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暗雲
第47話 変転
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――お前、何で逃げないんだ?
頭の中に、過去の記憶が甦ってくる。
俺とは違って、黒から茶色にわざと染められた髪。
俺より高い背丈と、体育会系の体。
もう遠く薄れてしまった記憶の中に、辛うじて残っていた。
その顔は、確か俺にとっては数少ない『友人』と呼ぶべき男だった。
『東郷。あいつがこの世界で魔王として生きてるって話は、事実なのか?』
あっちの世界では聞き慣れていたはずの旭陽の姓は、久々に聞くと知らない単語のようだ。
こっちではずっと、俺が呼ぶ名前か魔族たちが呼ぶ贄様という呼称しか聞いてこなかったから。
『勇者様。その男、かなり弱っていませんか? 無理に情報を聞き出すよりも、早く魔王城に向かったほうが……』
『この男を弱らせられる奴が居るわけないだろ! てめえ、何の演技だそれは!』
周囲からの嗜めに、男が眉をつり上げて怒りの声を上げた。
疑いたくなる気持ちは分かる。
俺だって、自分がやったことじゃなければ同じことを考えていた。
どれだけ怒号を浴びせられても、旭陽は顔を上げもしない。
当たり前だ。意識が戻っているかも怪しいし、戻っていたとしても体を動かす力は残ってないだろう。
『何とか言ったら……』
焦れた男が旭陽の頭元に立って、射干玉の髪糸に手を伸ばした。
払い退けられることを前提としていたんだろうが、あっさりと髪を鷲掴むことに成功する。
あ、おい。そいつに触れて良いのは俺だけだし、そんな触れ方したら綺麗な髪が痛むだろ……!
苛立ちに顔を歪めていると、男がそのまま髪を引いて、地面に接していた頭を持ち上げた。
「……っ」
思わぬ乱暴に俺が息を飲んだ音が、旭陽が呻いた音と重なる。
シーツが肌から滑り落ちて、褐色の裸体が男たちの前に晒された。
歯型やキスマーク、殴打跡にしか見えない色の指跡が無数に散った体。
どう見ても凌辱の後といった有様に、あちこちで息を飲む音がした。
ぐったりと目を閉じていた旭陽がまた呻いて、微かに瞳を開く。
こいつら……!
怒りを何処にぶつければ良いのか分からず、堅く拳を握り込む。
そいつの体を見て良いのは、俺だけなのに……!
気を抜けば近くの壁をぶち抜いてしまいそうで、必死に自分を宥める。
腹は立つが、これで旭陽が本当に弱っていることも理解できただろう。
さっさとその手を離せ。
感じからして、旭陽を城から連れ出したのはこいつらだ。
召喚魔法の応用だろうか。
今すぐ捕まえて牢屋に放り込みたいところだが、旭陽を連れてきてくれるならそれは止めておくから。
早く、そいつを返してくれ。
どうにか声を伝える手段はないかと考えていれば、固まっていた男――俺の友が、深々と息を吐き出した。
『なるほど……それがあいつの仕業なら、確かに俺が知ってた頃とは随分変わっちまったらしい。あいつは優しい男だった。お前みたいな鬼畜野郎が相手でも、自分が反発することで不利益を与えることを心配して何も反抗できないような奴だった』
渋面を作って、気の毒なものを思い返すような目で男が語る。
……それは……違うぞ。
俺は、ただ――どんな形であっても、遠い想い人に触れられる時間が捨てられなかっただけだ。
毎日辛かったし、逃げ出したかった。
でも逃げて、興味を失った旭陽に忘れ去られることが何よりも苦しかった。
自分が我慢することで、一時的でも皆の王様の視線を独り占めできる。
旭陽が楽しんでいる顔を、俺だけが見られる。
それをどうしても、自分から棄て去ることができなかった。
それだけの、自分の欲に基づいた身勝手な選択だ。
もどかしい。
心配して、怒ってくれる相手の気持ちを俺は昔から裏切っていたのに。
それが例え、気の毒がるばかりで何をしてくれるでもなかった相手だとしても。
一応、周りから人が居なくなっていく中で名前だけでも友人を名乗ってくれていた男だ。
どうしようかと迷っていると、男が乱暴に手を離した。
旭陽はやっぱり力が入らないのか、地面にそのまま倒れ込む。
『お前が、誑かしたのか』
冷たい――何処か嗜虐的な笑みを乗せて、友人が嘲笑った。
……誑かす?
何を言っているのか分からなくて、はっきりと見えるわけでもない情景をつい凝視してしまう。
やった当人の俺が言うのもどうかと思うが、今の旭陽はどう見ても酷い犯され方をした側だ。
その相手に、何を言っているんだ。
これは、本当に、俺が知っていた友か?
『東郷がそっちも好んでたとは、意外だな。全然知らなかった。――あいつにどうやって、そんな酷い手管を仕込んだんだ? そうやって、自分みたいな鬼になるようあいつを捻じ曲げたのか。
それが、今の遊び方か。……なあ、教えてくれよ。どうやったのか』
男がさっきよりも乱暴に旭陽の髪を掴み、上半身を引き上げる。
他の男たちも次々に手を伸ばして、傷跡塗れの素肌を掴んだ。
「ッア、あぐ……ッ」
旭陽の苦悶だけは、不思議なくらいはっきりと聞こえた。
俺が散々な犯し方をした所為で、最後は触れただけでも達するほどに感度が高まっていた。
その体に、幾つもの手が無造作に触れている。
刺激に耐えかねた男が、かなり弱っている声を微かに漏らした。
声の甘さに驚いたのか、一瞬男たちの手が止まる。
『……その声で、あいつを誘惑したのか』
ぽつりと友人が――友人だったはずの男が、呟いた。
焦点の合っていない瞳を揺らして、旭陽が相手の方向へ視線を向ける。
蒼褪めた唇を震わせ、微かながら確かな嘲笑を浮かべた。
「は……ど、……う、こたえ、ようが……自分、の……すきなよ、にしか、きかね……くせ、に……」
酷く掠れて聞き取りにくい声だが、笑っているのは何となく感じ取れた。
男たちにもそれは伝わったのか、何人もが眉尻をつり上げる。
「は、……はは……、っげほ……そ――れ、で? ど……すん、だ。魔王、を、ほろぼしに、きた……勇者サマは、よお」
体のあちこちを掴まれたまま、呼吸を荒げながら旭陽が口端を歪めた。
勇者と呼ばれている男が、苛立ちを顕に舌を打った。
無造作に手を回し、旭陽の臀部を掴む。
「ッぅぐっ」
過敏になっている肌に乱暴な触れ方をされて、旭陽が低く唸った。
『決まってる。あいつを、元通りのあいつに戻して連れ帰る』
恫喝じみた声で囁いて、男が旭陽の首を掴んだ。
「ッヒ、っ」
吸血跡に掌を押し付けられた旭陽が、微かな呼吸を上擦らせてびくりと体を跳ねさせた。
『……なんだ、今の声』
『確かにスキモノだ、これは』
興奮した声が幾つも上擦り、旭陽の体に我先にと手を滑らせていく。
「ッあ゛、ぅアッ、あ゛ッ」
手を滑らされる度に、地面の上で旭陽の両足が小さく跳ね上がっている。
焦点の合わない瞳が見開かれ、はくはくと唇が苦痛に喘ぎ出した。
「ッぐ、あぐぅ゛……ッ、さ、わ、……ん、っな……ッ!」
『……魔王を討伐ではなく人の枠に戻すという案には賛成しましたが、これはおかしいのでは? 魔王の被害者を嬲って何の意味があるのですか!』
『俺もこれはちょっと意義が理解できないかなあ。保護対象っていうなら分かるけど、何で皆乗り気になってんの?』
苦悶の声を漏らして拒む一人に、多くの男が集っている。
その中に加わらなかったのは、最初に城へ向かうことを提言した男と、少し離れた場所で静観していた男の二人だけだった。
加わらなかった二人の苦言にも、他の男たちは振り返りすらしない。
『犯されるのが好きなら、嫌ってくらい満足させてやるんだよ……一人の今がチャンスだ。壊れるまで犯してやれば、幾らでも従わせられるだろ』
幾本もの腕が、びくびくと震えている旭陽の体を押さえ込む。
男たちが前を寛げて、興奮を顕にしている雄を次々に露出させた。
地球からやってきた男が、旭陽の背後に回って腰を掴む。
他の男が、顎を掴んで眼前に自身を突き付けた。
視界が、忙しなく白と黒にちかちかと点滅している。
なんだ、これは。
知っているはずの男が、知人だと理解できない。
確かに自分も人間として十何年生きていた期間があったはずなのに、男たちが未知の生き物に見える。
酷い吐き気が喉までせり上がってきて、思わず手で口元を塞いだ。
旭陽、旭陽。俺の旭陽が、気持ち悪いものに囲まれている。
いつの間にか涙が溢れて、頬を伝い落ちていた。
泣いている自覚もないまま、届かない幻覚に手を伸ばす。
ふと、黄金と視線が合った気がした。
「ッ、……ぁ゛、……き、ら……ぁ……っ」
殆ど音になっていない声が、俺を呼んだ。
ふわりと体が浮遊感に包まれる。
一瞬激しい眩暈がして、虚空に伸ばしたはずの指先に硬いものが触れた。
頭の中に、過去の記憶が甦ってくる。
俺とは違って、黒から茶色にわざと染められた髪。
俺より高い背丈と、体育会系の体。
もう遠く薄れてしまった記憶の中に、辛うじて残っていた。
その顔は、確か俺にとっては数少ない『友人』と呼ぶべき男だった。
『東郷。あいつがこの世界で魔王として生きてるって話は、事実なのか?』
あっちの世界では聞き慣れていたはずの旭陽の姓は、久々に聞くと知らない単語のようだ。
こっちではずっと、俺が呼ぶ名前か魔族たちが呼ぶ贄様という呼称しか聞いてこなかったから。
『勇者様。その男、かなり弱っていませんか? 無理に情報を聞き出すよりも、早く魔王城に向かったほうが……』
『この男を弱らせられる奴が居るわけないだろ! てめえ、何の演技だそれは!』
周囲からの嗜めに、男が眉をつり上げて怒りの声を上げた。
疑いたくなる気持ちは分かる。
俺だって、自分がやったことじゃなければ同じことを考えていた。
どれだけ怒号を浴びせられても、旭陽は顔を上げもしない。
当たり前だ。意識が戻っているかも怪しいし、戻っていたとしても体を動かす力は残ってないだろう。
『何とか言ったら……』
焦れた男が旭陽の頭元に立って、射干玉の髪糸に手を伸ばした。
払い退けられることを前提としていたんだろうが、あっさりと髪を鷲掴むことに成功する。
あ、おい。そいつに触れて良いのは俺だけだし、そんな触れ方したら綺麗な髪が痛むだろ……!
苛立ちに顔を歪めていると、男がそのまま髪を引いて、地面に接していた頭を持ち上げた。
「……っ」
思わぬ乱暴に俺が息を飲んだ音が、旭陽が呻いた音と重なる。
シーツが肌から滑り落ちて、褐色の裸体が男たちの前に晒された。
歯型やキスマーク、殴打跡にしか見えない色の指跡が無数に散った体。
どう見ても凌辱の後といった有様に、あちこちで息を飲む音がした。
ぐったりと目を閉じていた旭陽がまた呻いて、微かに瞳を開く。
こいつら……!
怒りを何処にぶつければ良いのか分からず、堅く拳を握り込む。
そいつの体を見て良いのは、俺だけなのに……!
気を抜けば近くの壁をぶち抜いてしまいそうで、必死に自分を宥める。
腹は立つが、これで旭陽が本当に弱っていることも理解できただろう。
さっさとその手を離せ。
感じからして、旭陽を城から連れ出したのはこいつらだ。
召喚魔法の応用だろうか。
今すぐ捕まえて牢屋に放り込みたいところだが、旭陽を連れてきてくれるならそれは止めておくから。
早く、そいつを返してくれ。
どうにか声を伝える手段はないかと考えていれば、固まっていた男――俺の友が、深々と息を吐き出した。
『なるほど……それがあいつの仕業なら、確かに俺が知ってた頃とは随分変わっちまったらしい。あいつは優しい男だった。お前みたいな鬼畜野郎が相手でも、自分が反発することで不利益を与えることを心配して何も反抗できないような奴だった』
渋面を作って、気の毒なものを思い返すような目で男が語る。
……それは……違うぞ。
俺は、ただ――どんな形であっても、遠い想い人に触れられる時間が捨てられなかっただけだ。
毎日辛かったし、逃げ出したかった。
でも逃げて、興味を失った旭陽に忘れ去られることが何よりも苦しかった。
自分が我慢することで、一時的でも皆の王様の視線を独り占めできる。
旭陽が楽しんでいる顔を、俺だけが見られる。
それをどうしても、自分から棄て去ることができなかった。
それだけの、自分の欲に基づいた身勝手な選択だ。
もどかしい。
心配して、怒ってくれる相手の気持ちを俺は昔から裏切っていたのに。
それが例え、気の毒がるばかりで何をしてくれるでもなかった相手だとしても。
一応、周りから人が居なくなっていく中で名前だけでも友人を名乗ってくれていた男だ。
どうしようかと迷っていると、男が乱暴に手を離した。
旭陽はやっぱり力が入らないのか、地面にそのまま倒れ込む。
『お前が、誑かしたのか』
冷たい――何処か嗜虐的な笑みを乗せて、友人が嘲笑った。
……誑かす?
何を言っているのか分からなくて、はっきりと見えるわけでもない情景をつい凝視してしまう。
やった当人の俺が言うのもどうかと思うが、今の旭陽はどう見ても酷い犯され方をした側だ。
その相手に、何を言っているんだ。
これは、本当に、俺が知っていた友か?
『東郷がそっちも好んでたとは、意外だな。全然知らなかった。――あいつにどうやって、そんな酷い手管を仕込んだんだ? そうやって、自分みたいな鬼になるようあいつを捻じ曲げたのか。
それが、今の遊び方か。……なあ、教えてくれよ。どうやったのか』
男がさっきよりも乱暴に旭陽の髪を掴み、上半身を引き上げる。
他の男たちも次々に手を伸ばして、傷跡塗れの素肌を掴んだ。
「ッア、あぐ……ッ」
旭陽の苦悶だけは、不思議なくらいはっきりと聞こえた。
俺が散々な犯し方をした所為で、最後は触れただけでも達するほどに感度が高まっていた。
その体に、幾つもの手が無造作に触れている。
刺激に耐えかねた男が、かなり弱っている声を微かに漏らした。
声の甘さに驚いたのか、一瞬男たちの手が止まる。
『……その声で、あいつを誘惑したのか』
ぽつりと友人が――友人だったはずの男が、呟いた。
焦点の合っていない瞳を揺らして、旭陽が相手の方向へ視線を向ける。
蒼褪めた唇を震わせ、微かながら確かな嘲笑を浮かべた。
「は……ど、……う、こたえ、ようが……自分、の……すきなよ、にしか、きかね……くせ、に……」
酷く掠れて聞き取りにくい声だが、笑っているのは何となく感じ取れた。
男たちにもそれは伝わったのか、何人もが眉尻をつり上げる。
「は、……はは……、っげほ……そ――れ、で? ど……すん、だ。魔王、を、ほろぼしに、きた……勇者サマは、よお」
体のあちこちを掴まれたまま、呼吸を荒げながら旭陽が口端を歪めた。
勇者と呼ばれている男が、苛立ちを顕に舌を打った。
無造作に手を回し、旭陽の臀部を掴む。
「ッぅぐっ」
過敏になっている肌に乱暴な触れ方をされて、旭陽が低く唸った。
『決まってる。あいつを、元通りのあいつに戻して連れ帰る』
恫喝じみた声で囁いて、男が旭陽の首を掴んだ。
「ッヒ、っ」
吸血跡に掌を押し付けられた旭陽が、微かな呼吸を上擦らせてびくりと体を跳ねさせた。
『……なんだ、今の声』
『確かにスキモノだ、これは』
興奮した声が幾つも上擦り、旭陽の体に我先にと手を滑らせていく。
「ッあ゛、ぅアッ、あ゛ッ」
手を滑らされる度に、地面の上で旭陽の両足が小さく跳ね上がっている。
焦点の合わない瞳が見開かれ、はくはくと唇が苦痛に喘ぎ出した。
「ッぐ、あぐぅ゛……ッ、さ、わ、……ん、っな……ッ!」
『……魔王を討伐ではなく人の枠に戻すという案には賛成しましたが、これはおかしいのでは? 魔王の被害者を嬲って何の意味があるのですか!』
『俺もこれはちょっと意義が理解できないかなあ。保護対象っていうなら分かるけど、何で皆乗り気になってんの?』
苦悶の声を漏らして拒む一人に、多くの男が集っている。
その中に加わらなかったのは、最初に城へ向かうことを提言した男と、少し離れた場所で静観していた男の二人だけだった。
加わらなかった二人の苦言にも、他の男たちは振り返りすらしない。
『犯されるのが好きなら、嫌ってくらい満足させてやるんだよ……一人の今がチャンスだ。壊れるまで犯してやれば、幾らでも従わせられるだろ』
幾本もの腕が、びくびくと震えている旭陽の体を押さえ込む。
男たちが前を寛げて、興奮を顕にしている雄を次々に露出させた。
地球からやってきた男が、旭陽の背後に回って腰を掴む。
他の男が、顎を掴んで眼前に自身を突き付けた。
視界が、忙しなく白と黒にちかちかと点滅している。
なんだ、これは。
知っているはずの男が、知人だと理解できない。
確かに自分も人間として十何年生きていた期間があったはずなのに、男たちが未知の生き物に見える。
酷い吐き気が喉までせり上がってきて、思わず手で口元を塞いだ。
旭陽、旭陽。俺の旭陽が、気持ち悪いものに囲まれている。
いつの間にか涙が溢れて、頬を伝い落ちていた。
泣いている自覚もないまま、届かない幻覚に手を伸ばす。
ふと、黄金と視線が合った気がした。
「ッ、……ぁ゛、……き、ら……ぁ……っ」
殆ど音になっていない声が、俺を呼んだ。
ふわりと体が浮遊感に包まれる。
一瞬激しい眩暈がして、虚空に伸ばしたはずの指先に硬いものが触れた。
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