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1章 コトナ、ワーランドに降り立つ編
忘れてた
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あ、ウルフの毛皮売るの忘れてた。
ギルドの騒ぎから抜け出した私は目的をすっかり忘れていた事を思い出した。
町に入る時の行列と、ギルド受け付けの行列で、時刻は夕方になっていた。
うーん、どうしようか。
お金がないから宿に泊まれないし、夕飯すら買えない。
ウルフの肉があるから夕飯はなんとかなるかな?火魔法で焼けば・・・味付けは塩、塩が無いな、岩塩とか・・・間合い内にあったので収納。
ご飯は大丈夫、後は寝る場所か、あ、【無限世界】のプライベートルームでいいな、宿屋より安全だ。
ダンジョンは明日行こう。
今、私はプライベートルームに来ている、時間の流れは外と同じにしてある。
何も無い真っ白な空間、明るい、光源何処?
家具欲しいな、ゴブリンから奪った【木工】スキルがあるから、木が手に入れば作れそう。
ベッドが欲しいけど木だけじゃ作れないよねぇ。
マットレスって布かな?スキルだと【裁縫】とか【製布】。スプリングもいるから【鉄工】とかも必要かな?
現状では作れないな。
素直に家具屋で買おう。
夕飯にウルフ肉の塩焼きを食べた、今日始めての食事だ、【解体】スキルは便利でイメージすれば、スジが多いウルフ肉も柔らかお肉に加工してくれる、とても美味しかった。
プライベートルームの床をフワフワにしたら寝心地がとても良かった、もうベッドいらないかもしれない。
灯りも薄暗い感じにして寝た。
朝だ、時刻はわからん。
外に出てみよう。
人気のない場所に出る。
プライベートルーム内に居ても外を【察知】できるのは便利だ、太陽の位置がわからないから時刻が分からないのが唯一の欠点かな。
冒険者ギルドへ着くと、掲示板を見てみる。
[ウルフの毛皮 1枚につき 500ラウンド]
[ウルフの牙 1匹分 500ラウンド]
[スライムゼリー 1匹分 100ラウンド]
素材の買取表だ、依頼ではないようだ。
ダンジョンが近くに無い町なら普通の依頼があるのだろう。
一応武具が無いとダンジョンに入れてもらえないかもだから、ウルフ素材を売ろう。
買取と書かれたカウンターへ行く、この時間は並んで無いようだ。
「ウルフの毛皮と牙を売りたい。」
私は予め出していた素材をカウンターに乗せる。
「おう、ウルフの毛皮10枚にウルフの牙10匹分か、しめて1万ラウンドだな、銀貨で渡そう。」
買取カウンターのオッサンが手慣れた様子で換金してくれた。
「どうも」
私は銀貨10枚受け取った。
銀貨1枚で1,000ラウンドか。
ギルドに来る時に見た宿屋の看板に、一泊朝夕飯付き500ラウンドだった。
物価の違いがあるから正確では無いけど、1ラウンド10円くらいだろうか。
何となく金銭感覚はわかった。
これで武具買えるだろうか。
ギルドの騒ぎから抜け出した私は目的をすっかり忘れていた事を思い出した。
町に入る時の行列と、ギルド受け付けの行列で、時刻は夕方になっていた。
うーん、どうしようか。
お金がないから宿に泊まれないし、夕飯すら買えない。
ウルフの肉があるから夕飯はなんとかなるかな?火魔法で焼けば・・・味付けは塩、塩が無いな、岩塩とか・・・間合い内にあったので収納。
ご飯は大丈夫、後は寝る場所か、あ、【無限世界】のプライベートルームでいいな、宿屋より安全だ。
ダンジョンは明日行こう。
今、私はプライベートルームに来ている、時間の流れは外と同じにしてある。
何も無い真っ白な空間、明るい、光源何処?
家具欲しいな、ゴブリンから奪った【木工】スキルがあるから、木が手に入れば作れそう。
ベッドが欲しいけど木だけじゃ作れないよねぇ。
マットレスって布かな?スキルだと【裁縫】とか【製布】。スプリングもいるから【鉄工】とかも必要かな?
現状では作れないな。
素直に家具屋で買おう。
夕飯にウルフ肉の塩焼きを食べた、今日始めての食事だ、【解体】スキルは便利でイメージすれば、スジが多いウルフ肉も柔らかお肉に加工してくれる、とても美味しかった。
プライベートルームの床をフワフワにしたら寝心地がとても良かった、もうベッドいらないかもしれない。
灯りも薄暗い感じにして寝た。
朝だ、時刻はわからん。
外に出てみよう。
人気のない場所に出る。
プライベートルーム内に居ても外を【察知】できるのは便利だ、太陽の位置がわからないから時刻が分からないのが唯一の欠点かな。
冒険者ギルドへ着くと、掲示板を見てみる。
[ウルフの毛皮 1枚につき 500ラウンド]
[ウルフの牙 1匹分 500ラウンド]
[スライムゼリー 1匹分 100ラウンド]
素材の買取表だ、依頼ではないようだ。
ダンジョンが近くに無い町なら普通の依頼があるのだろう。
一応武具が無いとダンジョンに入れてもらえないかもだから、ウルフ素材を売ろう。
買取と書かれたカウンターへ行く、この時間は並んで無いようだ。
「ウルフの毛皮と牙を売りたい。」
私は予め出していた素材をカウンターに乗せる。
「おう、ウルフの毛皮10枚にウルフの牙10匹分か、しめて1万ラウンドだな、銀貨で渡そう。」
買取カウンターのオッサンが手慣れた様子で換金してくれた。
「どうも」
私は銀貨10枚受け取った。
銀貨1枚で1,000ラウンドか。
ギルドに来る時に見た宿屋の看板に、一泊朝夕飯付き500ラウンドだった。
物価の違いがあるから正確では無いけど、1ラウンド10円くらいだろうか。
何となく金銭感覚はわかった。
これで武具買えるだろうか。
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