1 / 11
はじまり はじまり
プロローグ
しおりを挟む
中央大陸のちょうど真ん中、遥か昔、神話の時代に出来たと言われる超巨大なクレーターがあった。
そのクレーターの淵は酷く盛り上がり断崖絶壁、とても人が登れる場所では無かった。「飛んで行けないのか?」だって?無理だ。なにせ淵には古代竜の巣があるから。
そんな人が認知出来ない領域に、少女がひとり住んでいた。
「今日は良い鉱石が手に入ったよ!これでアレを作ろうね!」
少女は足元に転がる玉、いや、ミニスライムに話しかけていた。
《ピキー!》
ミニスライムは少女の声に反応してコロコロ転がっている。どうやら喜びを表現しているようだ。
少女は手に持った鉱石に魔力を通すと、鉱石が発光し始めた。すると鉱石は余分な不純物がボロボロと出て純粋な金属へと変わった。
「少し量が足りないかも!まぁいいか!」
少女はそのまま更に魔力を込めると、今度は形が変わっていく。何度も織り混ざりながら形を変えていき、発光が止む頃にはひとつの武器が出来ていた。この世界には無い形の、異世界刀と呼ばれるものだ。
「うん!上手く作れたね!流石わたし!って言ってもこれで10本目だもんね!」
《ピキー!》
「うんうん!そうだね、今度は折れないと良いね!」
少女は「早速試し斬りにいくよ!」と言い、ミニスライムと共に難易度神話級のダンジョンへ入って行った。
少女が何者なのか、それを話すには時を少しばかり戻す必要があるようです。
☆
「はっ!?ここどこ?」
少女、相沢 琴葉(中学2年生14歳)は気が付いたら綺麗なお花畑に居た。そしてすぐそばに綺麗な真っ白い石で作られたような円形の台に、これまた真っ白なテーブルと椅子が並べられていた。
椅子にはひとりの幼女が居た。テーブルにはティーセットとお菓子がある。
「どうぞ座ってください。お茶はアールグレイですけど大丈夫ですか?」
(幼女が勧めてきたので着席してお茶を一口飲み、スコーンを食べた。美味しいです!)
「いや、そうじゃなくて!ここは?貴女は?」
「まぁまぁ、落ち着いて。ゆっくり説明しますから。」
幼女は自身が創造神である事、琴葉が死んでしまった事、転生出来る事を話した。
「あ!もしかして、わたしが死んだのって神様のせいだったり、そのお詫びでチート能力いっぱいくれたりするヤツですか?」
「違います。貴女の死因は[変な体制でゲームしながら大量のお菓子を食べ、喉を詰まらせ窒息死]です。私は貴女の死に関与してません。」
「うわー!何ですかその恥ずかしい死に方!そんなの残された家族や友達が、泣いて良いのか笑ったら良いのかわからないですよね!!?」
「それは置いといて。」
「置いとかないで!!」
「チート付き転生に興味はありますか?ちょうどチート転生の実けn・・・実験をしようと思っている世界が有りましてね?」
「なんで言い直そうとして言い直さないの?!さては良い言い方が思いつかなかったんだね!?」
「正解です!やりますね。ご褒美にチートを更にオマケしてあげます。」
「うん、もうチート転生するの決定してるよね!その言い方!わたしだって未練があるんだよ?」
「えー?でも、貴女の遺体、もう火葬されてますよ?」
「はやっ!え?もう既に何日も経ってるの?」
「えぇ、此処での1秒が地球での1日です。」
「光陰矢の如し!!早いっ!早すぎるよ神様ぁ!!」
☆
「落ち着きました?」
「・・・はい」
琴葉が落ち着いたので、転生の話を詳しく話し出す神様。
神様が琴葉を異世界へ送り出す目的は[転生者が及ぼす影響&文化の広がり方の観察]だった。なので琴葉は好きな事をして構わない、強者として世界征服してもいいし、現代日本レベルの文明を作り上げてもいい。ただしニートはダメらしい。せっかく送り込んだのに何もしないのは意味が無いからだ。もしダラダラニートしていたら、速攻で命を刈り取り、代わりの転生者を用意すると言われた。
チート特典は、送り込んだのにアッサリ死なれても困るので付いているそうだ。
チートを授ける前に、異世界の知識を勉強する事になった。
貨幣の種類と価値、物価。異世界言語と読み書き。一般的に知られている動物、魔物、聖獣、神獣、食料や日用品。などなど。
これらの知識は琴葉の頭に直接、神の御技で叩き込まれたので、ちょっとおバカな琴葉でも覚えられた。
そんなおバカな琴葉でも混乱しないように、例えば異世界のトマトの名称が[トゥナシュ]と言うのだけれど、琴葉の耳には[トマト]と聞こえるし、琴葉が[トマト]と言うと異世界人には[トゥナシュ]と聞こえるようになっている。
知識を授けたので、いよいよチートを授ける事になった。
まずは基本的な必須スキルからだ。
[鑑定]見た者、物、モノの詳細を鑑定出来る。固有能力。下位互換に物品確認がある。
[無限収納]生きている人や動物、魔物以外は何でも収納出来る。唯一能力。下位互換の収納は収納量が魔力依存な為小さい。
[無属性魔法]着火や流水、送風などの攻撃能力を持たない、所謂生活魔法が使えるようになる。誰でも持っているスキル。
ユニークスキルは使える人は凄く少ない、例えば、鑑定スキル持ちだと知られたら拉致されて王宮専属鑑定士にされる程だ。
オンリースキルはその名の通り世界にひとりしか所持出来ないスキル。神がただひとりに許したスキルだ。これは今から行く異世界には他の転生者がいない事、次このスキルを誰かが授けられた時、琴葉は死んでいるという事だ。
必須スキルは以上で、これからが本当のチートスキルだ。
[農耕神]どんな環境でも植物、家畜を育てられる。その効果は神レベルである。
[鍛治神]鍛治を極めし者は道具を頼らずとも武具を作成出来る。その効果は神レベルである。
[錬金神]錬金術を極めし者は無から有を生み出せる。その効果は神レベルである。
[勇者神]勇者の中の勇者、驚異的な成長力と剣術はもはや神の領域。
[賢者神]賢者の中の賢者、無尽蔵の魔力と万を超える魔法はもはや神の領域。
[獣使神]獣使の中の獣使、神獣でさえもテイム出来、最弱モンスターさえも神獣クラスまで育てる様はもはや神の領域。
「途中であっちが良かった!となっても大丈夫なように全部入りにしました。本来なら[神]は付かないんですが、さっき言ってたオマケで[神]付けときました。」
「全部入り・・・」
「はい、次は転生地点ですね。はい、これをあちらの世界地図に投げてください。」
神様は琴葉にダーツを渡し、地図に投げろと言います。
「えぇ~!ダーツで決めるの?本当に?」
「そうです。あ、転生と言っても産まれる所からスタートとかではないので安心してください。容姿は異世界に合うように調整した肉体なのでちゃんと生まれ変わってますよ。悪人の親のもとに産まれたりしたら嫌でしょ?さぁ、はやく投げて。」
「う、うん。わかったよ!投げるよ。」
琴葉は世界地図のど真ん中を狙って放った。
きっと世界の真ん中なら大きな国の大きな都市があると思って。
しかし、投げた後で神様から刷り込まれた知識に、世界の真ん中は巨大クレーターがあり前人未到の地だと言うことを思い出していた。
「ああああー!!間違えた!!!」
こうして琴葉は誰も居ない彼の地へと転生をしたのであった。
そのクレーターの淵は酷く盛り上がり断崖絶壁、とても人が登れる場所では無かった。「飛んで行けないのか?」だって?無理だ。なにせ淵には古代竜の巣があるから。
そんな人が認知出来ない領域に、少女がひとり住んでいた。
「今日は良い鉱石が手に入ったよ!これでアレを作ろうね!」
少女は足元に転がる玉、いや、ミニスライムに話しかけていた。
《ピキー!》
ミニスライムは少女の声に反応してコロコロ転がっている。どうやら喜びを表現しているようだ。
少女は手に持った鉱石に魔力を通すと、鉱石が発光し始めた。すると鉱石は余分な不純物がボロボロと出て純粋な金属へと変わった。
「少し量が足りないかも!まぁいいか!」
少女はそのまま更に魔力を込めると、今度は形が変わっていく。何度も織り混ざりながら形を変えていき、発光が止む頃にはひとつの武器が出来ていた。この世界には無い形の、異世界刀と呼ばれるものだ。
「うん!上手く作れたね!流石わたし!って言ってもこれで10本目だもんね!」
《ピキー!》
「うんうん!そうだね、今度は折れないと良いね!」
少女は「早速試し斬りにいくよ!」と言い、ミニスライムと共に難易度神話級のダンジョンへ入って行った。
少女が何者なのか、それを話すには時を少しばかり戻す必要があるようです。
☆
「はっ!?ここどこ?」
少女、相沢 琴葉(中学2年生14歳)は気が付いたら綺麗なお花畑に居た。そしてすぐそばに綺麗な真っ白い石で作られたような円形の台に、これまた真っ白なテーブルと椅子が並べられていた。
椅子にはひとりの幼女が居た。テーブルにはティーセットとお菓子がある。
「どうぞ座ってください。お茶はアールグレイですけど大丈夫ですか?」
(幼女が勧めてきたので着席してお茶を一口飲み、スコーンを食べた。美味しいです!)
「いや、そうじゃなくて!ここは?貴女は?」
「まぁまぁ、落ち着いて。ゆっくり説明しますから。」
幼女は自身が創造神である事、琴葉が死んでしまった事、転生出来る事を話した。
「あ!もしかして、わたしが死んだのって神様のせいだったり、そのお詫びでチート能力いっぱいくれたりするヤツですか?」
「違います。貴女の死因は[変な体制でゲームしながら大量のお菓子を食べ、喉を詰まらせ窒息死]です。私は貴女の死に関与してません。」
「うわー!何ですかその恥ずかしい死に方!そんなの残された家族や友達が、泣いて良いのか笑ったら良いのかわからないですよね!!?」
「それは置いといて。」
「置いとかないで!!」
「チート付き転生に興味はありますか?ちょうどチート転生の実けn・・・実験をしようと思っている世界が有りましてね?」
「なんで言い直そうとして言い直さないの?!さては良い言い方が思いつかなかったんだね!?」
「正解です!やりますね。ご褒美にチートを更にオマケしてあげます。」
「うん、もうチート転生するの決定してるよね!その言い方!わたしだって未練があるんだよ?」
「えー?でも、貴女の遺体、もう火葬されてますよ?」
「はやっ!え?もう既に何日も経ってるの?」
「えぇ、此処での1秒が地球での1日です。」
「光陰矢の如し!!早いっ!早すぎるよ神様ぁ!!」
☆
「落ち着きました?」
「・・・はい」
琴葉が落ち着いたので、転生の話を詳しく話し出す神様。
神様が琴葉を異世界へ送り出す目的は[転生者が及ぼす影響&文化の広がり方の観察]だった。なので琴葉は好きな事をして構わない、強者として世界征服してもいいし、現代日本レベルの文明を作り上げてもいい。ただしニートはダメらしい。せっかく送り込んだのに何もしないのは意味が無いからだ。もしダラダラニートしていたら、速攻で命を刈り取り、代わりの転生者を用意すると言われた。
チート特典は、送り込んだのにアッサリ死なれても困るので付いているそうだ。
チートを授ける前に、異世界の知識を勉強する事になった。
貨幣の種類と価値、物価。異世界言語と読み書き。一般的に知られている動物、魔物、聖獣、神獣、食料や日用品。などなど。
これらの知識は琴葉の頭に直接、神の御技で叩き込まれたので、ちょっとおバカな琴葉でも覚えられた。
そんなおバカな琴葉でも混乱しないように、例えば異世界のトマトの名称が[トゥナシュ]と言うのだけれど、琴葉の耳には[トマト]と聞こえるし、琴葉が[トマト]と言うと異世界人には[トゥナシュ]と聞こえるようになっている。
知識を授けたので、いよいよチートを授ける事になった。
まずは基本的な必須スキルからだ。
[鑑定]見た者、物、モノの詳細を鑑定出来る。固有能力。下位互換に物品確認がある。
[無限収納]生きている人や動物、魔物以外は何でも収納出来る。唯一能力。下位互換の収納は収納量が魔力依存な為小さい。
[無属性魔法]着火や流水、送風などの攻撃能力を持たない、所謂生活魔法が使えるようになる。誰でも持っているスキル。
ユニークスキルは使える人は凄く少ない、例えば、鑑定スキル持ちだと知られたら拉致されて王宮専属鑑定士にされる程だ。
オンリースキルはその名の通り世界にひとりしか所持出来ないスキル。神がただひとりに許したスキルだ。これは今から行く異世界には他の転生者がいない事、次このスキルを誰かが授けられた時、琴葉は死んでいるという事だ。
必須スキルは以上で、これからが本当のチートスキルだ。
[農耕神]どんな環境でも植物、家畜を育てられる。その効果は神レベルである。
[鍛治神]鍛治を極めし者は道具を頼らずとも武具を作成出来る。その効果は神レベルである。
[錬金神]錬金術を極めし者は無から有を生み出せる。その効果は神レベルである。
[勇者神]勇者の中の勇者、驚異的な成長力と剣術はもはや神の領域。
[賢者神]賢者の中の賢者、無尽蔵の魔力と万を超える魔法はもはや神の領域。
[獣使神]獣使の中の獣使、神獣でさえもテイム出来、最弱モンスターさえも神獣クラスまで育てる様はもはや神の領域。
「途中であっちが良かった!となっても大丈夫なように全部入りにしました。本来なら[神]は付かないんですが、さっき言ってたオマケで[神]付けときました。」
「全部入り・・・」
「はい、次は転生地点ですね。はい、これをあちらの世界地図に投げてください。」
神様は琴葉にダーツを渡し、地図に投げろと言います。
「えぇ~!ダーツで決めるの?本当に?」
「そうです。あ、転生と言っても産まれる所からスタートとかではないので安心してください。容姿は異世界に合うように調整した肉体なのでちゃんと生まれ変わってますよ。悪人の親のもとに産まれたりしたら嫌でしょ?さぁ、はやく投げて。」
「う、うん。わかったよ!投げるよ。」
琴葉は世界地図のど真ん中を狙って放った。
きっと世界の真ん中なら大きな国の大きな都市があると思って。
しかし、投げた後で神様から刷り込まれた知識に、世界の真ん中は巨大クレーターがあり前人未到の地だと言うことを思い出していた。
「ああああー!!間違えた!!!」
こうして琴葉は誰も居ない彼の地へと転生をしたのであった。
0
お気に入りに追加
90
あなたにおすすめの小説
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
おさかなの髪飾り
北川 悠
ミステリー
ある夫婦が殺された。妻は刺殺、夫の死因は不明
物語は10年前、ある殺人事件の目撃から始まる
なぜその夫婦は殺されなければならなかったのか?
夫婦には合計4億の生命保険が掛けられていた
保険金殺人なのか? それとも怨恨か?
果たしてその真実とは……
県警本部の巡査部長と新人キャリアが事件を解明していく物語です
追放された薬師でしたが、特に気にもしていません
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、自身が所属していた冒険者パーティを追い出された薬師のメディ。
まぁ、どうでもいいので特に気にもせずに、会うつもりもないので別の国へ向かってしまった。
だが、密かに彼女を大事にしていた人たちの逆鱗に触れてしまったようであった‥‥‥
たまにやりたくなる短編。
ちょっと連載作品
「拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~」に登場している方が登場したりしますが、どうぞ読んでみてください。
乙女ゲームのモブ令嬢、マリア・トルースの日記
月
恋愛
マリア・トルースは入学案内を見て、前世でプレイしていた乙女ゲームのモブに転生していたことに気が付く。
それならやることは一つ。
キャラたちのイベントをこの目で楽しみ、日記に残すこと。
だがしかしどうだろう?
ヒロイン、オフィーリアの様子がおかしい。
そして決定的なことが起こる。
まだ一年生のオフィーリアは、三年生の卒業記念パーティーを友人、ユレイアの断罪パーティーへと変えようとしていた。
待って、このゲームに婚約破棄イベントも断罪イベントもないからね!?
その時、幼馴染のジークがユレイアを助けるために言ったこと。
「こちらも証拠を出せばいいのでは?」と。
そしてなぜか私に差し出される手。
ジークの執事が証拠として持ってきたのは私の日記だった。
ジークは言った。
"マリア・トルース"の日記だ、と。
それを聞いてユレイアは「あら、まぁ」と微笑んだ。
なぜか日記を読まれるはめになった、モブ令嬢のお話。
異世界を【創造】【召喚】【付与】で無双します。
FREE
ファンタジー
ブラック企業へ就職して5年…今日も疲れ果て眠りにつく。
目が醒めるとそこは見慣れた部屋ではなかった。
ふと頭に直接聞こえる声。それに俺は火事で死んだことを伝えられ、異世界に転生できると言われる。
異世界、それは剣と魔法が存在するファンタジーな世界。
これは主人公、タイムが神様から選んだスキルで異世界を自由に生きる物語。
*リメイク作品です。
イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)
こたろう文庫
ファンタジー
カクヨムにて日間・週間共に総合ランキング1位!
死神が間違えたせいで俺は死んだらしい。俺にそう説明する神は何かと俺をイラつかせる。異世界に転生させるからスキルを選ぶように言われたので、神にイラついていた俺は1回しか使えない強奪スキルを神相手に使ってやった。
閑散とした村に子供として転生した為、強奪したスキルのチート度合いがわからず、学校に入学後も無自覚のまま周りを振り回す僕の話
2作目になります。
まだ読まれてない方はこちらもよろしくおねがいします。
「クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される」
ミュージカル小説 ~踊る公園~
右京之介
現代文学
集英社ライトノベル新人賞1次選考通過作品。
その街に広い空き地があった。
暴力団砂猫組は、地元の皆さんに喜んでもらおうと、そこへ公園を作った。
一方、宗教団体神々教は対抗して、神々公園を作り上げた。
ここに熾烈な公園戦争が勃発した。
ミュージカル小説という美しいタイトルとは名ばかり。
戦いはエスカレートし、お互いが殺し屋を雇い、果てしなき公園戦争へと突入して行く。
Free World Online 〜あなたはこの世界で何をしたい?〜
蓮華
ファンタジー
VR機器が一般家庭のほとんどに普及し、VRMMOが当たり前の存在になった20xx年。
初のフルダイブ型VRMMOとして「Free World Online(通称:FWO, フォー)」が春頃に発売され、世界中で大きな話題となった。
そんな中、このゲームの注目ポイントである「プレイヤーの行動次第でスキルが変化したりオリジナルスキルを作ったりすることができる」という自由度の高さに興味を惹かれた、とある少女が即完売&予約殺到中なこのゲームを運良く購入していた。
※プロローグ以降に現実サイドのシーンは登場しません。ゲーム世界のみのストーリーとなります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる