精霊・・・そういえば精霊って作ってなかったな、ファンタジーの定番なのに!
今からでも作ろうかな?

「いえいえ~私は創造主様に作って頂いたヒューマノイドインターフェースっぽいヤツですよぉ」
どこでそんな言葉覚えたんだミドリ。

「凄い!ファンタジーだけじゃなくてSF要素もあったんだ!宇宙旅行とか行けるのコトナ?」
SFは全く詳しくないから作るつもりは無い。
映画のスター○ォーズを見ると途中で必ず寝てしまうくらいSFには弱いのだ。

ロボットとかなら面白そうだ、私がいた頃の地球でもロボットはあったからね。
私がSF苦手な理由は壮大過ぎる世界観について行けないというのもある。
ファンタジーも濃厚過ぎるのは付いていけない、具体的に言うとスカイ○ムのストーリーや固有名詞がよくわからないのだ。
ゲーム自体は好きなんだけどね。

おっと思考がズレてきた。

「SFは無いよ、宇宙に行くだけならやってもいいけど。」

「軽いSFなら私がアイデアだすわ!この世界は魔導科学が発達してきているから、未来予想をした物を作ればいいのよ!例えば魔導列車が空を飛ぶとか、魔導だから魔法も組み合わせ地球のより早くて安全な列車というのもありね!」
花子はSF好きだったのか。
誰かにアイデアを貰い、私が作るのもアリか。

「じゃあ今度作ってみようか。」

「約束ね!絶対よ?!」
はいはい。



花子にミドリの仕事の説明をする。
要点だけ言うと
・ファーストの環境や魔力の管理
・情報の管理、演算、改竄
・魂の管理(直接動いているのは天使達)
・神託
・コトナに頼まれた雑用

「え?ミドリさん仕事多くない?コトナ丸投げしすぎ!」
まるで私の事を仕事をしない上司みたいに見ている花子。

「そんな事ないですよぉ、これでも世界樹のスペック的に数パーセントしかメモリ使ってませんからぁ」
世界樹のスペックを高くしすぎてファーストなら50個くらい同時に管理できるんじゃないかな。

「あぁそうだミドリ、精霊を作ろうと思うんだけど管理任せて良いかな?」

「精霊ですかぁ?・・・ぜひお願いしますぅ!魔法の魔力と属性の管理用に各属性の精霊王を作って貰えると管理しやすいですぅ!」

各属性、火、水、土、風、光、闇かな。
重力と時間と空間は私が今まで通り管理しとこう。

小説やゲームだと作品によって雷とか氷もあるけど、私はシンプルなのが好きなので、
火属性の上位に爆炎、
水の上位が氷、
土の上位に木、
風の上位に雷、
光の上位に聖、
闇の上位に虚無。

基本属性を極めないと上位を使えない。
一部、聖女ジョブだと聖属性魔法が使えるとかの例外はあるけどね。

※属性魔法について。
火、水、土、風の基本4属性は文字通りの魔法です。

光は肉体的な癒しや、照明に使える魔法です。器用な人なら光学迷彩みたいなことも出来ます。
上位である聖は強力な肉体的な癒しと浄化、結界など。

闇は隠密、隠蔽、精神的な癒し。格下への洗脳や暗示などの精神的な支配が出来てしまう結構危ない魔法もある。
上位である虚無は他の基本4属性魔法を解除や無効化出来る。光、重力、時、空間は無効化出来ない。

属性の序列は上から、時=空間=重力、光=闇、火水土風はジャンケンみたいな関係なので同列。

これらはあくまでもファーストで採用されている属性であり、コトナの【創造】でいくらでも属性を増やせる。更に【神魔改造】したヤバイ属性もある。

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