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3章 コトナ、未来の学園とアバター冒険者編

オーガ退治

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オーガを3匹だけ倒し村に帰ってきた。

またリオンが村長と話し合いをする。

私達は宿屋へ行く、小さい村だからか古ぼけた宿屋しかない。

明日の早朝までは自由時間だ、宿の部屋に鍵をかけてプライベートルームに入り寛ぐ。

「ボクは夕飯作るね!」
「アタリはゲームするー!」
私もゲームしよう。

女神のオモチャの3人だけの時はハツキが料理担当だ、モデルの女の子が家事全般完璧な子だったので任せている。

ご飯が出来るまでアタリとバイオハ○ード6をco-opプレイして遊んだ。アタリはビビリだった。


夕飯はツナサラダ、チーズインハンバーグ、マッシュポテト、ホウレンソウのバター炒め、コーンポタージュスープ、ライスorパンだ。

美味しかった。


3人でお風呂に入る。
みんな髪が長いので洗いっこする。
髪洗うのもハツキが一番上手いね。

寝る時は着ぐるみパジャマだ、ハツキは白ウサギ、ハツキは黒猫、私はパンダ。
ダラダラ雑多な話をしながら寝る。



朝、ハツキに起こされた。
アタリはうーちゃんに起こされている。どこから現れたんだ?

準備を終わらせて宿の部屋に出てさらに外に出る、リオン達も丁度降りてきた。

「よし、昨日の続きだ。オーガを倒しに行くぞ!」
リオンを先頭に昨日の山まで行く、山に着いたらブライトが先頭になり索敵しながらオーガを探す。

ちなみにこの辺のオーガはのこり24匹いる。
山には23匹、残りの1匹は山の反対側の谷に居るようだ。ハグレのようだ。

リオン達が見逃したら収納しとこう。

「居たぞ・・・」

今度は6匹のオーガ。さらに近くに10匹。

「6匹か多いな・・・コトナ昨日の足止め複数でも行けるか?」

「余裕」

「じゃあ4匹の足止めを・・・」
「いや14匹の足を止めるよ」

リオン達は近くの10匹には気付いてなかったようだ。

「む、さらに10匹か・・・気が付かなかったすまん。」
ブライトが謝る、私は手をヒラヒラさせ気にするなのジェスチャーをする。

14匹の両足分、28回矢を速射し足を止める。

「よし、あとは任せろ!!」
リオンとブライトが残った2匹に襲いかかる。

「アタリもやる~!」
アタリが空気の弾丸、サイレントエアバレットが足止めしたオーガの眉間を撃ち抜いていく。

リオン達がオーガの元にたどり着くまでに14匹全部倒してしまった。

「え!?今何したの?」
近くで見ていたリーネさんが驚いていた。

「普通の風魔法だよ、エアバレット!」

いや普通ではない、風魔法を針くらいまで圧縮して打ち出し、敵の体内に入った瞬間圧縮を解除して破裂させる。
元は初級魔法だけど、これだけアレンジしたらもう別魔法だと思う。

アタリの魔法アレンジは凶悪だ初級魔法ですら必殺の威力がある。

ハツキは近寄ってきたリスや普通のウサギと戯れている、マイペースだな。

「アタリは天才魔法使いだったんだね、助かったよ!でも魔力は温存するんだよ。」

リーネさんは根掘り葉掘り聞きたそうだが、リオンとブライトは特に気にしてないようなので大丈夫そうだ。平和が一番。


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