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馴染んできたら
しおりを挟む俺たちは基本一緒にホテルで生活してる。どうやらカーターは新居を用意してくれてるみたいだけど、色々あるらしい。
俺も前の部屋は借りっぱなしにしてる。色んな奴が乗り込んできたりしたから戻る気はないけど、荷物を出すのも面倒だし。それに仕事中にベッドメイキングしてくれるのが非常に助かる。
俺はともかく、とにかくカーターはエロいから色んな汁がシーツに沢山付くんだ。自分で変えるには限界がある。一緒に生活するようになって、キスだけして寝た日は1日しかない。
ちなみにカーターに2日続けて掘られることは無かった。自分が本当にデカい事を分かってくれてるんだ。中3日開けてくれるから何とか耐えられた。
だけど最近は中1日になって来た。
3ヶ月も過ごせばお互いの限界もかなり把握出来たから増えても平気なんだけど、俺としたら毎日は勘弁してもらいたい。
だってジムに行けなくなるから。それまでも剣道部に顔だして稽古したりジム行ってたけど、カーターと初めて会った日からはガチで鍛え初めていたからだ。そうしないとカーターの隣にいる資格がない気がして。
そもそもの体格が違い過ぎるからどこまで鍛えたって及びも付かないけど、貧相な体が理由で振られたくなかった。
だからそれとなくジムに行きたいんだよーっと伝えたら、「いい事だ!俺も!」と乗り気。だからてっきり同じジムにでも行くのかと思ったら、まさかのマシンをホテルに持ち込むとは。いや、ホテルにもジムあるよ?と聞くと、
それだと鷹が追い込んでる時の顔を独占出来ないだろ?
だって。そこは見守るだけで良いのに。
当然トレーナーはカーター。意外にもしっかり教えてくれる。基本的には俺もジム通ってたから悪くないみたいだけど、高重量となるとフォームが崩れやすくなってしまう。
しっかりと曜日ごとにメニュー組んでくれたのは本当に感謝してる。そこは。
ただ最後に、カーターのトレーニングメニューに俺と駅弁でエッチするとか挿入したまま腕立て伏せとかは聞いてない。俺は器具じゃない!前はペット扱いだったし、なんなんだ!
これはいくら言っても無駄。必ず「世界に1人だけの恋人に決まってる。」と優しく諭されるに決まってる。俺の負け。惚れた弱みだから。
それにしても気になったのは、予定に組まれた内容。これだと毎日掘られるのか?
「カーター、これさぁ」
「鷹はもう大丈夫。俺はもう限界。な?」
そういう事か。カーターは確かに俺とやっても1発しか出さない事が多い。2発やるのは俺が耐えられないと思っての事だとは気がついてた。抜いても萎えないから誰でも分かる。何度聞いても、「満足してるから大丈夫。」と。優しい。
そのカーターが限界と言うのだから限界なんだ、俺が期待に応える番だ。
その晩は軽めにサパーにしてトレーニング、そしてメニュー表に書いてあったからとおりに駅弁スタイルで持ち上げられた。
トレーニングとストレッチでかなり汗をかいた体はほてっていて、指を入れられた時点でもう蕩けたさせられてた。それが3本に増えるともっと蕩けた。
カーターからは、「もっと俺を信じて欲しい。痛くしない。鷹はもう大丈夫だから。」と何度も言われ、そんな事ないけどと思う気持ちもあったけど、全部カーターに任せる!と思って受け入れた結果もう指で気持ちいい。
俺が感じてるのが伝わって、「鷹、中がもうトロトロだよ。俺を信じてくれてありがとう。痛くないようにするから。」そう言うと4本目をすっと入れて来た。ケツに力が入りそうになるのを、カーターだから大丈夫と思うと自然と力が抜けていく。手を回すように広げられると快感と痛みの間くらいの何とも言えない刺激だったのにいつの間かもっとして欲しくてケツ振ってた。自分から。
ずっと指でいじってくるから気持ちいいのは気持ちいいんだけど、何か違う。切なくなってきた。
「カーター、まだダメそう?」
初めて俺からおねだりしてしまった。
カーターは目が合うと、「やっと言ってくれたな」と嬉しそう。そうか、俺から言わなかったのはまだどこかでカーターを怖がってたからなのか。
「いくよ。痛かったら我慢はなし。いいな?」
ベッドで足を抱えて待つ俺の返事を聞くまでもないかの様に挿入して来る。
「ふぁあ!ん!」
この前までと違う!挿入される時に痛みは当然あるけど、それよりも奥に早く入ってきて欲しくて仕方ないし、通過するところ全部が擦り上げられて気持ちいい!
それでも1番奥はキツいんだろうなと思っていたのに、最初の一撃でズドン!と貫通した。
「あぐっ!ん!」
これがS字を貫通するって事かと思った。痛みを圧倒的に上回る気持ちよさ。首にしがみつくとそのまま抱き上げられて突き上げられる。
「あっ!あっ!んはっ!」
と甘えた声が出てしまう。こんなメスみたいな声出す男嫌かな?嫌われないかな?うるさいと思われないかな、と色々気になるけど止められるもんじゃない。
「鷹、そのまま。俺にかわいい声を聞かせてくれ。俺だけに。」
「俺のは折れないから全部預けてくれ。鷹の奥に入りたい。鷹にも俺を感じで欲しい」
「そう!腕の力はいらないから、俺に体を預けてくれ!奥開いてるから気持ちいいだろ?痛くないよな?」
カーターが俺を安心させようと色んな言葉をかけてくれる。言われてる事は分かるから受け入れてると、感度が上がってるからか返事が出来ない、息が止まって苦しいけど快感でどうにかなってしまいそうだ!
でもカーターはどんどん押し入ってくる。ケツを持ち上げては手を離して落とすと同時に突いてくる!前にされた時は奥に当たると衝撃が強くて貧血した時みたいにクラクラしてたけど、今日は違う!
ケツの中を這い回る感じもS字を突き破る亀頭も感じられて、一筋の快感となって勢いよく脳を刺激してくる!
「ん!ん!ぁん!くぅ!」
もう言葉が出てこない。カーターに耳を甘噛みされて背中をのけぞらせると、
「そのまま。背中伸ばしてて。当たるところ変わって気持ちいいから。」
「ぐぅうう!あぁあぁん!」
姿勢のせいで真っ直ぐ奥の奥まで一気に届くし、しかもスクワットもし始めたから、軽く放り投げられるように上にいった体をカーターの極太で串刺しにされる。
「ぐぁあ!」
叫ぶ声に甘えた響きが混じるのが自分でも訳が分からなかった。腕を伸ばしてカーターの肩に手を置いてバランス取ってたから、タイミングがズレて俺が落ちそうになったのを下から突き上げて落ちない様にされた時、全然違うところを潰されて、
「あひっ!?」
って変な声出すと同時に、俺の竿の先から「ピュッ!」と射精させられた!こんな不自由な体勢でイカされたから軽くパニックになってしがみついたら、きつく抱いてくれてベッドにうつ伏せに寝かせてくれた。
少し安堵してしまったせいで次の衝撃に耐えられなかった。
「ドン!」寝バックで奥を突かれた。左腕は首の下から右肩を掴んで、右腕は俺の右腕を押さえながら後頭部を包み込む。
「鷹、まだ止まれない。いくよ。」
そう言い終わるより先に腰を打ちつけてくる!俺はこの体位が苦手なんだ。だって前立腺を潰しながら奥を突いてくるし、何より1番奥だったところが奥じゃなくなるから。どんどん奥の奥まで入り込まれるのは体を引き裂かれる感じがして不安になるのもある。
でも今日はカーターを信じたから!壊されない引き裂かれないって!
するとまた、こわばって無意識に込められていた力が抜けたのか、「グポっ!!」と入った!
「!!!!」
ここからはどれだけ突かれたのか覚えてないけど、痛みはなくて緩くなった俺の中をカーターが熱く硬い極太で満たしてくれていた。
正直なところ、これで1発目ならもう体が持たないと思ってこわくなったりもした。だってそうだろ。超えちゃいけないところを超えて、そこのヒダに擦られる快感でなきゃ出せないんなら、ずっと奥を突かれ続けるんだから。
仮に失神したとしてもいい!カーターが気持ち良く出してくれさえすれば!そう思うと不思議と体は辛く無かった。
「鷹、種付けしていいか?もう限界だ!」
「なぁ、ダメか?」
「意地悪したのは謝るから!もう出させてくれ!頼むよ!」
意地悪してないが、カーターのが更に太くなったから声が出せなかったんだ!ケツ穴切れたんじゃないかって程太くなるんだから!
声出せない代わりに何とかカーターの指を掴んで握った。
「よし、いいんだな!出すぞ!今日からも俺のものだからな!出すぞ!出る!」
押しつぶされながらケツメドは指で引き伸ばされたかのように広がって、中は更に熱く、そして奥では亀頭が何度も何度も跳ねてるのが分かる。
「カーター。待たせてごめんな。愛してる。」
「鷹、これからも宜しく。激しくして悪かった。かわいかった。」
愛してるとは言われないのは放置しておこうと、前から決めていた。俺が愛してると伝え続けたら変わってくれると信じて。
「2発目はベッドがいいな。」
「鷹、今日は本当に満足さ。心の底から満足してる。朝まで繋がったままでいてくれ。どこにも行かないでくれ。」
また朝勃ちに犯されるのかと思うと少し期待してしまう。朝勃ちは激しく突かなくても射精するから不思議。でもあれも凄く気持ちがいい!あれの方がとは言わないでおく。
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