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さぁ、はじめようか

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 ベッドに寝転がされたところでリディアは目を覚ました。

「っ…ここは?」

 後頭部に痛みを感じ擦りながら辺りを見渡す。

「目が覚めたか?」
「! …オズ?!」

 見つめ下ろす視線が痛い。

(なぜ?)

 そこで先ほど起こった出来事をすべて思い出す。

(そうだった‥、あの時幻覚魔法を掛けていたのにオズワルドに何故か拉致されたんだっけ)

 何故オズワルドがこんな小屋に拉致したのか意味が解らず睨む瞳をもう一度見上げる。

「何のつもり?」
「とぼけるな」
「っ?!」

 オズワルドの剣がリディアの首元にあたる。

(ちょっ、ちょっと意味わかんないんですけど!)

 背中に冷や汗が流れ落ちる。

「お前は何者だ?」
「何者ってもう調書で知っているでしょう?私はペルグラン男爵に居たとか~その奥さんのお兄さんの娘だとか」

 チャリッ

「っ!」

 剣がキラリと煌めく。
 恐怖に引きつるもその様に美しいと思う下衆志向がリディアの心を裏腹にときめかす。

(あ゛あ゛っオズ様、美し過ぎるっっこのシチュ画像を保存したいっ)

「調書など幾らでも書ける、この国を内政で混乱させ、こうして暴動を起こさせたのも狙っていたのだろう?」
「へ?」

(ああ…、そう言う事か…私が逃亡したせいで疑われたのね)

 ディーノから聖女がレティシアになったのを聞いた。
 それだけなら自分が想像していた通り今までと同じ構造で問題はなかっただろう。
 だけどこのあちこちでクーデターともテロとも取れる暴動が起こった。
 リディアが去った後でだ。
 となると、疑われても仕方がない。

(とはいえそんなつもりじゃないと言えば理由を聞かれるしなぁ…ああ、どっちにしても疑われるわ…)

 ぐーたら生活を望んで逃亡したなんて言っても信じちゃくれないだろう。

「命惜しくば、答えろ」

 怒りと憎しみを込めた瞳で睨まれる。

(はぁ~~~駄目だ…こんな時だと言うのに見惚れる‥‥)

 思わずその強い瞳に心を奪われる。

「舐めているのか?元聖女であれば殺されないと思ったか?」

 凄みを増した瞳にドキッとする。

(ああもういちいちカッコいい!!くぅぅっっ美し過ぎるぅっ、ドストライクだわっっ)

 高鳴る胸を押え、冷静な声色でこたえる。

「なめてなんてないわ、その、なんというか私は敵ではない…わ」

 グサッ

「ひっ」

 剣が振り下ろされリディアの顔の横のベットに突き刺さる。
 流石にヒヤッとし目の前の男を見上げる。

「俺は聖女だろうと気にしない」

(そうでしょうね…)

 そういうキャラだから余計に好きなのだ。

(参ったわ…)

「ヨルムか?教会か?それとも別の…?吐け」

(ヨルム?ますます意味が解んないわ‥、でもジークが追いやられた大体の見当は付いた)

 中立である教会が聖女につくとでも言ったのだろう。
 レティシアにつくという事はアナベルについたも同然。
 聖女伝説はこの国だけのモノではない。この世界全てのモノだ。
 教会がバックについたという事は全世界を敵に回したという事。
 勢力図がアナベルに一気に傾く。
 それで均等が崩れてしまったのだろう。
 そうでもなければジークヴァルトがこんな状態になる筈がない。

(意外ね、オーレリーがアナベルにつくなんて…ああそうか、あの教皇か)

 あのオーレリーなら中立を守り抜くだろう。
 そんな事を言うのは、しかも権力ある者でないと意味がない、ということはあの教皇しかあり得ない。

(まさかこんな展開になるなんて…)

 内心ため息をつく。

(そういえばオーレリーは光魔法を知っていたのよね…どうして?)

「画策しても無駄だ、お前はもう逃げられない」

 思考を巡らしていたのが画策と映ったのだろう。

「画策も何も、本当に私は元々聖女になる気がなかったから逃げただけ、何も企んでいないわ」
「あくまでシラを切るつもりか、なら」
「!」

 不意にオズワルドの大きな手が伸びたと思ったらビリビリと服を破りだす。

「っ?!」

(こ、これはっっもしやっっ?!)

「叫んでも無駄だ、ここで叫ぼうと暴動と公開処刑で街中が我を忘れ賑わっている、お前の声など誰にも届かない、おい動くな」

(凌辱強姦っっ?!うひゃぁぁっっ涎が!ああっでも照れるっっ恥ずいっっ)

 涎を拭いたい所を我慢し、手で胸元を隠そうとするその両手首を掴みベットへ押し付けられオズワルドが覆いかぶさってくる。

「?」

 覆いかぶさった大きな巨体から口元に何かが落ちてくる。
 そこで落ちてきた元を探るように目線がオズワルドの肩を見て目を見張る。
 その肩から血が滲み出ていた。

「怪我を…」
「ああ、傷が開いたか、お前の元に行く前に子供が魔物に襲われそうになったのを庇った時に負った傷だ」

 そう言うと唇に落ちた血を目を細め見る。

「ふ…、お前は血が似合うな」
「んっ」

 そのまま唇を塞がれる。
 口の中にさっきの血が混ざりぬるっとした。

(ひゃぁぁっっ、このシチュエーションヤバい…)

 鼓動が高鳴る。

(てかっ――――え?!)





―――― ゾクゾクゾクゾクッ






「んんっ‥‥」

 絡みつく舌。それが動くたびに身体がぞくぞくと震える。

(こんなキス知らないっ―――)

 慣れているってもんじゃない。

(これってプロ!?)

 一瞬で体がとろける。

「この状況で興奮している‥か、流石、次々と賢明な男をその美しい体で篭絡させていった卑しい女よ」

(いや、あんたの舌使いが…って、篭絡??)

 蔑む瞳に一瞬戸惑う。
 篭絡など身に覚えがないと思考を巡らす。

(あ…)

 そこで色々と思い出す。
 サディアスの無理やりその場を誤魔化すためにされたキスを見られたのはオズワルドだった事を。
 他にも蜂に刺された太ももをリオが針を取り出すために口付けたのを見られた。
 それだけじゃない、イザークとは密着度が高かったし、そういや靴を舐めさせた時もオズワルドはその場に居た。ああ、あれも…皆の前でジークヴァルトの無茶振りに応じて裸になったのも知られているのかもしれない。あ、いやあれか?ジークヴァルトの部屋に暫くいたからそういう関係と捉えられているのかも。
 幾らでも沸いて出てくる疑惑要因。
 これでは外から見れば篭絡と捉えられても仕方がない。

(うわぁ…見事に誤解されちゃってるよー)

 心の中で苦笑いを零す。

「ほぉ、血が止まった、噂は本当だったか」

 オズワルドの言葉にリディアも傷を見ると滴っていた血が止まっていた。

「聖女を抱けば傷も治り体力も魔力も戻るという、このケガもそうだが魔物や暴動を抑えるのに力もかなり使った、お前を殺す前に吐かせるのと回復と合理的だろ?」

 ニヤリと口元を引くオズワルドに、またも見惚れるリディア。

(あぁあ、悪い顔のオズ様もカッコいいっ)

 ここまでされてもリディアの目にはフィルター掛かりまくりのオタク脳全開だ。

「余裕だな?その余裕の表情、いつまでもつか試してやる」

 オズワルドの手が伸びる。

(うわっうわっヤバいっリアルオズがリアルオズがっっ)

 バクバクと心臓が高鳴る。

(こんなシチュ覚えないけど…吐かすための拷問レイプシチュ!リアルオズで楽しめる日が来るなんて!生きててよかった!!)

 一押しキャラとのエロシチュエーションに下衆志向を暴走させまくるリディアがそこに居た。

(あぁあ神様ありがとう!しっかし男に触られるのも久しぶり…その相手がリアルオズ様なんて最高過ぎ!―――っえ?)





―――― ゾクゾクゾクゾクッ






「っ! んん…っ」

 オズワルドの指先が体に触れただけでぞくぞくとくる。
 女の身体を知り尽くしているかのように絶妙なタッチで絶妙なラインをなぞるように指先が肌を伝う、その度に身体がぞくぞくと震え上がる。

(やっぱプロ‥‥?!)

「んぁっ‥‥」
「吐くなら止めてやる、それとも男が欲しいか?淫乱め」

(オズワルドの言葉攻めっっ ヤバっ鼻血出そうっっ)

「…んっ‥‥」

(ダメだ… とろける‥‥)

 その手に舌に体を捩らせる。
 余りの快楽に身体も脳もとろける。
 自分の身体なのに完全に熟され自分のモノではないような感覚に陥り甘い息があがる。

(ああ、死んでもいいわ…、これでバッドエンドなら許す!―――っつっ)

 完全に舞い上がった思考が不意の痛みに我に返る。

「お前…」

 我に返ったリディアが見上げた先に戸惑う表情をしたオズワルドが居た。

(? 何?どうしたの??)

「…処女か?」

(ああ…そうか、オズは誤解していたっけ…)

 身体で男を次々と誑かしていると思っていたリディアが処女であることに驚きを隠せないでいるそのオズの手がすっと引っ込む。
 それに焦るリディア。

(は?ここで終わり?!そんなの許さないっての!こんな美味しいシチュ逃してなるものか!!)

 完全に煩悩全開のリディアは、手首を掴んでいた力も緩み解放されたその手でオズワルドの胸倉を掴むとぐいっと引き寄せた。

「何怖気づいてんの?あなた私が憎いんでしょ?」

 その言葉に驚きリディアを見る。

「あなたの憎しみや怒りはその程度だったの?ああそれとも初体験もまだな坊やだったのかしら?」

 あんたも処女だろという突っ込みたいところだが、中身は32歳の幾人か経験積みの女だ。
 大人の余裕で挑発する瞳を向ける。

(こんなシナリオ知らないけど、死エンドになってもこのチャンスモノにしてやる!)

 完全なる下衆思考を爆走させるリディア。
 オズワルドとこれで二度と会えないかもしれない。
 しかもこんなシチュエーション二度とないだろう。
 そう思うと、夢のぐーたら生活は叶うか解らない今、どっちをとるかっつーたら今目の前にあるこのチャンスを取る!と、欲にまみれた思考を巡らすリディア。

「ふっ、その言葉、後悔させてやる」

 ギラリとまた目を光らすオズワルドがヤバい程かっこよく見惚れるリディアは心の中で呟く。

(グッジョブ!私!)

「少しは良くしてやろうと思ったが、やめだ」

 オズワルドの手がスッと足を撫で上げるとその足を持ち上げる。
 既に十分に濡れているそこが疼く。

(ああっ、いよいよ本番!平面ではないリアルオズと一つになれるなんて、し・あ・わ・せ♥)

 幸せに浸りながら徐にオズワルドを見たリディアの目がたぎったモノを捉えた途端、顔を強張らせた。

「マジ…か…」

(いやいやいや、これは無理!シチュは嬉しいけど絶対無理!)

 大きなそれに顔が真っ青になる。

(これは……受け止めきれません!)

「待っ―――――――っっ」

 こうなったら嘘でもでっち上げでも何でも言おうと思った瞬間、激痛に頭が真っ白になり体を仰け反らせる。

「さっきの余裕はどうした?」

 そう言うと内ももから滴り落ちる鮮血を指にとり舐める。

「聖女の血は美味いな」
「ぅっ!!」

 そのまま激しく動かされ激痛に意識が飛びそうになる。

「意識を飛ばすな」
「んっ」

 意識を戻すように深く口付けられる。

「ふっ痛いか?苦痛に顔が歪んでいるぞ?」

 甘さも容赦もへったくれもない。
 激痛にシーツを握りしめる。
 そんなリディアを嘲笑うようにオズワルドが目をギラつかせた。

(そうか…、忘れてたわ…、何年も耐え忍んできたんだった…)

 痛みに煩悩は消え失せ正気に戻ったリディアは、その憎しみと怒りに満ちた形相に思い出す。
 レティシアに虐げられていたオズワルドの姿を。
 そしてこれはゲームの中だけどリアルなんだという事も。
 画面で見ているだけだと萌えるけど、リアルの痛みに目の端から涙がにじみ出る。
 痛みに朦朧とする中、怒りに満ちた瞳で自分を抱くオズワルドを見上げる。

(全ての怒りと憎しみが私に向いて…)

 この激痛がオズワルドの心の痛みと同じなんだ、とふと思う。

「くっ…」
「痛みで狂いそうだろ?ほらっ鳴けっ、泣き叫べ!」
「ぅっっ…っっ‥‥っ」

 必死に痛みに耐え口を噤む。

「やめてと泣いて懇願しろ、白状すると言え!そうすれば止めてやる」

(痛いっ、死ぬっっっ、煽るんじゃなかったっ …いや、違う)

 後悔する中、ふとこの先を思う。

「‥‥っ‥‥っっ…」
「これでも泣き叫ばないか?だが体が痛みに震えている、口を割れば楽になるぞ?」

 うんともすんとも言わないリディアにオズワルドの動きが止まる。
 動きを止めたオズワルドに向かってニーっと口の端を引く。




「あなたの怒りや憎しみってこの程度?大したことないわね」




 リディアの挑発にオズワルドの形相が変わる。

「はっ上等だ」
「!!!」

 完全な強がりだ。
 一番痛い場所を一気に突かれ痛みに頭の芯が痺れる。
 そこから容赦なく打ち込まれる。
 女の身体を知り尽くしているからこそ一番痛く苦痛な場所を狙い降参しろという様に激しく痛めつけられる。その痛みに気を失いそうになるのを必死にこらえた。

(痛ぁ―っっぃ!!くぅ、、早く終わってよっっ!!)

 怒りが沸くほどの激しい痛みにシーツを握りしめる。

(こんなはずじゃなかったんだけど…くぅ…でも‥これを耐えなきゃ…)


―――― この国は終わる


(くぅっっ、痛いぃぃ―――ぅっっ)

 オズワルドがいないとこのアグダスは終わりだ。
 欠いてはならない超重要人物、それがオズワルドだ。
 今の世界をまとめあげるジークヴァルト、その流れを作るサディアス、獣のようなチートな肉体を持つリオ、黒魔術の使い手イザーク、それだけでは完全に抑え込むのは難しい。
 オズワルドの最強で圧倒的なこの強さが、この乱れまくった戦乱の世には必要不可欠。
 相手が諦めるしかないと思える程の力が必要だ。
 オズワルドが国でなく憎しみや怒りに執着しリディアに向かえば、今アナベル政権下な上、戦争が、もしかしたら世界戦争が起きてしうかもしれないこの状況でオズワルドがいないジーク派勢ではこの国を守るのは難しい。
 どこの国も一番欲しいのはきっと、聖女のシールドで守られ、資源が豊富なこの地だろうから。
 だからこそ、オズワルドの執着を自分から手放させないといけない。

「くっ‥‥」

 激しい痛みに耐えシーツを掴む指先が痺れてくる。

(痛い痛い痛い痛いっっだけど―――)

「まだ笑みを見せるとは余裕だな」
「くっっ」

 更に激しく動かされ激痛に仰け反る中、その痛みがこれが現実だと思わせた。
 ずっと白昼夢の中にいるような感覚だった。
 痛みが今この世界と繋がっていると確信できるもののような、眩暈がするほどの痛みなのに何故だか安心する。

(何だかリストカットする子の気持ち今解ったかも…)

 この激痛が常に心にあった何とも言えない思いが和らぐ感じがした。








「大した女だ、一度も声をあげないとはな」

 オズワルドの傷が完全に治り、包帯を解く。

「魔力も体力も完全に戻った…」

 確認するように体を軽く動かすと、血まみれになった下半身を見る。
 やれやれというように軽く魔法で洗い流すと服を着た。

「さて」

 突き刺していた剣を抜きリディアに向ける。

「これが最後だ、吐く気になったか?」

 ベットに力尽き横たわるリディアの顔が横に振る。

「そうか、なら用済みだ」

 剣が振り上がる。

「待って」
「吐く気になったか?」

 痛む身体を無理やり起こすと、窓から風で飛んできたのであろう床に落ちていた街でばら撒かれているビラを手に取る。

「何をする気だ」

 剣を向けられるが動じない、いや動じることも出来ない程の痛みに耐えながら口にする。

「メッセージ書くぐらい待ってよ、そしたら殺していいから」

 そう言うと紙を裏向ける。

「書くもの…持ってない?」

 オズワルドが首を横に振る。

「仕方ないわね」
「おいっ」

 近くにあったコップを割る。
 剣がスッと構えられる。

「安心なさい、ペン替わりに使うだけだから」
「?」

 そう言うと破片を握りしめる。

「何を…?」

 握りしめた手から血がしたたり落ちる。
 手を切っても体の痛みの方が強く何も感じなかった。
 その血で字を書いていく。
 そして書き終わるとそれをオズワルドに差し出す。
 怪訝な様相でそれを受け取る。

「!」

 そのメッセージに驚いた表情を見せる。
 そこには『ジークに従いなさい』と書かれていた。

「イザークとリオに見せて、字を見れば私だと解るでしょう」
「なぜだ?なぜ今更ジーク派の味方をする?また何か画策しているのか?」

 睨み見るオズワルドにはぁっとため息をつく。

「ただアグダスの未来に…この世界の未来に必要だと思っただけよ」

 その言葉に瞠目する。

「これ以上聞かれても何も出てこないわよ」
「‥‥」
「殺すなら一思いにしてね、死んだと解らないぐらい、あなたならできるでしょ?」

 そう言うと目を瞑る。

――― …チャ…ッ

 そんなリディアの耳に剣を納める音を聞く。

(え…?)

 その音に目を開けオズを見上げる。
 そこにポケットにメッセージを仕舞うオズが居た。

「これに免じて今回は見逃してやる、次はない」
「!」

 驚くリディアの目の前の大きな男がくるりと背を向けドアを出て行く。
 それを見届けると力が抜けたようにベットの背に凭れる。

「はぁ~~うぅああぁ~~~痛ぁあ~~~~いぃ」

 やせ我慢をしていたリディアがやっと声に出すと余計に痛みが増した気がした。

「暫く、ここで休まないとこれじゃ動けないわ…」

 そのままズルズルとベットに横たわる。

「あー拭かなきゃ‥‥」

 血と精液でべとべとになった太腿をちらりと見るも痛みに目を閉じたリディアはすぐに深い眠りに落ちた。

 





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