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いじわるな彼
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体育の授業は好きだけど、嫌い。
筋肉量が少ないわたしだと、どうしても皆と比べて劣ってしまうから。
特に今日の柔道とか、
他の男子にまったく歯が立たなくてかなしくなる。
「これより寝技の練習を行う」
体育の先生が
ペアを組むように指示した。
「理央、組んでくれるか?」
「いいよ。悠斗」
同じクラスでテニス部の悠斗。
細マッチョの体型で、外で部活してるから肌は黒め。
性格はおとなしめだけど、みんなに優しいから人気があるイケメン。
でも、ひとつだけ問題があって…
「それでは、はじめ!」
先生の合図で
悠斗に技をかけられた。
「うっ…」
やっぱり力が強い…
わたしの背中は畳におしつけられ、
足をもぞもぞすることしかできない。
指先に力を入れて、
動こうとしても
ダメみたい…。
「悠斗…もうすこし緩くして…」
泣き入りそうな
か弱い声が出てしまった。
「……」
悠斗は何もいわず
さらに
キツくわたしを締め上げた
「んっ…悠斗…やめて…」
懇願するわたしの声が
まるで聞こえないかのように
悠斗は続ける。
「離さないよ。理央」
苦しい…
いろんな人の汗にまみれた
くさい畳と
悠斗とわたしの汗が混ざって
うまく酸素が吸えない…。
「やめ!」
先生の声で
技が解かれた。
「はぁ…はぁ…」
息が乱れる。
「理央、苦しそうだね」
そう。
なぜか、悠斗はわたしにだけ
よく
いじわるをするのだ。
「どうして…?緩めてって言ったのに」
「ん?聞こえなかった」
「うそつき…」
「交代!」
こんどはわたしが抑える番になった。
「悪かったよ理央。
あんま抵抗しないから,思いっきりやってくれ」
「ほんと?」
「うん」
そういうと悠斗は
仰向けに寝っ転がる。
わたしは悠斗の腰の下あたりで
馬乗りになった。
そして彼の脇の下へ
両手を持っていく。
「そんな技習ったか?」
「ちょっと試したいことがあるの」
「え…?」
「あまり抵抗しないでね」
わたしは悠斗の柔道着をひっぱり、
上半身をあらわにさせた。
ほどよく引き締まった大胸筋が現れる。
からだを前傾させ、
舌を出して、
彼の左乳首に顔をうずめる。
「お、おい。理央」
悠斗が控えめな声を出す。
まわりに気づかれたくないんだろう…。
わたしは構わず舐め続けた。
「やめろ!理央」
「もっと可愛く言って…」
「…やめてくれ。理央」
「ダメ。全然かわいくない」
「やめてください…。理央さま…」
…その時、わたしにスイッチが入ってしまった。
イタズラの仕返しと思ってやっていたが、本気になってしまった。悠斗を抑えつけて、いじめて、しゃぶって、中に出したい…。
「…わかった」
胸から顔を離した。
そして脇の下にある手を
悠斗の体を包むように
後ろへまわす。
ゆっくりとからだを倒し、
悠斗のしっかりした胸と
わたしの小さな胸が
ふわりと交わる。
湿った肌と、流れる血流が
温かい鼓動とともに伝わる。
「好きって言って。悠斗」
耳元でそっとささやいた。
「なんで?」
「いいから」
「…好き」
「名前も」
「好きだ…理央」
「もっとかわいく」
「…好きです…理央さま」
ぎゅっと抱きしめて
…キスをした。
交代の時間はとても長く感じた。
筋肉量が少ないわたしだと、どうしても皆と比べて劣ってしまうから。
特に今日の柔道とか、
他の男子にまったく歯が立たなくてかなしくなる。
「これより寝技の練習を行う」
体育の先生が
ペアを組むように指示した。
「理央、組んでくれるか?」
「いいよ。悠斗」
同じクラスでテニス部の悠斗。
細マッチョの体型で、外で部活してるから肌は黒め。
性格はおとなしめだけど、みんなに優しいから人気があるイケメン。
でも、ひとつだけ問題があって…
「それでは、はじめ!」
先生の合図で
悠斗に技をかけられた。
「うっ…」
やっぱり力が強い…
わたしの背中は畳におしつけられ、
足をもぞもぞすることしかできない。
指先に力を入れて、
動こうとしても
ダメみたい…。
「悠斗…もうすこし緩くして…」
泣き入りそうな
か弱い声が出てしまった。
「……」
悠斗は何もいわず
さらに
キツくわたしを締め上げた
「んっ…悠斗…やめて…」
懇願するわたしの声が
まるで聞こえないかのように
悠斗は続ける。
「離さないよ。理央」
苦しい…
いろんな人の汗にまみれた
くさい畳と
悠斗とわたしの汗が混ざって
うまく酸素が吸えない…。
「やめ!」
先生の声で
技が解かれた。
「はぁ…はぁ…」
息が乱れる。
「理央、苦しそうだね」
そう。
なぜか、悠斗はわたしにだけ
よく
いじわるをするのだ。
「どうして…?緩めてって言ったのに」
「ん?聞こえなかった」
「うそつき…」
「交代!」
こんどはわたしが抑える番になった。
「悪かったよ理央。
あんま抵抗しないから,思いっきりやってくれ」
「ほんと?」
「うん」
そういうと悠斗は
仰向けに寝っ転がる。
わたしは悠斗の腰の下あたりで
馬乗りになった。
そして彼の脇の下へ
両手を持っていく。
「そんな技習ったか?」
「ちょっと試したいことがあるの」
「え…?」
「あまり抵抗しないでね」
わたしは悠斗の柔道着をひっぱり、
上半身をあらわにさせた。
ほどよく引き締まった大胸筋が現れる。
からだを前傾させ、
舌を出して、
彼の左乳首に顔をうずめる。
「お、おい。理央」
悠斗が控えめな声を出す。
まわりに気づかれたくないんだろう…。
わたしは構わず舐め続けた。
「やめろ!理央」
「もっと可愛く言って…」
「…やめてくれ。理央」
「ダメ。全然かわいくない」
「やめてください…。理央さま…」
…その時、わたしにスイッチが入ってしまった。
イタズラの仕返しと思ってやっていたが、本気になってしまった。悠斗を抑えつけて、いじめて、しゃぶって、中に出したい…。
「…わかった」
胸から顔を離した。
そして脇の下にある手を
悠斗の体を包むように
後ろへまわす。
ゆっくりとからだを倒し、
悠斗のしっかりした胸と
わたしの小さな胸が
ふわりと交わる。
湿った肌と、流れる血流が
温かい鼓動とともに伝わる。
「好きって言って。悠斗」
耳元でそっとささやいた。
「なんで?」
「いいから」
「…好き」
「名前も」
「好きだ…理央」
「もっとかわいく」
「…好きです…理央さま」
ぎゅっと抱きしめて
…キスをした。
交代の時間はとても長く感じた。
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