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松野

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 突然開いたドアから蹴り落とされた事で目的地に着いたと知った松野。目の前にいるデカい野郎に、「俺の女相手に調子こいてたのはてめえか!」と坊主頭を掴まれる。
 車内で体育会一年の時を思い出させられていた松野は、「違います!自分素人童貞す!」と間髪入れずに答える。174.95の体を震わせながら必死に答える。「自分合コンでも話せなくて彼女どころか風俗店を何回か行った事しかないす!本当です!」聞かれてもない事を次々口走る松野を尻目にそのデカい男は、「それじゃ俺の女が嘘つきだって言ってんだな!」とさらに興奮する。
 すると横から笑いながら西さんが、「中ちゃん、多分その子じゃないから。あっちの子だと思うから落ち着いて。」と。「あ?外野は黙っててくれ!」と怒鳴るが、もう一台から降りてきた平沼を見るなり、振り返って、「西さん生意気言いました。すんませんした。」「いいの。でも罰として腕立て伏せだからね!」「了解す。限界までやらせて頂きます。でも今日は勘弁してください。」「分かってるって。楽しみにしてるから。」「押忍。平沼ーーー!!!」そう怒鳴ると立ち去る男。

 泣きそうな顔でその場にへたり込んで動かない松野。「さ、こっち来て。あんたはあっちみない方が良さそうだからさ。」
 そう言うと松野をさっと起こすとコテージの中に入る西さん。外から時起き聞こえる悲鳴は平沼のものだろうと思うと気が気じゃない松野。

 俺は松野は見た目に反する男だと思っている。一見イカつくて粗暴そうなのに優しい。空気読めなそうでいて後輩にまで気を使う繊細さ。女から誘われる度に乗っかりそうなオラオラな見た目で、デカマラ付けてるくせに奥手。もっと強気でいけばいいのにと俺をはじめ色んな部員が思っている。だからレギュラー争いでも一歩劣る。
 吊り上がった眉に奥二重で切長の目、坊主にしてる無骨な男は下ネタにさえ顔を赤らめるシャイな奴だ。そんな性格だからシャワーしてる時にあえて下ネタを聞かせて勃起させては羽交締めにしご開帳させられたりするハメになるんだ。上向きのエラが張って血管うねりまくったエグいデカマラしてるのはマネージャーまで周知の事実で、女子会で必ずネタにされてるらしい。

 松野が連れて行かれた先にはベッドがある。四隅には枷が伸びている。全裸に剥かれ寝かされた松野は手足を拘束される。この後何をされるのか恐怖する松野の松野は今までになく縮んでいる。それでもズル剥けでずろんと太々しいのは真面目に禁欲してた現れだ。

 「本当に太くて立派ねー。本当に童貞なの?」西さんはデカマラを左右に振ってもて遊びながら聞く。
 「本番ありってお願いしてた店でも、壊れちゃうからって断られたす。オッケーの人もいたらしいんですけど40台って聞いてやめたから、ガチ童貞す。」震えながら答える松野だったが、振り回されたり扱かれたりした事で少しずつ平常時から戦闘時の姿になりつつあった。
 「あら?気持ちいい?気持ちいい事好き?」浮かれた声を出す西さん。「、、はい。竿の部分撫でられるの気持ちいいす。」目を閉じて恥ずかしがる仕草はゴツい外見と合致しないが手の動きに合わせてドンドン上を向いていき、拘束されてから5分もしないうちに完全に勃起した。
 「こんな凄いの!未使用なんてもったいない!」そう言うや西さんは松野のデカマラに舌を這わす。したから金玉を舐め、デカマラの付け根を舐めながら少しずつ上がって行く。舌先で触れるだけなのに松野は、「ヤバいす!気持ちいいす!ヤバいす!」と腰を浮かせながら悶える。亀頭の先からは止めどなく流れる先走り。その先走りを掌に擦り付けるように亀頭を掴むと、「ヤバいす!だめす!おかしくなるす!」と体ごと左右に動いて逃げようとする松野。「逃げちゃダメ。逃げるとこうだよ。」西さんの言葉に合わせるように横にいた男が小さな鞭を内股に「ピタン」と打つ。
 「あっ!いっ!」
 松野は痛いと言おうとしたけど、デカマラの快感の方が勝ったみたいで、腰を突き上げたままだった。
 「そ。突き出すのはあり。だけど逃げたら本気の鞭が来ちゃうからね。まぁ啓ちゃんだったらどっちも欲しがらわざと逃げるかも。」笑いながら言うが、横にいる男、伊丹は同業のゴリラ。握力が100以上あるから、ガチで競馬用の鞭で打ち据えられた事あるが何度か流石に泣き叫んだ。最初の1発目で心を砕かれるが泣き声に興奮するから後半になればなるほど強くなる。だから声我慢したが、それはそれでイライラさせてしまうから結果は同じになる。なんなら長引かせるだけで辛くなると学んだ。
 現場で一緒になった日の帰りに工場の倉庫に連れ込まれていつから洗ってないか分からん靴下咥えさせられて1時間鞭打たれた時、吊り上げられてたのを下ろされた瞬間痙攣して嘔吐したくらいだが、本人は容赦なくそのまま俺の冷や汗かきまくったケツに挿入してくる。エラが張って、落差がある極太の竿で俺の前立腺を押し潰してくるが、同時に背中を掻きむしってくるから、ケツの快感と背中の激痛が同時に来て脳がおかしくなる。
 洗ってない俺のケツから漏れても関係ない。なんならドンドン激しくなる。
 「中出すぞ。」
 鞭打ちから始まって2時間、初めて口を聞いたと思ったら中出し。しかもその後、俺に作業着をさっさと着させて送らせる鬼畜ぶり。
 現場で会う度にやられるが一度として俺を人間として見てないのが伝わってくるが、それが興奮する。

 などと過去に浸っていたら、せっぱ詰まった松野の、「いいんすか?!入っちゃいます!ヤバいです!いいんすか?」と童貞丸出しの声がしてきた。
 横から伊丹が「何手前だけ気持ち良くなろうとしてんだ!そんなに鞭くらいてぇのか!」と怒鳴りをくれてる。腰を引こうもんなら、「逃げんな!」と鞭が入る。まぁ小さい鞭だし一瞬いたいだけの玩具みたいなもんだが性経験の無い松野は必死の形相で、「さーせん!!」と声を張り上げる。しかしそうすると騎乗位になって待ち構えてる西さんのマンコに先っぽが入ってしまう。
 泣きながら、「勘弁して下さい!入ってしまいます!ヤバいです!」と懇願する。いっそもっと突き出して挿入したらいいのにと思う。どのみち鞭はくらうんだから。
 腰を引く、鞭、突き上げるを何度も繰り返して意識が朦朧とした瞬間を狙って西さんが一気に腰を下ろす。 
 「「あぁーーー!!!」」
 2人の声が重なる。
 「太い!最高!」
 「ヤバい!溶ける!出ちゃいます!出る!イク!!」
 松野が自分から腰を何回も突き上げる。
 「あーぁ、中出しされちゃった。どうしてくれようかなぁ。」嬉しそうな声で責める西さんと対照的に涎を垂らしてる松野。こんな顔初めて見たが、エロい。
 伊丹に横で怒鳴られてるが耳に入ってない感じだ。西さんは松野の拘束を解かせると、「自分だけ満足して終わりじゃないよね?」と耳打ちすると、その声で目が覚めたように「押忍!」と気合いを入れると下から腰を突き上げ始めた。
 興奮し過ぎて何回出しても萎えるどころかもっとやりたくなったみたいで、そこからは朝まで西さんに指導されながら色んな体位で腰を振ってた。
 朝会った松野は試合の時より男らしい顔つきになってた。
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