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2章 コトナ、世界を作る編

新人美少女冒険者パーティー[楽園乙女]結成!

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冒険者ギルドの入会手続きが終わり、次はパーティー登録手続だ。

「パーティー名どうしようか?」

脳筋長身少女ことアマンダ・マニュイー17歳。
一見リーダーぽいが中身は脳筋寄りの残念少女。
かなりポジティブな正確をしている。
175センチくらいありそう、赤毛のボブカットで顔は少しキリッとして見えるが実は何も考えてないらしい。

「女の子・・・いや美少女グループだから[美少女]とか[乙女]とか入れたいな~」

とアマンダは言うが、美少女・・・たしかに4人共美少女だ、アマンダは黙っていればと頭に付くが。
私?私は普通だろう美はつかないと思うぞ。


「どうせ名付けるなら呼びやすさや字面が良いほうが好ましいですね。これから名を馳せるのですから。クックック・・・」

小柄なメガネ少女ことクーリス・トロン16歳。
頭が良さそうだが少し腹黒っぽいな、あと基本的に敬語で話すようだ。
黒に近い青い髪をしている紺色っていうのかな?メガネは黒縁で少しタレた目によく似合っている。
あと小柄だと言ったがそれはこの4人の中でって事で145センチはあるから私より15センチほど大きい。羨ましいのである。


「そうね・・・[楽園乙女]とかどうかしら?字面も響きも良いとおもうのだけれど。」

ポニーテール少女ことリリア・ファイアブロスト17歳。
実はこの人がリーダー。面倒見がよく決断力もある。
金髪でツリ目、ツンデレぽい見た目をしているが今の所ツン要素は見受けられない。
特徴はきれいなポニーテールと女言葉かな。
映画や小説・漫画などで使われる女言葉って実際使ってる人あまり見たことないけど、美少女が使うと違和感無いな。


「それ、良い・・・」
無口美少女ことモモ・ペシェル15。
4人のなかで一番の美少女。
ロングの桃色の髪で肌も白い、目がパッチリして可愛い。
口数が少ないが声も可愛いので暗い感じは全く無い。なんじゃこの美少女。
身長も160センチありスタイルも良い。心の中で「私の嫁」と呼ぼうか、冗談だけど。


「あ、うんそれでいいと思うよ」
4人の視線が私に向いたので私の意見も言っておいた。
・・・ふう4人の美少女のことを考えて会話に集中してなかったぜ。


「[楽園乙女]結成!!わー!」
テンションMAXなアマンダはハシャイでいる。

「じゃあまずは結成記念に美味しいものを食べに行くわよ」
リリアもつられてテンションが上がっているようだ。

「イヴォルトの名店は網羅していますよ。私的オススメ店は[モモンガの家]です!ケーキが絶品なんです!それかガッツリ食べたいなら・・・」
クーリスは情報通らしく直様オススメのお店の情報をツラツラと語りだした。

「ケーキ!ケーキ!」
モモはケーキという言葉に反応して大きな目をキラキラさせてテンションを上げている。思ったより感情豊かだった。

「じゃあケーキを食べながら今後の計画を立てることにしよう。」

そんなわけで私達はケーキの美味しいお店[モモンガの家]へ向かうのだった。

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