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見せ合う事になるなんて

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 「鷹はさ、結構遊び人だっただろ?挿れたくならないのか?」

 部屋で夕飯を食べ、皿が下げられた後ソファで2人でくっついてる最中に突然聞かれた。

 「結構遊んでただろ?それだけ黒いんだからさ。彼女なのかワンナイトなのかは分からないけど。」

 俺そんな黒いか?スエットをまくって見てみる。比べる相手がいないから分からん。笑

 「鷹は顔もかわいいのに身体つきと性格が男
らしいだろ。だから色んな女の人が寄ってきたはずだ。急に受けだけだなんて変わるもんか?」
 自分では考えもしなかったな。というかチビだからモテたという気はしてない。確かに学生時代はしきりにナンパに行きたがる友達にくっついて遊びに行った記憶はある。お小遣いくれる人妻とも経験した。クラブでナンパしてたはずかガタイの良いお兄さん達におもちゃみたいに体を触られて射精された事も一度や二度じゃないし。
 かと言って今不満かと言えば、不満どころか満足してる。

 「んー。考えた事ないけど、カーターといるとカーターに喜んでもらえるのが何より幸せに感じるな。男経験もあるけど、あれは学生時代のやり場の無い感情とせいよくの捌け口って感じで恋愛ではなかったから。これじゃ答えにならん?」
 「いや、不満がないならいいさ。」
 何か誤魔化された気もするけど、ジョーさんが愛情表現が下手くそって言ってたのはこの事かな。
 
 今更だが、カーターは2メートル超えだから、俺とは30センチ差がある。体格の差だけとったら親子みたいだ。だからなのかカーターは俺の脇に手を入れて抱き上げる。
 昔そうやって抱っこされるのが好きだったから、本当に子ども扱いされてるみたいで恥ずかしい気持ちと懐かしく嬉しい気持ちになっていたのを思い出して少しほっこりする。そのせいなのか、カーターに抱き上げられるのが実は好きだったりする。
 
 今もカーターにもたれていた俺の上腕を抱えて回転させて、正面から向き合わせた後、脇に手を入れて再度抱き上げて顔と顔がくっつくようにする。

 「なぁ、カーターはいつ俺の事が気になり出した?俺はね多分一目惚れなんだ。」
 「急にどうした?」
 「なんか、今日別行動してただろ?なんか寂しく感じたからさ。カーターはどうだったかなって。」
 「鷹は俺が寂しがってると思ったのか?」
 「寂しがってたら嬉しいって言うと性格悪く聞こえるな。でもカーターがどう思ってたかは分からないけど、俺が寂しかったのは事実だし。それに好きな人のことはずっと口説くって言うのが好きなだけかもしれないな。」

 「ジョーに何か言われたか?」
 おでこを付け合ってから表情は見えないけど首筋に当てられた手に少し力が入ってる。
 「聞いた。けどジョーさんを怒らないで欲しい。俺が聞いただけだから。怒るなら俺に怒ってくれ。」
 「俺はお金持ちの家に生まれてないしカーターの苦労を想像するのも難しいさ、実際。でもさ、好きな人のことを知りたいし俺の事も知ってもらいたい。だから今どれだけカーターの事が好きか伝えようと思っただけ。だから口説いてみた。嫌だった?」

 返事がない代わりに俺を抱きしめる腕に力がこもる。受け入れてもらえたんだろうと思っておく。

 「鷹は小さい頃何て呼ばれてた?イーグルか?」
 「何でだよwでもそれだったらカッコよかったなぁ。中学入るまで親戚とか近所の人から、鷹ちゃんとかたっちゃんって呼ばれてたかな。」
 「やっぱり ちゃん なんだな。」
 「なんで?」
 「顔がかわいいからな。」
 「ちぇっ。皆んなそう言うし。」
 「嫌いだったのか?」
 「嫌いじゃないけど、なんか子ども扱いだし男としたらかっこいい方がいいだろ。」
 「かわいいって言われるの嫌か?」
 「今は、というかカーターに言われるのは恥ずかしいけど嬉しいが勝つかな。」
 「これからは鷹ちゃんて呼ぼうかな。」
 「今まで通り鷹がいいな。カーターに呼ばれると背筋がゾクゾクするんだ。カーターに認められてるというかカーターのモノになれた気がして。」
 「もう誘ってるのか?」
 「や、そうじゃないけど。でもカーターを誘惑出来るてるとしたら成功だ。だって口説いてるんだから。」
  
 チュッ  チュッとキスしながら語らいあった。

 「鷹ちゃんはさ、子ども扱いされんの好きだろ?抱き上げた時なんの抵抗もしなくて驚いた。」
 「そうなのか?」
 「多分他の男なら何らかの抵抗があると思うしな。そこもかわいい。なぁ変態なお願いしてもいいか?」 
 「なになに?内容によるぞ!」
 「俺がいない間にどうやって射精してたのか見せて欲しい」
 「マジで変態なお願いだった笑  流石に恥ずかしいし。」
 「俺たちさ、忙しくなったら会えない日があるかもしれないだろ?その時にどうやってるのか気になるんだ。」
 「どうしても?」
 「どうしてもだ。それとも鷹ちゃんには見せろって言った方がいいか?」

 見透かされてる!とドキッとした。男との初体験が先輩とだったせいなのか、命令されたり強制されるのに興奮する癖があるのは自覚している。もうそこまで見抜かれているのか。

 「分かった。やるよ。でもちゃん付けはやめて欲しい。」
 「そうか?俺は気に入ってるんだけどな。じゃあ鷹、自分でやるとこ見せてくれ」

 そんな普通に言われると恥ずかしさが増すじゃないか!と反論を頭の中でする。
 俺はまずカーターの上着を脱がせ、そのままシャツもズボン、そしてパンツも脱がせた。カーターは右目を釣り上げながら俺を見るけど抵抗しないでされるがままだ。
 俺は手に持ったパンツに顔を押し当てると

 スゥー!

と大きく吸い込んだ。これだ!この匂いが堪らない!それだけで勃起出来る。俺は裸になって床に胡座をかいた。普段は被ってるけど勃起すると剥ける俺の分身は気が早いからもう先っぽが濡れてる。またパンツの匂いを嗅ぐと竿にグッと力が入るのが分かる。そのまま裏筋を擦ったり竿部分を親指で撫でたり金玉を優しく揉んだりして先走りがもっと出て来るからそれを亀頭全体に塗り広げるようにする。ここまで来ると止まれなくなる。
 目を瞑って、熱く硬くなった竿を握ると上下に動かす。普段はよりも興奮してるのはカーターに見られてるからだろうか、それとも命令されてるからなのか。そう思ったら体中が熱くなってきた!カーターが帰国する前に自分でやってた時と明らかに違うのは乳首が疼くことだ。乳首の先が疼いて仕方ない!匂いを吸い込む度に乳首の先から痺れるような痒いような中途半端な刺激がくる!直接触りたい!いっそパンツを頭に被ってしまえば片手は乳首をいじれる!
 でも普段通りにって言われたし。今までは自分でいじった事がないからな、我慢するしかない。
 夢中になってシコってたから、
 「鷹、俺を見て」
と声を掛けられてビクッとしてしまった。匂いに気を取られ過ぎた!
 目を開けると顔がすぐ近くにあった!
 「ここは?いじらないのか?好きだろ?」

 いきなり乳首をひっぱられた!その瞬間乳首から全身に痺れるような甘いような強い快楽が走り回った!

 「あっ!!んぁあ!!」

 甘えた声が漏れる。カーターは乳首を優しく捏ねくり回してくる。

 「パンツ好きなのか?」
 「カーターの匂いが好き!だからカーターのシャツを一枚、帰国前に借りて、それでシコってた!あっ!!ダメ!!」
 俺が恥ずかしい話を白状してるのに乳首をコリコリといじってくる!
 「それに、乳首がこんなに気持ちいいって分かったの昨日だし!自分じゃいじってなかったんだってば!本当に!だからそんなに強くしないで!」
 半ば強引に告白させられたけど、こんなのも悪くない。ドンドンシコる手が加速していく。
 「鷹、そのままだ出そうとしてるだろ。ストップ」
 俺は理不尽にオナニーを止められた!

 「いいね!その目!蕩けた顔!想像の何倍も興奮させてくれる!俺のも見てくれ!」

 そう言うとカーターは立ち上がった。何度見ても見慣れないデカさ。先走りが床に垂れてるから俺で興奮してくれたのかと思って嬉しくなった。
 
 
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